2016/05/22 - 2016/06/02
174位(同エリア1890件中)
yamada423さん
- yamada423さんTOP
- 旅行記556冊
- クチコミ30件
- Q&A回答5242件
- 1,640,539アクセス
- フォロワー253人
ベルリンのブランデンブルグ門 Brandenburger Tor
上(東側)2016.5.27 18:13 マラソン大会直前
下(東側)2016.5.28 7:47 パリ広場(フランス大使館前)
北欧・中欧の旅ハイライト
2016.5.22~6.2
2011年までは年に1度の海外旅行を続けてきましたが、それ以降は昔の仲間とのグループ旅行を契機に1年半間隔になりました。
前回2014年秋はスコットランドとフランスの友人宅を訪ねる14日間の一人旅でしたが、今回は友人と二人でストックホルムからウィーンまでの12日間の列車の旅です。
フライトは往路が羽田発ミュンヘン経由ストックホルムまでのルフトハンザ航空、復路は
ウィーン発成田までのオーストリア航空直行便、航空券の手配はJTBオンラインでした。
オーストリア航空直行便は2016.9.4で27年間の運行を終了した。
■ オーストリア航空は7月6日、2016年9月4日を最後に運休した成田~ウィーン線を、2018年5月15日に再開し、週5便で運航することを発表した。
2018年5月15日のウィーン発便、5月16日の成田発便がそれぞれ初便となり、週5便の運航。便名は運休前と同じOS52便(成田発)、OS51便(ウィーン発)となる。
機材はボーイング 777-200型機を使用。
日程はストックホルム(3泊)、コペンハーゲン(2泊)、ハンブルグ(乗換)、ベルリン(2泊)、プラハ(乗換)、ウィーン(3泊)です。
私にとってプラハとウィーン以外の都市は初めてで、訪問先の観光スケジュールは友人と手分けしてかなり詳細な計画を作って行きました。
この計画作りは大変ですが、添乗員ツアーと比べても充実した旅になることは何度も経験済みです。
スウェーデンとデンマークは共に王制の国で、それぞれの国の首都であるストックホルム、コペンハーゲンでは王宮や宮殿の見学が主要な観光となった。
2016年5月22日(日)
10:00 羽田空港国際線ターミナル ルフトハンザチェックインカウンター前集合
羽田12:35→17:40ミュンヘン21:00→23:10ストックホルムArlanda
ルフトハンザLH715(A340-600)/LH2420(A320)
乗継のミュンヘンには定刻の17:40到着。搭乗ブリッジ内は日当たりが良く暑かった。
乗継便が航空券購入時より1時間遅くなり、3時間以上後のため、閑散としたシーフードバーBUBBLESでビールを飲みながらストックホルムパスや地下鉄切符の買い方などの打ち合わせを済ませた。
ストックホルムには5分遅れの23:15着。空港のインフォメーションでストックホルムパスを購入し、定額料金(車種で異なり470~675SEK)のタクシーでホテルへ着いたのは24:20頃だった。
ホテルの入口を、呼び出しボタンを押して開けてもらい、長旅の疲れと無事に着いた安堵感の複雑な表情の私たちに、受付のお姉さんEricaが笑顔で対応してくれた。
「今日のチェックイン予定の最後のお客様です」
You are the last guests to check in today.
■ストックホルム観光
STOCKHOLM PASS 2Days 795SEK(\12000)
地下鉄・トラムなどはACCESS(pasmo/suica)購入(20SEK+チャージ金額=200SEK)又はチケット
1日目 5.23(月)晴れ
9:00 ホテル発 地下鉄5駅のT-Centralen下車 徒歩10分
9:30? 市庁舎ガイドツアー(英語)
ストックホルム中央駅の西側、徒歩わずか5分の所にある市庁舎は、水の都ストックホルムにふさわしい優雅で厳粛な気品を漂わせて、メーラレン湖にその姿を映している。スウェーデン人建築家ラグナル・オストベリRagnar ?・stbergの設計で、1911?23年にかけて建てられた。ナショナルロマン様式、
11:00 国会議事堂(外観のみ)
ストックホルム中心部とガムラ・スタンの間に浮かぶ小さな島にあるのが、スウェーデンの国会議事堂。20世紀の初めに建てられた石造りの重厚な建物だ。内部はガイドツアーでのみ見学できる。
11:30 大聖堂
王宮のすぐ南にあるストックホルム最古の由緒ある教会。13世紀後半に建てられ、何度も改築、増築され、現在の大きさになったのは1480年代のこと。ゴシック様式から、王宮の建築様式に合わせてイタリア・バロック様式に改築された。長い間国王、女王の戴冠式、結婚式などの儀式が行われた場所でもある。
12:00 大広場 ランチ
大聖堂を出て王宮と反対側に歩いていくと、大広場にぶつかる。今は平和なこの広場で、1520年歴史に残る“ストックホルムの血浴”が起こった。デンマークのクリスチャン2世の侵攻に抵抗した、のちのヴァーサ王の父を含む90人あまりの貴族、高官が断頭刑に処され、広場が血で染まったといわれる。
13:15 ノーベル博物館ガイドツアー(英語)
ノーベル賞100周年を記念して2001年にオープン。館内では、ノーベル賞の歴史や歴代受賞者に関してビデオや写真などを使って年代ごとに詳しく紹介している。
14:00 王宮
ガムラ・スタンの北に建つ3階建ての堂々たる建物。13世紀中頃に建立されたが、1697年の火災によりほぼ全焼。その後57年かけて再建され、1754年に完成した。イタリア・バロック、フランス・ロココ様式の建築で、代々王室の居城として使われてきた。現王室は、子供たちにふさわしい環境へと、1981年に郊外のドロットニングホルム宮殿に移られた。
◇王族の居室
王族の居室Representationsvaningarnaは、全部で約600室あり、一部一般公開されている。見学できるのは、王宮内の2階と3階にかけてで、ベルナドッテの間Bernadotteuaningen、晩餐会の広間Festvaningen、迎賓の間Gastvaningenなど。ロココ様式のインテリア、450kgのクリスタルガラスのシャンデリア、銀器、ガラスの収集品、ペルシャ絨毯など、豪華なコレクションを見ることができる。
◇宝物の間と国家の間
王宮東側の入口から入ると、宝物の間Skattkammarenがあり、12人の歴代国王や女王の王冠、剣、宝物類が展示されている。700のダイヤモンドと真珠、ルビー、エメラルドで飾られた王冠は、1561年エリック14世戴冠式の時のもの。
なおこの一角にある国家の間Rikssalenは、長い間、国王臨席のもとに伝統的な国会開会式が行われたホール。
◇王室に付属する博物館など
王宮礼拝堂Slottskyrkanは典型的なフランス・ロココ様式、王家武儀博物館Livrustkammarenには、17世紀の王グスタフ2世がLuzenで戦死したとき乗っていた軍馬のはく製や、18世紀末にオペラ座の仮装舞踏会で暗殺されたグスタフ3世の血のついた服、その暗殺者の貴族が使用したピストル、仮装マスクなどが展示されている。
15:30 ガムラ・スタンのその他のスポット
貴族の館、
リッダーホルム教会、
ドイツ教会、
鉄の広場など
2日目 5月24日(火)晴れ
9:00 ホテル発 地下鉄Fridhemsplanから6駅目のBrommaplanでバス176,177
,301でDrottningholm下車。
9:30 ドロットニングホルム宮殿の庭園、宮廷劇場、中国の城
10:30ドロットニングホルム宮殿
16世紀初め、すでにここには王族の庭園と城があったが、ドロットニングホルム宮殿の建築工事が始められたのは1662年。若くして未亡人となったカール10世グスタフ王妃ヘドヴィグ・エレオノラの時代である。
1756年までの間に増築、改築されながら、現在の3階建て220室の宮殿が完成した。初期の建築は、王宮の設計者、ニコデミウス・テシン父子によるもの。イタリアやフランスの影響を受けたバロック様式風の建築で北欧のヴェルサイユともいわれるが、ヴェルサイユをモデルにしたものではない。
白鳥が浮かぶ湖、鮮やかな緑の芝生、深い森に囲まれたクリーム色の建物は、おとぎ話に出てくる宮殿そのもの。
宮殿と中国の城、宮廷劇場は合わせてユネスコの世界遺産に登録されている。
13:00 ドロットニングホルム宮殿からフェリーで市内へ
14:30 ユールゴーデン島
ヴァーサ号博物館 Vasamuseet
トラムでSelgels torgから5駅Nordiska Museet下車
現存する最古の完全船として有名な戦艦ヴァーサ号を展示する博物館。ヴァーサ号は、スウェーデンが強大な力を誇っていたグスタフ・アドルフ2世の治世に建造された。ドイツ三十年戦争に参戦するため、1628年8月10日に王宮近くの埠頭から処女航海に出た。ところが突風に襲われ、まだストックホルム港内にいる間にあっけなく水深32mの海底に沈没してしまった。設計上のミスか、バラストの不足か、大砲の積み過ぎか、原因はいまだに不明である。
16:00 エステルマルム地区周辺
ヒョートリエット
セルゲル広場から北に延びるセルゲルガータン通りSergelgatanは歩行者天国になっており、両側にデパートが建ち並ぶショッピングエリア。その突きあたりにある広場がヒョートリエットだ。
◆ストックホルム観光スポットの解説文
出典:地球の歩き方 http://www.arukikata.co.jp/city/STO/spot.html
■コペンハーゲン観光
1日目 5.25(水)晴れ
この日はストックホルムからコペンハーゲンへの移動日で、早朝に出発するためホテルでは朝食を摂らず、中央駅の売店でパンとコーヒーを買って列車
内で食べた。
Stockholm 6:21発-Copenhagen 11:48着
