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7月10日、ソフィアからウィーンに飛んだ。ウィーンではまず自然史博物館で2万5000年ほど前のヴィレンドルフのヴィーナスと鉱物標本を見学した。7月11日、ミューのツアーでヴァッハウ渓谷に行き、ドナウ川をクルーズした。7月12日、美術史美術館でブリューゲルの絵などを堪能し、さらにシュテファン寺院を経てベルベデーレ宮殿に行きクリムトの絵に浸った。<br /><br />7月13日、フランクフルト経由で帰国の途につき、14日に無事帰宅した。予想以上の感動を得られた旅だった。

ウィーンでは美術史美術館と自然史博物館の訪問、さらにヴァッハウ渓谷クルーズ、そして帰国 (36日間世界一周ー12)

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2016/07/10 - 2016/07/14

112位(同エリア6057件中)

10

51

Takashi

Takashiさん

7月10日、ソフィアからウィーンに飛んだ。ウィーンではまず自然史博物館で2万5000年ほど前のヴィレンドルフのヴィーナスと鉱物標本を見学した。7月11日、ミューのツアーでヴァッハウ渓谷に行き、ドナウ川をクルーズした。7月12日、美術史美術館でブリューゲルの絵などを堪能し、さらにシュテファン寺院を経てベルベデーレ宮殿に行きクリムトの絵に浸った。

7月13日、フランクフルト経由で帰国の途につき、14日に無事帰宅した。予想以上の感動を得られた旅だった。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 タクシー 徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 7月10日午後1時40分発のオーストリア航空でウィーンへ。ルフトハンザではチェックインの時にごたごたしたので、ゆとりを持って空港へ向かったが、何事もなかった。2時15分ウィーン着。タクシーでヒルトン・ヴィエンナ・プラザに向かった。費用は45ユーロ。<br /><br />ホテル代はクラブルームで朝食付き1泊当たり253ユーロ。<br /><br />チェックイン後、すぐにタクシーで自然史博物館に向かった。写真のような立派な建物である。<br /><br />私たちは、仕事でウィーンに1泊したことがある。今回は見逃したところ、あるいは再訪したいところを訪ね、さらにヴァッハウ渓谷に足を延ばす積りである。<br /><br />

    7月10日午後1時40分発のオーストリア航空でウィーンへ。ルフトハンザではチェックインの時にごたごたしたので、ゆとりを持って空港へ向かったが、何事もなかった。2時15分ウィーン着。タクシーでヒルトン・ヴィエンナ・プラザに向かった。費用は45ユーロ。

    ホテル代はクラブルームで朝食付き1泊当たり253ユーロ。

    チェックイン後、すぐにタクシーで自然史博物館に向かった。写真のような立派な建物である。

    私たちは、仕事でウィーンに1泊したことがある。今回は見逃したところ、あるいは再訪したいところを訪ね、さらにヴァッハウ渓谷に足を延ばす積りである。

    自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー

  • 中も荘重だ。

    中も荘重だ。

  • 目指すのはヴィレンドルフのビーナス。あす訪ねるヴァッハウ渓谷で出土した。25000年前の作品である。<br /><br />ヴィーナスとは程遠い姿で、大きさも11cmほどである。母性が強調されているので、子孫繁栄の願いが込められているのだろうか。

    イチオシ

    目指すのはヴィレンドルフのビーナス。あす訪ねるヴァッハウ渓谷で出土した。25000年前の作品である。

    ヴィーナスとは程遠い姿で、大きさも11cmほどである。母性が強調されているので、子孫繁栄の願いが込められているのだろうか。

  • この博物館には他にも色々な見ものがある。私たちは鉱物部門を回った。<br /><br />宝石のブーケ。

    この博物館には他にも色々な見ものがある。私たちは鉱物部門を回った。

    宝石のブーケ。

  • エメラルドの原石。

    エメラルドの原石。

  • ルビーの原石。<br /><br />博物館から地下鉄でホテルに帰った。<br /><br />夕食はホテルでウィンナーシュニッテル。ワインを含めて1人33ユーロ。

