ウィーン・ザルツブルグの旅(モーツァルト・ベートーヴェン活躍の舞台)永久保存版Wien, Salzburg/Mozart's & Beethoven's stage of activity(stock version)
2009/10/05 - 2009/10/14
156位(同エリア6421件中)
yamada423さん
- yamada423さんTOP
- 旅行記594冊
- クチコミ30件
- Q&A回答5714件
- 1,778,920アクセス
- フォロワー268人
フィガロハウス入り口に掲げられたモーツァルトの肖像画
A portrait of W. A. Mozart at the entrance of Figarohaus/Wien
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ウィーン・ザルツブルグの旅2009(総集編 写真88枚 2012.9.19)
この旅行記は公開後、日付毎に分割編集しました。(下記1~7)
一日ごとの旅行記は下記の7編です。
1.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10465254/ウィーンWien
2.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10464221/ウィーン
3.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10464225/ザルツブルグSalzburg
4.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10464806/ザルツブルグ
5.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10466613/ザルツブルグ
6.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10466980/ウィーンWien
7.http://4travel.jp/traveler/810766/album/10469056/ウィーン
2016年の旅行記
北欧・中欧の旅2016 第12回 ウィーン、ハイリゲンシュタット
http://4travel.jp/travelogue/11192503
北欧・中欧の旅2016 第13回 ウィーン中心街とシェーンブルン宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11197827
北欧・中欧の旅2016 第14回 ザルツブルグ
http://4travel.jp/travelogue/11200856
北欧・中欧の旅2016 第15回 予定外のウィーンの夕景色
http://4travel.jp/travelogue/11204522
北欧・中欧の旅2016 第16回(最終回) ウィーン美術史美術館・皇帝居館
http://4travel.jp/travelogue/11205941
分割した理由は10日間の旅行記が長くて一気には読みにくいのと、詳しく写真を見たい方のニーズに対応するためです。
写真の枚数も全7編で280枚に増補しましたので、興味ありましたら写真をクリックし、拡大してご覧ください。
拡大は写真の「引き伸ばし」と違い無料です(笑)
2009年10月5~14日
年に一度の今年の海外旅行はクラシック音楽の中でも私がもっとも多くの好きな曲のあるモーツァルト( 1756年1月27日 - 1791年12月5日)が生まれ活躍したザルツブルグとベートーヴェン(1770年12月16日ごろ - 1827年 3月26日)ゆかりの地ハイリゲンシュタットがあるウィーンを訪れました。
ウィーンは5年前に中欧3国のツアーで一度立ち寄りましたが再度たずねたくなる魅力あふれる街で、今回はオ-ストリア1カ国に絞り、ハプスブルグ王朝の文化遺産と音楽と自然の美しさを堪能した旅でした。
2009年10月5日(月)
出発便 成田発アエロフロート・ロシア航空SU582便 12:00発 エアバスA330-200
モスクワにてSU263便 エアバスA319に乗り換えウィーン着22:00 (時差7時間)
今回は直行便ではなくモスクワ経由としたのは運賃が約半額であるのと帰りにおみやげにマトリョーシカ(木製重ね人形)を買うためである。
インターネットで調べたアエロフロートの評判は芳しくなかったが、実際には機材は真新しい機体で、機内食も他のキャリヤーと変わらなかった。違いは日本人の乗務員CAがいないことぐらいであったが私には関心事ではなかった。水が飲みたい時に、わずかに覚えていた第2外国語のロシア語「ダイチェ ムニェー スタカン バディー」(コップ一杯の水をください)が通じて嬉しかった。格安航空券ではなくペックス・スーパーバリュウというお買い得チケットで十分満足できた。
エアバスA330は241人乗りの中型機で座席は2-4-2列。ジャンボジェットよりもこじんまりして落ち着ける感じだった。
モスクワまでの隣席は大卒後専門学校の学生で、来年3月に卒業予定で友人と3人(一人は韓国人)でプラハに行くのだという。
機内食の最初の昼食は特に印象には残らないが、夕方に出た二度目(軽食)のラザニアはとてもおいしかった。
<このようなフライトを経験すると古くて燃費の悪いジャンボ・ジェット(B747)を使い続けてきた日本航空JALが経営難に陥った理由の一つが実感できます。>
ちょうど10時間でモスクワのシェレメチェボ空港に到着。外は小雨で11℃とのこと。
着陸寸前に上空から見たモスクワの印象は緑が大変多い街であるということだ。
トランジットの保安チェックは、特に手荷物・身体チェックに手間取り、全員靴まで脱いだ。
それが済むと待合スペースで、みやげ物店、免税店、飲食店などかなり多くの店が連なるターミナル2の内部はネットの書き込みとは異なりかなりゆったりして椅子の数も十分だった。
<2010年にはモダンなデザインで広々としたターミナルDの運用が始まっていました。「ロンドン・パリの旅2010①東京からモスクワ・ロンドンへ」参照>
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10519536/
出発まで2時間以上あるのでIrish Barでスモールラガーをたのんだら105ルーブルだった。(後で調べたら1ルーブルは約3円強)
ウィーン行きは14番ゲートで、近くの12番ゲートでは東京行きの搭乗が始まっていた。乗ってきた便がまた東京に向かうのだった。
一つの機体で路線が運行できるので運賃が安くできるわけで、片道12時間もかかる直行便では整備時間を含めれば一つの機体では無理だ。
2時間半ほどの飛行でウィーン空港に着き22:30発のリムジンバス約20分で中央駅まで行き、そこからタクシーで市庁舎裏のRange gasse(ランゲ通り)のHotel Zisperに到着。
三ツ星ホテルでバスタブ(浴槽)は無いが熱い湯が出たので温熱療法のようで気持ちよかった。水道水はアルプスの雪解け水が源なのでそのまま飲んで差し支えないと書いてあった通りで、カルキ臭もなくおいしかった。無事に到着して一安心。ホッ!