コペンハーゲンのホテルに着いて荷物を預け、インフォメーションでコペンハーゲンカード(24hr 379DKK ¥6389)を買い、最初に駅前のチボリ公園へ入った。
14:00 チボリ公園
1843年にオープンしたチボリ公園は、コペンハーゲンっ子の心のふるさととして親しまれている遊園地。ウォルト・ディズニーも参考にしたといわれている。
14:30 クリスチャンボー城(15時?ガイドツアー)
石造りのクリスチャンスボー城は、1167年にアブサロン大主教Absaronによって建設されたコペンハーゲン発祥の地。当時、コペンハーゲンは砂州に造られたほんの小さな砦でしかなかった。現在は、城を取り囲むようにガンメルストランドという運河が巡っており、運河の手前には砦を造ったアブサロン大主教の銅像が建っている。
17:30 ストロイエ(散策)
市庁舎前広場とコンゲンス・ニュートーゥを結ぶ通りがストロイエ。フレデリクスバーウギャーゼFrederiksberggade、ニューギャーゼNygade、ヴィメルスカフテVimmelskaftet、エスターギャーゼ?・stergadeの4つの通りとガメルトーゥGammeltorv、ニュートーゥNytorv、アマートーゥAmagertorvの3つの広場で構成されている。ストロイエとはデンマーク語で歩くこと。市民や観光客の目を楽しませてくれるこの通りは、その名にふさわしい歩行者天国。道の両側にはさまざまなショップやレストラン、カフェが並び、ヨーロッパでも屈指のショッピングストリートだ。
2日目 5.26(木)くもり
9:00 ローゼンボー離宮
ローゼンボー離宮は、クリスチャン4世王により建てられたオランダ・ルネッサンス様式の建物。1605年から工事を開始し、1634年に完成した。1615年、38歳の男ざかりであったクリスチャン4世王は、絶世の美女キアステン・ムンクと熱烈な恋におち、彼女は王のもとにやってくることになった。ふたりの愛の新居として定められたのが、ここローゼンボー離宮だ。また1648年、王が死の淵へと赴いたのも、この宮殿だった。
11:00 アメリエンボー宮殿
クマの毛皮の帽子をかぶった衛兵が立っていなければ、宮殿とは思えないほど質素なたたずまい。18世紀末に当時の宮殿クリスチャンスボー城が炎上したため4人の貴族のマンションを宮殿としたもので、もともと王家の住居ではなかった。
12:00 人魚の像
アンデルセンの有名な、しかし悲しい物語を思い起こさせる人魚の像。1913年、彫刻家エドワード・エッセンによって作られた。当時王立劇場では、バレエ『人魚姫』が上演されていた。それを観たカールスベア(カールスバーグ)・ビール会社2代目社長カール・ヤコブセンが、この像を制作するアイデアを思いついたのだ。
13:00 ニューハウン(運河沿いのカラフルな建物) ランチ
コペンハーゲンを象徴する景観として名高い、運河に沿ってカラフルな木造家屋が並ぶエリアがニューハウンだ。かつては、長い航海を終えた船乗りたちが羽根を伸ばす居酒屋街としてにぎわいを見せていた。現在では、運河に沿った北側の通りにレストランが並び、夏期には外にテラス席が出てにぎやか。
15:00 ストロイエ(買い物・カフェで休憩など)
◆コペンハーゲン観光スポットの解説文
出典:地球の歩き方 http://www.arukikata.co.jp/city/CPH/spot.html
5月27日(金)くもりから晴れ(ベルリン)
この日はコペンハーゲンからベルリンへの移動日
6時前に起きてシャワーを浴びて身支度を整え、6時半にSさんと一緒に朝食。7時にロビーへ降りてチェックアウトを済ませた。
7:10に出発、駅までは5分。
コペンハーゲン発7.37
ハンブルグまでの途中Rodby9:36?Puttgarden10:36間はScandlinesの大型フェリーで、6両編成の列車ごと乗り込んだ。フェリーにはカフェ、レストラン、免税店、各種売店がある。
このデンマークの首都コペンハーゲンとドイツ北部の主要都市ハンブルクを結ぶ交通幹線(回廊)は「渡り鳥コース」と呼ばれている。
ハンブルグの乗換時間(12:21?13:38)にコンコースに並んだファストフード店で昼食を済ませた。
■ベルリン観光(1日目)
27日15時半ごろベルリンへ到着
ベルリン中央駅は5層構造の巨大な駅で、近郊路線Sバーンは最上階が発着ホームになっている。ドイツ国鉄DBチケット売り場で1日券を2日分購入した。
1日券は翌日3:30まで有効で7ユーロ(約870円)
Sバーンで中央駅から1駅のフリードリッヒストラッセまで行き、駅前のホテルNHコレクションに到着。
ベルナウアー通りに残るベルリンの壁を見に行った。
次に行ったブランデンブルグ門の周辺では、何かのイベントでマラソン大会の準備中で、ゼッケンを付けたたくさんのランナーのグループが集まっていた。
ブランデンブルグ門の前の特設ステージで女性ロックシンガーが歌い、雰囲気を盛り上げていた。
ブランデンブルグ門から西に延びるベルリン中心部の大通り「6月17日通り」の先には戦勝記念塔ジーゲスゾイルが見える。
反対に東側の大通りウンター・デン・リンデンの先にはテレビ塔が見える。
ホテルまで歩いて帰る途中で、大通りに面したカフェ・アンシュタインで夕食にした。
フンボルト大学の立派な建物とフンボルトの大理石像などを見てからホテルへ戻った。
5月28日(土)ベルリン観光(2日目)晴れ
8:00 ブランデンブルグ門
前日の夕方のイベントで賑わっていたのとは対照的にフランス広場からは朝日を浴びて輝いた姿を、まだ観光客がいない静かな雰囲気の中で見ることができた。
8:30 連邦議会議事堂
9:00 テレビ塔 展望室に上り、ベルリン市内の全景を展望
10:30 ベルリン大聖堂 75m高さのドームの外の展望テラスに上り、ベルリンの街並みを一望
12:00ペルガモン博物館 古代ギリシャの「ペルガモンの大祭壇」をはじめ、遺跡を丸ごと展示したスケールの大きさに感動。
14:00 ニコライ地区のツア・レッテン・インスタンツZur Letzten Instanzで昼食
15:30 ジャンダルメン広場 ベルリンで最も美しい広場
ドイツ大聖堂、コンツェルトハウス、フランス大聖堂
16:00 チェックポイント・チャーリー 冷戦時代の東西ベルリンを結ぶ唯一の検問所
17:00 カイザー・ウィルヘルム記念教会
ドイツ帝国の初代皇帝ウィヘルム一世を記念して19世紀公判に建てられた。
20:00 ホテル近くのステーキハウスBLOCK HOUSEで夕食。
5月29日(日) ベルリン?プラハ?ウィーン
ベルリン発6:58?プラハ11:28着、16:48発―ウィーン20:51着
この日は移動日であるが、プラハで5時間ストップオーバー(途中下車)して旧市街の急市庁舎の天文時計、カレル橋、ルドルフィヌム(チェコフィルの本拠地)などを見学
■ウィーン観光(1日目)晴れ
5月30日(月)
ウィーン市の中心から北へ約5キロにあり、ベートーヴェンが小川のほとりを散歩しながら交響曲6番「田園」の曲想を得たといわれているハイリゲンシュタットを訪ねた。
カーレンベルグの丘が見渡せるエロイカ通り、小川に沿ったベートーヴェンの小道など散策し、ホイリゲで有名なグリンツィングから市電でウィーン市内へ戻った。
シュテファン広場から伸びる歩行者天国の大通りグラーベンのストリートカフェで昼食。
ケルントナー通りのチョコレートショップHEINDLでモーツァルトチョコレートを購入。
一旦ホテルへ戻り、2時間ほど休憩してからシェーンブルン宮殿でのディナーコンサートに出かけた。ディナーの前に宮殿のオーディオガイドによる自由見学を楽しんだ。
レジデンツのレストランでのディナーとオランジュリーの特設会場でのコンサートはいずれもすばらしく思い出に残るコンサートであった。
5月31日(火)ザルツブルグ・ウィーン観光(2日目)雨・晴れ(ウィーン)
往き ウィーン西駅発6:42?ザルツブルグ着9:08
帰り ザルツブルグ発15:52?ウィーン西駅着18:30
ザルツブルグ市内観光と14時出発のサウンドオブミュージックツアーの予定であったが、列車でザルツブルグに着いたときから雨が降り出した。
午前中はミラベル宮殿・ミラベル庭園のバラ、モーツァルトハウス、大聖堂、ホーエンザルツブルグ城などの見学
午後のツアー参加は取りやめて予定より3時間早い列車でウィーンへ戻った。
ウィーンに着いたときには晴れたので、市の中心部の美術史美術館、市庁舎、国会議事堂。王宮など、いずれも外観だけであったが見学した。
フォルクス庭園では満開のバラを楽しんだ。
6月1日(水)ウィーン観光(3日目)晴れ
帰国の日であるが、夕方出発の直行便にしたので午前中は観光にあてた。
9時にチェックアウトを済ませ、荷物をフロントに預けて出かけた。
王宮内にあるシシィ博物館で宮廷食卓調度と銀器のコレクションとエリザベート后妃(シシィ)の居室
ウィーン美術史美術館
14:15発の空港バスで西駅前を出発、空港までは約35分で到着。
チェックインまでには十分な時間があったので、買い物やビールで休憩など。
17:50ウィーン発、成田には10分遅れの12時到着。
撮影 CANON EOS40D EF-S18/135 ,PowerShotSX610 HS
◆編集後記
旅行から帰って二ヶ月以上経ちましたが、今回は友人との二人旅で精力的に歩き回ったので行動範囲も広く、写真の整理がなかなかつきませんでした。
今回は先にハイライト版を公開し、折を見て1日毎の旅行記を編集しようと考えています。
2016.8.11 yamada423
◆公開済み旅行記
北欧・中欧の旅2016ハイライト
http://4travel.jp/travelogue/11153875
北欧・中欧の旅2016 第1回 東京からストックホルム
http://4travel.jp/travelogue/11159614
北欧・中欧の旅2016 第2回 ストックホルム
http://4travel.jp/travelogue/11161296
