1996/10/11 - 1996/10/21
4020位(同エリア6421件中)
杏樹さん
さかのぼり旅行記です。
1996年、宝塚雪組でミュージカル「エリザベート」が日本で最初に上演されました。
今までの舞台にない妖しい魅力にすっかりハマってしまい、DVDを見たりCDで音楽を聞き倒しました。
その勢いで、ウィーンとブダペストまで見に行こうと思い、パックツアーがなかったのでドイツ語もハンガリー語もわからない、英語もろくにわからないのに一人で行ってしまいました。
ウィーンの方は日本の旅行社でチケットが取れましたが、ブダペストの方はチケットも取れないし、上演スケジュールすらわかりません。とにかく行ってみるしかありませんでした。(結局スケジュールが合わなくて見られず…)
海外一人旅も初めてだったので、前もっていろいろな本を調べて行き先を考えました。特にエリザベート関連、ハプスブルク関連の場所を訪ねる史跡めぐりに重点を置きました。
今年は「エリザベート」上演20周年ということで宝塚でも東宝でも上演されますが、それに便乗して(?)当時の旅行の日記をUPして、現地の雰囲気を少しでもお伝えできればと思います。デジカメのない時代で写真の映りもあまりよくないことが多いですし、当時と状況も変わっている所もあると思いますが。
スケジュールは
関空→ウィーン(泊)
ウィーン→ブダペスト(2泊)
ブダペスト→ウィーン(6泊)
(この間にザルツブルク日帰り現地ツアー)
ウィーン→関空
美術館・博物館めぐり。王宮の中も見ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの近くの教会
-
ホテル付近
-
地下鉄カールスプラッツ駅
19世紀末、アール・ヌーヴォー(ドイツ語圏では「ユーゲント・シュティール」)様式で建てられた駅舎。カールスプラッツ駅舎 建造物
-
同じ駅舎が双子のように向かい合っている。
-
カールス教会。
カール6世(マリア・テレジアの父親)がバロックの巨匠エアラッハに建てさせた教会。カールス教会 寺院・教会
-
カールス教会。
この近くにウィーン歴史博物館があったので行ってきました。博物館の外観すら写真に撮っていないということは、歴史的建造物ではなかったのでしょう。 -
ウィーン楽友協会。
ウィーンフィルの根拠地。
毎年元旦に「ニューイヤー・コンサート」が行われます。ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー
-
自然史博物館
-
双子のように向かい合っている美術史博物館
-
二つの博物館の間の広場に大きなマリア・テレジア像
-
博物館からリンクを渡るとホーフブルク宮。
13世紀ごろからここに宮殿が作られ、後に改築、増築を繰り返して様々な建物が混在しています。ホーフブルク宮殿 (王宮) 城・宮殿
-
オーストリアの歴史の重要人物の像が並んでいます。
-
ホーフブルク宮の正面上部。ハプスブルクの双頭の鷲の紋章があります。
-
サヴォイア公プリンツ・オイゲン騎馬像。
(ブダペスト王宮にあったプリンツ・オイゲン騎馬像と同じ人物)オイゲン フランツ フォン ザヴォイエン像 モニュメント・記念碑
-
王宮内広場。
フランツ2世像。
神聖ローマ皇帝フランツ2世の時代、ナポレオンが神聖ローマ皇帝の位を廃止しました。そのためフランツ2世はオーストリア皇帝フランツ1世になりました。「神聖ローマ皇帝」はすでに実体のないただの称号になっていたので、実質はほとんど何も変わらないのですが。フランツ2世像 モニュメント・記念碑
-
カイザー・アパートメント(皇帝の居室)
皇帝の住居 城・宮殿
-
カイザー・アパートメント正面
-
その上部
-
カイザー・アパートメント内部。
歴代皇帝の居室ですが、フランツ・ヨーゼフが在位1848年〜1916年という長きにわたっていたため、フランツ・ヨーゼフが住んでいた時の雰囲気が強く残っています。
フランツ・ヨーゼフは生活はとても質素で、執務室やベッドも簡素でした。机には愛する皇后エリザベートの肖像画や写真が必須です。
皇后エリザベートの部屋には運動器具がありました。バスタブも少し見えました。吊り輪も下がっていました。
まだシシイ博物館はできていません。ミュージカル人気でのちに作られたのでしょう。 -
外を見るとフランツ2世像が見えます。
-
-
スイス門。
王宮のもっとも古い部分スイス宮に続く門。
スイス宮にはシャッツカンマー(王宮宝物館)があります。
宝石をちりばめた皇帝の王冠と王笏、豪華な聖具など。フランツ・ヨーゼフの産着やゆりかごもありました。スイス門 建造物
-
ウィーン市街に通じるミヒャエル門
-
ミヒャエル門内部
-
ミヒャエル門の天井の明かり取り
-
ミヒャエル門入口。
フランツ・ヨーゼフの名前が書いてあります。
本当はここが王宮の正面玄関らしいです。私は博物館のあるリンク通り側から入ってしまいましたが。ミヒャエル門 建造物
-
ミヒャエル門の建物の端のドーム
-
ミヒャエル門の前にローマ時代の遺跡があります。
-
ミヒャエル門から伸びる通り。
左がカフェ・グリーンシュタイドル、右がロース・ハウス。 -
上の写真の右の方。
左がロースハウス。中央にコールマルクト通り。
コール・マルクト通りにはかつての皇室御用達のカフェ・デメルがあります。
右端に少しだけ見えているのがミヒャエル教会。
ロースハウスは19世紀末の前衛建物で、シンプルなデザインは当時の人には理解できず、特にフランツ・ヨーゼフは「まゆげのない建物」と言ってこの建物を嫌って、ミヒャエル門から出入りしなくなったと言われています。ロースハウス 現代・近代建築
-
ドロテア小路に入ります。
カフェ・ハヴェルカが見えます。 -
ドロテア小路のドプリンガー楽譜店。
クラシックを中心に膨大な楽譜が何でもそろう、音楽の都ウィーンならではのお店。 -
ドロテア小路。
バロックのナコ宮。 -
ドロテア小路。
ドロテウムは昔の質屋で今はオークションハウス。 -
ドロテウム
-
シュタールブルク小路から見るミヒャエル教会の尖塔。
-
ミヒャエル教会の東側界隈、アンティークショップが多い通り。
-
アーティークのお店
-
小さな抜け道
-
-
ヘレン小路。
ヴィルツェック宮。 -
ヴィルツェック宮の中庭
-
ヘレン小路
-
バロックのニーダーエステライヒ博物館
-
ヘレン小路界隈
-
-
ヘレン小路からミヒャエル門の端の方が見えます
-
コールマルクトに入ります。
ショパンが住んでいた家の跡を見つけました。 -
ハイドンが住んでいた家
-
アールヌーヴォーの地下鉄…ではなくてトイレの入り口
-
コールマルクトからグラーベンに入ります。
-
地下鉄
-
再び美術史博物館へ。
この日は木曜日で、夜9時まで開館しているので夕方からゆっくりじっくり見ようと思っていたのです。美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
-
マリア・テレジア像と自然史博物館
-
こちらが自然史博物館
-
こちらが美術史博物館。
私が入ったのはこちらだけ。 -
美術史博物館の階段
-
館内も豪華。
ブリューゲルやルーベンスなど、たくさんの名画に圧倒されました。 -
夜になるとライトアップ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
杏樹さんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
ウィーン(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ウィーン(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
60