2015/03/03 - 2015/03/05
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jyun1226さん
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2015年2月26日~3月6日までの9日間で
ロバニエミ・ヘルシンキ・ストックホルムを個人旅行。
友人がオーロラがみたい!と言い出し、それなら
サンタや北欧雑貨も見に行ってシリヤラインにも乗りたい!
と、目的地が決まった。
出発前の天気予報はずーっと曇り時々雪または雨で
帰国日のみ晴れ予報であった。
2月26日~2月28日 ロバニエミ
2月28日~3月 2日 ヘルシンキ
3月 3日~3月 5日 ストックホルム
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シリヤラインで移動してきた我々。9:45に最後の街、ストックホルムの港に到着。下船し、タクシー乗り場に行く途中、ATMがあったのでスウェーデンクローナを少し下ろす。当初は地下鉄駅まで歩こうと思っていたが、タクシーでホテルに向かう事にした。
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ホテルビリエルヤールに到着。港からは15〜20分位だったが、306SEKもした。日本円で約4600円。いきなり物価高を実感する。
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このホテルを選んだのは、せっかくデザインの国に来たし少しでもお洒落な所、それでいてリーズナブル。と言う条件に合致したからだ。本当ならば中央駅周辺が良かったが、予算外だったので地下鉄で2駅離れたここにした。
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ここはお洒落ホテルとしてよく掲載されているが、全ての部屋がそうではなく、そういった部屋はデザインルームと言って通常の部屋とは全く別。何しろ値段が高いのだ。1泊分でスタンダード2泊できてしまう。
人気の部屋もあるようなので確実にデザインルームに止まりたい人はホテルのHPから予約するのが最も確かであろう。もちろん我々はスタンダードだ。
この人形はロバニエミで買ったトムテ。空間があったので置いてみた。 -
バスルームは普通。バスタブがあったが、この日の夜、湯を貯めようとしたが栓がどうやっても閉まらず、手持ちのビニールを丸めて塞いで栓にして入ったのだが、排水した際に排水口があふれバスルーム中が水浸しになり、バスマットもびちゃびちゃになる事件が発生する。もしかすると元々シャワーだけの所にバスタブを置いただけかもしれない。
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ロビーから暖炉を望む。
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ホテルの最寄り駅にセブンイレブンがあり、旅行前にリサーチしていたyoggiと言う飲むヨーグルトを発見した!スウェーデンでは人気で、遠足に行く子供の半分はこれを持参するという。いろんな味があったが、思ったよりサイズが大きく、飲みきるのにやや苦労した。
しかし、さすが北欧一の首都。至るところにコンビニがある。当たり前のようだが、フィンランドからやって来るとそう思う。圧倒的に人と車の交通量が違うのだ。 -
まずはグスタフスベリに行く為、地下鉄でslussen駅に向かう。中央駅方面から行く場合は後ろの方に乗ると、slussen駅でバス乗り場に近い下り階段出口まですぐだ。目の前にバスの電光掲示板の時刻表がある。474番のバスは10分間隔位で来るので便利だ。
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我々はシリヤラインの船の中であらかじめストックホルムカードを購入していたので、機械にピピッと当てるだけ。ストックホルムへ行く予定の人は調べてご存知かもしれないが、かなりの施設入場が無料で利用でき、交通も全てフリーパスだ。
が、その反面それなりに高額である。48時間のパスでなんと1万円近くする。施設入場はあまりしない予定の人は交通機関だけのカードも空港や中央駅のインフォメーション等で購入出来るので考えて購入した方が良い。 -
30分ほど乗ったであろうか、ブログや旅行記でおなじみの門が見えた!ここだ!
