２０１６年６月テロにも洪水にもめげずフランスへ（１日目）

2016/06/07 - 2016/06/14

今年も貯めたマイルでフランスへ行ってきました。

マイルを使ってフランスに行くのは４回目。JALのマイルだけど、今回はJAL便が取れなくて、マイル提携をしているエールフランス便です。

予約をしたのは去年の９月、その後テロが起きたり、直前には長雨で洪水騒ぎがあったり。でも、それにもめげずに行ってきました。

結果としてテロも洪水もあまり影響なかったけど、今回一番影響を受けたのは交通機関のストライキでした。おかげで結構バタバタしちゃいました。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事を終え、一度家に帰ってから羽田空港に来ました。

飛行機はエールフランスだけど、ラウンジはＪＡＬのサクララウンジです。

搭乗まで時間があるので、ラウンジ内のシャワールームを使います。

シャワーを浴びてさっぱり

さて次は・・・

夕食を食べずに来たので腹ごしらえ。

そうは言っても、おなか一杯にすると機内食が食べられないので、少し控えめにね。

お酒も充実

搭乗時間は２２時１０分

ラウンジから、１４１番ゲートは遠い！！

これが今日に機材、Ｂ７７７−３００。

シートは、最新の斜めに並んでいるタイプ。

もちろんフルフラットになります。

席は窓側で前後に４Ｌと５Ｌ。

アメニティ

ポーチのカラーは、何種類かあります。

ポーチの中に写真が印刷されてる。

エールフランスらしいね。

物入れが大きくて使い易い。

ウエルカムドリンク

泡がよく見えないけど、シャンパンです。

メニューを見て

本日のお料理

また、シャンパン

前菜

プロシュートとメロン

胡椒風味のスモークサーモン　少し辛いけど美味しい ('ω')ノ

イズニーのバター、フランスのパンによく合って、美味しいよ。

デザート

パリ・ブレスト、カラメルカスタードソース

チーズも付いてます。

カマンベールチーズと何？

杏がまさかのいい仕事してます。

メインは、和食で鶏むね肉の大根おろしソース。

具のない味噌汁、美味しかった。

映画を見て、少しうとうとして、もうすぐパリ。

朝食は、パンケーキがよかったんだけど、売り切れでワッフルにしました。

定刻の午前４時３０分より早く、午前４時にＣＤＧに到着。

まだ真っ暗

朝も早いのでイミグレーションもガラガラで、４時２０分には荷物も取れました。

この先からタクシーでホテルに向かいます。

このタクシーが、高速道路もパリに市内に入ってからもめちゃくちゃに飛ばした。途中で「１０分早く着けば、ホテルでゆっくりできるでしょ。」なんて言ってたよ。

いやあびっくりした。とにかく無事につけてよかった。

午前５時にはもう部屋にいたから、飛行機降りてから１時間かからなかった。（早かった〜）


前日から予約していた、去年と同じパーク・ハイアット・パリヴァンドームにチェックイン。
部屋は最上階の６３５号室。

最上階のペントハウス的な部屋でした。

デラックスカテゴリーなので、４０平米あってパリとしては広め。

いかにもペントハウスでしょ。

パーク・ハイアット・パリ・ヴァンドームは、部屋のレイアウトは各部屋いろいろだけど、バスルームはほぼ同じつくり。

バスタブ横に、洗い場として使えるシャワーブースが付いているので使いやすい。

「ロマンス・アット・パーク」というプランなので、ウエルカムドリンクとスイーツが付いてます。

シャンパンは、ローラン・ペリエ

コーヒーやお茶は充実している。

ただしこの下にある冷蔵庫は、中のジュースなどを出すと料金が、オートチャージされるので注意。（部屋代高いんだから、ジュースぐらいタダにしてほしいよ。）

午前６時３０分、日が出てきた。

少し休んでから朝食。

天井はガラス張り

明日ＴＧＶに乗るモンパルナス駅がわかりにくいという口コミ情報があるので、今日はまずその下見に行きます。（結果としては、そんなにわかり難くなかった。東京のターミナル駅のほうが難しいよ。）