10月6日(火)快晴
3時半に目が覚めてしまったが、二度目は目覚まし時計で6時半に起きた。食堂は地下にあり、ビュッフェ形式でかなり豊富な食べ物が用意されていた。ハム、ソーセージ、チーズ、ヨーグルト、各種ジュース、牛乳、ジャム類、シリアル、フルーツ類などと、保温容器に入った焼きベーコン、卵料理。
一日歩き回るので朝食をしっかり食べることは重要なので助かる。マダムがティーorカフェと聞いてテーブルまで運んでくれる。食後玄関を出て空を見上げると晴れていた。
フロントで最寄りの地下鉄駅Rathaus(ネズミの家ではなく市庁舎です)を教えてもらった。市庁舎は中央にゴシック建築の尖塔のある巨大で豪華な建物で存在感に圧倒されてしまう。
その横を通ってフォルクス庭園(市民庭園)へ行くと花の時期を過ぎたバラ園の彼方に市庁舎の塔が朝日に輝いていた。公園では遠足に来ていた小学生たちに出会った。
続いてホーフブルグ(王宮)のシシー博物館と皇室の居室、宮廷銀器コレクションなどを見学した。最後にここに住んだ皇帝フランツ・ヨーゼフ皇帝夫妻の居室やエリザベート皇紀の生涯、膨大の数の銀食器や陶磁器、金メッキのダイニングセットなどハプスブルグ家の栄華を偲ぶことが出来る。シニア割引のある入場料には日本語のオーディオガイドも含まれているのでたっぷり見ることが出来たが、ガイドツアーのグループも多く、追い越して進まないといつ終わるかわからないようだった。
見学の後、地下鉄U1のNestroyplatz駅近くのミキ・トラベル(みゅうオフィス)に行って明日の「ウィーンの森半日観光」(E58)(Eはユーロ)と12日の楽友協会ゴールデン・ホールでのモーツァルト・コンサートのチケット(E54)を購入した。
シュテファン広場Stephanplatzへ戻りグラーベン通りのオープンカフェでシュリンプサラダとビールの昼食。足取りが重くなったがシュテファン寺院裏のモーツァルトハウス・ウィーンに行くことにした。モーツァルトはウィーンに11年間住んだが9回も引っ越したといわれ、ここが唯一現存する家だ。
アパートメントの1~3階を占める10以上の部屋があり、ビリヤード台のあった12畳ぐらいの広い部屋もあって経済的に余裕のある時期を過ごしたのであろう。賭け事も好きで借金に苦労した時期もあったそうだ。ここでもオーディオガイドが役立った。「フィガロの結婚」はこの家で書かれた。
午前中は雲が多かったが午後は快晴となり陽射しが強く、暑くてコートは着ていられない。写真はコントラストが強すぎて具合がよくない。シュテファン寺院の中に入ってベンチで休憩しながら日記を書いている。
ケルントナー通りをそぞろ歩きながら路地奥の郵便局で絵葉書用の切手を買った。郵便局は文具なども販売しているコンビニもかねているよううだ。看板もポストも黄色がシンボルカラーらしい。帰りがけに明日の午後の集合場所ALBERTINA美術館を確認に行くと客待ちの観光馬車フィアカーが何台もとまっていた。
ホテルに戻って一休みし、着替えてから帰りにホテルの近くに見つけたAdam’sというビァレストランへ出かけ、ターフェルシュピッツというウィーンの名物料理をたのんだ。
コンソメスープで茹でた牛肉の薄切りに擦り下ろしたホースラディッシュ(西洋わさび)と付け合せに細切りポテトのソテーが付く。さっぱりした味でビールにもよく合う。
今回は歩数計を携帯することにした。本日の歩数:19010歩
10月7日(水)快晴
夜中の雨音が激しかったので心配したが朝は見事に晴れていた。市庁舎方向に向かって昨日より一本南側の道から国会議事堂の脇に出た。さすがかつてのオーストリア帝国の議事堂だけあり立派で、民主主義発祥のギリシャの建築様式を取り入れているのだそうだ。
リンクRingと呼ばれる環状大通りを少し行くと、内側の王宮庭園には白い大理石の大きなモーツァルト像が建っており、前の芝生には赤いベゴニアで描かれたト音記号が美しい。
外側にはマリアテレジア広場を挟んで自然史博物館と美術史美術館が同じ形の美しい姿を並べている。今回は美術史美術館のみに入った。内部の中央階段や天井画、大理石の床の模様なども豪華なものだ。たくさんの絵画の中ではブリューゲルの「雪中の狩人」「農民の婚礼」「バベルの塔」、ヴェラスケスのスペイン王女マルガリータ・テレサの肖像連作などがよく知られている。2階ホールのゴージャスなカフェ・ゲルストナーCafe Gerstnerにてコーヒーで一休みし、隣席の人と写真を撮りあった。
午後のウィーンの森半日観光の出発はアルベルティーナ美術館前からで、女性ガイドの館野さんと参加者7名が9人乗りのワンボックスカーで出かけた。ウィーンの森南コースは市内から小1時間で着き、最初に寄ったのはリヒテンシュタイン城で外観の見学のみ。
次は石材採掘跡の地底湖SEEGROTTEで、地下20米ぐらいで6千平米もあり透明度の高い神秘的な湖だ。暗闇の湖をボートで一周した。気温は9℃一定で湿度は97%もあるそうだ。ここにはナチスの戦闘機部品工場跡が残されている。
カフェタイムの後、シューベルトが「冬の旅」の「菩提樹」の曲を書いた宿の跡のホテルに寄り2代目の菩提樹と泉(手漕ぎの井戸)を見学した。最後は女子修道院マイヤーリングを見学して6時少し前に市内へ戻った。
ウィーンの森の想像したイメージはもっと木々が生い茂った深い森であったが、実際は箱根や軽井沢に近い印象だった。
夕食には早すぎたので王宮沿いにぶらぶら歩きヘラクレス像が4体も構えるミヒャエル門にさしかかった。ここも名所らしく観光のグループがいくつも見られた。
そこからグラーベン大通りの途中にブランドショップが並んだコールマルクト通りがあり、ショーウィンドウの写真が一番きれいに撮れるたそがれ時を迎えていた。
夕食はオペラ座近くの天満屋にしようと思っていたが少し遠いので近くにあったシーフード店NORDSEEに入って白身魚のグリルにマッシュルームソース、ポテト、白ワイン1/4?。
E16.25の内ソービニオンブランのワインがE7で魚より高かったがベストチョイスだった。
食後はグラーベン通りやアンティーク通りなどをそぞろ歩き、ショーウィンドウやにぎやかなレストランのテラス席を写したりしながらシュテファン広場に行ってみると、大勢の人だかりの中で若者たちが片手倒立などのマッスル大道芸に興じていた。
本日の歩数:19146歩
10月8日(木)晴れ、午後は薄日
午前中にザルツブルグに着きたいので6時前に起きた。朝食に行ったらまだ一組しかいなかった。7時にチェックアウトして地下鉄駅Rathausに向かう途中、正面から昇ったばかりの朝日がまぶしかった。途中Volkstheaterで乗り換え7時半にはウィーン西駅に着いた。
切符売り場を探しザルツブルグ行き2等片道を買った。(E47.5 317Km)
列車は6番ホーム8:20発ザルツブルグ経由ミュンヘン行きで暗赤色の機関車が牽引する。ECONOMY KLASSと書かれた2等車両はFIRSTより少なく混んでいた。隣席は日本人でフルートを持った女の子を連れた知り合いらしい男性で、レッスンの合間に今日はザルツブルグへの日帰り観光とのこと。
ハイスピード列車という車内放送があったがモニター表示では200Kmまでだった。
ザルツブルグへ近づくにつれて山と牧草地が混在するアルプスのような風景が多くなってきた。11時少し過ぎに到着した。西口駅前はバスの発着所や低層のオフィスビルが多い商業地域で観光地の雰囲気はまったくない。
ネットで予約したホテルLasserhofは駅の南側の線路をくぐった東口側にあり、歩いて行ける距離で外観からすぐにわかった。昼前でチェックインは出来ないので荷物を預け、市内観光地図を貰って新市街の中心にあるミラベル広場向かった。
そこのパノラマツアーの案内所で湖水地方のザルツカンマーグートSALZKAMMERGUTをめぐるツアーを申し込んだ。(E50)今日はまずまずの天気だが明日から悪くなるとの予報なので予定を早めて今日の午後行くことにした。
ミラベル広場では大規模なマーケットが開かれており、野菜、果物、パン屋、肉類、チーズ、お花、リース飾り、雑貨などを商う店やその場で食べられる料理を出す店などで中心にある教会の周りが埋め尽くされていた。
そこでグヤーシュというハンガリー料理が元でパプリカ味の肉、野菜たっぷりのスープを昼食にした。
