2016/08/10 - 2016/08/11
393位(同エリア6947件中)
わんぱく大将さん
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日本に帰ったら行きたいと思ってた所が数か所。しかし今年はいつもの夏休みより一週間短い。
日本にこの時期にいて外せないものが、京都の文化財公開。行かない手はない。今年で41回目となるそうだ。 町屋の藤田住宅、菅家の旧邸宅、明治・大正期の七宝家の旧宅、近江豪商の邸宅であった和中庵や、上賀茂、下鴨神社、高台寺とどれも興味をそそられるが、3か所と絞り、2日間に渡って寄らせてもらった。で、2日目の帰りは醒井宿にも立ち寄ることに。
BCNに戻ってきて、さあ、旅行記だと言う段になって、メモしたガイドさんの説明を日本に置いてきたことに気がついた。あほや。行かれたい方はまだ、間にあう。今年9月30日まで、”おこしやす”、なんだそうなので、私のうら覚えの説明が正しかったかどうか確認したい方はどうぞ。おっと、出かける時には靴下、忘れずに
追記:日本の実家に置いてきてしまったと思われた藤田家のメモ書き、説明書が旅行記を公開してから出てきたので説明をつけたす(9月28日)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
-
この日は出足が遅れた。大阪のキャノンによって一眼のメンテナンスをお願いしたので。受け取りは2時間半後。そこまで待てない。なので一日目は新しく替え買えたコンパクトで行くことに。
新大阪から京都まで新幹線でやってきた。その後地下鉄烏丸線の丸太町で降り、歩くことしばし。 先ずは平安女学院大学 有栖館 − 有栖川宮旧邸にやってきた -
ここだけはメモ書きを日本から持って帰ってきていたので、それプラス、ここでもらった説明書きを書いてみる。
有栖川宮家は伏見宮、桂宮、閉院宮とともに「四親王家」と呼ばれた宮家の一つ。
1625年後陽成天皇の第7皇子、好仁(よしひと)親王によって創設、明治から大正時代に10代続いた、歌道、書道を極めたお家らしいが、1923年、慰子(やすこ)親王妃の甍去によって絶家となる。
写真は玄関棟となる。ここで靴を脱ぐが、ここではまだ、靴下の出番ではない。
先ずは600円の登場にあいなる。 そう、入場料がいるわけだ。毎度あり! -
いきなり御所。 昔は御所にお公家さんのお屋敷が300位もあったそうだ。絶家や何らかの理由で住まなくなり、荒れ放題に。この有栖川宮家も京都御所建礼門の前にあったらしいが、京都裁判所の仮庁舎等として使用された後、民間地であった現在の場所を買いあげ、旧京都地方裁判所長宿舎の一部として移築し、2007年まで使用されていたが、現在は平安女学院によって保存されているということらしい
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いきなりお屋敷。天井のすぐ下の白い部分を蟻壁というらしい。細い壁で、蟻が歩ける位と、名前はここからきたらしい。 これは部屋を広く見せるためだとか。というか、天井を高く見せるためではないかな? うちの家の座敷にはそのあり壁はなかったなあ。ない壁やな。おお、そうか、うちはお公家さんの家ではなかったな
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この通り写真撮影はOKなので、結構撮らせていただいたが、没にしたものも多い。 なので写真と説明が合致しない物が多いが、まあ、ええやろ。
有栖川家の屋敷は江戸後期の書院造で、中庭を囲む玄関棟、住居棟、客間棟の3つで構成されている。客間の西側には床の間と付書院を備えた2畳の上段の間のある12畳半の座敷がある -
座敷に(結局座敷の写真も載せていないが。畳の上に説明を聞くイスが並べられてあり、ちょっと絵にもならないので今回は没)続く15畳の板張りの間は能舞台として使用。ここは鞘の間って呼ばれてたかな? うら覚え。能舞台の間やろな。
床を見てほしい。しっかりしてた。象が踏んでも沈まないかもしれない。 弓矢のようなので、矢つ張りと呼ばれる -
さて、この2つの間から見える庭。 公開の写真は窓が開いていたが、この日は開けてくれてなかった(冷房の関係で?) しかし、この庭は古くはない。平安女学院になってからのものだそうだ。11代小川治兵衛(おがわじへい)氏によるもので、”座観の庭”とされる。立ってみるより、座って見えるようになっている。そのために普通から40cm土盛りしてあるそうだ
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2009年と出てるので、この庭も同じ年代なのかも。門をぬけて入った所にも庭がある。桜と楓の丘には11代小川治兵衛氏自ら「立ち話ではなんですさかい」と命名された、かっては石橋であったベンチ代わりになる景石がある
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昔懐かしい窓
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中庭を見ながらやってきた間には平安女学院の制服が公開されていた。
右から1920年、初代セーラー服、1930年セ―ラ―の夏服、 1977年、ブレザータイプと。 ここはイギリス系の学校で、なので制服もイギリスの海軍から取ったセーラーなんだそうだ(セーラー服の制服の最初でもあるらしい?) こうして見るとセーラーは冬は首元寒そう。で、夏服は京都の夏、毎日でも洗いたくなるだろうが、ワンピース? これは実用的でない。実用的なのはブレザータイプかも。中のシャツは洗えるし -