地下鉄１２号線で、マドレーヌ駅からモンパルナス・ビヤンヴニュ駅まで行きます。

これは地下鉄の駅で見た広告。ピンクのにゃんこ。

これも地下鉄駅の広告。

わんこの散歩をしますよ、という広告でしょうね。

こうして何頭も散歩させてるのを、オペラ通りで何度も見かけた。

これがモンパルナス駅。

こちらはモンパルナスタワー。

今まで来る機会がなくて初めてです。

チケットを買って展望台へ。

一人１５ユーロ

パンフに日本語は無し。

たいしたことは書いてないけどね。

５６階からの眺め

曇りなのと、ガラス越しだから見にくい。

緑に囲まれているのは、モンパルナス墓地。後で行ってみます。

手前の緑がリュクサンブール公園、その向こうにノートルダム。

サクレクール寺院は、大分遠いのでかすんでる。

緑の屋根がオペラ座、こうしてみるとずいぶん大きい。

左手前にヴァンドームも塔がみえる。泊まっているパーク・ハイアットはその中間ぐらいのあるはず。

金色のドームは、ナポレオンのお墓「アンヴァリッド」

エッフェル塔方面

シャン・ド・マルス公園、エッフェル塔、遠くにポルト・マイヨのビル群

手に乗せてみたけど、あんまりよくなかったね。

ちょっと見にくいけど、凱旋門

いろいろな場所の位置関係や距離が分かって面白かったよ。

一つ上のパノラミック・テラス

ここは、５６階にはほとんどいなかった中国人が多くて、一回りしてすぐに退散。

つぎは、すぐ下に見えたモンパルナス墓地に来ました。

緑が多い。

モンパルナスタワーと墓地

いろいろな形のお墓があるよ。

これは何だろ。

別に鳥のお墓じゃないと思うけどね。

リアルな手

有名人のお墓の案内

下調べをして来なかったので、あまりよく分からないけど、いくつか探してみることに。

セルジュ・ゲンスブールのお墓

セルジュ・ゲンスブールを知ってる人は、少ないかもしれない。

自分も、「夢見るシャンソン人形」の作者とか、ジェーン・バーキンとのスキャンダラスなデュエットぐらいしか知らないけど。

ジェーン・バーキンは、エルメスのバッグ「バーキン」で有名でしょ。

「悲しみよこんにちは」「勝手にしやがれ」の女優ジーン・セバーグのお墓

作曲家「サン・サーンス」のお墓

ジャン・ポール・サルトルとボーヴォアールのお墓

帰りは、１２号線をコンコルド駅で下車

コンコルド広場の観覧車は、以前はクリスマスの時期だけだったと思うけど、常設になったのかな。

ヴァンドーム広場

去年はまだ修復中だったヴァンドームの塔は、すっかりきれいになっていた。

以前は真っ黒だったのが、こんなにきれいになりました。

ホテルに戻ってきました。

パラス級のホテルとは思えないほどのさりげないエントランス

ヴァンドーム広場からオペラ座に向かう、ラペ通りにあります。

オペラ座にも、デパート「ギャラリー・ラファイエット」や「プランタン」にも歩いてすぐで便利。

一休みしてから、デパート「ラファイエット・グルメ」で買い物

STAUB のココット

一人用の小さいのを３個

オリーブオイル

オリーブの実

トマトのオイル漬け

ブルターニュ産のリレット各種

オマール、マス、ホタテ、（写ってないけど）カニ

夕食は、レストラン”ギィ・サヴォア”

３回目だけど、前の２回はランチ、ディナーは初めて。

以前は、凱旋門からほど近い１７区にあったけど、何年か前にシテ島からポンヌフを渡ってすぐの場所（６区）に移転。ここも初めて。

旧造幣局のずいぶん立派な建物。
エントランスはこの階段を上ります。

２００８年の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10298519

２０１２年の旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10736489

お料理はアラカルトにします。

ラッキーなことに、注文を取りに来たメートルの人が、シェアするかと聞いてくれたので、前菜とスープを一品ずつ、魚料理を二品注文。出す順番も任せてくれれば良いようにするというので、お願いしました。