    ルビーの原石。

    博物館から地下鉄でホテルに帰った。

    夕食はホテルでウィンナーシュニッテル。ワインを含めて1人33ユーロ。

  • ホテルは清潔で、ベッドの寝心地も良く、静かで快適な滞在であった。<br /><br />朝食のビュッフェも美味しい。

    ホテルは清潔で、ベッドの寝心地も良く、静かで快適な滞在であった。

    朝食のビュッフェも美味しい。

    Hilton Vienna Plaza ホテル

    ラウンジでディナーを済ますことが出来ました by Takashiさん
  • 7月11日。ヴァッハウ渓谷ツアーの日である。ヴァッハウ渓谷でドナウ川クルーズをする。はじめは個人で行動する積りであったが、デュルンシュタインで下船するとクレムスまで、どう行ったら良いか分からず、ツアーを探した。ミューが実施する日本語ツアーが気にいって予約していた。昼食などすべて含んで1人約2万円。久しぶりに日本人客と一緒に行動する積りだった。<br /><br />朝、8時30分にウィーン中央駅で集合。少し前に行ったが、それらしい日本人客はいない。8時25分に、きれいな日本語を話す上品なウィーンのご婦人が登場した。今日のガイドである。インテリジェントな素晴らしいガイドである。今日の客は私たちだけとのこと。こんなガイドさんを使って、会社は赤字になるのではと心配だった。<br /><br />すぐに列車でメルクに移動。メルク修道院で有名な場所である。写真はその修道院。私は大失敗をしていた。昨夜、デジカメの電池を充電したのだが、充電済みでない電池をカメラに装着していたのである。シャッターが下りないので気が付いた。そろそろ馬脚を現したのか、旅の疲れが出てきたのか、いずれにせよ今回の旅行で最大の失敗だった。幸い予備のコンデジは持ってきたので、記録写真は撮ることができた。

    7月11日。ヴァッハウ渓谷ツアーの日である。ヴァッハウ渓谷でドナウ川クルーズをする。はじめは個人で行動する積りであったが、デュルンシュタインで下船するとクレムスまで、どう行ったら良いか分からず、ツアーを探した。ミューが実施する日本語ツアーが気にいって予約していた。昼食などすべて含んで1人約2万円。久しぶりに日本人客と一緒に行動する積りだった。

    朝、8時30分にウィーン中央駅で集合。少し前に行ったが、それらしい日本人客はいない。8時25分に、きれいな日本語を話す上品なウィーンのご婦人が登場した。今日のガイドである。インテリジェントな素晴らしいガイドである。今日の客は私たちだけとのこと。こんなガイドさんを使って、会社は赤字になるのではと心配だった。

    すぐに列車でメルクに移動。メルク修道院で有名な場所である。写真はその修道院。私は大失敗をしていた。昨夜、デジカメの電池を充電したのだが、充電済みでない電池をカメラに装着していたのである。シャッターが下りないので気が付いた。そろそろ馬脚を現したのか、旅の疲れが出てきたのか、いずれにせよ今回の旅行で最大の失敗だった。幸い予備のコンデジは持ってきたので、記録写真は撮ることができた。

    メルク修道院 寺院・教会

  • 修道院の入り口を入る。11世紀に創建され18世紀に改装された。マリアテレジアの手厚い庇護を受けた。

    修道院の入り口を入る。11世紀に創建され18世紀に改装された。マリアテレジアの手厚い庇護を受けた。

  • ベネディクト派の修道院である。昇天する聖ベネディクトゥスが描かれている。

    ベネディクト派の修道院である。昇天する聖ベネディクトゥスが描かれている。

  • 木彫りのキリスト像。

    木彫りのキリスト像。

  • 図書館の天井。いかにも丸くなっているようだが、これは絵の魔術である。実際は水平の天井だとガイドさんが教えてくれた。

    図書館の天井。いかにも丸くなっているようだが、これは絵の魔術である。実際は水平の天井だとガイドさんが教えてくれた。

  • 荘重な教会の内部。

    荘重な教会の内部。

  • 修道院を出てランチ。<br /><br />それから、あたりをぶらぶら。<br /><br />メルクはアンズが名物というので、アンズ製品を売っているお店に案内してもらった。アンズジャム、アンズの種から作ったおつまみなどお土産を買い込んだ。