学校の名前は平安京から来たのかと思ったら、どうもここはミッション系の学校。カソリックでもプロテスタントでもないキリスト教だとか。 見てみると、聖書が置かれていた。創世記、ジェネシス、あるじゃないか。 創世記には読みにくい名前がよく出てくるんだあ
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”香り遊び”というのが置かれていた。 ここで全員参加。この香りの中で、一つ違ったものがあると、それを当ててみよと。ほいきた、がってんだ! こちとら鼻は利くんだ、なんてたって、いのししだ。
て思ったら、全員大正解! 全員亥やったか -
烏丸通りに面した門を入った庭にある1本のように見える2本のしだれ桜。この木は1952年3月、堂本印象画伯の発案により、醍醐三宝院内にあった実生のさくらを当時の門跡岡田戒王氏の快諾を得て分譲移植したもので、豊臣秀吉が醍醐の花見をした当時の桜の子孫にあたることがDNA分析で判明
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烏丸通りに面した平唐門。三井一族の総長、三井高保氏が1912年、邸宅の表門として新築。その後、別の所に移築したものを裁判所が購入し、1952年に京都地方裁判所長官舎表門として現在地に移築。同年の仲秋の名月の夜、当時の所長、石田寿氏と親交のあった歌人、吉井勇氏が李白の詩から字をとってこの門を「青天門」と名付けたと言われる。この門は左右の壁と共に大正期の門建築の作例として高い価値ありとされる
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有栖川旧邸の係の人がこの近所に10円札の元になった護王神社があるという情報をくださったので行ってみることに
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香り遊びに活躍したイノシシだ。ちゃうやろ
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あちこちにイノシシの銅像が。で、やたら外国人観光客が多かった
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これもイノシシ。下手したらほんまに豚に見えた。
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先程の有栖川宮家は徳川(特に水戸家)とは婚姻関係で繋がっていた。和宮と婚約していたのも有栖川熾仁親王だったと記憶している
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9代目の熾仁親王は急進的な攘夷論者でもあったようだ
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ここにもイノシシの顔が。どうも右下はウサギの顔に見えるのだが。上の方にはうりんこ?
BCN市内で一度いのししを散歩させてるのを見かけたが。まあ、いろいろな人がいるもんだ -
ここにはイノシシの置き物、絵馬も展示されていた
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平安女学院に付属する聖アグネス教会を右に見ながら地下鉄丸太町駅に向かう。平安女学院の下立売通沿いの白い漆喰塗の長屋門も長屋門形式としては最上級の構えであると書かれていたが、これは見落とした。。。 まあ、ええやろ
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地下鉄丸太町駅を出て気になった建物。壁越しでこれ位しか撮れなかった、大丸ヴィラ。 1932(昭和7年)当時の大丸社長下村正太郎の住宅としてヴォ―リスが設計。鉄筋コンクリート3階建てのハーフティンバー。内部は幾何学模様の天井、石造りの暖炉、ねじ棒状の手すりと特徴がある。この当時は日本化が進んでいたが、当時の洋館のなかでほぼ純粋なチューダ―様式として仕上がっている。
昭和の初期を代表する邸宅の一つとして京都市有形文化財となっている -
さて、次に向かった先は西陣にある町屋、藤田家。イノシシの護王神社からバスでもよかったのかと思ったが、とりあえず地下鉄で同志社まででて、そこから歩いた。同志社の周り、めちゃ変わってた。
今年の”京の夏の旅”の表紙を飾ったのがこの家。実は2日間通った。気にいったのが一番の理由だったが、日本に帰ったその日に替え買えたコンパクトのカメラが氷ついてしまったという訳もある。
さて、600円払って、玄関で靴下履いて、Go〜! -
明治期の東棟と昭和期の西棟からなる帯製造業を営んでいた西陣の町屋。
初日、この1枚でコンパクトカメラがご臨終(というか、新しいカメラだったのであちこち知らない間に触って、動かないようにしてしまったらしい)あわせてバッテリーもなくなってきたので1日目はここのあと、9番の市バスで京都駅に向かう。駅でお昼を食べ(と言っても16時近かった?)新快速で大阪に。で、やっと一眼レフをピックUPし、2日目に又もや挑戦 -
この家は畳なので、素足で畳を悪くしないために足袋が必要となる。ちゃんと二日間、持参したでえ〜。
2日目は人の少ない朝一でやってきた。10時からだ。前日は団体がはいって来た。京都の定期観光のコースの中にこのコ―スも入っている。詳しくは下記で。
https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/