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門をくぐると小さくこの看板がある。グスタフスベリのアウトレットへはこの看板が指す方向に必ず進んで欲しい(左に進む)。要は中に入らず、外周沿いに入口があるのだ。帰りのバス停と水車を左手に見て進む。我々はグスタフスベリの門をくぐってこの看板を見ておきながら真っ直ぐ進み、目的の店を探すのにかなりウロウロした。
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あった!ここだ!門をくぐってからこの店にたどり着くまでどれ程ウロついたであろう。工事現場らしき場所まで足を踏み入れ、ややグッタリすらしていた。皆さまには我々のような無駄な時間を過ごして欲しくない。
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中に入ると俄然友人Sのテンションがあがる。もちろん狙いはADAMとEVAだ。EVAの方が圧倒的に数が少なかった。そしてよく見ないと素人の練習か?と思うような品も結構あった。各種食器の種類と値段が日本語や英語で書かれた表があった。よほど日本人が多いのであろう。私は購入予定ではなかったので、店内をくまなく見ていた。日本で買うおよそ半値であった。
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他にもハート柄などあり、なかなかかわいらしかったが、価格は全然かわいくなかった。
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グスタフスベリ陶器博物館。
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アンティークの店もあり、見てみたかったが営業しておらず。他にイッタラのアウトレットもあった。ここは広くて見やすく品数も多い気がした。我々はフィンランドで購入済みの為見るだけにした。
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そしてウロウロしていたときに見つけたカフェでフィーカする。友人Sが旅行前にスウェーデンに行ったらセムラを食べたい。と言っていた。
セムラとはスウェーデンでイースター前の期間に食べられるお菓子らしい。セムラ祭りや、セムラのおいしい店No1を決める大会、セムラを食べる日なんてのもあるらしい。この店にもミニ・ミディアム・ビッグと3種類の大きさがあった事からよほど国民的なお菓子なのであろう。 -
これがそのセムラなのだが、完全に見た目はシュークリームである。特徴としては生地にカルダモンが練り込まれている。中のクリームはそれぞれ店で異なるようだが、大体カスタードと生クリームの層になっているようだ。私はカルダモンがあまり好きではないが、 まずまず食べれた。んー。やっぱりシュークリームだよ。
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Slussenに帰ってきた我々は当初、この辺りのショップ巡りを予定していたが、雨が降ってきたので、屋内施設を観光する事にした。
私は日本から折り畳み傘を持って行っていたが、今まで傘がなくともしのげる程度だったので邪魔になるからと言う理由でホテルに置いてきていた。一方友人Sは折り畳み傘をヘルシンキのマリメッコで購入したのだが、免税対応梱包の為に開封できずにいた。結局雨が降っているのにもかかわらず、二人とも欧米人のように傘なしで過ごす事になった。
帰国後、友人Sはこの日1日雨に打たれたおかげで、新職場の初出勤前に熱を出し、グッタリして初日を迎える事になるのであった。一体何の為の折りたたみ傘なのであろう・・・
少しマニアックだが、そんな友人Sリクエストのフォトグラフィスカと言う写真館に行く事にした。これはその途中で撮ったガムラスタン。青空であれば映えたであろう景色。 -
ここがフォトグラフィスカ。地味に入場料金はするが、我々はフリーパス所持者。それをお姉さんに見せFree entrance ok?と適当な英語で言ったら理解してくれ、バーコード付きの入場レシートをくれた。
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このオブジェがあるところ。我々にはどう見てもお尻にしか見えなかった。ここは他の施設と比べると夜9時までと比較的遅くまでやっているようだ。
上階のカフェと合わせて行くと、天気の良い日はガムラスタンの夜景がさぞキレイに見えるであろうと思う。 -
フラッシュなしであれば撮影可のものが多かった。
我々が行った時は裸の美がテーマだったのかな?お見せできる写真がこれくらいしかない。 -
そして外は相変わらずの雨。我々は世界一長いアートと称される有名な地下鉄アート見学にでる事にした。
皆さんお勧めのブルーラインに乗車し、気になるホームで降りて回った。有名処をいくつかご紹介。まずはT‐centralen駅。 -
花や植物、建設労働者の壁画などが描かれている。
このブルーラインのホームに行く際、岩を掘って作った地下鉄の工事写真のパネルが並んでいた。 -
Sundbergs centrum駅
この駅近くのパン工場をモチーフにしたらしい。 -
パン工場の天井かな?
