ロンドン再訪　たてもの見物旅行　その３　王立裁判所〜テンプル教会〜サージョンソンズミュージアム

2016/09/05 - 2016/09/13

本日から本格的な観光スタートです。
王立裁判所から始めて、主にシティ方面を散策しました。
すべて徒歩による移動で、観光施設内の移動も含めると、13キロくらいは歩いてしまったと思います。
ホテルに帰ってから足が痛かったです。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 利用旅行会社: 株式会社IACEトラベル

朝食です。パンとシリアルとグレープフルーツです。
これから1週間、朝食はこれです。パンもシリアルもおいしかったです。

ホテルの中庭はロンドン発のバスツアーの出発地点になっているようです。若い人たちの参加が目立ちました。

ラッセルスクウェアを抜けて行きます。出勤途中の人たちが大勢歩いていました。

さらに南下してリンカーンズ・フィールズ・インにつきました。午後に来る予定のサージョンソンズミュージアムが近くにあるので場所の確認に来ました。

今回の観光のメインイベントの一つでもある、サージョンソンズミュージアム。外観はあまり目立たないのですが、中身はすごいです。午後のお楽しみです。今はさらに南下して王立裁判所へ向かいます。

事前に調べたのですが、内部見学の仕方がいまいちはっきりしませんでした。
9:30から見学可能だと思っていったら、もう9:00から入れるようでした。どうやら裁判の一般傍聴を希望する人は9:30から受付が開始されるようです。

内部は撮影禁止でした。カメラを近くの売店に預けなければならないと書いてあるサイトが多かったのですが、セキュリティチェックの人に聞いたら、カバンの中に入れておけばＯＫでした。
内装は派手さはないのですが、落ち着いた、お堅い裁判所のイメージがぴったりくるような作りになっていました。かなり広いのでぐるぐる建物の中を探索できます。
建築好きな人は絶対に入ったほうが良いと思います。

裁判所を後にしてテンプル教会に向かいます。途中、いい感じのビルがあったので入ってみました。ロイズバンクだそうです。入り口がすごくきれいでした。

シティ入り口のドラゴン像
前回の旅行でも見ましたが、やっぱりかっこいいです。

普通の都会の街並みから細い路地に入ります。ここからテムズ川までの区画にテンプル教会やインナーテンプル、ミドルテンプルなどがあります。ここだけ時代に取り残されたような古い建物が並んでいます。

ミドルテンプルホール
今日は閉館でした。残念ですが仕方ありませんね。

綺麗に手入れされた庭とおしゃれな外観の建物が観られます。

一度テムズ川の方の通りに出てから、改めて入って行きました。

私は柱とアーチが続く回廊が大好きです。

テンプル教会
午後にもう一度来て中に入る予定です。
今は外観だけ眺めます。

なにかモデルさんみたいな人を撮影していました。
絵になる風景です。

さっきとは別の扉からフリートストリートに出ます。映画「ダヴィンチ・コード」で主人公がこの扉から走りだすシーンがあったように思います。

この扉の先にあんな街が広がっているとは、なんだか信じられません。ロンドンは本当に奥が深いと思います。

通りの向かいにある別の教会。この日は閉まっていました。地図にはRomanian St George Churchとありました。

ちょっと奥に行ってみたくなる路地がたくさんあります。

なんだかおもしろい名前の道でした。入るとすぐに行き止まりになっていました。

セントポール大聖堂に来ました。内部見学は有料で結構高いので、エントランスまで入って覗き見しました。

ボウ・レーンという細い路地を入って行きます。小さな教会があってカフェが併設されていました。

チープサイド通りまで出ると、セントメアリールボウ教会があります。教会の尖塔正面にあるのが、世界的に有名な「ボウの鐘」。生粋のロンドンっ子、コックニーの基準は「ボウの鐘が聞こえる範囲で生まれた者」なんだそうです。

お目当てはこの教会の地下にあるカフェのランチです。
リーズナブルな値段で美味しいと評判です。

本日のメニューをよーく吟味して何を注文するか頭の中でシミュレートします。英会話がからっきしなので、結構ハードルが高いです。

教会の入り口に地下に続く階段があります。

気合を入れて店員のお姉さんに話しかけたら、11:30からだからあと10分待てと軽くいなされてしまいました。仕方がないので上の教会を見物します。小さいけどきれいで可愛らしい教会です。