シェアしても、日本で食べる一人前より多いくらい。

料金も抑えられるので、気が大きくなって、シャンパンを注文しちゃいました。

個性的な飾り皿

こっちはもっと凄いよ。

アミューズ

イエローズッキーニ、きぬさや、ホワイトアスパラバス、クラッカーなど

こちらもアミューズ

カップの下にも隠れてます

ボトルで。果たして飲み切れるかな。

ブルゴーニュのサントーバンの白ワイン

白ワインもデキャンターするんですね。

真剣な表情

カキの２種類のプレパラシオン

カキのピューレに乗せたカキに海水のジュレを添えて。生のカキのタルタル、海藻とレモンのグラニテ

前回も食べたけど、初めて行ったときのもっと単純なカキにはかなわない。

マトウダイの海仕立て
海草・海藻と一緒にじっくり焼いたマトウダイのフィレ。海藻風味のバターでコンフィしたカブ、ザルガイ、クラム。ザルガイとクラムの出汁を海藻風味のバターで仕立てたソース。

マトウダイはそんなに期待してなかったけど、これはおいしかった〜。おススメですよ。

アーティーチョークのスープ黒トリュフ風味

黒トリュフの薄切りとパルメザンチーズ仕立てのアーティチョークのスープ。トリュフバターを塗ったキノコ入りのブリオッシュを添えて。

これがキノコ入りのブリオッシュ

このトリュフバターをお好みで

オマール海老のロースト

殻ごとローストしたオマール海老、付け合わせにオマール海老の腕肉のワカモレ。オマール海老のソースでブレゼしたシュクリーヌ種レタスの芯と歯ざわりのよいシュクリーヌ種レタスの葉。オマールの海老味噌ソース、。

柑橘類のデザート
ソルベ

柑橘類のデザート

タクシーでの帰り道、ヴァンドーム広場に白い服を着た人が大勢集まって、ちょっと異様な雰囲気。何かの宗教かと思った。

後で調べたら、「ディネ・オン・ブロン(Diner en Blanc)　白い宴」というイベントなんだって。

この写真はインターネットからとったもの。

結構盛りだくさんの１日目でした。

明日は、ＴＧＶでモンサンミッシェルに行きます。

この旅行記へのコメント （4）

• るなさん 2016/08/28 14:46:59

  ご無事で何より

  パピーさん、Bonjour(^^♪
  ご無沙汰しております。レンズもあのままでごめんなさい。結局一度も使わぬままです（汗）先日のスウェーデンにも自分のいつものレンズと単焦点を持参しましたが、やっぱり交換が面倒でずっと望遠付けっぱなし。
  
  今や欧州全体がいつどこで何が起きてもおかしくない状況ですよね。フランスはテロだけでなく、天災をも襲い本当にフランスが何をした？って感じです。そんな中、ご無事で旅を楽しまれたようで何よりです。
  
  いつもゴージャスなホテルチョイスであっぱれ〜
  シャンパンなどパピーさんはアルコール嗜まれないですよねぇ？奥様の胃袋行きかしらん？（笑）
  お食事もまた優雅で、私の旅先にはない時間です（爆）うらやましい♪
  
  欧州の墓地って芸術的な物が多いですよね！全く暗い感じは受けなくて、思わずカメラも向けてしまいたくなります。
  今までで良かった墓地（って言い方も可笑しいけど^^;）、プラハにあった墓地です。音楽家の方などの物が多くてホントに素晴らしかった〜
  ゲンスブールの映画、東急の文化村で観ましたよ。
  
  久しぶりにパリに行きたくなりました。モンサンミッシェルも未踏の地ですから、いつかはきっと。
  
  るな

  パピーさん からの返信 2016/08/28 16:17:03

  RE: ご無事で何より

  るなさん、コメントをありがとうございます。
  
  > ご無沙汰しております。レンズもあのままでごめんなさい。結局一度も使わぬままです（汗）先日のスウェーデンにも自分のいつものレンズと単焦点を持参しましたが、やっぱり交換が面倒でずっと望遠付けっぱなし。
  
