2016/09/10 - 2016/09/10
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tanukkoさん
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題名はアルザスですが、旅行の初日はチューリッヒです。暑い旅の始まりでした。
チューリッヒは、世界に名だたる金融都市。そして、観光立国スイスの最大都市にしてゲートウェイ。その割には、観光地としてはちょっと地味な感じ。実際、ちょっとパンチは弱いかもしれないけれど、こじんまりとして、落ち着いた大人な街でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Bahnhof Stadelhofenで乗換。ここから、トラムor電車です。なんのこっちゃと思いますが、同じ線路をトラムと電車で共有していて、これから行く宿は、そのどちらでも行けるということです。
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Bahnhof Stadelhofenはこんな立派な駅。しかして、ここで降りるときには、この駅舎の雰囲気は全く分からず、脇(この写真にうつっていない右側)から出る感じでした。ちょっと分かりにくい。で、駅前にちょっとした広場的なスペースがあって、そこにトラムの駅があります。
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11番がやってきました。このレトロ感が良いですね。
住宅街の間の坂道を進みます。落ち着いた、美しい街並みに、ヨーロッパにまた来たんだなあという喜びで胸が満たされます。 -
トラムを降りて、坂道を5分程度上って(重いスーツケースがあっても頑張れる程度)、今日からの宿、Villa Feldpauschです。
さすがにチューリッヒは衝撃のホテル代。住宅地の中の、こちらのB&Bにお世話になることにしました。中級ホテルの半額、って感じです。ちなみに、チューリッヒ、B&Bの数は少ない、と思う。airbnbの検討しがいのある街なようにも思います。この宿も、3部屋しか無いし、かなり埋まっているっぽいです。 -
「こんにち・・・あれっ?」朝9時なのに、同じく今着いたお客さんがいるのかな?その人たちと一緒の流れで、迎え入れられます。そして、「掃除が終わるまでちょっと待っててね」と、コーヒーの淹れ方を教わっていると、「もう部屋に入れるわ」これは助かる。
お部屋はAROSA。一番小さい(そして、安い)部屋です。
アローザは、スイス東部、ダヴォスに近いリゾート地です。 -
こんな感じ。HPを見たときから、部屋の雰囲気と若干そぐわないセクシーお姉さんのポスターは若干気になっていました。まあ、AROSAのレトロな観光ポスターってことなんだろうけど・・・。でも、そこさえ目をつぶれば、部屋の雰囲気は素敵だし、そもそもこれ以上大きな部屋にする必然性は無い。
そもそも、私、ホテルで必要以上に広い部屋は好きではありません。荷物をどこに置いたか分からなくなっちゃうのと、無駄な動線が増えるのがイヤなんだと思う。長期滞在だとか自分の家、とかは、当然別ですが(これって、モノの置き場所に慣れてくる&置き忘れを考慮する必要が無い、というのと、長期間過ごすには、やっぱりある程度の過ごし方のバリエーションが必要ってことかと思います)。 -
デスクとソファ。このお宿の場合、後述の共有スペースが使いやすいので、あまりここで過ごすことは無かったな。ソファは、カバン置き場になっていました。クッションがカワイイね。
Beatriceが「私、今日はこの後出かけて、戻ってくるのは明日の夕方になるわ」ええ?!「何かあったらどうするの?」「下の階に、私の息子と娘がいるから」えええ?!「あ、もう、大きい子供よ」あ、なんだ。「私の携帯も繋がるわ」 -
色々説明書き、宿の絵葉書、お水(水道水が飲めるよ、って瓶に書いてある。オシャレ)。電源が大量に、しかも机のそばにあるのは大変助かります。これが出来てる宿って実は少ない。
「鍵は、部屋と家の両方ね。遅くなったときには門から玄関の間の電気を付けて。」うーむ、こういうの、その場でやろうとすると絶対に分からないのよね。若干メンドウくさそうにされつつも、丁寧に教わる。 -
右の窓(二つ前の写真の、椅子の脇に見える窓)から見える風景。左側に、チューリッヒ市街が望めます。チューリッヒの街は、湖に沿って広がっていて、なだらかな斜面になっています。もしかしたら、宿から湖が見えたりするのかな?と、ちょっと期待していましたが、そんなことはありませんでした。