北欧・中欧の旅2016 第3回 ストックホルム 2日目
http://4travel.jp/travelogue/11164085
北欧・中欧の旅2016 第4回 コペンハーゲン 1日目 チボリ公園、クリスチャンボー城
http://4travel.jp/travelogue/11166762
北欧・中欧の旅2016 第5回 コペンハーゲン 2日目午前 アメリエンボー宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11169604
北欧・中欧の旅2016 第6回 コペンハーゲン 2日目午後 人魚の像、ローゼンボー宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11170585
北欧・中欧の旅2016 第7回 コペンハーゲンからハンブルグ乗換えベルリンへ
http://4travel.jp/travelogue/11173882
北欧・中欧の旅2016 第8回 ベルリン1日目 ブランデンブルグ門・ベルリンの壁
http://4travel.jp/travelogue/11176808
北欧・中欧の旅2016 第9回ベルリン 2日目午前 旧帝国議会議事堂、テレビ塔、ベルリン大聖堂
http://4travel.jp/travelogue/11179309
北欧・中欧の旅2016 第10回 ベルリン2日目午後 博物館島
http://4travel.jp/travelogue/11182173
北欧・中欧の旅2016 第11回 ベルリンからプラハ経由ウィーンへ
http://4travel.jp/travelogue/11187183
北欧・中欧の旅2016 第12回 ウィーン、ハイリゲンシュタット
http://4travel.jp/travelogue/11192503
北欧・中欧の旅2016 第13回 ウィーン中心街とシェーンブルン宮殿
http://4travel.jp/travelogue/11197827
北欧・中欧の旅2016 第14回 ザルツブルグ
http://4travel.jp/travelogue/11200856
北欧・中欧の旅2016 第15回 予定外のウィーンの夕景色
http://4travel.jp/travelogue/11204522
北欧・中欧の旅2016 第16回(最終回) ウィーン美術史美術館・皇帝居館
http://4travel.jp/travelogue/11205941
あとがき
2016年5月下旬から6月初めにかけての12日間の北欧・中欧の旅行記16編が5ヶ月かかってようやく完成しました。
掲載した写真は、重複するハイライト編を除く16編の合計が1700枚で、カメラ2台での撮影枚数3790枚の約45%です。
たくさんの読者の皆様のアクセスおよび評価がはげみとなり、休まずに続けられたことには感謝の気持ちでいっぱいです。
長い間ありがとうございました。
■旅行費用精算
航空券 JTBオンライン ¥115300
鉄道 (ストックホルムからウィーン、ザルツブルグ往復)¥24930
ホテル 10泊(ツインのシングル利用)¥151744
(以上3項目は私が一括手配・支払い)
食事(昼・夜)(Sさん一括支払い) ¥47294
共通費用合計 ¥339268(1人あたり)
以上に含まれない費用
現地交通費(地下鉄、トラベルカード、タクシー)
観光入場料(観光カード、個別チケット)
ストックホルムカード2日(入場料)795SEK(¥10734)
コペンハーゲンカード1日(交通・入場料)379DKK(¥6389)
飲料(食事以外)
お土産
■ホテル
ストックホルム First Hotel Fridhemsplan
コペンハーゲン Hotel du Nord
ベルリン NH Collection Berlin Friedrichstrasse
ウィーン Hotel Mercure Wien Westbahnhof
手配はBooking.com
■外貨準備額(みずほ銀行池袋支店外貨ショップ 5.12購入)5.20為替レート
スウェーデンクローネSEK 500 16.73円 ¥8365 (3泊) 13.24円
デンマーククローネ DKK 500 18.94円 ¥9470(2泊) 16.62円
ユーロ 200 127.79円 ¥25558(5泊) 123.62円
現金は必要最小限の金額にしました。
■列車移動距離(併行するGooglemaps道路換算)
ストックホルム-657Km-コペンハーゲン-337Km-ハンブルグ-288Km-ベルリン-349Km-プラハ-331Km-ウィーン-295Km-ザルツブルグ-295Km-ウィーン
総距離 2552Km
列車の手配はスウェーデンSJ(https://www.sj.se/en/home.html)およびドイツ鉄道BAHNオンライン
2017.1.17 yamada423
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
2016北欧・中欧旅行日程表(列車時刻表)
スェーデン・デンマーク・ドイツ・チェコ・オーストリア10泊12日
黄色地は列車時刻
枠内の手書きはその日の気温の記録、欄外は日の出・日没時刻
画像をクリックすると2倍に拡大できます。 -
今回の鉄道の旅のeチケット
左より、StockholmーCopenhagen 5月25日
Copenhagenー Berlin 5月27日
Berlin-Wien 5月29日 -
北欧・中欧旅行 ハイライト
往路にミュンヘンまで搭乗したルフトハンザ機A340-600(羽田空港)
2016.5.22 12:13 -
羽田を離陸後9時間
ロシア西部、モスクワ付近を飛行中 -
乗継地ミュンヘン空港で味わったドイツビール
-
2016年5月23日(月)
3泊したホテル フリードヘムスプラン外観 8:22
地下鉄 Friedhemsplan駅までは徒歩3分です。 -
ストックホルム中央駅 9:11
STOCKHOLM CENTRAL STATION -
ストックホルムの初日
市庁舎の英語ガイドツアー
観光スポットの入場料はすべてストックホルムパス(2日795SEK)に含まれるが、英語のガイドツアーは別料金80SEK
スェーデンクローネSEK=約17円(現金実効レート)、13.5円(クレジットカード)
国内大手銀行で両替すると手数料が20%相当でした。
必要最低限の500SEK(\8365)購入しました。
タクシー、地下鉄、ストックホルムパス、食事、買い物などすべてクレジットカードが使えるため、現金はゼロでも問題はなかったと思います。
ただし友人のAMEXは使えないところがあったので、VISA and/or MASTERをお奨めします。 -
この部屋がノーベル賞祝賀晩餐会が開かれるブルーホール
設計したときには壁面をブルーに仕上げる予定であったが、レンガの美しい赤色をそのまま残し、名前は設計どおり「青の広間 Blue hall」 -
2階の市議会の議場
議員の任期をガイドに尋ねたところ4年だそうです。(日本と同じ) -
黄金の間
1800万枚の金箔で飾られた壁面が豪華絢爛で、ノーベル賞受賞パーティの舞踏会広間として使われる。 -
ノーベル賞祝賀晩餐会のテーブルセット
-
市庁舎外観 10:24
スウェーデン人建築家ラグナル・オストベリRagnar Östbergの設計で、1911〜23年にかけて建てられた。ナショナルロマン様式、北欧中世風のデザインで、宮殿を思わせるたたずまいだ。106mの塔、赤レンガの質感、ゴシック風の窓、ビザンチンスタイルの輝かしい金色の飾り、さまざまな様式を取り入れながら、見事に調和がとれている。 -
市庁舎を背景に記念写真を撮ってもらいました。
この日の最高気温は24℃で初夏を思わせるほどでした。 -
スェーデン国会議事堂
ストックホルム中心部とガムラ・スタンの間に浮かぶ小さな島にあるのが、スウェーデンの国会議事堂。20世紀の初めに建てられた石造りの重厚な建物だ。内部はガイドツアーでのみ見学できる。 -
大聖堂内部
王宮のすぐ南にあるストックホルム最古の由緒ある教会。13世紀後半に建てられ、何度も改築、増築され、現在の大きさになったのは1480年代のこと。ゴシック様式から、王宮の建築様式に合わせてイタリア・バロック様式に改築された。長い間国王、女王の戴冠式、結婚式などの儀式が行われた場所でもある。 -
大聖堂鐘楼
-
ノーベル博物館と大広場 11:09(この日は休館日で翌日見学)
大広場
大聖堂を出て王宮と反対側に歩いていくと、大広場にぶつかる。今は平和なこの広場で、1520年歴史に残る“ストックホルムの血浴”が起こった。デンマークのクリスチャン2世の侵攻に抵抗した、のちのヴァーサ王の父を含む90人あまりの貴族、高官が断頭刑に処され、広場が血で染まったといわれる。 -
ドイツ教会 11:03
大広場の南にあり、高さ96mの尖塔をもつ教会。ハンザ同盟の商人たちによって1634〜48年にかけて建てられた。何度も改築され、現在の形になったのは1887年。
内装は17世紀半ばのもの。内部には38の金メッキの天使の顔が飾られ、八角形の説教台は黒檀とアラバスラー(雪花石膏)製。 -
鉄の広場 11:29
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ガムラスタンで最も狭い道モートン・トローツィグ・グレンの入口で出会った家族
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大広場のレストランでランチに食べた名物料理の肉団子(ミートボール)
ビール中ジョッキと合わせて¥3600 -
王宮の宝物の間に展示された紋章
宝物の間と国家の間
王宮東側の入口から入ると、宝物の間Skattkammarenがあり、12人の歴代国王や女王の王冠、剣、宝物類が展示されている。700のダイヤモンドと真珠、ルビー、エメラルドで飾られた王冠は、1561年エリック14世戴冠式の時のもの。