    修道院を出てランチ。

    それから、あたりをぶらぶら。

    メルクはアンズが名物というので、アンズ製品を売っているお店に案内してもらった。アンズジャム、アンズの種から作ったおつまみなどお土産を買い込んだ。

  • この辺りはドナウ川の氾濫による洪水が多い。何時、どこまで水が来たかを示す表示板がある。<br /><br />巨大な堤防がないから景色がいいといえる。水位が増すと避難するから死者は出ないそうだ。一つの生き方ではある。

    この辺りはドナウ川の氾濫による洪水が多い。何時、どこまで水が来たかを示す表示板がある。

    巨大な堤防がないから景色がいいといえる。水位が増すと避難するから死者は出ないそうだ。一つの生き方ではある。

  • メルク修道院を振り返る。

    メルク修道院を振り返る。

  • 船着き場に着いた。

    船着き場に着いた。

  • ドナウ川をクルーズしていく。<br /><br />古城が見える。まずシェーンビューエル城。

    ドナウ川をクルーズしていく。

    古城が見える。まずシェーンビューエル城。

  • アックシュタイン城。盗賊騎士の巣窟として使われた。被害者は岩棚から身を投げるか餓死するかの選択を迫られたという。

    アックシュタイン城。盗賊騎士の巣窟として使われた。被害者は岩棚から身を投げるか餓死するかの選択を迫られたという。

  • スピッツのヒンターハウス城。

    イチオシ

    スピッツのヒンターハウス城。

  • ヴァイセンキルヒェン。ブドウ畑が広がり、ワインの生産が盛んである。

    ヴァイセンキルヒェン。ブドウ畑が広がり、ワインの生産が盛んである。

  • デュルンシュタインで下船した。船はそのままクレムスまで行く。<br /><br />ここにはケーリンガー城跡がある。獅子心王リチャードI世が幽閉された城として有名である。吟遊詩人がリチャードの歌を聴きつけたという。<br /><br />1時間の自由時間があり、城跡へ登ることにした。かなり登るとドナウ川がきれいだ。<br /><br />

    デュルンシュタインで下船した。船はそのままクレムスまで行く。

    ここにはケーリンガー城跡がある。獅子心王リチャードI世が幽閉された城として有名である。吟遊詩人がリチャードの歌を聴きつけたという。

    1時間の自由時間があり、城跡へ登ることにした。かなり登るとドナウ川がきれいだ。

    ケーリンガー城跡 城・宮殿

  • 城の廃墟に出る。さらに登る。

    城の廃墟に出る。さらに登る。

  • 眼下にのどかな景色が広がる。

    眼下にのどかな景色が広がる。

  • 頂上からドナウ川を見下ろした。<br /><br />きれいではあるが、絶景というほどでもない。ドロミテ帰りだから仕方がない。今日の旅のハイライトはやはりドナウ川クルーズであろう。<br /><br />往復45分で帰ってきた。随分早いとガイドさんは驚いていた。<br /><br />迎えに来たタクシーでクレムスまで行き、列車でウィーンに戻った。素晴らしいガイドさんに恵まれ、楽しい一日であった。<br /><br />昼にしっかり食事したので、夜はラウンジでワインと軽食ですませた。無料にしては予想以上にいい内容だった。

    頂上からドナウ川を見下ろした。

    きれいではあるが、絶景というほどでもない。ドロミテ帰りだから仕方がない。今日の旅のハイライトはやはりドナウ川クルーズであろう。

    往復45分で帰ってきた。随分早いとガイドさんは驚いていた。

    迎えに来たタクシーでクレムスまで行き、列車でウィーンに戻った。素晴らしいガイドさんに恵まれ、楽しい一日であった。

    昼にしっかり食事したので、夜はラウンジでワインと軽食ですませた。無料にしては予想以上にいい内容だった。

  • 7月12日。まず美術史美術館に行った、交通手段は地下鉄で、1日乗車券を買った。料金は6ユーロほど。<br /><br />自然史博物館と向き合っていて、外観は良く似ている。ただ人気はこちらが上である。<br /><br />自然史博物館に行った時、年寄りの門番が、次はシニアの券を買いなさい、安いですよと言ってくれた。年寄り夫婦と見て、連帯感から助言してくれたようだ。シニアにするとパスポートを見せたり厄介かと思っていたが、折角だからとシニアといった。何の書類もいらず、15ユーロのが11ユーロになった。2人では1000円くらいの違いとなるので喜んだ。<br /><br />美術史美術館は、一度訪ねて感激している。25年以上の時を経て再訪である。