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Rissne駅
この駅が出来るまでに起こった歴史的出来事がスウェーデン語で手書きで書かれているらしい。それにしてもえらい長文だ。 -
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Tensta駅。
自然と動物の共存がテーマ。 -
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Solna centrum駅
この駅はブルーラインの11号線。地元の街並みなどが描かれているらしい。 -
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最後に有名なkungstraderarden駅。
駅の上にあったスウェーデン貴族の家の中をモチーフにしてデザインされたらしい。特にこの駅はホームだけでなく是非降りて端の出入口方向まで歩いて欲しい。ホームに行くまでにも装飾されている。 -
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全部で10以上の駅を見て回ったであろう。
我々は最初の数駅こそ下車したが、徐々に面倒くさがって車窓からホームの色を見ただけで、ただの銀色だね。などとスルーしてしまった駅が何駅かあり、ホテルに帰ってネットで調べてみると、ホームへ行くまでに装飾があったり、中央にホームがあるので、その間の洞窟部分にも多種多様の壁画やオブジェなどがある事がわかり、帰国日の朝に何駅か再訪するという二度手間をくってしまった。我々は往々にして後で知るパターンが多い。
どうしても見たい駅があれば事前に調べておいた方が良い。ちなみに同じくブルーラインのVretenと言う駅はスウェーデン在住の日本人彫刻家の方がデザインしたらしい。我々は記憶にはあるが写真すら撮ってきていなかった!!青空をモチーフにしたキューブが転がっていたと記憶している。
以上が某ノーベル賞受賞者が、つまらない。と言っ放った地下鉄アートだが、我々には楽しめた。 -
地下鉄アートツアーを終了させ、ノーベル博物館と、すっかり暗くなってライトアップされた景色を撮るべくガムラスタンへ向かった。
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ここは何だと地図を片手に歩きだすが、なにせ思ったよりも暗い。写真は明るく映っていると思う。
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どうやら国会議事堂らしい。雨も降っているせいか、観光客らしき人はあまりいず、人もまばらだった。
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この奥にうっすら写っているのが大聖堂の塔。内部は明日の昼間に再訪する。
しかし、魔女の宅急便のモデルになったと言われているが、本当に魔女が出てきてもおかしくない雰囲気であった。 -
ノーベル博物館前の大広場。となっているが、そんなたいそうな広場ではなかったので逆にビックリ。
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そして博物館入場。ここは火曜日だけ夜8時までやっている。冬の北欧は観光地の営業時間が短い。が、ストックホルムは施設ごとに何曜日だけは夜○時までやってるよ。が多いので、スケジュールがあえば短い日程でも効率良く観光できそうだった。
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昨年受賞者の3人。わりと目立つ所にあった。
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天井には歴代受賞者のパネルがジェットコースターのレールのようにぶら下がっていた。この中から何名かピックアップされ展示されるらしいが、展示エリアは残念ながら改装中で見学できなかった。
他には受賞者のインタビューを映像で見れるコーナーがあり、我々が行った時はちょうど川端康成がやっていた。 -
行った方はお分かりかも知れないが、このノーベルさんの肖像は床に埋め込まれている。なので、あ。上に何かある!と、上にある受賞者のパネルをすごいねーなんて見ていると、ノーベルさん踏んでるよ!!ってな事になる。立体的ノーベルなので躓いて危ないかも。私もノーベルさんをゴリゴリに踏み倒していた。
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例の椅子の裏。昨年の受賞者のサインが見やすくまとまっている。
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ミュージアムショップのノーベルチョコ。レジ横にあり、1つ15SEK。地味に高いがお土産にと5枚購入。
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併設カフェでノーベル賞受賞者に出されたデザートが食べられる。80SEK。
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そのカフェの椅子をひっくり返して日本人サインを探す我々。
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ノーベル博物館のショップに貼ってあったステッカー。
実はこの帰り、未遂に終わって良かったが友人Sは本当にスリに会った。斜め鞄を持っていたのだが、後ろから歩いてきた男に鞄を開けられそうになったのだ。