なおこの一角にある国家の間Rikssalenは、長い間、国王臨席のもとに伝統的な国会開会式が行われたホール。 -
王族の居室Representationsvaningarnaは、全部で約600室あり、一部一般公開されている。見学できるのは、王宮内の2階と3階にかけてで、ベルナドッテの間Bernadotteuaningen、晩餐会の広間Festvaningen、迎賓の間Gastvaningenなど。ロココ様式のインテリア、450kgのクリスタルガラスのシャンデリア、銀器、ガラスの収集品、ペルシャ絨毯など、豪華なコレクションを見ることができる。
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王宮外観
ガムラ・スタンの北に建つ3階建ての堂々たる建物。13世紀中頃に建立されたが、1697年の火災によりほぼ全焼。その後57年かけて再建され、1754年に完成した。イタリア・バロック、フランス・ロココ様式の建築で、代々王室の居城として使われてきた。現王室は、子供たちにふさわしい環境へと、1981年に郊外のドロットニングホルム宮殿に移られた。 -
グスタフアドルフ像
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エステルマルム地区周辺
セルゲル広場から北に延びるセルゲルガータン通りSergelgatanは歩行者天国になっており、両側にデパートが建ち並ぶショッピングエリア。その突きあたりにある広場がヒョートリエットだ。 -
コンサートハウス
広場の東側に建つブルーの建物はストックホルム・コンサートハウスで、おもにクラシックのコンサートが開かれるが、ノーベル賞授賞式が行われる所でもある。建物前に建つブロンズの彫刻群像は、スウェーデンの代表的彫刻家カール・ミレスの作品で『オルフェウスの泉』。 -
5月23日の夕食
市民会館1階のBARCELONA TAPAS (スペイン小皿料理)
牛肉、えび、マッシュルーム、タマネギなどの串焼き
ポテトソテー、生野菜添え
生ハムとクロケット(コロッケ)
スペイン風オムレツ
中ジョッキビール2杯とこれらの3皿で約6300円(二人分) -
ホテルのビュッフェ朝食
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2016.5.24(火)5:54
ホテルに近い公園の朝の散歩
ホテルはファーストホテル フリードヘムスプラン First Hotel Friedhemsplan -
ドロットニングホルム宮殿 9:29
6世紀初め、すでにここには王族の庭園と城があったが、ドロットニングホルム宮殿の建築工事が始められたのは1662年。若くして未亡人となったカール10世グスタフ王妃ヘドヴィグ・エレオノラの時代である。
1756年までの間に増築、改築されながら、現在の3階建て220室の宮殿が完成した。初期の建築は、王宮の設計者、ニコデミウス・テシン父子によるもの。イタリアやフランスの影響を受けたバロック様式風の建築で北欧のヴェルサイユともいわれるが、ヴェルサイユをモデルにしたものではない。
宮殿で働く日本人職員に出会い、いろいろな話を聞くことができました。
国王はここが住まいで、ガムラスタンの宮殿に毎日車で通っており、通行の時間は決まっているそうです。
「私の上司は国王ですが、直接話をすることはありません」 -
宮殿内の広々した庭園を、マダムが犬を連れて散策していました。9:53
なんと贅沢なワンコたちでしょう。 -
宮殿の居間 10:28
建築開始当時の宮殿は、庭園と一体になった調和の美が強調されていた。1753年建造のもので、ファサード、インテリアとも幻想的な中国風デザインだ。もとは城のキッチンであったカフェテリアが近くにある。1981年より国王と家族の居城になったが、2階、3階の一角は一般見学者に開放されている。 -
庭園は、宮殿に近い部分がバロック様式で、フランスのル・ノートルLe Nôtre(ルイ14世時代の有名な庭師)の影響を受けて造られた。バロック庭園に続いて、自然を残しながら、なだらかな起伏がのびやかな広がりを見せる英国式庭園がある。
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ドロットニングホルム宮殿からフェリーで市内へ約50分の船旅 11:24
料金はストックホルムパスに含まれる。 -
リッダーフィヨルドRiddarfjardenに架かるVasterbron橋
写真では一つであるが、右側にもう一つ連なり、二つのアーチに支えられている優美な橋だ。 -
ノーベル博物館の床に埋め込まれたノーベル賞金貨 12:11
直径は40センチほどの大きさです。 -
椅子の裏に書かれた梶田さんのメッセージとサイン
T Kajita 梶田隆幸
Super-Kamiokande collaboration
Dec 6,2015 -
昨年の受賞者のサインがある椅子
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ノーベル賞金貨を模して、金色に包装されたビターチョコレート
「甘くはないぞ!」
10枚入り缶が120クローネ(現金・実効レートで2000円) -
このボートでユールゴーデン島のヴァーサ号博物館 Vasamuseetへ向かいます。
島をつなぎ、巡るボートもストックホルムパスで利用できます。 -
湾に面したホテルなど、北欧のベニスとも呼ばれる水の都ストックホルムのウォーターフロント
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ヴァーサ号博物館 Vasamuseet
現存する最古の完全船として有名な戦艦ヴァーサ号を展示する博物館。ヴァーサ号は、スウェーデンが強大な力を誇っていたグスタフ・アドルフ2世の治世に建造された。ドイツ三十年戦争に参戦するため、1628年8月10日に王宮近くの埠頭から処女航海に出た。ところが突風に襲われ、まだストックホルム港内にいる間にあっけなく水深32mの海底に沈没してしまった。設計上のミスか、バラストの不足か、大砲の積み過ぎか、原因はいまだに不明である。
ヴァーサ号は全長62m、最大幅11.7m、高さ50m(マスト最上部まで)、排水量1300トン、帆の面積1200m2、乗組員437人。17世紀の軍艦としてはかなりの大きさだったことがわかる。戦艦とはいえ、180におよぶ彫刻が船全体に施され、特に船尾の部分は壮麗な木彫がすべて金色に塗られ、美しいものであった。船体の引き揚げから復元の過程を追ったドキュメント映画も上映している。 -
王立公園
18世紀末までは宮廷庭園として、王族や貴族の散策の場であった。1953年に市の700年祭を祝う記念行事として整備され、今ではにぎやかな公園として親しまれている。
園内にはふたつの銅像が建っており、北がカール13世、南がカール12世だ。夏にはさまざまなイベントがあり、野外ステージではコンサートが開かれ、野外劇が上演される。 -
24日のディナーのステーキ
ガムラスタンの伝統的スェーデン料理の店カフェジレット Kaffegillet
中ジョッキのビールと合わせて約4200円
朝出かける前にホテルのフロントに予約を頼みました。 -
5月25日(水)
チボリ公園の門
この日はストックホルムからコペンハーゲンへの移動日で、早朝に出発するためホテルでは朝食を摂らず、中央駅の売店でパンとコーヒーを買って列車内で食べました。
ストックホルムStockholm発6:21−10:47着マルモMalmo11:13発ーコペンハーゲンKopenhagen11:48着
チケットは3月7日SJオンライン購入 1人296SEK(¥4440)
座席68/72 窓側テーブル付き
コペンハーゲンのホテルに着いて荷物を預け、インフォメーションでコペンハーゲンカード(24hr 379DKK ¥6389)を買い、最初に駅前のチボリ公園へ入りました。 -
チボリ公園の海賊船
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デンマークの名物料理 皮付き豚肉のから揚げ
ビール中ジョッキと合わせて¥4000
香ばしく揚げてありよく噛めば美味しいが、入れ歯の私には頑張っても味わうまでには至らなかったです。
そのことをウェイターに話したら、「今度来るときには歯を治して来い」と言われてしまい大笑い。 -
めったに撮らない記念写真
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コペンハーゲン市庁舎の横に建つアンデルセンの銅像 14:04
実物の1.5倍ほどの大きさです。 -
クリスチャンボー城(15時〜ガイドツアー)14:31
石造りのクリスチャンスボー城は、1167年にアブサロン大主教Absaronによって建設されたコペンハーゲン発祥の地。当時、コペンハーゲンは砂州に造られたほんの小さな砦でしかなかった。現在は、城を取り囲むようにガンメルストランドという運河が巡っており、運河の手前には砦を造ったアブサロン大主教の銅像が建っている。 -
デンマーク王クリスチャンボー9(?)世の銅像
左の塔には高さ106mの展望台がある。 -
展望台からは四方の景色が眺められる。
この塔はコペンハーゲン市庁舎 -
展望台の賑わい
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ストックホルムと同様にコペンハーゲンも運河(海)に面して発展したことが理解できます。
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クリスチャンボー城(宮殿)の英語のガイドツアー