マーケットは秋の味覚にあふれており、めずらしいキノコ類やカボチャ、動物の人形など見飽きることがない。客と売り手のやり取りも活気があって写真の好材料だ。
2時出発のツアーは「サウンドオブミュージックツアー」といい、物語に登場する土地や教会などを訪ねるもので参加者10人が大型バスで出かけた。ガイドはこちらに13年住んでいる高森さんという男性で、「ザルツブログ」を書いているとのこと。
フシュル城、サンクト・ギルヘン、湖上遊覧、サンクト・ヴォルフガング、モントゼーなどをめぐる4時間のツアーでは映画の場面と関連付けて説明してくれたが、私は見ていないのでなんとも。でも湖上から眺める景色はすばらしく、緑の牧草地、花に飾られた家々、教会、ホテルなど、絵のような、という表現がふさわしい。
サンクト・ギルゲンのモーツァルトハウスの前ではモーツァルト像の前にたむろする少年たちに撮ってくれよとせがまれた。モーツァルトの母と姉が住んでいた家が今は役場Rathausになっている。
6時近くにミラベル広場へ戻った。今日の明るい曇り空は写真撮影には最適だった。
ザルツブルグSALZBURGはその名の通り塩で栄えた都市なので、みやげに岩塩を買った。
夕食はホテル近くのビァレストランPitter Kellerへ入った。オーストリアではドイツの影響が大きいためかワインよりビールが多く飲まれるらしくビァレストランはよく見かける。小グラスビールに1/2フライドチキンとポテトサラダでE13.80 レモンが半個ついておりさっぱりとした味で、酸味が少々強いポテトサラダとともにこれがオーストリアの味か、と思いながら食べた。本日の歩数:18696歩
10月9日(金)薄曇り
3日間かなり歩いたので今朝はゆっくりすることにした。でも昨夜は9時過ぎには寝てしまったので7時にセットした目覚ましは必要なかった。
7時半に食堂へ行っても早いせいかまだ客は少なかった。ビュッフェスタイルの朝食はウィーンと同じほどの品々が揃っており十分満足できた。特に果実の絵が描かれた容器に入った6種類のジャムは気に入った。
初めて絵葉書を書いた。切手はウィーンで買っておいたので出かけるときにポストを探しミラベル公園近くで投函した。ホテルの出がけにフロントで乗り物や名所の入場が出来るザルツブルグカード48hr E32を買った。大変便利でお得なカードだった。
ミラベル公園の庭では赤いベゴニアで描かれたあざやかな模様が印象的で、遠くにお城を望む構図はガイドブックの「るるぶ ウィーン・・」の表紙そのものだ。
公園を出てすぐ近くのマルカスト広場に面したモーツァルトハウスを見学した。ここは二度目に住んだ家で、オーディオガイドで曲の演奏も聴けてすごくよかった。聴いたことのない多くの作品が紹介されて、あらためてモーツァルト好きが高じてしまった。
次にバスも通る大きな橋(ザルツァッハ川に架かるシュターツ橋)を渡り旧市街へ向かった。市街へ入ったとたん、狭い道の両側にびっしり立ち並んだ家並みは5,6階建てぐらいで、想像していたのとは大きく異なり見渡しが効かない迷路のようだった。
モーツァルト広場を横切り、歴代大司教の宮殿であるレジデンツを外から、大聖堂のドームには中へは入って見学した。数々の絵がちり嵌められた天蓋は実に見ごたえがあり、立派なパイプオルガンは見るだけではもったいない。このオルガンはヨーロッパでも最大規模でモーツァルトも1779年から奏者を務めたそうだ。
レジデンツ広場から南に見える小高い山の上にあるホーエンザルツブルグ城へ行くことにした。まずケーブルカーで登り、城塞の外周に着くと、そこからザルツブルグ市全体が見渡せる絶景に出会うことが出来る。
城のミュージアムでは築城の様子や武器の類、城での生活の様子、楽器などいろいろあって書ききれないが、いずれも面白かった。城の中庭で会った花嫁さんやお茶目な男の子など写真を撮らせてもらった。
見学途中で昼食代わりに持ち合わせのスナック菓子しか食べていなかったので、城を下りてガイドブックで探した有名なカフェ・トマッセリCafé Tomaselliへ入った。コーヒーをと言っていろいろ種類があって迷っているとウェイターが行ってしまい、再度来たときにブラックティー(紅茶)を注文するとChanged your mind?と怪訝な顔をするから、そーだよ、コーヒーは選ぶのが難しいからと笑いながら言ってやった。
有名なケーキはウェイトレスがトレイに載せてきたのを選び会計も別々だった。いくつもの層の間にフルーツが入った食べ応えがありおいしいケーキだった。
一息入れたので旧市街の中心部にあるモーツァルトの生家Mozarts Geburtshausへ行ってみた。外観の黄色い壁はよく手入れされた感じで、内部には幼いころのヴァイオリンや鍵盤楽器、楽譜、肖像画、書簡などが多数展示されている。
街一番の繁華街のゲトライデ小路Getreidegasseには店のシンボルを表現した鉄細工の看板がたくさんあり、絵になる風景だ。写真の題材として格好の被写体である。
5時を過ぎてこの後どうしようかと考えながらぶらついていると、同じ場所を堂々巡りしてしまい我ながらいやになってしまった。昨日のガイドが推奨していたザッハーホテルHotel Sacher Salzburgのレストランに行くことにした。
Salzach Grillでウィンナーシュニツェルと赤ワイン。薄い牛肉のパン粉をつけたカツではなく天ぷらのような衣をつけて揚げたもので、色はキツネ色ですごくおいしかった。支払いのとき請求書が挟まれた折片紙に店名、メニュー、日付などを書いてサインしてもらった。
ホテルにはピアノバーがあると書いてあったので行ってみた。そこでゆっくりとピアノを聴きながらバランタインのロック。宿泊のホテルは一泊E59の三ツ星だがザッハーホテルでの食事やバーの雰囲気はなんと贅沢な気分になれるのだろう。(食事とバー合わせてE55)
隣の席の子連れの夫婦が「どこの国から来たの?」と声をかけてくれたので話が始まり、彼らは奥さんがドイツ人で旦那はユーゴスラビア人。12,3歳のはにかみ娘だった。
旦那が自己紹介の冒頭で「妻は純粋のドイツ人で・・・・」と言うのには一瞬戸惑ったが、ヨーロッパの近代史をチラッと考えたときコメントのしようがなかった。今でも(優秀な)ドイツ人であることが誇りなのだろう。
中座から戻ってくるとピアノ演奏がまた始まっており2杯目のスコッチを注文した。
今夜はまさに至福のとき。音楽好きの連れがいればとの願望は贅沢すぎるというもの。
歩いて帰るころにはしっとりと小雨が降り始めていた。楽しい一日を無事にホテルに戻れて感謝〃〃 。これだから一人旅はやめられない。 本日の歩数:13905歩
10月10日(土)薄曇り
夜間に少しではあるが降っていたので天気が気になったが朝にはやんでいた。旧市街の主要なところは昨日見て回ったのであまり急ぐ必要もなく、ゆっくり朝食をとった。
今日はバスに乗ってみることにして、フロントで地図にあるバス停の○印とバスの進行方向を確かめた。ザルツブルグ議会の前で乗り、橋を渡ってモーツァルト広場で降りた。
まだ10時前なので観光客は少なく、とりあえず広場に面したインフォメーションiで明日の列車の時刻表をもらい、すぐ前のザルツブルグミュージアムを見学した。古代遺跡の発掘品や音楽関係の展示、地下の絵画などを見たがあまり印象は強くなかった。
その後セントピーター寺院の教会コンサートのチケットを買いに行ったが、寺院では売っておらず結局i内のチケットサービスで手に入れた。(E18)
モーツァルト広場では高校生のバンドの演奏が始まり大勢の見物客が取り囲んで聴き入った。広場近くのMOZARTというカフェでツナ入りのスパゲティーを食べたが塩味がかなりきつかった。このころから薄日がさしてきた。コップの水がご馳走だった。
旧市街を東に向かい祝祭劇場東端のカラヤン広場前から22番バスで郊外まで行ってみた。住宅街からすぐに田園地帯に出てしまい町が大きくないのがわかった。25分ぐらい西に走ると遠くに城塞がよく見えた。終点でしばらく停車したあと元の停留所Karajan-Platzまで戻り、マカルト小橋たもとにある遊覧船の発着所に行き16時発のチケットを買った。
乗船まで1時間以上あるのでいったんホテルへ戻る途中、橋の上でカモメにパンを投げ与えキャッチするところを写して遊んだ。実に上手に捕るものだと感心した。