だが、マジックテープの為にペリペリと言うあの音でSは気付き、二人組の男はまたカモを探しに戻っていった。
夜8時頃のガムラスタンの駅だったが、皆さんも気を付けていただきたい。南欧ならまだしも北欧でも遭遇してしまった。 -
ホテルに帰る前、コンビニに寄ろうと思っていたが、スーパーを発見した。このスーパーの名がCOOPである。
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ストックホルム2日目。ホテルの朝食レストラン。照明がオシャレ。肝心の食事の種類はまずまずで、自分で焼くワッフルの機械があったが、到底食べ切れる大きさではなかった。北欧のホテル朝食は総じてパンの種類が多かったように思う。
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朝10時からのガイドツアーに参加するべく市庁舎へ向かう。ここはノーベル賞受賞者晩餐会が開かれる場所で、内部はガイドツアーに参加しなければ見学できない。
日本語ガイドはないが、各部屋の説明が日本語で書かれたものをくれた。
ガイドツアーは冬期は10時から1時間毎で、夏期は30分毎実施されるようだ。およそ45分位。お姉さんが説明して回ってくれるが、なんせこっちは理解力が中学生レベル。説明の紙を見つつ写真撮影に夢中であった。 -
ブルーホールと呼ばれる晩餐会会場。壁を青く塗る予定が、赤色レンガがきれいだったから塗るのをやめたとか。しかし思ったより小さい。これじゃあ受賞者はぎゅうぎゅうになるわけだ。
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この階段から受賞者が下りてくる。実際に下りてみると確かに真っ直ぐ下を見ないで歩くのは練習なしでは難しい。
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2階に上がって市議会場。
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天井もすごい。
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歴代受賞者に贈られていたであろうノーベル賞のメダル。
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ここはノーベル賞受賞者晩餐会時の玄関になる塔の下部なのだが、柵の向こうが階段になっており、先程の晩餐会会場の階段を下りるためにこの玄関で、みな一度2階に上がっているのだ。
夏期であれば塔に上れ、それは素晴らしい景色が広がるのだろうが、残念ながら冬期は実施されていない。 -
市庁舎内から。
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黄金の間。ノーベル賞受賞祝賀会のダンスホールだったかな?
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このシールはガイドツアー参加の際に貼るのだが、出口付近に不要となったシールが、もはやオブジェのようになっていたので、それにならって貼り付けて来た。
この市庁舎の土産コーナーにもノーベルチョコらしき物が売っていた。が、良く見てみると、それはノーベルの顔ではなくこの市庁舎の建物であった。そのため値段は忘れてしまったがお手頃価格になっていた。 -
市庁舎の中庭。
ちなみに市庁舎の地下にあるレストランでは2日前までに予約すれば、好きな年のノーベル賞晩餐会ディナーなるものが味わえるらしいのだが、1人2万円位するらしい。高っっ! -
中央駅方面から市庁舎に渡る橋のたもとに、世界遺産であるドロットニングホルム宮殿へ行くフェリーがでているがフェリーは冬期休業。他に地下鉄とバスを乗り継いで行く方法もあるようだ。
冬のドロットニングホルム宮殿は土日しか開館しておらず、時間も12-15と短いらしい。残念ながら我々の滞在日程とは合わなかった。
その後再びガムラスタンへ向かう。 -
リッダーホルム教会。こちらも残念ながら冬期は休み。
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これがガムラスタンで一番狭い小路。なんてこたぁない。
このような小路がガムラスタンには沢山あり、小さいながらお店も沢山ある。散策していると迷子になってしまいそうだ。 -
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ドイツ教会。
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内部。
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大広場を通って王宮に行く。このあたりは夏になるとオープンカフェになっていて観光客で賑わうようだ。
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12:15から始まる王宮の衛兵交代式を見に行く。毎日やっている訳ではなく、時期によって曜日や時間が少し違うらしいので旅程に合わせて確認した方がいい。特に冬期は週2だったと思う。この時期ですら開始10分前で最前列は観光客で埋まっていた。夏期のシーズン中はもっと混雑すると思われる。
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残念な事にこの交代式の後ろの建物が工事中らしく、白幕が下がっていた。
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交代式は30分以上行われる。ここは風が抜けて非常に寒かったので冬に行かれる方は防寒をしっかりした方が良い。忍耐力のない我々は途中で切り上げる。