http://www.kyokanko.or.jp
ここの家には人生経験者となるおっちゃん達がいてらして、彼らは受付兼ガイドさん。受付で2日目も入場料を払おうとしたら、ええのにとおっしゃってくださったガイドさんもあり(ちゃんと2日目も入場料払たで) 今日はずっとここにおりいなあ〜と。お昼に抜けられる時にもわざわざ挨拶に来てくださった -
全部公開と言う訳には行かず、今回は昭和10年の西棟のみってとこだな。この家、いや、帯屋さん。分業作業なのでここは今でいう、デザイン工房ってとこかな。しかし、デザイン工房と言っても、なんでもいいってことではなく、この家の主人のこだわりがかなりある家。それも美意識が高い町屋だ
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例えば、庭のすぐそばにある8畳の座敷はひのきの角柱を用い、床、地袋、付書院(つけしょいん)を構え、書院造の意匠を見せている。この座敷の床の間、手前の床框(とこがまち)は黒々としてるが、これはうるし。で、手前地板にある板のようなもの、これは漆塗りを直射日光から防ぐため。漆を悪くしてしまうそうだ。(それなら漆にするな、と思うが。。。)床の間の右にあるのが付書院。
床の間に掛け軸がかかっていたが、壁に当たらないように壁はまっすぐではなく、少し弓なりになっている -
つけ書院の後方の欄間は竹細工。もう、こんな細かい作業ができる人はいないそうだ
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天袋は銀。劣化すると、こういう色になると
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上が銀なら、下は金れい(金の粉)で、地袋の引き手に注目。帯屋さんらしく横糸の杼(ひ)を使っている
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庭から奥の6畳座敷は数寄屋風。柱を床柱に北山杉の絞り丸太、柱に杉丸太を用い、長押(なげし)を廃している。書院造りに比べてこちらはカジュアル。 ここでは分かりづらいが、襖のへりも塗り。畳もゴミが立ちにくいようになっている。
天井も赤目杉 -
廊下から見える庭、奥には蔵や四畳半の茶室(表千家堀内宗完が「養心」と名付けた)がある。なのでお客人によって部屋を替えるというか、大きな取引の仕事には庭に近い書院造の座敷や茶室も。で、ご近所さんやったら手前の数寄屋風座敷に通す、ってな具合か
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京都の夏は暑いのでちょっとでも涼しく見せる工夫がされている。
籐蓆(とむしろーここの物は80年経っている)簾、欄間等の工夫。 夏以外は蔵にしまっていた -
先程の庭とは反対にある洋間。暖炉がある
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窓ガラスはハンドメイド
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かかってる絵は西陣織
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天井は網代(あじろ)天井。ランプはアールデコ風
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イスが低い。これは正座した感じで庭を見ると言うことであえて低くしてある
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さて、その洋間と座敷の間にあるのが吹き抜けの天井。めちゃ明るい。それもそのはず、織物の品質検査を明るい自然光で見るために敢えて作った。木造で3階建なんて珍しい。8mあるらしい。
この板敷きの端に水屋のようなものが置かれてあったが、茶室としても使用されたらしいと書かれているが、えっ、どうやって使う訳? -
見上げればこれ。その横の下の板は流木で、この家の主人が拾ってきたものを使っているとか。とにかく木目にこだわった家だそうだ
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さて二階に。この階段もしっかりした木が使われている
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一階に比べると落ち着いた意匠になっていることから居室に利用されたと考えられる
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反対側の壁もまた、粋な。反対側の押し入れと同じような作りではないか? 板壁にすると、丸みを持ってるように見えるらしい
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掛け軸はここの家の曽祖父人の作品。京都らしく京茄子が描かれていて、文字には下手でも下手なりに味があると自分の絵を謙遜されているが、俵屋宗達の末裔にあたるとか
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二階にはこうやってその時代に使われた物が展示されてあった
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吹き抜けの部分を上から覗いてみた。ここも昭和初期のタイルかな?