ミラベル公園横のフュルストFurstでおみやげのモーツァルト・クーゲル(球形のチョコレート菓子)を買った。ザルツブルグでしか買えないと8日のガイドに言われていた。
16時に曇り空の下で出発した遊覧船は満席だった。350馬力のエンジン搭載とアナウンスしていたが、スクリューではなくジェット噴流で推進力を得る形式のためと後方デッキにいたのでやけに音がうるさかった。船上からも城塞がよく見え、やはりザルツブルグのシンボルなのだと感じた。
7時からのセントピーター寺院でのモーツァルトコンサートは半地下にあるロマネスクホールというそれ程大きくないホールなので身近で聴けて大変よかった。50人ほどの聴衆は私を含め殆どが年配の人で「年金コンサート」のようだった。ピアニストはナターシャ・ルバネンコというロシア人で曲目はソナタKV570とKV331の2曲。後の曲は最終楽章が「トルコ行進曲」として有名な曲だ。 本日の歩数:16638歩
10月11日(日)朝は雨、午後晴れ
明け方音を立てて雨が降っていたので今日は一日だめかという気がして少々気が重い。
でも8:08の列車でウィーンに戻るのでしっかりと朝食を食べて支度をした。
7時半にチェックアウトして外に出てみると小雨。傘を広げてキャスターケースを押しながら駅に向かった。切符売り場は臨時のプレファブの建物内でそこには大きなロッカールームがあった。出発は「8:08ウィーン西駅 4番線」の表示で確認した。
車内はガラガラでテーブルのある4人席を最初一人で使った。車内で大いびきをかいて寝ている人がいて、周りの人と顔を見合わせてクスクス笑ってしまった。
座席のあちこちに赤いパンフレットが置いてあるので中を見ると、この列車の終点までの停車駅と時刻、駅ごとの接続列車の時刻などが詳細に記載された時刻表で、終点のウィーン西駅からの空港バスの時刻まで載っている。なんと親切で実用的なのかと感心した。
9時半にリンツ(オーストリアで人口が第二の都市)に着くと一人でいた席に3人家族が着いた。ウィーン大学の学生であるという娘と父親の写真を撮らせてと頼んだら、娘は「オーストリアのファミリーとして撮って」と言うのに父親は照れて目を閉じてしまった。
撮れたのはほのぼのとしたファミリー写真だ。置き場に困った父親の右手が・・・。
列車は定刻に着き、ウィーン西駅からホテルのあるPilgramgasseまでは地下鉄で4駅(U6の2駅目のLangenfeldgasseでU4に乗り換え)と近い。駅の目の前が今日の4つ星ホテルANANAS。昼前であったがすぐにチェックインできた。豪華さはないが部屋の広さもゆったりとして十分。なによりバスタブがあるのが気に入った。一週間湯舟につかっていないのでゆったり入って疲れを取りたいと思っていた。
ウィーンに着いたときには雨はすっかり上がり薄日が差していたので、一休みしてから本日の目的地のベートーヴェンゆかりの地ハイリゲンシュタットへ向けて出発した。市の中心から5Kmほど北にありベートーヴェンハウスと小川に沿ったベートーヴェンの散歩道がある。
ガイドブックの地図を見ながらベートーヴェンハウスを探した。地元の婦人にたずねると親切に教えてくれた。十字路にある教会が目印で、ベートーヴェンの夏の家(外観のみ)と難聴に苦しみ兄弟宛の遺書を書いた「ハイリゲンシュタットの遺書の家」を見学した。こじんまりした家でザルツブルグやウィーンのモーツァルトハウスと比べると質素な感じだった。でもデスマスクや遺髪などを見ると真に迫るものがある。
そのあと落ち葉を踏みしめながら英雄通りEroicagasseを通って「田園」の曲を構想したといわれるベートーヴェンの散歩道Beethovengangを歩いた。水の流れは幅50cmぐらいでほんとうに小川だ。周辺は秋の落葉で彩られて、のどかだがちょっとうら寂しさが漂っている。新緑のころはまた異なっているのだろう。交響曲第6番「田園」は多分春から初夏にかけて書かれたものだろうかと考えた。小鳥のさえずりや雷など生き生きした感じがするので。
西のほうへ更に行くと上り坂となり、小高くなった丘陵地帯にブドウ畑が広がっていた。
住宅街に戻るとさまざまな色合いの美しい家が並んでおり、ウィーンの住宅建築の展示場を見ているようで、しかも自然とよく調和している。
ヤリスYaris(トヨタヴィッツの欧州生産車)の手入れをしている女性がいたので、ヤリスですねと声をかけると、「この車5年前に買ったけれどすごく気に入っているのよ」と笑顔で答えていた。ワイパーに積もった黄葉が季節感をかもし出していてよかった。
だいぶ歩いて疲れたので、車が通れない小道を通って市電の終点グリンツィングGrinzingまで歩き、駅前のカフェPUCCO’Sに入って紅茶とケーキで一休みした。
帰りは市電38番に乗ってKarlsplatzまで戻り夕暮れ時のオペラ座や周辺の景色を写した。
夕食は初めて日本食をと思って天満屋へ行った。てんぷらメニュー(刺身、ひじきの煮つけ、たっぷりのてんぷら、ご飯に味噌汁)とキリン生ビール、グラス白ワイン(E40)
8時ごろホテルに戻り、フロントで変圧器を借りた。携帯に充電しないとメール写真が写せなくて困っていたところだった。四ツ星ホテルのありがたさだ。本日の歩数:18136歩
10月12日(月)雨のち曇り
ウィーン最後の日は雨で始まった。テレビの気象予報では曇りで気温は12℃。小雨の中をベルヴェデーレ宮殿美術館のクリムトの絵を目当てに出かけた。最寄の駅から10分もあるが仕方がない。
途中で同じ宮殿に向かうオーストラリアから来た老夫婦と一緒になった。It’s a long wayと同じように感じていたようだ。宮殿は左右対称の立派なもので、緑青色の屋根が美しい。展示は3フロアあり、目当てのクリムトは2階で、有名な「接吻」以外にも風景画なども含め多くの作品があった。
「接吻」は1908年作で国立美術館に即買い上げられたそうだ。日本語のオーディオガイド付きなので他のオーストリアにかかわりの深い画家や宗教画などもある程度理解できた。
北側には広々とした庭園があり、ベージュと茶の二色の砕石と芝生や植木で描かれた美しい模様がどっしりとした石造りの宮殿を優美に見せている。芝生を嘴でほじくり返すカラスは小柄だが悪質に見えた。庭園北側にあるバロック美術館は素通りしてベージュと茶の2色の壁が美しい楽友協会の横を通って繁華街へ出た。途中グランドホテルの中をのぞいたら地下に野菜、果物、肉、パンなど豊富に並べたデパ地下ならぬホテ地下が見えた。
昼食は天満屋となりのMAMA’S KITCHENというウィーン料理の店に入った。見て、中身を聞いてたのんだのは、パンと卵などを混ぜた大きなパン団子(クヌ-デル)をスープで茹でたものを、肉と野菜の煮込みと一緒に食べるもの。
一緒に食べると塩味がちょうどよい。煮込みは酸味が効いてシチューとは違った味だ。食後はケルントナー通りをぶらつきながらおみやげのモーツァルト・チョコレートや民芸品などを買った。
夜のコンサートに備えてひとまずホテルへ戻り、ほかに客のいない一階のカフェで紅茶を飲みながら日記を書いている。ガラス天井からのやわらかい光が気分をほぐしてくれる。
楽友協会はKarlsplatz駅からすぐで7時半にはついた。ロビー横のクロークにコートを預け、バウチャーと引き換えにチケットを受け取った。旅行会社「みゅーウィーン」へ行って購入したのは54ユーロの席だが、受け取ったのは79ユーロの前から6列目のよい席だった。
本日のプログラムを5ユーロで購入。7:40にブザーが鳴って入場開始。この楽友協会大ホールは毎年ニューイヤーコンサートが行われ超有名なだけあって、開始前の記念撮影で舞台の前は混雑した。
ウィーンモーツァルトオーケストラによる演奏のプログラムは前半が交響曲35番、94番、ドンジョバンニ、フルートとハープのための協奏曲など、後半はフィガロの結婚、アイネクライネ・・・など。いろいろな種類の音楽が聴けてすごくよかった。オペラなどふだん聴く機会は無いので。アンコールも大サービスで、フィナーレは新年と同じラデツキー行進曲で聴衆も手拍子で歓喜に酔いしれた。
ホテルに戻ってから1階のバーでワインを飲んだ。旅行の最後の夜のすばらしいコンサートの後なので、ほっとした安堵感と疲れが入り混じり、いい気分でこの旅行を思い返した。
本日の歩数:約16000歩(13日空港で20826歩)