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世界の近代史を描いた巨大なタペストリー
ヒットターの顔や鉄道、航空機からロイヤルファミリーまで、様々な分野の近代史が描かれています。
周囲には歴史上の人物の顔が並んでいます。ケネディ、ガンジー、・・・。
教会のステンドグラスで聖書の物語を描いたのと共通点を感じます。 -
ストロイエ 16:24
ストロイエとはデンマーク語で歩くこと。市民や観光客の目を楽しませてくれるこの通りは、その名にふさわしい歩行者天国。道の両側にはさまざまなショップやレストラン、カフェが並び、ヨーロッパでも屈指のショッピングストリートだ。 -
歩行者天国のストロイエにあるロイヤルコペンハーゲン(磁器専門店)
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5月26日(木)
コペンハーゲン中央駅から徒歩4分のホテル HOTEL DU NORD(北ホテル)6:39
朝食前に駅周辺を散策(探索)に出かけました。 -
コペンハーゲン中央駅南口外観 6:42
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駅の構内は風情のあるレンガ造りの街並みといった雰囲気です。
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列車の乗降口は3段の階段があります。
自転車置き場があり、空いていれば折りたたみ式のイスを倒して人が座れますが、自転車が来ると譲らなければなりません。自転車は有料です。 -
ホームからは駅舎を通らずに直接道路へ出る階段もあります。
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駅の北口にはバス乗り場があり、朝の通勤時間帯にはひっきりなしに発着していました。
7:01 -
アメリエンボー宮殿と向き合うフレデリクス教会 Frederiks Kirke
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アメリエンボー宮殿の衛兵 9:35
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アメリエンボー宮殿
クマの毛皮の帽子をかぶった衛兵が立っていなければ、宮殿とは思えないほど質素なたたずまい。18世紀末に当時の宮殿クリスチャンスボー城が炎上したため4人の貴族のマンションを宮殿としたもので、もともと王家の住居ではなかった。
宮殿は大きく4つの建物に分かれている。そのうちのひとつであるクリスチャン8世王宮殿は宝物展示室Det Danske Kongers Kronologiske Samling(アメリエンボー博物館Amalienborgmuseet)として一般公開されている。 -
クリスチャン8世王宮殿の居間
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ロイヤルファミリーと関係者の記念写真
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日本の現在の皇太子も写っています。
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アメリエンボー宮殿を後にして海岸に沿って2キロほど北上すると大勢の人だかりがして、よく見ると人魚の像が小さく見えてきた。11:39
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人魚の像 11:41
アンデルセンの有名な、しかし悲しい物語を思い起こさせる人魚の像。1913年、彫刻家エドワード・エッセンによって作られた。当時王立劇場では、バレエ『人魚姫』が上演されていた。それを観たカールスベア(カールスバーグ)・ビール会社2代目社長カール・ヤコブセンが、この像を制作するアイデアを思いついたのだ。
モデルとなったのは王立劇場のプリマドンナで、それが縁で、のちに彫刻家の夫人になった。
全長80cmの愛らしい姿は毎日カメラの放列にあっている。 -
運河を運行する水上バス
先端の部分が開いて渡り板になります。
これに乗ってニューハウンへ向かう途中でコペンハーゲンカードの期限24時間が終了です。午後の見学予定はローゼンボー宮殿1箇所だけなので、48時間カードは買いませんでした。 -
ニューハウンを往く運河ツアー船 12:26
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ニューハウン(運河沿いのカラフルな建物)12:30
コペンハーゲンを象徴する景観として名高い、運河に沿ってカラフルな木造家屋が並ぶエリアがニューハウンだ。かつては、長い航海を終えた船乗りたちが羽根を伸ばす居酒屋街としてにぎわいを見せていた。現在では、運河に沿った北側の通りにレストランが並び、夏期には外にテラス席が出てにぎやか。 -
コペンハーゲンの名物 小エビマヨネーズとロースハム・マヨネーズ
小エビ料理、グラスビールと合わせて245DKK(¥4200)
物価高ですが旅行中は気にしません。
食べたいものを食べられればそれで十分です。
肉が美味しいドイツ(ベルリン)では180gのフィレミニヨンを完食しました。 -
ランチを食べたレストランの従業員たち 13:38
撮影依頼に快く応じてくれました。
このような場合は一眼レフのほうが頼みやすいです。
Excuse me. Can I take photos of you all?
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ローゼンボー宮殿 14:14
ローゼンボー離宮は、クリスチャン4世王により建てられたオランダ・ルネッサンス様式の建物。1605年から工事を開始し、1634年に完成した。1615年、38歳の男ざかりであったクリスチャン4世王は、絶世の美女キアステン・ムンクと熱烈な恋におち、彼女は王のもとにやってくることになった。ふたりの愛の新居として定められたのが、ここローゼンボー離宮だ。また1648年、王が死の淵へと赴いたのも、この宮殿だった。 -
クリスチャン4世の居間?
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最上階の騎士の間には、王たちが戴冠式に用いた椅子(正面中央)が展示されている。
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ローゼンボー宮殿の庭に咲いた満開のシャクナゲ
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市庁舎前広場
観光客が飛び入りで、ギターの曲に合わせて楽しんでいました。 -
クレープ屋台
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コペンハーゲン市庁舎 16:55
ストックホルムの市庁舎も立派ですが、ここも立派です。
塔へ上る時間制限があり、あきらめてクリスチャンボー城(宮殿)の塔に上りました。 -
5月27日(金)
この日はコペンハーゲンからベルリンへの移動日
コペンハーゲンCopenhagen 7:37発ー ハンブルグHamburg 12:21着、13:38発ーベルリン Berlin 15:21着
料金はDBオンラインで1人69ユーロ(正規142.8)+座席指定4.5ユーロ(¥8100)
ハンブルグまでの列車 ICE38 27号車 禁煙席 座席85,86 窓側 テーブル席
ベルリンまでの列車 ICE709 2号車 禁煙席 座席61,62 窓側 テーブル席
6時前に起きてシャワーを浴びて身支度を整え、6時半にSさんと一緒に朝食。7時にロビーへ降りてチェックアウトを済ませた。
7:10に出発、駅までは5分。
コペンハーゲン発7.37 -
フェリーから見られた風力発電所 9:51
ハンブルグまでの途中Rodby9:36〜Puttgarden10:36間はScandlinesの大型フェリーで、6両編成の列車ごと乗り込んだ。フェリーにはカフェ、レストラン、免税店、各種売店がある。
このデンマークの首都コペンハーゲンとドイツ北部の主要都市ハンブルクを結ぶ交通幹線(回廊)は「渡り鳥コース」と呼ばれている。 -
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乗船したのと同じ型のフェリーと何回もすれ違いました。
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船内の免税店は空港の免税店のように豊富な商品があります。
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コペンハーゲンからハンブルグの手前のリューベックまで乗った子連れの家族
男の子はスマホのゲーム(動物の絵の5個のジグソーパズル)で器用に遊んだり、私の手を珍しそうに握ったりしていました。 -
ハンブルグ中央駅 Hamburg Hbf 12:22
コンコースへの上り下りには階段、エスカレータのほかにリフト(エレベーター)もあります。 -
コペンハーゲンからハンブルグまで乗車したICE 38
ICE38 ディーゼル列車
Formation:4 cars per trainset 4両編成
Capacity:154 standard class, 41 first class 定員
The DBAG Class 605, commonly known as the ICE TD is a high-speed diesel multiple unit (DMU) train, in service with Deutsche Bahn and DSB.