    7月12日。まず美術史美術館に行った、交通手段は地下鉄で、1日乗車券を買った。料金は6ユーロほど。

    自然史博物館と向き合っていて、外観は良く似ている。ただ人気はこちらが上である。

    自然史博物館に行った時、年寄りの門番が、次はシニアの券を買いなさい、安いですよと言ってくれた。年寄り夫婦と見て、連帯感から助言してくれたようだ。シニアにするとパスポートを見せたり厄介かと思っていたが、折角だからとシニアといった。何の書類もいらず、15ユーロのが11ユーロになった。2人では1000円くらいの違いとなるので喜んだ。

    美術史美術館は、一度訪ねて感激している。25年以上の時を経て再訪である。

    美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー

  • ここの目玉はブリューゲルである。といっても空いている。

    ここの目玉はブリューゲルである。といっても空いている。

  • 農民の婚宴。好きな絵である。

    イチオシ

    農民の婚宴。好きな絵である。

  • 雪中の狩人。これもいい。

    イチオシ

    雪中の狩人。これもいい。

  • バベルの塔。

    バベルの塔。

  • ゴルゴダの丘への行進。中央に十字架を担いだイエスがいる。右端にはひたすら見つめているブリューゲルが。

    ゴルゴダの丘への行進。中央に十字架を担いだイエスがいる。右端にはひたすら見つめているブリューゲルが。

  • 子供の遊戯。

    子供の遊戯。

  • パウロの改宗。

    パウロの改宗。

  • 牛群の帰り。<br /><br />以上がブリューゲルの作である。カーニバルをあつかったものは隣の特別展会場にあって撮影禁止である。<br /><br />この他にもブリューゲルの作があるはずであるが、見逃したか貸し出されていたのであろう。

    牛群の帰り。

    以上がブリューゲルの作である。カーニバルをあつかったものは隣の特別展会場にあって撮影禁止である。

    この他にもブリューゲルの作があるはずであるが、見逃したか貸し出されていたのであろう。

  • 嬰児虐殺。<br /><br />ブリューゲルの作を子息が模写したらしい。キリストの誕生を恐れての嬰児虐殺であるが、場所は北国に移されている。スペインによるフランドル地方支配の残虐性を訴えたもののようである。

    嬰児虐殺。

    ブリューゲルの作を子息が模写したらしい。キリストの誕生を恐れての嬰児虐殺であるが、場所は北国に移されている。スペインによるフランドル地方支配の残虐性を訴えたもののようである。

  • ブリューゲル以外にも見るべき絵が多い。<br /><br />フェルメールの絵画芸術。女性は柔らかく描かれている。

    ブリューゲル以外にも見るべき絵が多い。

    フェルメールの絵画芸術。女性は柔らかく描かれている。

  • 拡大してみた。手に持つ本ははっきりしている。

    拡大してみた。手に持つ本ははっきりしている。

  • ベラスケス。青いドレスのマルガリータ王女。

    ベラスケス。青いドレスのマルガリータ王女。

  • 違う色のドレスを着た姿もある。

    違う色のドレスを着た姿もある。

  • 幼い時の姿か。

    幼い時の姿か。

  • ラファエロ。草原の聖母。<br /><br />ラファエロはいつ見てもいいが、その中でも傑作であろう。

    イチオシ

    ラファエロ。草原の聖母。

    ラファエロはいつ見てもいいが、その中でも傑作であろう。

  • 美術史美術館からシュテファン寺院まで地下鉄で移動した。<br /><br />巨大な寺院である。

    美術史美術館からシュテファン寺院まで地下鉄で移動した。

    巨大な寺院である。

    シュテファン大聖堂 寺院・教会

  • 中も美しい

    中も美しい

  • ステンドグラスも見事だ。

    ステンドグラスも見事だ。

  • つぎにベルヴェデーレ宮殿に移動した。<br /><br />地下鉄で1駅戻って、Oper側の出口を上がったら、もう市電乗り場である。ここでD番の電車に乗ればいい。実際は71番に乗ってしまい、少し歩いた。<br /><br />立派な宮殿が見えてくる。ベルヴェデーレ宮殿上宮である。またシニアといって1人4ユーロ節約した。