10月13日(火)快晴
昨日の天気とはうって変わり朝から快晴だった。テレビの気象番組によると朝6時の気温は6℃で日中の最高気温が8℃とのこと。8時にはすべての帰り支度が整い空港に向かうには1時間早すぎるのでホテルの近辺に出かけてみた。
外は風がすごく強く、すぐにコートの襟を立てた。日が昇って間もないので、通りの一部や高い建物の上部だけがまぶしいほどの陽を浴びて輝いている。すぐ近くの教会の白い塔が真っ青な空にそびえていた。
このあたりでは通勤や通学、買い物などごく普通の生活が見られ、繁華街とはまったく異なる雰囲気が興味深い。交差点の近くにCAFE KONDITOREIというカフェがあったので朝食に入った。
(ANANASの朝食はオプション)メニュー看板でEgg Breakfastを注文すると、オレンジジュースのあとしばらくして出来立てのゆで卵、あたたかいパン、クリームでハートの模様を描いたウィンナコーヒーが運ばれてきた。
年配のマエストロはカフェ店主らしく気の利いたサービスをしてくれた。ホテルのビュッフェ朝食ではこういうことはない。ホテルの裏側へ回ると地下鉄駅PILGRAM GASSEの昔ながらの年代を感じさせる立派な出入り口があり、朝の通勤客が急いでいた。
9時過ぎにチェックアウトを済ませ、中央駅からは9:40発の空港ライナー16分で着いた。
帰国便 ウィーン発アエロフロート・ロシア航空SU262便 12:00発 エアバスA319 モスクワにてSU575便 エアバスA330に乗り換えモスクワ19:20発 成田着10:00
モスクワではお目当てのマトリョーシカ(木製重ね人形)を7体重ねと5体重ねの2個買った。
モスクワを出発するとき時差を1時間間違えて危うい思いをした。乗り継ぎ便での一人旅ではくれぐれも注意が必要だと思った。成田到着は予定より少し早く9:23に無事着陸した。
◇ 今回の旅行記はこれで終わります。ウィーンとザルツブルグの二都市での連泊のため移動の疲れは少ない代わり歩いた距離は約80Km(13万歩)に達しました。
◇ 天候はおおむね良好で傘をさして観光することはありませんでした。気温は6日午後の28℃から13日朝の6℃まで変化は大きかったですが湿度は低いので不快なことはありませんでした。晴れたのは3日間だけで、あとは曇りや薄日が差す天気で、写真撮影にはコントラストが強すぎずかえってよかったと思いました。
◇ この旅行記は撮影した写真の解説書も意図していますので駅や通りや店の名称など原語も併記したところがあります。
◇写真機材 カメラCANON EOS40D EF-S 17-85 IS USM
Nikon COOL-PIX 5400(楽友協会ホールの写真)
◇費用精算 航空券(諸税、手数料含む) \75410
ホテル(3箇所 8泊) \76380
交通費(ザルツブルグ往復含む) \25270
オプショナル半日ツアー、コンサート各2回 \24120
入場料、食事、カフェ、バー \43310
おみやげ \27250
モスクワでのおみやげ、飲食 \20290
合計 292030円
為替レート 1Euro=134円 1ルーブル=3.1円
写真をクリックすると2倍に拡大します(横長画像)
日付毎に編集した①~⑦の写真総数は280枚あります。
編集・公開 2010.5 yamada423
写真増補改訂 2010.10.19(86枚)
多数の写真をご覧いただきお疲れ様でした。
コーヒーでもお出ししたいのですが・・・ごめんなさい。
その代わりにお聴きください。
クラリネット五重奏曲イ長調 K581
http://www.youtube.com/watch?v=pXnz5YgeSiA
http://www.youtube.com/watch?v=ZCJMlxIfmxY
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ウィーン・ザルツブルグ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しく思います。
質問などあれば遠慮なくQ&Aやメールでどうぞ。
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ウィーン観光情報(すぐに役立つ最新情報満載のサイトです)
http://wien-jp.com/index.php
観劇・コンサート等のチケット購入サイト
https://www.culturall.com/docs/452
http://www.wmo.at/home_en.php
オーストリア国内の鉄道、バス、観光船ほかの時刻表・その他の情報
http://www.austria.info/jp/travel-planning/timetables-1145235.html
■ウィーン中央駅
オーストリア鉄道網のハブ駅、ウィーン中央駅が完成し、長距離列車の所要時間が短縮され、接続路線も増加し、鉄道の旅が便利になりました。
長年にわたる工事と運行調整を行っていたウィーン中央駅が、オーストリア鉄道網のハブステーションとして2015年12月13日より完全に機能します。全ての長距離列車はウィーン中央駅に停まることになり、西方面からやってくるレイルジェット、ユーロシティ、ユーロナイトトレインはその日より南・北・東方面への長距離列車に簡単に乗り継ぐことができます。また、ウィーン空港とウィーン中央駅は直通列車で結ばれ、空港から各地への列車の旅が便利になります。
■ウィーンからザルツブルグまでの民営鉄道ウェストバーンは2018年現在2路線(west green とwest blue)あり、ウィーン市内の停車駅が異なるので滞在先によって選べます。
https://westbahn.at/en/timetable-info/
■現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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私が特に好きなクラリネットの曲を2曲紹介します。
1.クラリネット協奏曲イ長調 K622
ドイツとイスラエルのクラリネット奏者の競演
Clarinet:Sabine Meyerドイツ
http://www.youtube.com/watch?v=Ccl-_nneMPE
2.Clarinet:Sharon Kamイスラエル
http://www.youtube.com/watch?v=lOxX0xGTOyE第一楽章
http://www.youtube.com/watch?v=6QAAZ29cvfU第二楽章
http://www.youtube.com/watch?v=ecvEBZqOKeA第三楽章
クラリネット五重奏曲イ長調 K581
http://www.youtube.com/watch?v=pXnz5YgeSiA
ディヴェルトメント Divertimento in D KV 334
https://www.youtube.com/watch?v=ASeax-zxPKI
https://www.youtube.com/watch?v=kowe7WKBY7A
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
モスクワ シェレメチェボ空港で荷降ろし中のアエロフロート エアバスA330 SU582便
AEROFLOT AIRBUS A330 now unloading cargo in Sheremetyevo Airport 17:40
エアバスA330は241人乗りの中型機で座席は2-4-2列。ジャンボジェットよりもこじんまりして落ち着ける感じだった。
インターネットで調べたアエロフロートの評判は芳しくなかったが、実際には機材は真新しい機体で、機内食も他のキャリヤーと変わらなかった。違いは日本人の乗務員CAがいないことぐらいであったが私には関心事ではなかった。
-
モスクワ シェレメチェボ空港の乗り継ぎ待合区域のカフェの ゆったりしたスペース
A cafe in waiting area of Sheremetyevo Airport in Moscow has enough rest space.