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山名町とある。日本史で習ったことが甦る。このあたりは応仁の乱の際に西陣の山名宗全の屋敷があったところ。 この家のある通りの角にたしかその石碑が立っていたような
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二階の部屋から外に向かって撮影禁止。 よ〜く見ると下の部屋の地袋に使われてた横糸の杼があった
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昔、実家にもあった物では、そろばん、インク吸い取り紙(なんて言う名前だ?)位なもんかな
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扇風機は作られた当初は三枚羽根で、東芝が四枚羽根を開発したとか?
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三階に続く階段がここをあけるとあるらしいが、これも下の洋間にあった網代天井のようなデザイン
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蓄音器か? 横は鏡台
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奥の部屋にもこういったアンティ―クなものが
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本も凄いが、ストーブ。昔って電気製品に足がついてる物が多かったように。
ステレオ、TV等。足があるおかげで今はもう、どこかに行ってしまった。それこそ靴下履いて、たびにでたんかも。いや、足袋違い -
受付の奥には違った造りの建物が。これは天井が高い。最初にも書いたが、ここの建物は東棟と西棟からなり、虫籠窓(隣の火が木に移らないように防火用となっている)や格子窓を備えた東棟の最も古い部分は江戸時代まで遡る可能性があるが、表構えは大きく改造され明治後期から大正年間頃に建てられたものと推測される。
今日見せてもらった西棟は大工、高源次郎によって昭和10年に建てられた -
蛇の目の傘なんて、おたくら、知ってはらへんやろ? と訊かれ。いやいや、家にありましたがな、と私。隣のおっちゃんは、いやいや、使ってましたがな、と
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夏の旅の表紙に使われた写真にはこの机が置かれていたが、今日は楽屋入り。
いや〜できればこれを置いていただきたかった、ポイント言うか、アクセントになったのになあ。生活感出したかったよな〜。
昭和初期西陣の粋な趣味人の好みを反映した家を見せてもらった。というか、金持ち、いや、教養人は違うな〜 -
正面。やっと表に出てきましたがな。名残惜しいのだが、次に向う
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3つ目に選んだ家に行く道中、その家の近くでお昼にした。座った隣の隣は外国人。聞くとはなしに聞こえてきたのがスペイン語。どこから来たんですか?とスペイン語で訊いたら、カップルの女の子、口をポカンとあけてびっくりしていた。なんせ同じバルセロナの住人だったので、これまたお互いびっくり。ここ京都は、スペイン人も多い所
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藤田家からまたもや同志社まで歩いて、そこから地下鉄。知らない間に東西線なんてできてたんだ、知らんかった。地下鉄東山で降りて、うろうろ。ここはちょっと迷った。
並河家住宅。明治から大正に活躍した七宝家、並河靖之氏の邸宅で、ここも、先程の藤田家も國登録有形文化財に指定されている。明治27年(1894)に落成した建物はミセとオモヤの二つの棟を玄関で繋いだ京町屋の「オモテヤ造り」とされる -
正面からではなく、横の勝手口? のような所から入って行くと、ここにでる
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正面は一度受付をでて、左に折れるとここにやってくる
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文様を金や銀の輪郭線と釉薬で描く有線七宝の中でも彼の作品は国内外で高く評価されている(この人は確か海外から評価を得て、その後日本じゃなかったかな?)
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室内の意匠には青蓮院や修学院離宮などの写しがあり、朝彦親王に仕えた靖之の趣向が伺える。海外からのお客人が多かったことから当時としては高い鴨居(内法−畳から鴨居の高さを182cmとした)とし、縁側にはガラス障子を建て、明るく開放的な設え。調度品、工房跡も残されている。撮影は庭はOKだが、住居の中は禁止。
建物は先にも書いたように国登録有形文化財、京都市指定歴史的意匠建造物、庭園は京都市指定名勝庭園に指定されている -
この庭は初日にも出てきた植治、小川治兵衛氏。しかしこちらは7代目の初期の作品
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うちの実家にも表と裏に庭はあったが、池は造らなかった。そういうのを造ると家の人の中の身体に水がたまるという、ほんまか嘘かの話があったか、なかったか?
水を堰き止めるというのはよくないというのは聞いたことがあるが、まあ、ここは私の実家でもなんでもない。
この庭の特徴は琵琶湖の疎水を池に引き入れたことだ(民家としては初めての例らしい) -
この岩、上から見ると亀に見えるらしい、で、庭全体が上から見ると鶴に見えるようになっているらしい
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全部は紹介しないが、やたら灯篭の多い庭だなと思った
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それもずんぐりむっくりのものが多いように感じた
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家の下まで水が入り込むか? これは夏、蚊が多いのではと。それでなくても木の多い所にはやぶ蚊が多いのに。
しかし、この岩で家の一方を支えてる? 怖いな、これ -
入った所にすぐ見つけた。歯が出て怖いが、この腹には笑える。まるで石を飲みこんだようだ。ポンポン!
