５度目の台湾。蒸し暑さは日本以上でしたが、それなりに楽しめました～（２）淡水駅からタクシーを飛ばし、穴場的な珍スポットへ！

2016/08/27 - 2016/08/29

トランスアジア航空で、ちょこっと台湾へ行く予定が、帰りの便が欠航となり「８：１０の便に振替え出来ます」なんていわれましたが、８時に桃園はさすがに厳しい。
結局、帰りの便はマイルを＠１万マイル使ってタイペイ・松山14:20発のＪＡＬ便を押さえ、行きの便は羽田を午前４：５５発のＬＣＣ、タイガーエア台湾便になりました。

結果、８時ごろから台北に居るという、恐ろしく長い観光初日を送っています。

午前中は「二二八和平公園」辺りをうろついた後、午後には「淡水」に来ております。
目指すは、かなりの珍スポットです。

　(1)午前４：５５発の便で出発。長い一日の始まりです。
★(2)淡水駅からタクシーを飛ばし、穴場的な珍スポットへ！
　(3)珍スポット「石門金剛宮」参拝？を続けております！
　(4)淡水を少しだけ散策、台北に戻り夕飯は「小上海」へ！
　(5)朝の散歩。栄星花園と行天宮へ行きました！　
　(6)大雨で予定の観光地に回れず、台北駅でまったりと・・・。
　(7)北投温泉に一泊しております！
　(8)いよいよ帰国です。やっぱり２泊は慌しい・・・。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＭＲＴ淡水信義線の終点、「淡水」駅にやって来ました。

淡水駅 駅

駅を降りて広場にやって来ました。
駅舎の下にチラッと見えるのはミスタードーナッツ。

この写真で言うと、右の方が淡水川。
手前の方にかなり大きいセブンイレブンがありましたが、工事中でした。

淡水MRT公園 広場・公園

似顔絵書きのみなさんのテントが並んでいました。

淡水川をチラリと見ますが、まずは行く所があります。

ということで、駅の反対側にやって来ました。
写真は「淡水名統百貨」。
大きいデパートで、１Ｆにはユニクロも入店していて、台北市内より空いているとのことです。

ここからタクシーに乗ります。
運転手さんにメモを見せると、知っているようで、「４０分掛かるよ」と英語で話してくれました。

この日の台湾は変な天気で、大変蒸し暑くサウナにいるような気温と湿度。
１５〜２０分置きにスコールのように雨が降ってはまた上がるという・・・。
ただ、運転は確かで、相当飛ばしてくれました。

名統百貨 百貨店・デパート

確かに４０分ほどで着きました。
地図で見ていただくとわかるかと思いますが、台湾のほぼ北端近く、もう少し東に進むと「基隆」も近いというところまで来ました。

料金は５８０元でしたが、切りよく６００元支払い、「悪いけどここで１時間程待っていて・・・」。
何とか通じて、運転手さん待っていてくれることになりました。

バス便（淡水客運、基隆客運）もありますが、バス停からは少し歩くし、便も少ない様ですので、タクシーが便利です。片道２４００円足らずですので・・・。
帰りのタクシーをどうするかと言う問題はありますが、お寺の人に頼んで呼んでもらうという方法もあるようです。
また、淡水駅前で乗るとき、こちらをしらないドライバーさんも居るようですので、発車する前にきちんと行き先を伝えて、「知っている」ということを確認する必要はありますね。

石門金剛宮 寺院・教会

で、ここは何という所かというと、「石門金剛宮」と申します。

貰ったパンフレットによりますとこのお寺の設立は１９８６年。

以下引用すると、
「石門の観光名所　
山に寄せかけ　海に周れ
金剛宮が世間無数を教化
綺麗な北海　人間の浄土
儒教　仏教　道教　バラモン教が共存し
新たな済世観を展開します」
とありました。

石門金剛宮 寺院・教会

まだ建物に入る前ですが、駐車場の周りに幾つかの祠があります。

これは、「天官賜福」とありました。
「天官賜福」の信仰は民間で広く普及しており、人々は天官を祭って福の訪れを祈るのだそうです。

これは、「玉皇大帝」。
道教神の皇帝だそうです。

中国道教における事実上の最高神で、天界の支配者でありその下の地上・地底に住むあらゆるものの支配者。
現在でも、庶民から篤く崇拝されており、民間信仰や、東南アジアなどの華僑の間では最高神として扱われているそうです。

この孫悟空みたいなのは・・・。

「大聖爺」。
大聖爺とは斉天大聖、つまり孫悟空の事なんだそうです。
台湾では、孫悟空の事を大聖爺と呼ぶらしい。
また、道教の世界では武闘派の神さまとして信仰を集めているそうです。