    つぎにベルヴェデーレ宮殿に移動した。

    地下鉄で1駅戻って、Oper側の出口を上がったら、もう市電乗り場である。ここでD番の電車に乗ればいい。実際は71番に乗ってしまい、少し歩いた。

    立派な宮殿が見えてくる。ベルヴェデーレ宮殿上宮である。またシニアといって1人4ユーロ節約した。

    ベルヴェデーレ宮殿 城・宮殿

  • 中は美術館で、クリムトの絵を所蔵している。有名な接吻がここにあるのだ。撮影禁止であるが、妖艶な絵の美しさをゆっくりと楽しんだ。<br /><br />市電と地下鉄を乗り継いでホテルに帰った。

    中は美術館で、クリムトの絵を所蔵している。有名な接吻がここにあるのだ。撮影禁止であるが、妖艶な絵の美しさをゆっくりと楽しんだ。

    市電と地下鉄を乗り継いでホテルに帰った。

  • 今日はウィーンの最終日なので、目星をつけていた近くの郷土料理店に行くつもりだった。ところが雲行きがおかしい。雷も鳴っている。無料のラウンジは結構よかったね、ということになってしまった。<br /><br />まずはプロセッコとオードブルで乾杯。<br /><br />

    今日はウィーンの最終日なので、目星をつけていた近くの郷土料理店に行くつもりだった。ところが雲行きがおかしい。雷も鳴っている。無料のラウンジは結構よかったね、ということになってしまった。

    まずはプロセッコとオードブルで乾杯。

    Hilton Vienna Plaza ホテル

    ラウンジでディナーを済ますことが出来ました by Takashiさん
  • さらにワインを飲みながらしっかり食べた。今日は、やたらに節約できた。

    さらにワインを飲みながらしっかり食べた。今日は、やたらに節約できた。

  • 7月13日午前10時10分ウィーン発のルフトハンザで11時40分フランクフルト着。朝のウィーン空港では多くの人たちが寝転がっていて混雑していた。昨夜の雷雨は予想以上にひどく、欠航便が相次いだのではないか。この時に遭遇しなかったのは幸運だ。<br /><br />午後1時40分フランクフルト発のルフトハンザで名古屋に向かった。<br /><br />機内食では和食を注文した。最初に出てきた品々に感激した。1月以上、日本食と遠ざかっていたのである。その後は平凡であったが、ヨーロッパ発であるから当然と思うことにしよう。<br /><br />翌日、朝8時5分中部国際空港着。無事に帰宅した。<br /><br />期待以上に多くの素晴らしい経験をできた旅であった。<br /><br />旅が終わってしまえば、もう少し欲張ってあちこち行くべきだったかとも思うが、無理をしなかったので、何事もなく元気で帰国できたのだと考えている。私たちは2人とも年をとるまで働いたので、世界一周を試みる年齢としては、かなり遅れているのだろう。それでも、無事だったのは、ありがたいことである。

    7月13日午前10時10分ウィーン発のルフトハンザで11時40分フランクフルト着。朝のウィーン空港では多くの人たちが寝転がっていて混雑していた。昨夜の雷雨は予想以上にひどく、欠航便が相次いだのではないか。この時に遭遇しなかったのは幸運だ。

    午後1時40分フランクフルト発のルフトハンザで名古屋に向かった。

    機内食では和食を注文した。最初に出てきた品々に感激した。1月以上、日本食と遠ざかっていたのである。その後は平凡であったが、ヨーロッパ発であるから当然と思うことにしよう。