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受付をでて左に曲がり、戸を開けるとおくどはん
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火の用心のお札がはってあった
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先程の玄関。 右側の戸を開けると、おくどはん
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七宝作家で明治29年(1896年)に帝室技芸員となった並河氏が職住一体として構えた旧邸と工房跡を囲む塀。 並河靖之七宝記念館になっている
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並河さんの家の前もこういった家が
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玄関先に。これもよそさんの家。普通の家だろう
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並河邸の隣は小川さん宅。あの代だいの植治さんのお宅
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町家の説明、書くよりそのまま載せる
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並河氏のご近所も撮っておこう
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地下鉄で京都駅に戻ってきた。さあ、ここから滋賀の醒井宿に行く。駅に貼ってあったポスターのイベントにも興味があるが。。。醒井の帰り、元気があれば寄ってみたいと思ったが、米原から姫路まで新幹線に乗ってしまった。
さて今回の文化財特別公開、殆どが9月30日までなので(ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵は9月23日まで)興味のある方はどうぞ。藤田家行かれる方は靴下、持っていってやあ〜
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この旅行記へのコメント (18)
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- Michyさん 2016/10/09 17:53:54
- 秋→紅葉→京都
- って訳ではありませんが、再び京都の旅行記にお邪魔しました。
日本はもう秋そして連休なんですよ、大将さんはいかがお過ごしですか?
前回旅行記を拝見した時に気になっていたのが、匂いを当てる香道。
友人が本格的に香道をやっていまして、一度ちゃんとした会に出席した事があるんですよ。
その時はそれぞれのお席に香を焚くセットみたいなのが与えられ、5種くらい香り当てをするのですが結構難しくて。
3つはずれた様な気がする…。
あの香木はとても高価らしく、お金が続かないと友人は言っていましたが、当時の高貴な方々の道楽だったのでしょうかね。
今回の旅行記も私の知らない京都が満載で、やはり特別公開ってすごいなぁって思いました。
旅行記は素晴らしい場所ばかりなのに…なぜかたぬきのお腹がすごく印象に残りました(笑)
だんだんこちらは秋が深まって寒くなりつつあります。
大将さん、無理はなさらずお身体ご自愛下さいね。
Michy
- わんぱく大将さん からの返信 2016/10/09 20:28:35
- RE: 秋→紅葉→京都
- > って訳ではありませんが、再び京都の旅行記にお邪魔しました。
> 日本はもう秋そして連休なんですよ、大将さんはいかがお過ごしですか?
>
> 前回旅行記を拝見した時に気になっていたのが、匂いを当てる香道。
> 友人が本格的に香道をやっていまして、一度ちゃんとした会に出席した事があるんですよ。
> その時はそれぞれのお席に香を焚くセットみたいなのが与えられ、5種くらい香り当てをするのですが結構難しくて。
> 3つはずれた様な気がする…。
> あの香木はとても高価らしく、お金が続かないと友人は言っていましたが、当時の高貴な方々の道楽だったのでしょうかね。
>
> 今回の旅行記も私の知らない京都が満載で、やはり特別公開ってすごいなぁって思いました。
> 旅行記は素晴らしい場所ばかりなのに…なぜかたぬきのお腹がすごく印象に残りました(笑)
>
> だんだんこちらは秋が深まって寒くなりつつあります。
> 大将さん、無理はなさらずお身体ご自愛下さいね。
>
>
> Michy
Michyさん
すみません。前にも見ていただいてたのですね? 気がつかなくてすみません。 京都は年中通して人がおおいところですね(って、学生の時に住んでましたが)京都1日目は平日でしたが、2日目は11日、醒井に行って、家の前の旗を見て、今日は祝日か?と。 だから人がよけい多かったんだと。
欧米は祝日の方が人が少ない? 店が閉まってるから、と。
香り遊び、結構面白かったのですが、あれがもっと種類が多くなれば、どうかな? 当たらなかったかもですね。
日本は体育の日で。こちらは12日がスペイン国祭日で。 10月30から1日まで連休になるので、再びビルバオにと思って飛行機見たら、夜のフライトしかなくて。。。 BCNの留まるか、と。
そちらも風邪をひかれませんように(私はすでに夏風邪をひいてしまいました)
大将
-
- ティコママさん 2016/09/17 15:29:36
- ようお越し!
