アイスランドから帰国途中にパリで１泊　その3

2016/09/08 - 2016/09/09

アイスランドの帰りにトランジットの関係から一泊したパリ。
昔々駐在したパリを短い時間ですが満喫してます。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

サント・シャペルを出た私たちは同じシテ島にあるノートル・ダム大聖堂へ。
フランスカトリックの総本山。

ゴシック建築の傑作です。

ちょうどごミサが始まるところなので、私たちはごミサにあずかることに。

聖歌隊のレベルの高さにビックリ！

４度ハモの３部合唱の聖歌。
見事です。

約１時間のごミサを終えました。

ノートルダム寺院近くの有名なアイスクリーム屋さん「ベルティヨン」へ。

有名店であるだけあってコクがあって美味しい！

セーヌ河沿いを散策。

セーヌ河越しに見るノートルダム寺院

暑いパリも夕方になってやっと涼しくなってきました。

船上レストランではディナーの準備中。

夕日に映えるノートルダム寺院。

夕日を正面に浴びています。

街中散策

今日は木曜日！
オルセー美術館が２１時４５分までオープンしていることを思い出し、急きょ向かうことに！
ちなみにルーブル美術館は金曜日が２１時４５分までオープンしてます。

RER　C線でサン・ミッシェルから１駅乗ります。

一駅でオルセーに着きました。

オルセー美術館に到着！
20時なのにこの明るさ！

１時間４５分は楽しめます。
でもゆっくりは見れないな～

さあ観賞スタート！

「踊るジャンヌ・アヴリル」
ロートレックの名作で、ムーラン・ルージュのダンサーを描いています。

クチュールによる「退廃期のローマ人たち」

堕落したパリの現状をローマの貴族の姿で描いた衝撃の名作。

チョー有名な
ミレーの「落ち穂拾い」

当時の姿が描かれていますが、
「貧困を誇張している。」
と非難されたり、
「急速な工業化に対する反動。」
と言われたり。

もう８時３５分
急がねば～

ジョルジュ・スーラによるサーカス
スーラはこの絵の制作中に亡くなりました。

ポール・ゴーギャンの名作
アレアレア
この世の理想郷を求めタヒチに滞在していた時に描かれました。
「アレアレア」はボリネシア語で「楽しさ」の意。

ご存じゴッホの自画像。
この狂気に満ちた独特の表情。
アルルの黄色い家でゴーギャンとの共同生活をおくっていた時、自画像を描いていて耳の形に納得できなかったゴッホは自らの耳を切るという「耳切事件」を起こしたというビックリなお話。
この後、精神病院に入院することになります。


ゴッホとゴーギャン展、2,016年12月18日まで東京都美術館で開催中なので行ってみたいです。

これもゴッホの作品。
オーヴェルの教会。

晩年に過ごした教会です。

空は暗いし、建物は歪んでいるし、精神的に不安定だった時期に描かれた狂気の作品。

この２ケ月後に亡くなります。

ゴッホの部屋

金色の大時計。
オルセーが駅舎だったころからの時計。
閉館の21時45分まであと40分。

もう何度来たかわからないオルセー美術館です。

ドガ作「バレエ教室」
棒を持った先生、厳しそう～

マネによる「草上の昼食」

当時は裸婦が不道徳だと非難を浴びたとか、、、、、

カフェ・カンパナ
大時計の裏側にあるカフェ。
もう閉店してました。

ルノワールの絵が少ないな～と思い、出るときに聞いてみたら
「今、いくつかのルノワールの絵は日本に行ってるよ～」
そうです！
まさに日本の国立新美術館でルノワール展が終わったばかり。。

久々にオルセーを満喫しました。

ホテル近くのカフェ。

もう２２時過ぎています。

ここで夕食にします。

白身魚のカルパッチョ

このあとパスタを戴いてホテルに戻りました。

ビールと共に。

翌朝！
パリ北駅に向かって歩きます。

早朝のパリ

パリ北駅に着きました。

この時間、空港行の列車は多いです。

ホームに降りました。

RERでパリ・ドゴール空港に

エールフランスで羽田まで。
エコノミーで帰りま～す！