  旅行中は、レンズ交換なかなかできないよね。この旅行では、機内とか室内だけの時は軽い単焦点、外では望遠ズームでした。
  
  > 今や欧州全体がいつどこで何が起きてもおかしくない状況ですよね。フランスはテロだけでなく、天災をも襲い本当にフランスが何をした？って感じです。そんな中、ご無事で旅を楽しまれたようで何よりです。
  
  本当に何が起きてもおかしくない。覚悟をして、旅行するっていうのも楽しめないよね。
  
  
  > いつもゴージャスなホテルチョイスであっぱれ〜
  > シャンパンなどパピーさんはアルコール嗜まれないですよねぇ？奥様の胃袋行きかしらん？（笑）
  > お食事もまた優雅で、私の旅先にはない時間です（爆）うらやましい♪
  
  飛行機代がかからないので、ホテルを頑張ってみました。
  今までは、旅行の度に飲めなくて悔しい思いをしていたので、実は最近修行をして、ワイン２杯くらいは飲めるようになったんですよ。!(^^)!　それでも二人でボトル１本は飲みきれないかな。
  
  >
  > 欧州の墓地って芸術的な物が多いですよね！全く暗い感じは受けなくて、思わずカメラも向けてしまいたくなります。
  > 今までで良かった墓地（って言い方も可笑しいけど^^;）、プラハにあった墓地です。音楽家の方などの物が多くてホントに素晴らしかった〜
  > ゲンスブールの映画、東急の文化村で観ましたよ。
  
  セルジュ・ゲンスブールをご存知でしたか。有名人の墓地は、案内表示がちょっとわかり難かったな。もっと下調べしていけばよかった。
  
  > 久しぶりにパリに行きたくなりました。モンサンミッシェルも未踏の地ですから、いつかはきっと。
  
  モンサン・ミッシェルはＴＧＶで行くのは、割と簡単でした。と言っても、ＴＧＶが遅れてレンヌでバスに間に合うか心配だったけど。( 一一)
  
  　　　パピー
  
  ＊レンズの件は急がないけど、９月になったら一度ランチでもどうですか？

• お黙り！さん 2016/08/28 10:53:48

  優雅な夕食

  パピーさん、こんにちは。
  
  いつも優雅なホテルとレストラン。ため息もんで読ませていただいております。時期同じくして、息子夫婦がハネムーンでイタリア＆パリへ行ってたものですからコメントさせていただきますね。息子夫婦もエアフラで（関空発）帰って来てから話を聞いたのですが、ＴＶで見たような洪水の影響もなく、テロの影響もなくとても良かったと申しておりました。でも、交通機関（ストライキ）で帰りの飛行機がフライトキャンセルになり、ＡＮＡの羽田行へ変更、羽田→伊丹となり大変だったみたいです。関空発のエアフラの機材のビジネスはとても良かったらしく、帰りのＡＮＡは駄目だったとか（笑）明日はモンサンミッシェル？あちらでも、美味しいカキとシャンパンで乾杯かしら？楽しみにしております。
  マリー
  

  パピーさん からの返信 2016/08/28 12:18:08

  RE: 優雅な夕食

  マリーさん、コメントをありがとうございました。
  
  息子さんご夫婦も、ＡＦのストライキにやられたんですね。
  
  うちも帰る前々日の夜中に、ＡＦからメールが来て搭乗便（パリ深夜発）がキャンセルなので、同日の昼便に振り替えてくれと言われ、仕方ないのでＯＫしたら、前日の夜またメールでその便もキャンセル、今度は２日後の便になるとのこと。
  ２日後はひどいなあと思っていたら、また朝メールが来て、その日の成田便が飛ぶのでそちらに振り替えになるという。こんなドタバタがありました。
  最終日の予定もキャンセルになったし、ちょっと残念でしたよ。
  
  そのほか、３日目のブルターニュでもＳＮＣＦのストで列車がなくなって、タクシーを使ったりしました。この辺はまた旅行記で見てくださいね。
  
  　　　　パピー