- 大将さま
今年は酷暑の京都に来られてたんですね。
一目お会いしたかったです。
実はヘルシンキの空港で帰国便を待つ間、タブレットを開けたら大将さんの京都旅行記が載ってて、慌ててサラーっと目を通したのですが、家に帰って2日、やっと山のような洗濯物が片付いてようやく落ち着いて読む事が出来ました。
東山界隈を散策されていたようで、電話1本で飛んで行きましたのに、残念です。
さすがに大将さん、藤田家を細々と観察されていて、おそれいりました。
醒ケ井は大昔、中学の課外授業で行ったような、無いような。
殆ど覚えてないのです。梅花藻も見た事ないので、見てみたいです。
ティコママ
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/18 01:20:58
- RE: ようお越し!
- > 大将さま
>
> 今年は酷暑の京都に来られてたんですね。
> 一目お会いしたかったです。
>
> 実はヘルシンキの空港で帰国便を待つ間、タブレットを開けたら大将さんの京都旅行記が載ってて、慌ててサラーっと目を通したのですが、家に帰って2日、やっと山のような洗濯物が片付いてようやく落ち着いて読む事が出来ました。
>
> 東山界隈を散策されていたようで、電話1本で飛んで行きましたのに、残念です。
>
> さすがに大将さん、藤田家を細々と観察されていて、おそれいりました。
>
> 醒ケ井は大昔、中学の課外授業で行ったような、無いような。
> 殆ど覚えてないのです。梅花藻も見た事ないので、見てみたいです。
>
>
> ティコママ
ティコママさん
お帰りなさい。 はい、地元にお邪魔致しました。 前もってお電話しようかな、とも思ったのですが、いつも行きあたりばったりの私なので、でてきていただいて焦らすのも。。。と。
初日は大阪のキャノンが18時に閉まるので、それまでにカメラを取りに行かねばなりませんでしたし、2日目は時間があると思ってたら、あっという間でした。
醒井はちょっと前、中学時代に行かれたかも?と。 さすがお隣の県にお住まいだけある。 梅花藻、実は現地に行って気がつきました。 結構満開でしたよ。
昨日インターネットで見たらこのライトUPを7月23から8月7日までやってたようです。 惜しかったなあ〜。京都の家の写真、いいのがなかっただけに醒井では、人を気にせず撮れたかな、と思ったのですが、いや〜花が水面より上に顔を出してるのを撮られてるお写真を拝見して、えっ、こんなに顔だすんだ〜と。 こんなのみたかった、撮りたかったな、と。又、行きます。
旅のお疲れでませんように。 大将
-
- さとぴ。さん 2016/09/16 11:11:25
- 猪突猛進。
- 大将さま
先日は素通りでポチッと失礼しましたので
今日はゆっくり拝見させて頂きました。
観光ガイドブックに載ってるような
すばらしい写真ばかりでした。
イノシシの写真、大好きです。
このあと滋賀県へ行かれたんですね。
イノシシみたいに走って行ったわけないと思いますけど
走り過ぎておつかれが出ませんように。
satopi39
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/18 01:08:10
- RE: 猪突猛進。
- > 大将さま
>
> 先日は素通りでポチッと失礼しましたので
> 今日はゆっくり拝見させて頂きました。
>
> 観光ガイドブックに載ってるような
> すばらしい写真ばかりでした。
> イノシシの写真、大好きです。
>
> このあと滋賀県へ行かれたんですね。
> イノシシみたいに走って行ったわけないと思いますけど
> 走り過ぎておつかれが出ませんように。
>
> satopi39
satopi39さん
休みもいつもの如く3週間あれば北海道新幹線にも乗ってみたいな、と言う気はあったのですが、今回は2週間。なのでパスも1週間のみを買いました。 まあ、1週間でも2週間でもいつもかわらず、走りっぱなしですけどね。やっぱりいのしし。
大将
>
-
- mistralさん 2016/09/15 20:36:23
- 美意識の高さに驚き!
- 大将さん
今晩は。
日本もこのところ夜になると少しは過ごしやすくなってきました。
夏のお里帰りの旅行記、楽しませていただきました。
大将さんが2日間に渡って通われた町屋、藤田家。
ご先祖に俵屋宗達がおられるというお家だけあって
流石の美意識の高さ!
洋間に置かれた椅子のデザインなど素晴らしいですね〜
京都の町家では季節に合わせて建具を取り替えるとか。
本当に手間ひまを惜しまず、生活の質を維持されていたんですね。
大将さんの目の付け所、そうそう!と一つ一つに頷いていました。
本当に昔の家電製品には、足が付いていましたね〜
それにしてもメモ書きを置き忘れてしまった、とのこと。
素晴らしい記憶力ですね。
続きを楽しみにしています。
mistral
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/18 01:00:10
- RE: 美意識の高さに驚き!