<2010年には更にモダンなデザインで広々としたターミナルDの運用が始まっていました。「ロンドン・パリの旅2010①東京からモスクワ・ロンドンへ」参照。下記URL>
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10519536/ -
ウィーン国際空港の入国審査場前にあるアルベルティーナ美術館の看板。
芸術の都、ウィーンの雰囲気が漂う。
成田空港(Tokyo International Airport)にこのような看板(ポスター)があったかどうか、記憶にありません。 -
ゴシック建築の威容を誇るウィーン市役所正面の尖塔は高さ98m。
(旅行記より)
市庁舎Rathausは中央にゴシック建築の尖塔のある巨大で豪華な建物で存在感に圧倒されてしまう。各階のバルコニーに飾られた赤い花がその威圧感を和らげてくれる。
Rathausはrat(ねずみ:英語)のhaus(家:独語)ではないようです(笑い)
The tower of Rathaus is 98m high. Balconies are decorated with red flowers. -
英雄広場から望む新王宮と民俗学博物館 アーチ型の外壁が石造りの建物の威圧感を和らげてくれる
Neue Burg and Museum fur Volkerkunde from Heiden
Platz. Arch wall make its view mild. -
ホーフブルグ(王宮)のシシー博物館
宮廷食卓調度・銀器コレクション:ハプスブルグ家の紋章、双頭の鷲がついた茶器
Table-wear collection: Tea service set painted Hapsburg symbol twin head eagle -
イチオシ
豪華絢爛たるダイニングルームが再現されている。思わず手が震えて傾いた(笑)
(旅行記より)
ホーフブルグ(王宮)のシシー博物館と皇室の居室、宮廷銀器コレクションなどを見学した。最後にここに住んだ皇帝フランツ・ヨーゼフ皇帝夫妻の居室やエリザベート皇紀の生涯、膨大の数の銀食器や陶磁器、金メッキのダイニングセットなどハプスブルグ家の栄華を偲ぶことが出来る。
A luxurious main dining room of Maria-Theresia is reproduced in Hofburg(Palace). -
ミキ・トラベルがある地下鉄ネストロイプラッツ駅近くの市立小学校の正午の下校時の様子
Children say Good bye at noon in the elementary school of
WIEN City. -
シュテファン寺院の裏側の全景 ゴシック様式で中央の塔137mは寺院では世界3位
Whole view of Stephansdom
The tower of dome of Gothic style is 137m high. -
ハース・ハウス前の広場で若者を引き付ける大道芸人
A street storyteller caught hearts of young people in
front of Haashaus. -
ハロウィーンを前にしてかぼちゃの顔や赤いほおずき、巣箱が店先に並ぶ。
Before Halloween pumpkin faces, Chinese lanterns and birdhouses are on sale. -
真っ赤に色づいたホウズキ
-
花屋のひまわり
-
フィガロハウス入り口に掲げられたモーツァルトの肖像画(内部は撮影禁止)
A portrait of W. A. Mozart at the entrance of Figarohaus
(photo prohibited interior)
表紙の写真です。
Mozart : Violin Concerto No. 3 (Hilary Hahn)
ローマ法王の御前でのコンサートの録画演奏です。
Hilary Hahnの円熟した、しっとりとした演奏が素晴らしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=378fNu_UPbA&list=PLC960D5226C77875B&index=1 -
イチオシ
シュテファン大聖堂内の献灯台
信者が供えた蝋燭のあかりが心を和ませてくれる癒しのひととき ピンボケさせた炎
Candle lights by believers make our mind at ease.
Candle flame made out of focus -
ハプスブルグ家の紋章 双頭の鷲が描かれたシュテファン寺院のモザイク屋根
Hapsburg symbol twin head eagle on the roof of Stephansdom -
日替わり定食メニュ(かぼちゃのスープ、チーズなど)を掲げた裏通りの食堂
A small restaurant wrote today’s menu (Tagesmenu)
on a blackboard. -
シュテファン広場で記念撮影準備中の小学生
先生ではなく私を見ているのは誰?(2人いる)
Children standing by at Stephanplatz
Who is watching me not their teacher? -
グラーベンのペスト記念塔は1679のペスト大流行の終息記念碑 人々の表情が明るい
Pest Saul was built as a memory of end of pandemic by Leopold ? in 1679. -
ギリシャの建築様式を取り入れたといわれるオーストリア国会議事堂
Austria Parliament is said to be introduced Greek architecture. -
自然史博物館の脇を通る市電の1番線は旧市街一周約4kmを時計方向に回る。
Streetcar No.1 turns clockwise the Ring about 4km long around the Old City of Vienna -
美術史美術館の中央階段上ホールの大理石彫刻
「ケンタウロスと戦うゼウス」
Carved marble of "Zeus fight Centaur" on the top of center stair in Kunsthistorisches Museum
(旅行記より)
リングの外側にはマリアテレジア広場を挟んで自然史博物館と美術史美術館が同じ形の美しい姿を並べている。
今回は美術史美術館のみに入った。内部の中央階段や天井画、大理石の床の模様なども豪華なものだ。
たくさんの絵画の中ではブリューゲルの「雪中の狩人」「農民の婚礼」「バベルの塔」、ヴェラスケスのスペイン王女マルガリータ・テレサの肖像連作などがよく知られている。 -
ゆったりした展示室
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ピーター・ブリューゲルの代表作「雪中の狩人」 ほかに「農家の婚礼」など多数
Peter Bryugel’s "Jager in Schnee" is one of the most famous of his. -
ピーター・ブリューゲルの代表作「農家の婚礼」
-
ピーター・ブリューゲルの代表作「バベルの塔」
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イノシシ退治をするのは誰でしょう?
-
ベラスケス「赤いドレスのマルガリータ王女」
「青いドレスのマルガリータ王女」はこちらにあります。
ウィーン・ザルツブルグの旅 ②美術史美術館・ウィーンの森
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10464221/ -
楽友協会での2010ニューイヤーコンサートと合作で国立オペラ座のバレエ団がここで踊った。
Ballet by the dancers of Staatsoper was collaborated with the New Year Concert 2010 at Musikvereinsaal. -
二階の超豪華な装飾に包まれたカフェ・ゲルストナーでひと休み シアワセー!(笑)
Coffee time at Cafe Gerstner of Kunsthistorisches Museum in gorgeous atmosphere How happy I am!
はじめまして 作者のyamada423です。
自己紹介記事はこのホームページに記載してありますので省きます。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/ -
2階のカフェ・ゲルストナーのダイニング・ルーム
-
イチオシ
王宮庭園に建つモーツァルト像前の芝生に赤いト音記号がおしゃれ!
Red G clef charms us in front of the Stature of W. A. Mozart.
ト音記号は赤いベゴニアの花です。 -
ウィーンの森半日観光で訪れたウィーンの森南コースにある地底湖ゼーグロッテSEEGROTTEの入り口。元は石灰岩の地下採掘場であったが、1912年に大量の水が噴出し、現在見られる地底湖になった。中の気温は一年中9℃一定で湿度は97%もあるそうだ。寒いのでブランケットを貸してくれます。
ここにはナチスの戦闘機部品工場跡が残されている。
Entrance of SEEGROTTE where big lakes are underground and temperature is always 9℃.
夏は避暑地、冬は避寒地と年間を通じて楽しめそうです。 -
イチオシ
ウィーンの森半日観光で訪れたシューベルトが歌曲「菩提樹」を作曲した地の跡にあるホテル。菩提樹の楽譜が見える
A historical spot of Franz Schubert where he composed the lied Linden baum
(旅行記より)
カフェタイムの後、シューベルトが「冬の旅」の「菩提樹」の曲を書いた宿の跡のホテルに寄り2代目の菩提樹と泉(手漕ぎの井戸)を見学した。
最後は女子修道院マイヤーリングを見学して6時少し前にウィーン市内へ戻った。
マイヤーリングには修道院を舞台に起こった数々の出来事(皇太子の心中事件など)を紹介する写真の記録が展示されていた。
ウィーンの森の想像したイメージはもっと木々が生い茂った深い森であったが、実際は箱根や軽井沢に近い印象だった。 -
アルベルティーナ広場の前で客と交渉中の観光馬車フィアカーの御者
A driver of Fiaker is talking with a passenger on the side
of Albertinaplatz. -
中央に青銅のドームを持ちヘラクレスなど4体の像が守る王宮の入り口ミヒャエル門
The entrance of Hofburg Michaelertor is guarded by four statues of Herculean. -
アルベルティナから見た国立オペラ座。外観も豪華で風格があり、オペラが観たくなる雰囲気にあふれる。 ここでもチケット売りが交渉中。
言い値で買うことはありませんよ。需要と供給で決まるのが市場原理。
人気の公演のチケットが当日売っているはずはないでしょう。
Staatsoper(National Opera House) : view from ALBERTINA -
日没近く、裏通りのあちこちに灯がともり憩いの時間の始まりを告げる
ここは国立歌劇場裏
The lighting on a back street in the evening tells us start of relaxation time.
日本では夕方5時頃から7時頃までビールとツマミで500円とかの「ハッピーアワー」がありますがそんな時間の始まりです。 -
青海波の装飾品の前を横切るシルエット 女性の鼻の高さは何人(なにじん)?
ミヒャエル広場からグラーベン大通りの途中にブランドショップが並んだコールマルクト通りがあり、ショーウィンドウの写真が一番きれいに撮れるたそがれ時を迎えていた。
A silhouette of a couple against a show window
How high her nose is! -
ウィーンやザルツブルグでよく見かけたシーフード店NORDSEE。 店内で食べられる。
The seafood restaurant NORDSEE is popular in
Wien and Salzburg.
