2016/08/06 - 2016/08/06
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びしゃりんさん
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廬山寺を出て京都御苑を南下している。目指すは建仁寺さん。
午後1時頃、最高に暑い。ここは、おけいはんを利用しよう。
おけいはん、わかります?
京阪電鉄のことで、会社自身が、親しみを持って貰おうと、京都弁を使って、「おけいはん」と言ってる。
おけいはん、割りと電車間のインターバル長いなぁ。
神宮丸太町から祇園四条までおけいはんを利用。
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おけいはんです。
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祇園四条駅から団栗通を歩いて、建仁寺両足院に到着
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両足院の毘沙門堂ですけど、狛犬が虎みたいでいい。
両足院では写経をしてるし、思い入れがある塔頭の1つ。
欲しかった御朱印帳はこれ! -
達磨大師と観音様の絵の御朱印帳。
御朱印帳には、私の好きな禅語「知足」が既に書かれている。 -
御朱印帳を貰って、写経の時にお世話になった奥さんと少し話をした。
奥さん「あれ、前に見たね」
私「写経でお世話になりました」
奥さん「あら、そうだったね。今日はどこに行ってたの?」
私「相国寺の美術館で若冲を見てきました」
奥さん「若冲なら、うちにもあるんよ。掛軸やけどね」
私「そうなんですか。今、見れるんですか?」
奥さん「ごめんね。秋の特別公開まで待って」
私「わかりました。つかぬことを伺いますが、やはり撮影禁止ですか?」
奥さん「そうなの、撮影禁止なの」
私「よくお寺の襖絵とか撮影禁止にしてるけど、なんででしょうかねぇ?」
奥さん「私も、よく分からないんやけど、著作権とかの問題ちゃうんかな、文化財やし」
私「あ〜、そうなんですか」
と一応、写経でお世話になった奥さんやし、これ以上、突っ込んだ質問をするのも悪いなぁと思って納得したふりをした。
両足にある若冲の掛軸の絵はこれ。 -
著作権について、著作人格権は、作者が死ぬと失効、著作財産権は、作者没後50年で失効されるので、若冲は没後300年近く経ってるので、著作権の問題ではないと分かる。
であれば、撮影禁止の判断は、美術工芸品を所有する寺のみの判断であると考えられる。
この問題は、おいおい考えていこう。
さてと、後は、妙法院、新日吉神社、智積院と回る予定があるので両足院を後にした。
再び、おけいはんを利用し、祇園四条駅から七条駅で降り、まずは妙法院に向かった -
七条駅から、てくてく歩いて京都国立博物館の前を通って、着いたよ妙法院。
真夏の太陽の日射しが肌をさすよ。盆地特有のもあ〜とした暑さも相まって、最高に汗まみれになってる。 -
妙法院の境内。
妙法院は最澄を開祖とする天台宗の寺院。
後白河上皇が中興し、蓮華王院(三十三間堂)も寺領の一部であった。
後白河上皇の曾孫の代の親王から妙法院を住持し、門跡に列せられた由緒あるお寺である。
説明はこのぐらいで、先に御朱印を貰いに寺務所へ。 -
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寺務所に空即是色のよい書があり、寺務所の人に聞くと撮影OKだったので、撮らせて貰った。
マナーを守れば、撮影は何の問題がないとおもうが。 -
しばらく、寺務所の玄関で待っていると御朱印ができた。
本堂に安置されてるのが、普賢菩薩なので、御朱印は普賢尊。
で、おまけに、お供えしていた銘菓を頂いた。 -
清浄歓喜団、略してお団と言うらしい。
何でも奈良時代に遣唐使により伝わった由緒ある唐菓子で、千年の歴史があるとのこと。
お団、触るとめちゃくちゃ固い、割って食べなさいとあるが、歯が欠けそうで、まだ食べれていない。
御朱印とお団を貰った後、境内をぶらぶらした。 -
境内の南の方に、7卿落ちの際、公家さんが集まった建物があった。
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7卿は一旦、妙法院に集まってから長州に落ちたらしい。
これは知らなかった。小発見だ。
次に、妙法院を出て、妙法院の南東にある新日吉神社に向かった。 -
妙法院を出て左手に京都女子大学を見ながら坂を登ると、新日吉神社に至る。
新日吉神社は、後白河上皇の頃、比叡山の日吉大社から神々を迎えてお祀りになったのが始まり。
後白河は、法住寺に院の御所を定めていたので、この頃、法住寺を中心に妙法院、新日吉神社、蓮華王院等、この辺り一体の寺社を造営し、院政を行っていた。 -
御参りするよ。ここは狛犬ではなくて猿が神社を守っている。
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檻に入ってるので、モンキーセンターみたいだな。