出典:https://en.wikipedia.org/wiki/ICE_TD
このICE(Inter City Express)は2000年ごろから導入されたデンマーク鉄道用のディーゼル列車で、ドイツ国鉄のICE3とは先頭車両の横の窓の形が異なる。
ドイツ国鉄のリースのようです。
■鉄道・列車は好きな人にお奨めのムービー
ICE movie
https://www.youtube.com/watch?v=Oo9-9rm8Tdg
このURLをクリックして番組(メニュー)を選択すると、ICE運転席からの眺め、ユーロスターの空撮、TGV最高速記録列車(574.8Km/h)、リニア新幹線などたくさんの動画が見られます。 -
コンコースに並んだ店
Sさんはハンブルグのハンバーグ、私はドライカレーを、イート・インの立ち席で一緒に食べました。 -
ベルリン中央駅到着のハンブルグから来たICE709 15:29
Berlin Hauptbahnhof -
ベルリン中央駅は5層構造で長距離列車が一番下の地階、地下鉄が中層、Sバーン(近郊電車)が最上階です。
中層階のDBチケット売り場で1日券を2枚買った。
1日券は翌日の3:30まで有効で7ユーロ -
最上階のSバーンでホテルがあるフリードリッヒストラッセFriedrichstrasseへ向かいます。
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ベルナウアーシュトラッセ駅近くのベルリンの壁の跡に埋め込まれた壁と同じ高さの鉄棒
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ベルリンの壁記念館
Berlin Wall Memorial
ベルリンの壁(ベルリンのかべ、ドイツ語: Berliner Mauer)は、冷戦の真っ只中にあった1961年8月13日にドイツ民主共和国(東ドイツ)政府によって建設された、西ベルリンを包囲する壁である。1989年11月10日に破壊され、1990年10月3日に東西ドイツが再統一されるまで、この壁がドイツ分断や冷戦の象徴となった。
Wikipedia -
記念館の上からは二重になった壁の一部が見られ、監視塔も残されている。
手前の壁が西ドイツ側で、2枚の壁の間には数十メートルの無人地帯が設けられている。 -
壁の高さは人の高さの約2倍程度に見える。
-
ベルリンの最もよく知られた観光スポットであるブランデンブルグ門
古代ギリシャの神殿、パルテノンの列柱門を範にとり、プロイセン王国の凱旋門として設計(1788〜91年)された。
高さ20mの門頭を飾る古代の戦車に乗った女神像 -
マラソン大会参加メンバー
イベントの主催者のことが書かれていますが、ドイツ語なので分かりません。
Selbstdarstellung der IKK Brandenburg und Berlin
https://www.krankenkassen.de/gesetzliche-krankenkassen/krankenkassen-liste/265-IKK-Brandenburg-und-Berlin.html -
5月28日(土) 7:48
NHコレクションホテルの朝食レストランとビュッフェの料理 -
ベルリン市内観光の日
前日の夕方はイベントで賑わっていたブランデンブルグ門の周辺は、観光客も全くおらず、静かな雰囲気です。
朝日を受けて輝いています。7:48
最初のスポットは再統一したドイツのシンボルのブランデンブルグ門。プロイセン王国のフリードリヒ・ウィルヘルム2世の命により18世紀後半に建設。
ブランデンブルグ門の名前は50年ほど昔にデーブ・ブルーベックの曲名で知りました。
Dave Brubeck Brandenburg Gate
https://www.youtube.com/watch?v=Z2GVzEOS4LU -
連邦議会議事堂
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テレビ塔
高さ368m
ベルリンテレビ塔は、ヨーロッパ有数の高さの塔であり、モスクワのオスタンキノ・タワー、キエフのキエフテレビタワー、リガのリガラジオ&テレビタワーに次ぐ高層構造物となっている。
展望台は高さ204mの位置にあり、晴れた日には40km以上先までが見える。20分で360度回転するレストランは展望台の数メートル上に位置している(当初は1時間で一回転していたが、後に回転速度が2倍になり、1990年代後半の改修の際に3倍になった)。Wikipedia -
テレビ塔の展望台
入場料は13.5ユーロ(¥1700) -
展望台からの眺望(南方向)
手前右は赤の市庁舎 -
ベルリンで2番目に古いマリエン教会。
森鴎外の「舞姫」の舞台と言われている。 -
ベルリン大聖堂
75mのドームの展望テラスに登るとベルリンの街並みを一望出来る。 -
大聖堂内部 10:32
入場料 7ユーロ -
中央のドームへ上ると外側の通路を一周できる。
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旧博物館 Altes Museum
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ペルガモン博物館 Pergamonmuseum
数あるベルリンの博物館の中でも、最も有名かつ重要な博物館の一つ。
中でも古代オリエントのペルガモン(現トルコ西部)から発掘された「ゼウスの大祭壇」は、守護神ゼウスに捧げた神殿を高さ9.66mで再現。
入場料 12ユーロ -
イシュタール門
古代バビロニアで紀元前6世紀に建設されたもので、青い彩釉煉瓦の壁に想像上の動物が描かれている。イシュタールとは戦いの女神で、彼女を守っているのが聖なる動物ライオン。この門も見事だが、そこへ続く道がまた素晴らしい。門と同じ青彩釉煉瓦の壁に忠実そうなライオンが描かれている。通りの幅は20メートル以上あったが、ここでは3分の1に凝縮され、180メートルの長さも30メートルだけが再現されている。それでも大きな空間だ。なにより煉瓦の色の美しさ、不思議なブルーと不思議な黄色に惹き寄せられる。
出典:https://www.ab-road.net/europe/germany/berlin/guide/00001.html -
小アジアの古代都市ミレトスにあったミレトスの市場門
ゼウス大祭壇は修理中(2014~5年間予定)のため見学できません。 -
赤の市庁舎
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ツア・レッツテン・インスタンツで昼食(Zur Letzten Instanz)14:10
1621創業のベルリン郷土料理とドイツ伝統料理。雰囲気はパーフェクト。ベルリン名物料理といえば、塩漬けの豚スネ肉をじっくり煮込んだアイスバイン。 -
ランチにはビールが欠かせません。
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ジャンダルメンマルクト 15:48
ベルリンで最も美しい広場。クラシカルな建築やオープンカフェがおしゃれな広場を散歩
広場中央に文豪シーラー像とオペラハウス -
観光馬車 15:57
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チェックポイント・チャリー 16:14
一見するとただのプレハブ小屋に見えるが、ここは冷戦時代に東西ベルリンを結ぶ唯一の検問所の場所。検問所の記念撮影、お忘れなく! -
5月29日(日) ベルリン~プラハ~ウィーン
ベルリン発6:58?プラハ11:28着、16:48発―ウィーン20:51着
料金はDBオンライン購入で1人39ユーロ(正規124.8)+指定席4.5ユーロ(¥5600)
プラハまでの列車 EC171 258号車 禁煙コンパートメント 座席55,56 窓側
ウィーンまでの列車 RJ371 25号車 座席71,72 窓側 テーブル席
この日は移動日であるが、プラハで5時間ストップオーバー(途中下車)して旧市街の旧市庁舎の天文時計、カレル橋、ルドルフィヌム(チェコフィルの本拠地)などを見学
途中停車したドレスデン駅 8:55
ザクセン州の州都であり、人口約5えあり、1万人の都市にふさわしい立派な駅だ -
プラハの旧市街広場とティーン教会 13:58
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旧市庁舎の天文時計とからくり人形(キリスト12使徒)
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正時に天文時計の小窓に現れるからくり人形を見上げる観客
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チェコの名物マリオネット(操り人形)
2004年に初めて行ったときにはお土産に買いましたが、操るのは難しくてできません。
人形が入れられた細長い紙筒(紙箱)の中身が何か、ホテルの従業員や空港などで何度も尋ねられましたが、マリオネットという言葉が出てこなくて困りました(苦笑) -
ヴルタヴァ(モルダウ)川の対岸にプラハ城を望むプラハの象徴的な風景 14:55
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カレル橋
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カレル橋の袂の監視塔の中ほどから見たカレル橋。15:11
塔の上には周囲を望める通路がありますが、入場料支払いがコルナ現金しか使えずに諦めました。途中の小窓からでもカレル橋やプラハ城は、この通りよく見えます。 -
ルドルフィヌム 15:23
ルドルフィヌム(Rudolfinum)は、チェコのプラハにある音楽公会堂である。プラハにあるネオ・ルネサンス様式の建築物群の中でもっとも重要な建築物の一つである。ヴルタヴァ川右岸に位置するヤン・パラフ広場 (Náměstí Jana Palacha) の中にある。何十年にもわたってチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、毎年5月と6月に開催されるプラハの春音楽祭では主要な開催地の一つとなっている。
設計はボヘミア人建築家ヨセフ・ジテクと彼の弟子であったヨセフ・シュルツによるもの。1885年2月8日にこけら落としを迎え、これを主催したオーストリア皇太子、ルドルフに敬意を表して「ルドルフィヌム」と命名された。