(旅行記より)
夕食には早すぎたので、解散したアルベルティーナ前から王宮沿いにぶらぶら歩き、ヘラクレス像が4体も構えるミヒャエル門にさしかかった。
門の上のドームや向かいのミヒャエル教会の尖塔にわずかに夕日が残っていた。
ここも名所らしく観光のグループがいくつも見られた。
そこからグラーベン大通りの途中にブランドショップが並んだコールマルクト通りがあり、ショーウィンドウの写真が一番きれいに撮れるたそがれ時を迎えていた。
夕食はオペラ座近くの日本食レストラン天満屋にしようと思っていたが少し遠いので近くにあったシーフード店NORDSEEに入って白身魚のグリルにマッシュルームソース、ポテト、白ワイン1/4ℓ。
E16.25の内ソービニオンブランのワインがE7で魚より高かったがベストチョイスだった -
秋色の飾り付けが見る人の心を暖めてくれる食卓用品店のショーウィンドウ
A show window of autumn color in a dining goods shop makes our mind warm. -
シュテファン広場の大勢の人だかりの中でマッスル大道芸に興じる若者たち
Young people were playing muscle performance in Stephanplatz. -
地下鉄駅Rathausに向かう途中、真正面からの朝日が眩しかった
I was blinded by morning sun on way to metro station Rathaus. -
チーズ屋の向こうのオリーブ売りに細かい注文をつけるおじさんに視線が集中する
They watch a gentleman to order in detail at an olive shop over the cheese stock.
このように人を観察して撮る写真は一人旅でないと難しいです。一人旅の醍醐味と言えましょう。 -
イチオシ
リスやふくろうなどの可愛い動物たちが勢揃い。
Many of pretty animals lined up. owl, squirrel, hedgehog, etc -
花屋の店先でのやり取りはどちらも真剣そうだが和やかだ。
Negotiation at flower shop is going on earnestly and friendly. -
ハロウィーンを前にしてカボチャや花のアレンジメントを売る店がいっぱい出ている
Shops to sell pumpkins and flower arrangements are increasing before
Halloween. -
青い地球を思わせるステンドグラスと蝋燭の灯が厳粛ながら心温まる雰囲気を醸す 幸せを感じさせてくれる非日常的空間
Stained-glass of blue earth image and candle lights make it solemn but warm atmosphere of happiness. -
サンクト・ギルゲンの街中の銀行の壁の絵は農業、林業、狩猟業などへの融資先を表すものか?
Does a drawing on the wall of bank indicate occupations they finance? -
モーツァルトの母の生家は今ザンクト・ギルゲンの町役場になっている。モーツァルトハウスの前ではモーツァルト像の前にたむろする少年たちに写真を撮ってくれよとせがまれた。
Birth house of Mozart’s mother is now Rathaus (town hall) of St.Gilgen -
見学に来ていた小学生に写真を撮ってとせがまれた Vサインは世界共通みたいです。
Boys on school excursion badgered me to take a photo of them in front of
Rathaus. -
白く美しいザンクト・ウォルフガングの教会の塔(鐘楼)
The beautiful white tower of the chapel in St.Wolfgang
(旅行記より)
「サウンドオブミュージックツアー」は物語に登場する土地や教会などを訪ねるもので参加者10人が大型バスで出かけた。映画の最初に登場したフシュル城、サンクト・ギルヘン、湖上遊覧、サンクト・ヴォルフガング、挙式シーンのモントゼーの教会などをめぐる4時間のツアーでは映画の場面と関連付けて説明してくれたが、私は見ていないのでなんとも。 -
モントゼーの教会 サウンドオブミュージックの挙式で有名とか(私見てないの)
The chapel of Mondsee is said to be famous for the scene of the
Marriage in Sound of Music. -
イチオシ
ミラベル庭園から遠くにホーエン・ザルツブルグ城を望む
Distant view of Festung Hohensaltzburg from Mirabellgarten
赤いベゴニアで作られた芝生の模様が印象的です。 -
マカルト広場に面したモーツァルトが2度目に住んだ家(1773-1780)。
Mozart’s secondary house in Saltburg faced Makartplatz
(旅行記より)
ミラベル庭園を出てすぐ近くのマルカスト広場に面したモーツァルトハウスを見学した。ここは二度目に住んだ家で、オーディオガイドで曲の演奏も聴けてすごくよかった。聴いたことのない多くの作品が紹介されて、あらためてモーツァルト好きが高じてしまった。
ディヴェルトメント 17番
Mozart - Divertimento No.17 In D Major, K 334 Menuetto
http://www.youtube.com/watch?v=ASeax-zxPKI
小夜曲(アイネ・クライネ・ナハト・ムジューク)
Mozart - Eine Kleine Nachtmusik, K 525 Allegro
http://www.youtube.com/watch?v=FCi2u265wxQ -
大聖堂Dome
パイプオルガンはヨーロッパ最大級で6000本ものパイプが使われているそうだ。
The pipe organ of the Dom is said to be the biggest in Europe. 6000 pipes in it
(旅行記より)
大聖堂のドームには中へは入って見学した。数々の絵がちり嵌められた天蓋は実に見ごたえがあり、立派なパイプオルガンは見るだけではもったいない。このオルガンはヨーロッパでも最大規模でモーツァルトも1779年から奏者を務めたそうだ。
Concerts in the Salzburg Cathedral 2016 大聖堂でのコンサート2016
http://www.salzburger-dom.at/en/dates/regular-church-services-at-the-cathedral/concerts/?fsize=2Fr#.V9KUSaPr3IV -
ホーエン・ザルツブルグ城から見たザルツブルグ旧市街全景。
A grand view of Salzburg old city from Festung Hohensaltzburg -
ホーエン・ザルツブルグ城の城砦と呼ぶのがふさわしい堅牢な城壁
The stiffened wall of Festung Hohensaltzburg suits to be called fortress. -
ホーエン・ザルツブルグ城のミュージアムで出会った家族
母親同士が姉妹みたいです。二人の娘は母親そっくりです。
右端の人の第一印象は「アメリカのガイドナー財務長官」です。
I took two photos of a joyful family, first with his camera and next with my camera.
旅先で出会った人たちとのちょっとした交流が「心のおみやげ」です。
人見知りしない自分の性格が与えてくれるタダの貴重な土産です。
英語だけできればヨーロッパどこに行っても体験できるので、興味のある方にはお奨めします。 -
結婚式を挙げたばかりの熱々のカップルに出会った。
こちらも幸せを分けてもらった気分
A couple just married
Congratulations! -
おどけたポーズをとる男の子はみんなの注目の的
カッワイー!
He amused us in clownish manner. -
イチオシ
カフェ・トマッセリで支払うのを見つめる女性と遠くに目をやるウェイトレス(視線の妙)
She watched him paying and the waitress saw far beyond in Cafe Tomaselli.
客の手元を見ずに視線を外すこのウェイトレスの配慮は見上げたものです。
この旅行記の写真の中では断然イチオシです。
(旅行記より)
<城塞を下りて有名なカフェ・トマッセリ Cafe Tomaselli へ入った。コーヒーをと言って,いろいろ種類があって迷っているとウェイターが行ってしまい、再度来たときにブラックティー(紅茶)を注文すると Changed your mind? と怪訝な顔をするから、そーだよ、コーヒーは選ぶのが難しいからと笑いながら言ってやった。>
ホット、アイス、ブレンド、アメリカンなどで注文できる日本での日常から考えると煩わしですが、この一種のカルチャー・ショックは貴重な経験でした。 -
惣菜屋のカウンターに登って興味深げに見つめる
未来の栗原はるみ
Future Harumi Kurihara who is famous for Japanese home cooking -
惣菜屋のカウンター
カウンターに乗っている子を他の客が咎め(とがめ)たりせずに優しく見守るのを見ていると、社会の暖かさを感じ嬉しくなりました。 -
人気の店は大忙し。 暖色系の照明が赤や黄色の野菜や果物をよりおいしく見せている。
They are always busy at popular shops. Lighting makes red and yellow goods more delicious. -
ザッハー・ザルツブルグ・ホテル内のザルザッハ・グリルでの夕食に食べたウィンナーシュニッツェルとサラダ(私のホームページ「旅行写真展示室(文字検索可能)」の「食べる頁1」http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu1.htmlで解説しています)
Dinner at Salzach Grill in Hotel Zacher Salzburg:Winner Schnitzel and green salad and red wine -
ザッハー・ザルツブルグのピアノ・バーで隣の席にやってきた夫婦につれられた女の子。
最初はお互いに慣れていないのでストロボでびっくりしないように撮りました。まだ母親に視線を向けています。
At first she was watching her mother. -
イチオシ
最初はにかんで母親を見つめていたが、少し慣れてきて横目でチラッとカメラ(私)を見た瞬間です。何が起きても、その瞬間を見逃さないのが写真好きのなによりの証です。一人旅でないとできませんが。
カッワイー
At first she was watching her mother.