祠の中にも孫悟空。
西遊記のシーンみたいですね。

こちらは媽祖（まそ）。

媽祖（まそ）は、航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神で、台湾の寺院ではよく見られます。

いずれも巨大です。

さぁ、これが宮殿への入口です。

龍首の入口。
龍の頭と言うか、口になってる・・・。

殿内の説明書きがありました。

入口を入って、最初に迎えてくれたのがこの人達。

パンフレットにも記載が無く、何の像かは未判明です。

壁画。

おそらく三国志か何かのワンシーンかと思うのですが、ストーリーをあまり知らないので・・・。

こちらも〜。

「〜〜の戦い」とか言うのでしょうが・・・。

こちらは、「二十四孝感恩坂」。

中国の故事の孝行者のベスト２４があるらしい。

石門金剛宮 寺院・教会

こんな感じです。

このように説明板がありましたが、意味までは・・・。

ストーリーを知らないので・・・。

ただ写真を貼っただけというお粗末・・・。

この女性は、鹿の被り物をしていますが・・・。

歯のないお婆さんに乳を飲ませるお嫁さん・・・。

自分の子供を脇に置いて、孝行しています。

うーん解らん。

・・・・。

そろそろ二十四孝感恩坂も終わりです。
像の間には象が〜。

後で調べると、どうやらこちらにはタイから来た仏像もあるようです。

こちらは観音亭。
観音様ですね。

正式には「観世音菩薩」。仏教の仏様です。

中壇元帥。

道教で崇められている少年神で、毘沙門天の三男である事から哪?太子とも呼ばれるそうです。

天上聖母。

媽祖（まそ）です。
航海・漁業の守護神として、中国沿海部を中心に信仰を集める道教の女神。

太乙救苦天尊。

道教の神で、生前の罪のために地獄に落ちた人々を救うとされます。

周囲には数多くの真人、力士、金剛神王などを従えています。

玄天上帝。

北方守護とされています。
また、北方は「水」に属するため、水神であるともされました。

四霊（青龍・朱雀・白虎・玄武）の玄武が発展したものとされます。

王船。

台湾南部では１０tを越えるような船を作って王爺を天に送り返す信仰があるそうです。
台湾の王爺信仰は、もともと中国本土から来たもので、中国のとある地域で疫病が流行るのは悪い神様が暴れているのだと信じた民たちが船を造り、その船に王爺の像を乗せて海に流せば王爺が疫病を海に連れ去ってくれると信じていたことから来るとされます。
中国からその船を流すと風向きと海流から台湾に流れ着くことから台湾にも王爺信仰が広まったとされています。

乾坤八卦。

八卦（はっけ、はっか）は、古代中国から伝わる易における8つの基本図像。
「当たるも八卦当たらぬも八卦」ということわざもありますね。
占いは当たることもあれば当たらないこともあるということ。

乾（けん）・坤（こん）八卦の一つ。
韓国国旗にも描かれています。

ということは、これが八卦祖師か・・・。
八卦祖師は、風水を学び、八卦を創案した伏儀のこと。

皆に触られて、テカテカです。

七星橋とあります。

パンフレットには、「災害の排除」とありました。

「天堂地府入口」とあります。
つまりは、天国と地獄の入口・・・。

パンフレットには、１階が地獄、２階が天国とも。

東嶽大帝與地府入口。

さて、このお寺。
どうなっているんでしょう。

(3)に続きます。
http://4travel.jp/travelogue/11164132

石門金剛宮 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• 讃岐おばさんさん 2016/10/01 17:14:11

  珍スポット！

  こんにちは〜
  本当に台湾は何度言っても楽しめますよね。
  
  私も2014/05/05にこちらや貝殻廟など珍しいところへ行きました。
  
  台湾迷の方たちと一緒にドライバーさん付きのワゴン車にて。
  
  石門金剛宮、見どころ満載ですよね、普通ではなかなか行けない廟です。
  
  続き、また楽しみにしています。
  
  
  　　　　　　　　　　讃岐おばさん
  
  

  entetsuさん からの返信 2016/10/07 10:32:38

  RE: 珍スポット！

  讃岐おばさんさん、こんにちは！
  
  ご無沙汰いたしております。
  
  まだまだ台湾初心者ですが、今回は２泊３日という無理やり詰め込んだ旅行でした。という訳で台北近辺しか行くところがなくて「石門金剛宮」に行ってみました。仏教、道教、儒教などの知識がもう少しあれば・・・と思う次第です。
  
  １１月には韓国、来年正月に台湾の予定です。
  
  コメント有難うございました。