Wikipedia -
ルドルフィヌム前に建つドヴォルザーク像
アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク(チェコ語:Antonín Leopold Dvořák] 1841年9月8日 - 1904年5月1日)は後期ロマン派におけるチェコの作曲家。
交響曲第9番『新世界より』、スラヴ舞曲集などが特に有名。 -
列車の発車ホーム番号が表示されるのを待つ乗客 16:33
発車の15分前に表示されるのが普通です。
私達も16:49発の列車を待っていました。 -
プラハ駅のホーム 16:47
発車予定時刻の2分前ですが、まだ入線していません。
この日は日曜日のためかどうか定かではありませんが、混雑していました。
画像を拡大する(クリックする)と見えますが、ホームへの上り降りには階段のほかに、エスカレーター、リフト(エレベーター)が備わっています。
混雑した車内では、私達の指定席に若者グループが着いていたので、チケットを見せて退いてもらいました。 -
予定ではウィーまであと20分です。 20:31
まもなく日没時刻20:44ですが、雲があって日の入りは見られません。 -
ウィーン中央駅 21:04
ストックホルムから約2000キロの長い列車の旅を終えて、最終目的地のウィーンへ無事に到着しました。
ウィーンは2004、2009年以来3回目の訪問である程度の土地勘があり安心して街歩きができます。
明日からの3日間が楽しみです。 -
5月30日(月)
ウィーン観光の初日は晴れ! 6:33
翌日のザルツブルグ日帰り観光の列車(電車)が出発するウィーン西駅の様子を確認しに出かけました。
泊まったホテル メルキュールから西駅までは徒歩4分です。 -
翌日31日の乗るのと同じ時刻のウェストバーンの列車 6:36
総2階建て6両編成の列車ですが、専用の電気機関車が牽引する形式ではなく、RJやICEなどのように前後の車両にも客席があります。
民間のウェストバーンはオーストリア国鉄OBBの線路を走るので所要時間は国鉄とさほど変らず(停車駅数による)、料金は国鉄の約半額です。
運行はウィーンとザルツブルグ間のみです。
https://westbahn.at/en -
改装されたウィーン西駅は明るく広々としていますが、ウィーンを発着する長距離列車は全てウィーン中央駅からとなったため、駅の利用価値は下がってしまいました。
ザルツブルグ行きのレイルジェットRailjetも中央駅発で西駅には停車しませんが、ウェストバーンは従来通り西駅から出ます。 -
ウィーンのホテル メルキュール・ウェストバーンホフの朝食
卵料理(左)、焼きベーコン、焼きソーセージ、ゆで玉子、煮豆 -
左端の透明な飲み物はVIENNESE MOUNTAIN SPRING WATER(ウィーンの山の湧き水)と書かれています。
飲んでみると冷たく、まろやかでとても美味しかったです。
ウィーンの水道水もアルプスの雪解け水を水源としてりるため、飲料水の品質としては世界最高レベルだそうです。
ウィーンの水:世界に誇る水質
https://www.wien.info/ja/sightseeing/green-vienna/viennese-water -
ハイリゲンシュタット駅前の、世界最初の労働者住宅カール・マルクス・ホ−フ KARL MARXS-HOF
このような建物が約80m間隔で2列に並び、総延長550mに渡って続く。
2列の間は中庭になっており、緑豊かな公園風にバラなどが植えられていました。
この日の午前中は、
ウィーン市の中心から北へ約5キロにあり、ベートーヴェンが小川のほとりを散歩しながら交響曲6番「田園」の曲想を得たといわれているハイリゲンシュタットを訪ねた。
カーレンベルグの丘が見渡せるエロイカ通り、小川に沿ったベートーヴェンの小道など散策し、ホイリゲで有名なグリンツィングから市電でウィーン市内へ戻った。
市内の地下鉄やトラムにはウィーンカードWien-Karte 1日7.6ユーロを買いました。 -
カール・マルクス・ホ−フの中庭 9:45
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ベートーヴェン夏の家
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ベートーヴェンの遺書の家
Heiligenstadter Testament Haus
ベートーベンが31歳の時、聴力が失われつつあることに
絶望し、遺書を書いた家。
外観と中庭
階段の上のベートーヴェンの部屋(記念館)は建物全体の修理中のため休館でした。
以前の写真はここにあります。
http://4travel.jp/travelogue/10466980 -
カーレンベルグの丘に通じるカーレンベルガー通りKahlenbergar strasseとエロイカ小路Eroicagasseの交差点に建つ家(レストラン)の前で記念撮影 10:49
エロイカはベートーヴェンの交響曲第3番「英雄(エロイカ)」に因んだ命名と思います。 -
エロイカ小路の先にはカーレンベルグの丘の葡萄畑が広がっています。
2009年の秋に来たときには、黄葉の落ち葉をカサカサと踏みながらこの道を歩きました。 -
交響曲第6番「田園」の曲想を得たと伝えられるベートーヴェンの散歩道BeethovengangとEroicagasseの交差するところです。
19はこの地区の郵便番号だそうです。 -
ベートーヴェンの散歩道(右側)はこの小川に沿っています。
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散歩道の終点近くに建つベートーヴェン像
1868年6月15日除幕と書かれていますが、真新しく見えるのはなぜか分かりません。 -
ハイリゲンシュタット墓地 11:30
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グリンツィングのホイリゲ Grinzing Rudolfshof
GRINZING HEURIGER RUDOLSHOF
http://www.heurigenkaffee.at/ -
シュテファン寺院 12:56
トラム38番でウィーン市内へ戻りました。 -
シュテファン広場から歩行者天国のケルントナー通り
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シュテファン広場からコールマルクトまでの大通りも歩行者天国で、中央に建つペスト記念柱は三位一体記念柱とも呼ばれている。13:05
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ウィーン一の目抜き通り ケルントナー通り
道路の真ん中にカフェを設けたストリートカフェの発祥地ウィーンにはグラーベンにもあります。 -
グラーベンのストリートカフェでのランチ
ウィンナー・シュニッツェルとスパゲティ・ボロネーゼ
二人でシェアすると2種類食べられていいですね。 -
シェーンブルン宮殿 16:51
この日はシェーンブルン宮殿でのディナーコンサートのため、ランチの後はホテルへ戻り、2時間ほど休憩した。
ディナーまでには1時間以上あるので、宮殿のグランド・ツアー(オーディガイドによる26部屋の自由見学)のチケット(13.3ユーロ)を買った。
ガイドの日本語の説明がとても分かりやすく、閉館前でゆったり見学できてとてもよかった。(予定にはなかった前菜:オマケです) -
シェーンブルン宮殿の庭園とギリシャ神殿風パヴィリオン グロリエッテ 17:431
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宮殿のレジデンスのレストランがディナー会場です。18:22
席は貸切りとかではなく一般客もいますが、メンバーに合わせて席を用意してくれました。 -
メインディッシュ
ローストビーフ
グレイビーソース、ポテト・パイ、トマト添え
Braised beef roast
with shallot-gravy,
poatoe pie & tomatoes
ほかにビーフコンソメとデザートが付きます。
ビール、ワインなどは別勘定
◆ディナーコンサートのオンライン購入内容(4月1日)
Dinner + Schoenbrunn Concert
30 May 2016, 18:30, Restaurant Residenz / Orangery Schoenbrunn
Booking No.: 01041600306
Tickets: 2
Category/Price: 95,00 EUR
Delivery: Electronic Ticket / -
レジデンスからオランジュリーへ移動するために一旦宮殿の外を通りますが、バラが満開でとてもきれいでした。19:47
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オランジュリーのコンサート会場 20:08
演奏中は撮影禁止です。 -
オランジュリー(宮殿の温室)21:17
演奏の中休みに外に出ましたが、気候がよい季節で気持ちよかったです。
温かみのある雰囲気も気に入りました。 -
5月31日(火)
ウィーン西駅のこのウェストバーンの列車でザルツブルグへ向かいます。6:15
この日は日帰りでザルツブルグ観光の予定ですが、天気予報では午後は雨でした。
ウィーン西駅発6:42−ザルツブルグ着9:08 片道25.5ユーロ
チケットは車内販売が基本で、オンライン販売、駅のタバコ屋TABAKでも買えます。
午後のツアーは雨のため参加を取りやめ、予定より3時間早い列車でウィーンへ戻りました。
ザルツブルグ発15:52−ウィーン西駅着 18:20 -
ウェストバーンの列車の2階席 6:21
総2階建て6両編成の列車ですが、専用の電気機関車が牽引する形式ではなく、RJやICEなどのように前後の車両にも客席があります。
民間のウェストバーンはオーストリア国鉄OBBの線路を走るので所要時間は国鉄とさほど変らず(停車駅数による)、料金は国鉄の約半額です。
運行はウィーンとザルツブルグ間のみです。
https://westbahn.at/en -
改装されたザルツブルグ駅 9:09
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地下階のコンコースには待合室、コインロッカー、有料トイレ、OBBの案内所、観光案内所などのほかにこのようなタバコ屋もあります。