うーん、素晴らしいお天気!空気も爽やか!荷物をざっくり整理したら、さっそく出かけます。 -
その前にちょっとお庭を観察。このスペースと、もう一カ所、この左に折れたところにも、テーブルがあります。天気の良い日は、ここでご飯をするも良し、飲むもよし、まったりするもよし、ってな感じです。喫煙所でもあるようです。
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エントランスから玄関に至るまでのお庭は丁寧に作りこまれています。寒くなったら使うであろう薪もびっちり。
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最寄りのトラムの停留所。基本、全ての停留所に、カードの使える券売機があって、一日券も購入可能。便利~。何故、空港で一日券を買ってないかって?空港はエリアが一つ郊外になるので、空港~宿までは1回券(6.6フラン)で。今日、この後は都心の1エリアなので、ここから一日券(8.6フラン)にするのです。トラム代は高いです。そういう意味では、こういう住宅街の宿を取るにしても、都心エリア内にしておいた方が良いですね。逆に言うと、街中に宿を取っても、2回以上トラムに乗るのであれば、電車代による価格差は出ないということです。
とりあえず来たのに飛び乗ったら、中心街には行かないやつでした。途中で乗り換えて、 -
チューリッヒ湖。ヒュー!
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中央駅の手前まで来たら、そこからトラムで来た道を引き返すような感じで、Bahnhofstrasseを歩いていきます。
自分の足で、街を散歩できる幸せを噛みしめる。 -
途中で左に折れて、Schweizer Heimatwerk(高級路線お土産屋さん)を見て、Lindenhofの坂へ。
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Lindenhofからの眺め。そんなに高さがあるわけでも無いので、見下ろすというほどでも無い。
不思議な川の色だなあ。 -
また、坂を下りて、St.Peterskirche。なんか世界ふれあい街歩き的な散歩だなあ。あれ、人だかり?
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カジュアルながらもセレブな香り漂う感じの集まり。何だったのかな~。
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今度は音楽隊。Verein Deutshche Sprache(ドイツ語協会)の関係者。ドイツ「語」なのに、なぜ音楽なのかなあ。
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Paradeplatz。大銀行の本店が集まり、金庫が地下に潜んでいるというから、どんなにイカメシイかと思いきや、トラムのジャンクションになっている明るい広場でした。建物が低いからってのもあるんだろうけど。
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SQの広告。マレーシアから来たせいもあり、なんとなく撮ってしまう。A380なんだ。そんなに需要あるのかなあ。
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お花屋さんの前でたたずむマダム。一応、後ろ姿なので許されるかな、と。
Bahnhofstrasseは1km程度の短い通りながらも、高級ブティックが立ち並び、さすがの壮観さ。それでいて落ち着いているというか、これ見よがしではない感じがまた・・・なんというか、チューリッヒの、お金持ち力を静かに見せつけられている感じがします。 -
街のサイズや全体像が分からないまま歩くのは疲れます。そして、暑くなってきた・・・。この辺で休んで、今後の作戦を考えることにしましょう。
Sprungli本店に入ることにしました。 -
お腹はまだ空いていないし、それに、やっぱり、スイス価格だなあ(とは言え、このお店は良心的だと思います)。よし、ポスターでも見たアイスクリームだ。
こーんなお上品なプレゼンテーションで来ました。マダム気分。
お店はかなりの賑わいで、それでも2階の奥に落ち着いた席を見つけました。結構なオオバコです。今回、チューリッヒは2日しかいなかったわけですが、Sprungli、沢山支店があって、かなりの存在感。一度は行って損はないのではないでしょうか。 -
地図を見直して頭を整理し、散策再開。この頃にはかなーり暑くて、心を奮い立たせながら、という感じ。なんで、9月のスイスでこうなの~。