After a while she was relaxed and cast a side glances at me i.e. camera.
Her father explained me that he is Yugoslavian and her mother is pure Germany.
彼女は父(自分)がユーゴ人で母(妻)が「純粋のドイツ人」であると父親が一生懸命話してくれました。近代ヨーロッパにおけるドイツ民族の誇り・位置づけをあらためて知らされた感じがしました。
旅先でのこのような体験は自分の人生を豊かにしてくれる「生きた歴史の教科書」のようです。このあどけない少女の笑顔の写真は一生忘れないでしょう。彼女とは一言も言葉を交わしていませんが、かえってそれが印象深く残ったのかもしれません。 -
ザルツブルグ旧市街のザンクト・ペーター墓地入り口で出会ったマリちゃん。
真剣に何かを見つめる(似非岩合光昭撮影)(笑)
She is looking hard someone at the entrance of St.Petersfridhoh. -
ザルツブルグ・ノッケル(大きなスフレ)のレシビが載ったテーブル掛け(ティー・クロス)。見るだけ
Recipe of Saltburger Nockerl is written on a tea cloth. Just looking! -
モーツァルト(1756.1.27誕生)の生家。マカルト広場の家に移るまでの18年間住んだ
W.A.Mozart’s birth house The date of birth is 27 Jan.1756
赤・白・赤の3本模様の幟(長い旗)が掲げられた建物はオーストリア国家が管理している歴史的建築物です。赤・白2本の模様はウィーン市の管理だそうです。(ハイリゲンシュッタットの遺書の家など) -
雨の早朝の駅前 楽しかったザルツブルグを去るのがチョッピリさみしい・・・赤い傘が去るように
Rainy morning made me feel lonely a little on the day leaving joyful Salzburg. -
9時半にリンツ(オーストリアで人口が第二の都市)に着くと一人でいた席に3人家族が着いた。ウィーン大学の学生であるという娘と父親の写真を撮らせてと頼んだら、娘は「オーストリアのファミリーとして撮って」と言ったが、父は照れて・・
手の置き場に困ってしまいました。日本の父親ではこのようなシチュエーションはまず無いでしょうね。
The daughter asked me to take photo as an Austrian family, but father was too shy. -
ここハイリゲンシュタット遺書の家で、難聴のベートーヴェンは兄弟宛に遺書を書いた
Heiligenstadter Testament haus where L.V.Beethoven made a will to his brothers. 14:15 -
遺書の家の中庭の階段を上がるとベートーヴェンの部屋が記念館になっている
Beethoven’s house on the stair is now the
Memorial Hall. -
散歩道沿いの小川は流れの幅が50cmほどで結構勢いよく流れている 14:58
交響曲第6番「田園」について,特に好きな箇所を、フリー百科事典Wikipediaから引用すると、
第2楽章「小川のほとりの情景」を通して小川のせせらぎの音が弦楽合奏で奏でられ、曲の終結部では夜鶯や鶉、カッコウの鳴き声が木管で模倣される。
第4楽章「雷雨、嵐」。楽しい村民の集いを突然襲った昼下がりの激しい驟雨の様子を活写する。低弦が遠雷の様子を、中高弦・木管が怪しい風音・閃光と雨足を、全管とティンパニが激しい雷鳴と大地の鳴動を表現し、最終部では雨足が遠のき雷雲が去って晴れ間が差した清々しい麗らかな田舎の情景が奏でられる。
第5楽章「牧人の歌−嵐の後の喜ばしく感謝に満ちた気分」。雨が上がり、日が差し、自然への畏敬と感謝の牧歌が歌い上げられ、本曲が"Pastral symphony"たる最も象徴的な楽章である。
The brook along Beethovengang is about 50cm
width and runs well. -
カーレンベルグの丘の南斜面ではワイン用の葡萄が栽培されている 15:32
On the southern slope of Kahlenbergar hill
they grow grape for wine. -
オーストリア・ギャラリーの代表的展示品クリムトの「接吻」が工事用仕切りに!
The KISS by Gustav Klimt on a partition of
construction! -
ベルヴェデーレ宮殿の前庭には秋の草花が咲き乱れていた。
Autumn flowers were in full bloom in the front garden of Belvederegarten -
ツートンカラーの砕石がモザイク模様に敷き詰められたベルヴェデーレ宮殿の前庭
The front garden of Belvederegarten designed
with two tone color -
赤とベージュの二色の壁が美しいウィーン・フィルの本拠地ウィーン楽友協会
元日のニューイヤー・コンサートでも有名
Musicverein is the base of Wien Phil harmony
Orchestra -
開演前のウィーン楽友協会大ホール 2009.10.12
Wiener Musikverein(ヴィーナー・ムジークフェライン)
大ホールは1870年に建設された。通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場である。
http://wien-jp.com/wien-jp/musik-v.php
毎年ニューイヤーコンサートが開催され全世界にテレビ放映される。 -
ウィーンの家庭料理の店 表の黒板にその日のメニューが書かれている 14:16
Menus of the day are written on the blackboards
in front of Mama’s kitchen. -
酸味の効いた野菜と肉の煮込みにスープで煮たパン団子(クヌーデル)を載せたオーストリア料理
A bread dumpling boiled in soup put on cooked
meat and vegetable of sour taste
「食べる頁2」(http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/taberu2.html)をネットで検索すると、私のホームページ「旅行写真展示室」のこの料理に関するエピソードやウィーン料理関連サイトへのリンク、お薦めのレストラン、更には私のお薦めの楽曲など豊富なコンテンツが載っていますので、ぜひ御覧下さい。 -
グラーベンを往く人々の服装もすっかり冬の装いに変わっていた たしかに寒い 15:03
Their wears have changed to winter clothes in
Graben. -
ウィーン・ミッテ(中央)駅から空港まで16分のCAT(空港ライナー)の車内
CAT(City Airport Train)bring us in 16 minutes from Wien Mitte to the Airport. -
CATは2階席があり、これが階段です。
This is a stair to upper floor.
Thank you very much for coming to my travel photo blog. -
モスクワ シェレメチェボ空港の売店
今回は直行便ではなくモスクワ経由としたのは運賃が約半額であるのと帰りにおみやげにマトリョーシカ(木製重ね人形)を買うためである。
最後までご覧いただきありがとうございました。
1日ごとの詳細な旅行記7編のURLは表紙に記載しました。 -
参考掲示
ウィーン〜ザルツブルグ間の民営鉄道会社WESTBAHN(西鉄)の6両編成総2階の列車。(電磁機関車牽引方式ではない)
料金はオーストリア国鉄OBBの通常料金の半額(2016年、普通車片道25.5ユーロ、PLUS44.5ユーロ)
チケットは経費節減のため窓口販売はしておらず、駅のTABACO、車内販売、オンライン販売のみです) -
普通車1階の荷物置き場。
ワイヤロープによる盗難防止装置が有料で設置されています。 -
普通車1階の荷物置き場のワイヤロープによる盗難防止装置が有料で設置されています。
大きな荷物はなかったので使用しませんでした。
使い方は車掌に聞けば分かります。
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