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ザルツブルグ駅北口
駅舎の外観はいたってシンプルです。 -
この日の午後に参加予定であった「オリジナル・サウンド・オブ・ミュージック・ツアー」のチケットを販売するPANORAMA社のチケットオフィス 9:37
ミラベル宮殿の向かいの広場の一角にあります。 -
聖アンドレー教会
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ミラベル庭園の満開のバラ 9:49
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マカルト広場(左)に面したモーツァルトの家
ゲトライデ小路の生家が手狭になり、一家が1773年に引っ越した2番目の住居で、1787年までここで暮らした。 -
旧市庁舎横のゲトライデ通りの鍛鉄製装飾看板は豪華・多彩で写真の題材には最高です。
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モーツァルトの生家 11:26
1756年1月27日 W.A.モーツァルトが生まれて、1773年にマカルト広場の二番目の家に移るまで住んだ家。 -
モーツァルト広場に建つモーツァルト像 11:37
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大聖堂
パイプオルガンはヨーロッパ最大級で6000本ものパイプが使われている。
モーツァルトがこのオルガンの演奏を担当していたこともあるそうです。 -
ホーエン・ザルツブルグ城へ登るケーブルカー車内からの眺め 12:19
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ホーエン・ザルツブルグ城からの眺めは、雨のため良くありません。
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ホーエン・ザルツブルグ城の内部の展示室
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ホーエン・ザルツブルグ城の建設現場を再現したミニチュア模型 13:11
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武器展示室
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レジデンツ広場?から見上げたホーエン・ザルツブルグ城 13:44
上に人形が立つ金のボールは何でしょう?
シュテファン・バルケンホールという人の作品らしい。
モーツァルト財団のアートプロジェクトの作品という説も見かけました。 -
夕日に輝くウィーン美術史美術館 19:47(日没20:44)
午後のツアーは雨のため参加を取りやめ、予定より3時間早い列車でウィーンへ戻りました。
ザルツブルグ発15:52−ウィーン西駅着 18:20
よく晴れて、日没までには1時間以上あるのでウィーン市内中心部の夕方の撮影に一人で出かけました。 -
王宮庭園に建つモーツアルト像と赤いベゴニアのト音記号 20:02
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夕日に輝く新王宮 20:23(日没は20:44)
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夕食は一人なので以前にも行ったことのあるコールマルクトのノルトゼーNORDSEE
シーフードの持ち帰りが主体のチェーン店であるが、店内でも食べられます。
ヒラメのシュニツェル+ホワイトアスパラ+ポテト 10:45ユーロ
ビール 2.95ユーロ
あわせて1700円は、北欧の国々に比べて半額以下です。 -
ペーター教会 21:12
11世紀に建てられたウィーンで2番目に古い教会。
このバロック様式の建物は1708年に完成したもの。 -
シュテファン寺院の夜景 21:25
昼間の賑わいが嘘のような、静かな雰囲気です。 -
王宮のミヒャエル門
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宮廷食卓調度・銀器コレクションの一部 9:33
これらはケーキの型でしょうか。 -
銀器コレクション 銀のスプーン
膨大な数の食器には圧倒されるばかりです。 -
花や魚、鳥などの絵皿
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蜀台のコレクション
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バラが満開のフォルクス庭園 10:48
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自然史博物館とマリア・テレジア像 11:19
午前中に正面に陽が当たるのは北側に位置するこの自然史博物館です。
外観はほぼ同じで、見分けをつけるには周囲の風景や日当たりに頼ることになります。
私は美術館には2回入りましたが、こちらは未だです。 -
ウィーン美術史美術館と自然史博物館の間のマリアテレジア広場に建つマリアテレジア像
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美術館の壁面の色は、他の美術難が白系統に対して茶色で落ち着いた感じです。
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ピーター・ブリューゲルの代表作「雪中の狩人」 ほかに「バベルの塔」、「農家の婚礼」など多数
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ベラスケス「王女マルガリータの肖像」
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美術館中央ドームの下にあるカフェ・ゲルストナー 13:32
この時間にはパーティの準備中で、ランチは外側の廻廊で営業していました。
2009年に来たときの写真が下記にあります。
http://4travel.jp/travelogue/10464221 -
ウィーン空港のオーストリア航空便 17:04
帰りはウィーン〜成田への直行便を選びました。
ウィーン発17:50⇒成田着11:55 OS51便
北欧・中欧の旅2016ハイライトを最後までご覧いただきありがとうございます。
2台のカメラで撮った写真の総数は3790枚あるので、1日毎の旅行記はいずれ編集したいと思います。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 南国の雪男さん 2016/11/13 01:06:33
- きめ細かい計画こそ充実した旅の秘訣ですね!?
- ご無沙汰しております。
12日間の北欧・中欧の旅行記を楽しく、そして感心しながら拝見いたしました。
実は私も3年ぶりに6月末〜7月にかけて9日間ウィーンに行って参りました。初めての楽友協会(ブラームスザール)での演奏旅行でした。
ここにアップするつもりで400枚程の写真を撮って来ましたが、そのデータをPCに取り込む際に何故か全て消失させてしまいがっかりしております。
yamada423さんのウィーン西駅の下見の写真などは、私もメルクに行く前日に同様に下見をしたので、懐かしく拝見しました。
北欧も天候の良い時期で充実して居ましたね!?
たしかマルメにはH社の支社が有りましたね!?
今回も感心するほどに事前のプランニングを綿密になさっていて、勉強に成ります。
これからも楽しく実り多い旅行記を訪問させて頂くことを楽しみにしております。
- yamada423さん からの返信 2016/11/13 11:54:42
- 最後はウィーンの旅でした
- 南国の雪男さん こんにちは
お便りありがとうございます。
ウィーンへの演奏旅行、素敵ですね。旅行記を期待したいところです。
写真のデータが消えてしまったそうで、さぞかし残念でしょうね。
昔、学生フランス工業視察旅行の途中でカメラが故障し、それ以後のフィルムの巻上げが中途半端で写真が全部ダメになった苦い経験があります。
私の今回の旅は、最初パリが終着の計画でしたが、テロの直後に具体案を作成するに当たり、大学オケの仲間と二人でウィーンにしました。
初めての北欧でしたが、天候にも恵まれ、一生の思い出が作れてよかったです。
詳しい旅行記は年内に完結したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
寒さが厳しく、あわただしい年末に向かいますが、どうぞご自愛ください。
yamada423
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- RIOさん 2016/08/13 10:43:05
- 列車でのヨーロッパの旅すてきですね。
- 私の拙い旅行記に投票ありがとうございます。
yamadaさんは個人で充実した旅をしてうらやましい限りです。
私の方は今回はツアーでの駆け足旅行。
ストックホルム、オスロはバスでちょっと回っただけって感じでした。
唯一コペンハーゲンでは半日の自由時間あったので、ガイドブック片手に歩き回りました。
その歩いた日がyamadaさんがコペンハーゲンに到着した日だったんですね。
もしかしたらどこかですれ違っていたかもしれません。
天気がすばらしくて、観光日和でしたね。
前日まではノルウェーで残雪の中にいたのに
コペンハーゲンでは天気が良くて、汗をかくほどでした。
今回はダイジェスト版ということなので、これからの旅行記を楽しみにしています。
- yamada423さん からの返信 2016/08/13 11:25:22
- RE: 列車でのヨーロッパの旅すてきですね。
- RIOさん こんにちは
コメントいただきありがとうございます。
コペンハーゲンは初めてで、あの日は天気がよすぎるほどでストックホルムで着込んだジャケット+パーカーが邪魔になりました。
もしかしてすれ違ったかも、ですね。
一日ごとの旅行記は予定日を決めずに、時間をかけて編集するつもりでいますので、よろしくお願いいたします。
yamada423
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