Stadthausanlage公園では、蚤の市が開かれていました。アンティーク・セカンドハンドには興味が無いので素通り。 -
もう1回チューリッヒ湖。うーん、山の方はちょっと霞んでるね。まあ、このもんやりした生ぬるい空気の中だからなあ。
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振り返って、リマト川。絵になる風景だなあ。
ここで川が終わって湖に注ぎ込んでいるのだと思い込んでいたのですが、逆なのですね。 -
東岸に移って、Townhouse。チューリッヒをモチーフにした、センスの良い小物が置いてあります。お値段は可愛くありません。Tシャツを買おうか結構悩みましたが、とりあえず無しで。
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チューリッヒは、花屋のレベルが高いです。
ブランドショップが並ぶ西岸に対し、東岸の小道にはセンスの良い小さなお店が並んでいます。んー、でも、特別にスイスらしい、ってわけではなくいし、スイス値段だよね、と思うと、ぷらぷら見るだけになっちゃうかな。旅行記の中で名前を挙げているのは、わざわざ覗いてもいいのではないかな、というお店です。Villa FeldpauschのHPのリンクにもいくつか載ってます。あとは・・・丁度帰ってきた頃に出たCREA Travellerのスイス特集を見ると違うのかしら。 -
なるべく日陰を狙って歩いていきます。乾燥しているから、日陰に入ると、とたんに涼しい。
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民族衣装な方々の舞台裏。どこの地方なのかなあ。街のそこここで、色々な催しをやってます。今日、普通の土曜日だと思うんですけどね。
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女性のスタイルはこんな感じ。やっぱり、どこの衣装か分からない。
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お目当てのお店はほぼ見たし、そこそこ歩き回って、疲れた~。正直、眠い!
それほどお腹が空いているというわけでも無かったのですが、休憩を兼ねて、お昼にすることに。レストランはそれなりに調べてはいたけれど、郷土料理をガッツリ食べるという気分ではない。パッと見で雰囲気良さげなお店に入ることに。
路地(というほど狭くは無いかな)の曲がる一角で日陰のあるところにしました。NeumarktのKantoreiというお店です。 -
ビールでかんぱ~い!お疲れ様~。
とりあえずのビールだったけれど、EICHHOFというスイスのビールが飲めた。スイスとビールって、イメージ湧かないけど。 -
前菜のタルタルステーキ、ハーフ、だけを頼みました。前菜でハーフで、このボリュームですよ。どうする。
タルタルステーキって大好きで、そして、ヨーロッパではメニューに良くみかけることもあり、何回かチャレンジしています。しかして、これまで食べたそれは、今イチ不発。なんかいつも、私の好みよりも叩きっぷりが粗いのよね。日本では細かく叩いてるってことなのかしら。そんなわけで、これも、どうかなあ、って思いながら、頼んだのですが・・・これはウマイ。ウレシイ。
で、これだけで十分なのですが、 -
メニューの一部として、こんな三段重ねも出て来る。要は、酒のつまみということですな。肉とこれと合わせて、ワイン3杯くらい飲めちゃいそうな構成ですが、眠くて、ムリ。そんなことしたら、即落ちします。残念。
23フラン。 -
全景はこんな感じ。右手建物の中に、室内の席もあります。今日は絶対外だけどね!泉を囲んでいるのがヨイ感じ。
後で調べたら、1323年からの起源をもつ大変に古いお店でした。何気なく入ったお店が当たりだとウレシイ。
このお店の手前には、可愛い雑貨屋さん、barbarawickもあります。 -
チューリッヒ、スイス最大の街、というデータからは信じられない程、小ぶりです。オフィス街がどこなのかもイマイチよく分からなかった。一応、Bahnhofstrasseの一部なのかなあ。この小さな街に、実は富が隠されているのですね。半日でさくっと散策するには丁度良い街です。
Lindenhofの丘を見上げると、沢山の観光客がいるのが見えます。 -
今日は宿で晩御飯にします。スーパーでスイスワインを、Sprungliでサンドイッチを買って、帰ることに。
Co-opで発見したラクレット作成機。皆、持ってるのかな?大阪人のたこ焼き器的なものかなあ。 -