    翌日、朝8時5分中部国際空港着。無事に帰宅した。

    期待以上に多くの素晴らしい経験をできた旅であった。

    旅が終わってしまえば、もう少し欲張ってあちこち行くべきだったかとも思うが、無理をしなかったので、何事もなく元気で帰国できたのだと考えている。私たちは2人とも年をとるまで働いたので、世界一周を試みる年齢としては、かなり遅れているのだろう。それでも、無事だったのは、ありがたいことである。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • salsaladyさん 2017/05/05 09:47:15
    ドナウ川氾濫の表示板?静かに見える自然の猛威と同居してるわけですね!
    ☆来月行く予定だった中欧ヘの旅が突然の『てるみ破綻』で”無”に帰したので〜

    ☆オーストリー紀行を参考に改めて自分の旅を組み立てようか?と思いつつ、美術に造詣が 深いと言う訳でも無く。。。

    ☆シンガポール駐在中は、偉そうな領事館職員がパスポートの期限を勝手に!いちゃもんつける日本大使館のあり方に不信感を抱いたまま?ヨーロッパでは有事の際、果たしてどう助けてくれるのやら?と〜

    ☆御免なさいね!素敵なオーストリーの旅に触れずに嘆き節ばかり。。。又拝見します。

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2017/05/05 15:06:02
    RE: ドナウ川氾濫の表示板?静かに見える自然の猛威と同居してるわけですね!
    salsalady さん

    こんにちは

    コメントを大変有り難うございます。

    はるみの破綻、大被害ですね。お気持ち良く分かります。海外のクルーズに申し込むときなど、この会社がつぶれたらと、ふと頭をよぎっていますので。4Tでお付き合いさせて頂いている方々にも多いようで、有力な会社だったのだなと再認識しています。

    日本大使館には足を向けて寝られない経験もあります。一家を引き連れてヨーロッパ旅行中、ローマで見事に全員のパスポートをやられました。もう40年ほど前です。旅行者が少なかったせいか、翌日再発行してくれました。こういった経験もあるのですが、海外暮らしをすると、確かに、本当に大丈夫かいなという、お気持ちに全く同感いたします。あの微妙な感覚を思い出させて頂きました。

    ドナウ川の看板に目をとめて頂いて有り難うございます。最近の洪水も結構あるのです。西欧の合理主義を見る気もします。尊厳死の問題にもつながるのでしょうか。

    salsaladyさんのクルーズ旅行記を楽しませて頂いています。

    今後もよろしくお願いいたします。

    Takashi

  • sanaboさん 2016/12/30 00:54:45
    どうぞ良いお年を!
    Takashiさん、こんばんは

    今年もあとわずかとなりましたね。
    リスボン旅行記をご覧いただきまして、ありがとうございました。

    今年もTakashiさんの素晴らしい旅行記の数々を拝読させていただき
    たくさんの感動をいただきました。
    特に世界一周旅行は、訪問地それぞれの個性も目的も異なり
    毎回興味津々で楽しく拝見させていただきました。

    Takashiさんが撮られたアンテロープキャニオンのお写真は
    本当に圧巻でした!
    (もう自分で行かなくてもいいと思ってしまうくらい・・・笑)

    コルドバ、サンセバスチャン、バルセロナは2度目のスペイン旅行で
    ぜひ訪れたい街☆ 今後の参考にさせていただきます。

    ドロミテ周辺は10年ほど前に2年連続で訪れたことがあり、
    懐かしく拝見いたしました。

    ずっと昔からの思い入れのあったリラ修道院も、Takashiさんの
    素晴らしいお写真で拝見でき、本当に大満足でした!

    2011年秋にヴァッハウ渓谷クルーズをしたのですが、
    たしかヴィレンドルフを通過する際にクルーズ船のアナウンスがあり、その後
    土産屋の絵葉書でその姿を見ましたが、実物がウィーンの自然史博物館に
    あるとは知りませんでした。 (美術史美術館しか行ったことがありません)
    本当にビーナスという名とは程遠い姿ですが、温かみのある母性を感じる
    像ですね。 でもお写真を見るとやはりそのユニークさに笑ってしまいます。

    新しい発見やたくさんの感動、懐かしさなど様々な思いとともに
    36日間の世界一周の旅をご一緒に楽しませていただきました。

    Takashiさんも奥様も、最後までお元気でご旅行を楽しまれ
    数あるご旅行の中でも特に思い出深いご旅行となったことでしょう。
    すでに新たな旅もご計画中ですか?