地下の墓所を改装したカフェです。11:30になりました。ランチ開始です。
まだ誰もお客さんはいません。
こんな洒落たお店にはめったに来ないので完全に場違いですが、そんなことは気にしていられません。

私はラム肉を頼みました。11ポンド。しっかした味付けの柔らかい肉でした。すごくおいしかったです。

妻はズッキーニとフェタチーズのパイ　10.50ポンド。これまたすごく美味しかったです。
どちらもボリュームたっぷりで、美味しくてお値段もリーズナブルでした。

石の柱がきれいです。床には墓標がそのまま残っていました。

食事を終えて再びセントポール大聖堂のほうに戻ってきました。

奥にミレニアムブリッジがあります。お昼時なので人が多いです。

前から気になっていた紋章院にやってきました。門の装飾が豪勢です。

紋章院とは、紋章及び系譜を管理・統括し、イングランド、ウェールズ及び北アイルランドの国民に新たな紋章を授与したりする機関なんだそうです。日本人の私にはいまいち必要性が理解できないのですが、なんか重要そうな役割を担っていそうな感じがするようなしないような・・・やっぱりよくわかりません。

歴史ある機関みたいですね。入り口に輝く紋章が目を引きます。

中に入ると意外と落ち着いた雰囲気です。

再びテンプル教会に戻ってきました。今度は5ポンドを払って中に入ります。ここもダヴィンチ・コードで出てきましたね。

教会のホームページには毎週水曜日に13:15〜パイプオルガンコンサートが行われるとありました。が、調律師さんが音の調整をしているだけで、いつまでたってもコンサートを始める様子がありません。コンサート目当てで入場したらしい日本人観光客がいましたが、しばらくして帰ってしまいました。私たちもしばらく待ってみましたが、30分たっても調律の音がポーポーー、ピーピーと鳴り響くだけなので、あきらめることにしました。

上の階にいく階段がありました。せっかくなので上ってみました。

上から見下ろすテンプル騎士団の像

床のタイルが素敵でした。

おしゃれな廊下が観られてよかったです。

石の教会に響くパイプオルガンの音色を楽しみにしていたのですが、それ以外にも見どころはたくさんある教会でした。かなりおすすめの観光スポットです。

午後の日差しが窓から差し込んで、なんだかすごくかっこいい。

次はサージョンソーンズミュージアムです。入場無料。
狭い博物館なので入場制限があります。一度に15人くらいしか入れません。5分くらい入り口で待たされました。そのあいだに係り員からビニル袋を渡されてカバン類を中に入れる様指示されます。写真撮影は禁止です。
建築家のジョン・ソーン氏の家がそのまま博物館になっています。ソーンが収集した絵画や骨董品類を所蔵していますが、展示というより、作品全てが家の装飾の一部を担っているような感じです。色々なサイトで紹介されているので有名な博物館ですが、噂通りの素晴らしい博物館でした。
ちょっとアール・ブリュットみたいな感じがしました。

さらに歩きます。ピカデリーサーカスのエロス像を過ぎてリージェント・ストリートを北上します。緩いカーブを描く長い建物がいいですね。

極度乾燥（しなさい）。ファッションブランドだそうです。日本のビールが名前の由来なんだとか。

1本脇道に入ることにしました。

目的地のリバティに到着しました。思ったよりこじんまりとしたデパートです。

ショーウィンドウのディスプレイが有名ですね。

木組みの建築で温かみがあります。
ここの2階（日本の3階）にあるマイバスという店で事前に予約しておいたバッキンガム宮殿内部見学のチケットを受け取りに来ました。

近くにマークス＆スペンサーがありましたので入ってみました。
今日の夕飯用に生ハム　2袋　合計2ポンドを購入しました。

大英博物館の横を通ってホテルに戻りました。
今日は良く歩いて疲れたのでビールを2本買いました。飲んでみたら片方はサイダーでした。

ハムと昨日の野菜とインスタントスープにご飯で本日の夕食です。