汗だくで帰宅して、とりあえずシャワー。何故か、水回りの写真を忘れてしまったようなので、文章で説明すると・・・、洗面所・お風呂・トイレはAsconaとArosaで共用です。今回、Asconaの人たちと全く時間がかぶらなかったので、次に説明する共用スペースも含めて、1人で使っている感覚でした。まあ、朝早く出かけて、夕方早めに戻ってきて、かなり早い時間に寝てましたからね。ですが、普通は、それなりにメンドウかと思います。洗面所とお風呂は分離していないので、誰かがシャワーしている間は手も洗えません(まあ、台所を使うって手もあるけど)。トイレも混むときは混みそう。ちなみに、シャンプー・リンスはあります。
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共用スペース。部屋を出たすぐのところなので、夜中にここでおしゃべりしていたら、結構気になると思います。今回は問題無しでした。Asconaの人たちが、夜遅く(?遅くは無かったかも)帰ってきたときには目が覚めましたが。
地図やガイドブックなども置いてあります。お手製のジャムなんかもありました(売っているようだった)。
この写真の右、写っていない部分にPCが置いてあります。ちょっとネットの動きが遅かったので、殆ど使わなかったですが。 -
キッチン。一通りの道具は揃っているので、色々自分で作ることも可能かと思われます。あと、確か、少しオヤツやジュースの類も置いてあって、貯金箱にお金を入れる形式で提供されていたような気がします(うろ覚え)。
トラムの駅前にパン屋さん、もう一つ先の駅にスーパーがありますが、おそらく往復30分コース。お腹が空いたら、これで対応するしかないのかな。 -
ダイニングスペース。朝食はこちらでいただきます。
左の窓からは、表通りが見えます。つまり、トラムが行き来するのも見られる。ということは、そこそこ音もします。でも、自分の部屋は全くもって静か。便利さと静かさが両立していて、素晴らしいです。 -
前の写真を撮るのに立っていたあたりを、向きを変えて撮ったもの。階段の先に、Montreuxがあります。
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ネスプレッソ&紅茶。好きな時に飲めます。
基本的には、この宿はHPの写真の印象そのまま、というように理解してよいかと思います。 -
Sila。HPに載っているTranquilloには会いませんでした。
それ、君専用の梯子?いいね。 -
しばらくSilaに遊んでもらって、んー、家に入りたいのかな?ドアを開けると、するっと階下に行きました。
ちなみに、この宿、日本的な感覚では4階建。屋根裏部屋的な3階相当つまり一番上がMontreux。その次(2階相当)がArosa、Ascona、共有スペースのあるフロア。グランドフロアと地下がホスト家族の居住エリアになっています。つまり、ホストとお客は生活動線が重ならない分離型です。おそらく4人家族なんだけど、下の2フロアで十分生活スペースは足りてる模様。B&Bのために、この間取りにしているのではないだろうから・・・一体、以前はどうやって使っていたのかなあ。ほかの宿も同じなんだけれどね。 -
晩御飯。今日は、Beatriceがいませんが、いたとしても、普段はこのフロアには上がってこないのではないかと思います。居合わせた他のお客さんに相当左右される構造ですが、かなり高い確率で、この広々スペースで食事そのほかに過ごすことが可能かと思われます。宿の人にリクエストせずに、グラスやカトラリーを使えるのも気楽でウレシイ。しかも、部屋に置いてあるのではなく、朝食で使う食器と同じなので、日常的に宿の人の手が入っていてキレイなのもヨイ。
・・・宿の人が上がってこない構造で、ほかの客とは共用する部分が多い。ウルサイ人と一緒になると相当印象が変わるってことですね。 -
やっぱり1個じゃ足りなかったので、機内でもらった(笑)サンドイッチも。
ワインは、250ml 3.25フランと激安だった(ワインは飲めればヨイ人・・・)。 -
良く考えたら、ヨーロッパに朝便で着くのって初めてでした(日本を夜に発ったことはあれど、毎回午後着)。金曜夜に出発して、土曜を丸々使えるのはヨイのかもしれないけれど、午後はネムイ!今後も朝着(日本でも、羽田発で多いよね)を使いたくなるかは微妙なところです。これは良い点の裏表ですが、仕事を終えてから搭乗するまでの緊張感もハンパないのはちょっと好きになれないところではあります。ちなみに、これまで使ってこなかったのは、そういう便は値段が高かったから、です。
ご飯を食べたら、すぐに爆睡しました。
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