    来年も幸多き素晴らしい1年となりますように、お祈り申し上げます。

    sanabo




    Takashi

    Takashiさん からの返信 2016/12/30 10:48:02
    RE: どうぞ良いお年を!
    sanabo さん

    おはようございます

    お便り嬉しく拝読しました。今年も大変お世話になり、ありがとうございます。私の旅行記、お読みいただいたばかりか、詳しくご記憶頂き光栄です。世界一周は振り返ってもいい旅だったと思っています。少し慎重にしすぎたかなと思うところはありますが。

    来年は北極圏のクルーズを主体に計画しています。極地ですから、健康が許せばですが、クルーズ部分は船に乗ればいいので、計画は楽です。アメリカの船ですので、ドルが上がってきたなとビクビクしています(笑)。

    sanaboさんのポルトガル旅行記も楽しませて頂き、続きも期待しています。私たちのポルトガル旅行はリスボンと周辺だけでしたので、コインブラ、さらにポルトなど、一緒に旅行させて頂いている気分で読ませて頂きます。また、さすがsanaboさんで、リスボンでも知らなかったことがいくつかあります。たとえば国立古美術館はまったく視野に入っていませんでした。ボッシュの名作があったのですか! イワシの炭火焼きも食べていませんし、下調べが違いますね。

    明年も素晴らしいご旅行を続けられますように。また、引き続きよろしくお願いいたします。

    Takashi

  • ドロミティさん 2016/09/28 00:53:02
    素敵な世界一周♪
    Takashiさん、こんばんは^^

    36日間世界一周の旅、とても羨ましく拝見いたしました。

    ラスベガスから始まって、モニュメントバレー、スペイン、
    ドロミテ、ソフィアそしてウィーンと初めて見る景色やお料理などを
    色々と想像しながら、また訪問したことのある場所は懐かしみながら、
    楽しく世界一周をさせていただきました。

    私にとってはアンテロープキャニオンの自然が作り出した驚異がとても
    印象的でした。

    素敵な旅をご紹介してくださいまして、どうもありがとうございました。ドロミティ

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2016/09/28 14:40:22
    RE: 素敵な世界一周♪
    ドロミティさん

    こんにちは

    お便り大変ありがとうございます。

    ずっと世界一周旅行記にお付き合いくださり、コメントやご投票を頂き、とてもうれしいでした。今までで最長の旅行でしたので、写真の整理なども膨大でしたが、仕上げる力を頂きました。

    アンテロープキャニオンやモニュメントバレーも良かったですね。写真を見ていると、こんな場所に行ったのだなと感慨深いです。

    お互いに、夏の旅行が終わりましたね。私は来年の旅を夢見て少しずつ準備しています。ドロミティさんもそうでしょうか。

    これからもよろしくお願いいたします。

    Takashi

    ドロミティ

    ドロミティさん からの返信 2016/10/13 17:27:05
    お久しぶりです。
    Takashiさん、こんばんは^^

    今日はこちらからお邪魔します。

    浅間牧場のクチコミへのご投票、どうもありがとうございました。

    先日、花の季節のドロミテの旅行記が更新されていましたのでお訪ねしました。
    何処が変わったのかしら?と目を皿のようにして拝見しましたが、当然判るはずもなく、タイトルにバスが付いていたかしら?花で飾られたお家のお写真はあったかしら?サッソルンゴの壁のお写真は?などと、また新鮮な気持ちで楽しませていただきました^^

    もう来年の旅のご計画を立てられているのですね!
    Takashiさんがいつも素晴らしいご旅行をされていらっしゃるのは、周到なご準備があるからこそですね。
    我が家はどちらかというと行き当たりばったりなので、毎回取りこぼし?があります(汗)

    急に寒冷え込んでまいりましたので、風邪など召されませんよう、お気を付けくださいね。
    それでは、またお邪魔いたします。ドロミティ

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2016/10/13 20:01:28
    RE: お久しぶりです。
    ドロミティさん