- > 大将さん
>
> 今晩は。
> 日本もこのところ夜になると少しは過ごしやすくなってきました。
> 夏のお里帰りの旅行記、楽しませていただきました。
> 大将さんが2日間に渡って通われた町屋、藤田家。
> ご先祖に俵屋宗達がおられるというお家だけあって
> 流石の美意識の高さ!
> 洋間に置かれた椅子のデザインなど素晴らしいですね〜
> 京都の町家では季節に合わせて建具を取り替えるとか。
> 本当に手間ひまを惜しまず、生活の質を維持されていたんですね。
> 大将さんの目の付け所、そうそう!と一つ一つに頷いていました。
> 本当に昔の家電製品には、足が付いていましたね〜
> それにしてもメモ書きを置き忘れてしまった、とのこと。
> 素晴らしい記憶力ですね。
> 続きを楽しみにしています。
>
> mistral
mistralさん
こちらもついこの間からいっきょに涼しくなり、私も風邪をひいてしまいました。
いや〜藤田家は堪能うさせていただきましたね。 でも、ああいうのって維持されるの大変だと思うのに、えらいなあ〜って思います。
ガイドの人達の会話に聞き耳立ててたら、「昔のもん、家に置いといたら、よかったなあ」と。その時代に普通にあるものでも、時代が経てば、また哀愁漂うものになるんでしょうかね。
説明と私の書き込み、実家にあると思うのですが。。。 忘れないうちに旅行記仕上げた次第です。 そう言ってたら今年の1月のことも忘れそうですよ。
大将
>
-
- ふわっくまさん 2016/09/15 12:45:10
- 京の夏・・ニッポンの夏・・
- 大将さん、夏休みは京都に来られていたのですね〜
純和風建築は、盆地の蒸し暑さを和らげるため〜透かし戸や欄間といった、工夫がされていたんや〜・・と改めて感じました。
いのししさんもご活躍でしたがポンぽこ狸も愛嬌があり、蛇の目傘もあり・・さぞ暑かったでしょうけれど、涼しげな庭園もさすが!見応えありました。
ふわっくま
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/18 00:51:39
- RE: 京の夏・・ニッポンの夏・・
- > 大将さん、夏休みは京都に来られていたのですね〜
> 純和風建築は、盆地の蒸し暑さを和らげるため〜透かし戸や欄間といった、工夫がされていたんや〜・・と改めて感じました。
>
> いのししさんもご活躍でしたがポンぽこ狸も愛嬌があり、蛇の目傘もあり・・さぞ暑かったでしょうけれど、涼しげな庭園もさすが!見応えありました。
> ふわっくま
ふわっくまさん
日本を離れて知る日本のよさ、風流さです。 大将
-
- pacorinさん 2016/09/14 00:41:26
- 見にきましたえ〜
- 大将さん
今年の京都は大将さんが来られた辺りまでは「まだ過ごしやすいかも」と思えたのですが、その週末からいつものように蒸し暑くなりました。
地元なのに知らないところばかりで…興味深く拝見いたしました。
町家はお店にリノベされるところはあるけれど、住居として残すには大変で取り壊されるところも多いので、こうした文化財は貴重ですね。
靴下持参で見に行ってもいいかも〜
ちなみに並河さんのご近所「三味洪庵」はpacorinのお気に入りです〜
ぱこやん
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/15 06:04:15
- RE: 見にきましたえ〜
- > 大将さん
>
> 今年の京都は大将さんが来られた辺りまでは「まだ過ごしやすいかも」と思えたのですが、その週末からいつものように蒸し暑くなりました。
>
> 地元なのに知らないところばかりで…興味深く拝見いたしました。
> 町家はお店にリノベされるところはあるけれど、住居として残すには大変で取り壊されるところも多いので、こうした文化財は貴重ですね。
> 靴下持参で見に行ってもいいかも〜
>
> ちなみに並河さんのご近所「三味洪庵」はpacorinのお気に入りです〜
>
> ぱこやん
ぱこやん
早速どうも! そうですか。ガイド兼受付のおっちゃんらが、まだましな方ですわ、と言われてましたが、そうでしたか。 私が行った時はまだ、ましやったんやな。
それにしても地下鉄烏丸線位しか知らんかったのに、いつできたんですか、他の線? と驚きましたで。
バス、って京都駅方面って混むんですよね。 東山あたりから京都駅行きの
も、めちゃ人多くて。時間かかるし。 それならちょっとでも歩いて地下鉄、便利になりましたね。まあ、景色は見れんけど。
地図に「三昧洪庵」載ってましたわ(夏の旅のパンフに)しかし私のお昼したとこって、そこ? 憶えてない。信号渡って、すぐの所の食事どころ。メニュー見てたら初老の女性が2人出て来られて、「おいしいよ、ここ」と。このあたりにしては安いって言われてましたが。