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モンキーセンター、第2段。
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御朱印を貰ったので、智積院に向かう。
暑さのピークを迎え、汗が止まらん。
既に、ポカリは2リットル近く飲んでるよ。
智積院には、西側にある正面まで回らず、疲れていたのでショートカットして北門から入った。 -
拝観料金を払って、長谷川等伯の障壁画がある宝物殿、講堂と回った。
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長谷川等伯の障壁画は、やはり撮影禁止。
代わりに、チケットの絵を写したよ。
長谷川等伯の障壁画、金箔が多いので、私にはちょっときつい。
ただ、書院の壁にはめたのを見た際は、豪華で安土桃山文化やな〜と思った。
しかし、宝物殿は、よく冷房が効いてて本当に涼しかった。
汗がひいたので、講堂に向かうよ。 -
講堂の拝観入口に向かう途中に高浜虚子の句碑があった。
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ひらひらとつくもをぬひて落花かな
とある。
拝観入口へ向かうよ。 -
途中の庭もいい。
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おー、営利目的での撮影禁止となってる
ということは、私は、営利目的でないから、自由に撮影できるということではないか。
いいね。智積院。 -
松竹含韻
人は人、己は己。自分の道を行く。ぐらいの意味か。 -
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障壁画が撮り放題。
レプリカらしいけど。いいよ、別に。
書院もいい。 -
池泉回遊式庭園。
本来、この寺は、秀吉が実子鶴松を弔うために建立した寺院で、元々、祥雲禅寺と言われてた。
秀吉の没後、天下を取った家康が豊臣色を払拭するために、この寺を、秀吉が焼き払った根来寺の僧に寄進し、智積院とした。
この名勝庭園は、祥雲禅寺の名残。 -
講堂内にある枯山水の庭。
さっきの撮影禁止の話に戻るけど、昔、大徳寺大仙院の枯山水の庭は、写真撮影がOKだったらしい。
しかし、撮影者に、庭を踏み荒らされたから撮影全面禁止になった。
結局、撮影者のマナーの悪さが、後続の我々に影響を与えたということになる。 -
この渡り廊下は、歩く度に音がしたよ。
確か、大覚寺の渡り廊下も音が出る仕組みになってる。
その理由は、不審者の侵入に対して、音で発見するためだったかな。
渡り廊下を渡れば、それぞれの間の襖絵を撮影することができる。 -
布袋唐子嬉戯の図
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ただ、前東京芸術大学副学長田渕画伯の作品は撮影禁止になってた。
平成20年の奉納だから、当然、著作権もあるだろうし。 -
田渕画伯の夕陽(パンフレットより)
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襖絵をうろうろ撮ってたら、玄関に出てきたよ。幕にある紋は、お気に入りの桔梗。
秀吉は祥雲禅寺の建立を加藤清正に命じ、清正が寺を建てた。
そして、加藤清正の家紋が桔梗であったことから、寺紋を桔梗にしたとのこと。
いいよねえ、桔梗の紋。 -
講堂の回廊。
さて、暑さでふらふらだし、そろそろ帰ろう。
帰りながら、なぜ、お寺は撮影禁止にしてるのか考えた。
仏像に対しては不遜という考え方がある。
庭に対しては、大仙院の事例にもあったように、撮影者が庭を荒らした。
障壁画等に対しては、カメラのフラッシュで絵が痛むとのことを言われているが、実験の結果、関係ない事が判明している。
しかし、列をなして撮影すれば、他の拝観者の邪魔になる。等々が考えられる
結論から言えば、拝観者のマナーを信じれない寺社側が、撮影禁止という形を取って対応しているのだろうと考えられる。
智積院で御朱印を貰った。 -
御朱印は、大日如来、不動明王、知恵不動の3つ。
撮影禁止については、我々がマナーを向上させ、寺社側に理解してもらい、自分自身の記念、または思い出としての撮影をしていくべきであろう。
そのことを理解してもらうために、寺社側と機会があれば、話していこうと思っている。
(お前は、そんなに偉いのか?)
ただ、外国人、特に最近、領海とか領空を主張し始めた国のマナーは確かに悪い。
(それは言えてる。出入り禁止や。禁止や)
所構わずデカイ声でしゃべるし、彼らにも寺社拝観のマナーを教えていかなければ、我々にも門戸が開かないだろう。
智積院から、京都駅まで歩こうと思ったが、もう無理。バスに乗って京都駅に向かった。
なんとか盆地の38度の気温に負けることなく盆地での予定をこなした。
また、いつでも挑戦を受けてやるぜ!
盆地よ。
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