    こんばんは


    お便り大変ありがとうございます。

    浅間牧場の雄大な景色にビックリいたしました。あの付近には出かけ、白糸の滝も見ているのですが、ここにはいきませんでした。まさに取りこぼしですね。近くに行くチャンスがあったら立ち寄ろうと思います。

    花の季節のドロミテ、2度も読んでいただいて申し訳ありません。誤字を発見して訂正し、てをにはを若干直した程度です。

    来年の夏は北を目指し、スッピッツベルゲンとガイランゲルフィヨルドと準備を進めています。まだ詰まっていない所が幾つかあります。

    そろそろ、海外旅行から国内旅行に比重を移そうとしているのですが、まずは北極点以外では一番北へ行ってからと考えています。

    急に秋らしくなってきましたね。今年はキンモクセイが香らないので不思議だと思っていましたが、やっとたくさんのつぼみが見えてきて安心しました。さわやかな季節、お互いに、さらに楽しめるといいですね。

    Takashi

  • cheriko330さん 2016/09/27 13:47:14
    36日間世界一周 お疲れさまでした♪
    Takashiさん、こんにちは(^^♪

    改めまして、36日間世界一周旅行お疲れさまでした。

    ラスベガスに始まり、ヨーロッパのウィーンまで変化に富んだ
    ご旅行を私達も楽しませて頂きました。
    どこの地も素晴らしくて、甲乙つけ難いですね。でもひょっとしたら
    ドロミテの素晴らしい景色が一番Takashiさんの心に残ったのでは?と
    勝手に推察しております。

    最後の地、ウィーンも楽しめて良かったですね。私も大好きな所で
    何度行っても良いですよね♪ 住みたい街のNО1に選ばれた事も
    ありますね。
    自然史博物館は行った事がないのですが、鉱物部門の " 宝石のブーケ "は
    我が家にも欲しいですね(無理、無理!)。とってもきれいです。原石も
    素晴らしいです。
    次に行ける機会があれば是非にと思います。

    美術史美術館の素晴らしい絵の数々、Takashiさんのお写真が、
    とてもきれいで本物と変わらないような迫力です。
    どれも好きな絵ばかり、まるでその場にいるような錯覚でした。

    ヴァッハウ渓谷ツアーも、良いガイドさんに恵まれて貸し切り状態。
    私も行きたい所です。
    メルクの修道院は、マリアテレジアイエローなのですね。素敵な修道院
    ですね。内部にもうっとりでした。

    クラブフロアーはとても便利ですよね。疲れた時は外に出ずに食事も
    済ませられます。
    ホテルにより内容は様々ですが、私など、宿泊の折には、朝、昼、夕の他、
    ティータイムやカクテルタイムと何度もラウンジに伺って、ゆったり
    優雅な時間を楽しんでます。サービスも良く居心地が良いですね。

    決して無理はせず、無事に帰国することが一番。過ぎたるは、、、です。
    同じような旅行は出来ませんが、色々参考になりました。
    いつの日か世界一周旅行がしたいです。
    どうもありがとうございました。次回は "たかの渡り" ですね。
    楽しみにしています。

    では、また(*^^)v

    cheriko330

    Takashi

    Takashiさん からの返信 2016/09/27 22:01:48
    RE: 36日間世界一周 お疲れさまでした♪
    cheriko330 さん

    こんばんは

    お便り大変ありがとうございます。

    旅行記を投稿し終わって、ほっとしています。旅行記を書いて、アルバムに写真を貼り付けて、それで旅行が終わる気がします。旅行記のために、いろいろ調べて、はじめて知ったことも多いです(笑)。

    cheriko330 さんは、いろいろとご存知ですね。マリアテレジアイエローは初めて知りました。マリアテレジアはメルク修道院が好きで良く滞在し、やってくるたびに宝物を寄進したそうですが、それに応えて修道院の方も気を配ったのですね。

    その通りです。ドロミテ、ことにトレチーメが最高でした。ドロミテの花の時期に合わせて計画して正解でした。

    ドロミテもモニュメントバレーも長いこと行きたくて計画を温めた場所でした。cheriko330さんもいつの日か世界一周されることと存じます。

    つたない世界一周旅行記をずっと読んでくださり、またコメントを頂き、本当にありがとうございます。

    Takashi


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