いや〜私も姫路は知らんと思いますよ。で。今回は結構姫路、街歩きしましたで。
大将
-
- ラクパグさん 2016/09/12 18:12:18
- お帰りなさい!お元気そうですね。良かったです。
大将さん 本当に よく 知っておられますね。
私は 初めて 見せていただきました。 日本の家屋の良さが
見れて 楽しいでした。網代天井 簾も いい感じですね。
暑い京都の 過ごす 暮らしが 見れて ありがとうございます。
イノシシの口から お水が・・・
初めて見ました。 また 勉強させて いただきます。
滋賀県 の醒ヶ井 楽しみに しております。
ラクパグ
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/13 10:02:55
- RE: お帰りなさい!お元気そうですね。良かったです。
- >
> 大将さん 本当に よく 知っておられますね。
>
> 私は 初めて 見せていただきました。 日本の家屋の良さが
>
> 見れて 楽しいでした。網代天井 簾も いい感じですね。
>
> 暑い京都の 過ごす 暮らしが 見れて ありがとうございます。
>
> イノシシの口から お水が・・・
>
> 初めて見ました。 また 勉強させて いただきます。
>
> 滋賀県 の醒ヶ井 楽しみに しております。
>
> ラクパグ
ラクバグさん
久々に帰ってきて、短い日本を満喫させていただきました。 まあ、ず〜っと住んでたら気つかないこともありで。 反対にバルセロナでは、ツーリストの人みて、へ〜そうなのか、と改めて思わされたりすることもありますね。
大将
-
- とし坊さん 2016/09/12 17:24:20
- 日本を知る
- なんだか改めて日本を知るように、思いましたね
田舎のおばあちゃんの家にはおくどさんがあり
かまどでご飯炊いてましたけど、今は建替えてIHに変わってます
古き良しを知ることは、日本では難しいのでしょうかね
あす休みなので、嫁はんとドライブがてら
滋賀へ寄ってきます(^O^)
今後とも、ヨロシクです(^O^)
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/13 09:57:28
- RE: 日本を知る
- > なんだか改めて日本を知るように、思いましたね
>
> 田舎のおばあちゃんの家にはおくどさんがあり
>
> かまどでご飯炊いてましたけど、今は建替えてIHに変わってます
>
> 古き良しを知ることは、日本では難しいのでしょうかね
>
> あす休みなので、嫁はんとドライブがてら
>
> 滋賀へ寄ってきます(^O^)
>
> 今後とも、ヨロシクです(^O^)
とし坊さん
まさしく、ディスカバー・ジャパン!です。 滋賀、醒井、なかなか私にはしっくりくるものがあり、よかったので、お勧めです。丁度梅花藻が満開?の時期でした。
大将
-
- norisaさん 2016/09/12 14:23:30
- そうなんですかーー
- 大将閣下、
おひさです。
こうした催しを毎年開催しているのですね。
ちーとも知りませんでしたーー。
確かに多くの邸宅がありながら引き継がれなかったり、諸事情で管理できなかったりする豪邸もあるでしょうね。
でも、象が乗っても大丈夫は大げさでしょう(笑)
靴下持参、合点です。
さて、京都でBCN言葉。
これはビックリですね、彼らも!
最近は日本中ガイジンだらけ。
沖縄も北海道も占領されてますぞ(爆)
norisa
- わんぱく大将さん からの返信 2016/09/13 09:54:30
- RE: そうなんですかーー
- > 大将閣下、
>
> おひさです。
>
> こうした催しを毎年開催しているのですね。
> ちーとも知りませんでしたーー。
>
> 確かに多くの邸宅がありながら引き継がれなかったり、諸事情で管理できなかったりする豪邸もあるでしょうね。
> でも、象が乗っても大丈夫は大げさでしょう(笑)
> 靴下持参、合点です。
>
> さて、京都でBCN言葉。
> これはビックリですね、彼らも!
> 最近は日本中ガイジンだらけ。
> 沖縄も北海道も占領されてますぞ(爆)
>
> norisa
norisa殿
実は私も文化財一般公開はあんまり詳しく知らなかったのですが、JRのサイトで知りました。結構良かったです。(お好きな人にはいいかもですが、人それぞれで)
新幹線乗っても、昨年はカタラン人によく会いましたよ。 大将
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