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これが月を見上げる少年。別名アイアンボーイである。これはフィンランド教会の中庭にあるのだが、このフィンランド教会が分かりづらく、知らずにグルグルと教会の周りを探しまわっていた。
王宮横にあるオベリスクの前がフィンランド教会であった。
小さなコイツの頭を撫でると幸せになる。と言われているらしいが、我々はこの情報を帰国後に知る事になる。なるほど、どうりで頭だけつるつるテカテカであるわけだ。 -
高さ15cm程。帽子を被っていたり服を着ていたりする事もあるらしい。我々が行った時はセーターを被っていた。そう思って見ると寒そうだ。裸だもんねぇ。
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ウロウロしていた時に出会ったシェップマン広場の像。
ここが驚くなかれ、およそ広場とは言えない狭さだった。 -
大聖堂内部。入場料40SEKとなっていたが我々が行った時は入口は無人となっていた。
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教会には必ずと言っていいほどのパイプオルガン。実際に聞いてみたいものだ。
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普通のポストですらスウェーデンカラーだ。右の水色がストックホルム市内。黄色はそれ以外と書いてあった。
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その後アンティークショップへ出かける。ここは照明や、アラビア・ロールストランド等のアンティーク食器があり、まさに我々の心をくすぐるショップであった。
海外マジックで一瞬買ってしまおうかと迷った。が、それなりの価格がしたので断念。腹立たしいので写真だけ撮って終わった。 -
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ここに写ってる品の総額でも軽く4万位する。手が出ず・・・
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歩き疲れたので一度休憩しようとホテルへ帰る途中、スウェーデンの有名建築家のアルプスンドさんが設計した円形のストックホルム市立図書館に寄る。大きくはないが、入った瞬間うわぁ〜と声をあげてしまう位圧巻であった。
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ストックホルム中央駅。ここは大きな駅でホームも沢山あったし、カフェや雑貨屋も構内にあった。スタバもあったのでタンブラーを購入。我が家は各国のスタバのタンブラーを収集しているが、ここスウェーデンでの価格が今までで一番高かった。日本円で¥2200位。
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その後、今日水曜日はヴァーサ号博物館とその手前の北方民俗博物館が20:00まで開館しているので、セルゲル広場からトラムに乗ってむかう。このトラムの中には検札官が乗車していた。残念ながらなぜかガラス塔のライトアップがされていなかった。
ガラス塔に限らず、冬期は工事中や、いつもは営業しているのにやっていない。なんて事がよくあるように思う。だから航空券が安いのか・・・ -
まずは手前の北方民俗博物館に行く。さながらホーンテッドマンション以上に外観は立派だ。
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これがヴァーサ王さんらしい。なるほど、ヴァーサ号はこの人から名付けたのか。中はフリーパスだから入ったけど・・・って感じだった。
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続いてその奥に位置するヴァーサ号博物館に行く。これが、想像以上に大きくてビックリした。所詮船があるだけだろう。と思っていたが、装飾等も細かく、ここは行って良かった。
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沈んだ原因は一説には大砲の積み過ぎだとか。確かに大砲がものすごい数が積まれていたようだ。素人の私は船底が鋭角すぎやしないか?などと勝手に推測するが、本当の原因は謎のままだ。それにしても300年以上も沈んでいた船だとは思えないくらい現存部分が多かった。
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ヴァーサ号博物館の帰り、明日は帰国日で昼には空港に向かうため、買い物は今日しかできない!とメインストリートへ向かった。
がなんと、調べて行きたかった雑貨屋が入っていたデパートPUBが、工事中でやっていなかった。舐めるように色々な角度から見たが、1階の化粧品売り場が細々営業している以外はどう見ても取り壊し中。おいっ!
そしてこの近辺に数年前、セムラNo1に輝き、セムラを食べる日に1万数千個売ったという地元の方ご推薦のカフェがあるとの事で、気を取り直して寄って見る事にした。相変わらずシュークリームだが、ここのは生地はふわふわで、クリームも乳脂肪率の高い物を使っているようで美味しかった。セムラ以外のケーキ等も評判が良いらしい。
入口は狭いものの、店内は奥へ奥へと広く内装もかわいらしかった。この旅一番のお勧めカフェであった。 -
その後、本場であるH&Mでうっかり洋服を購入し、最後にオーレンスシティというデパ地下の雑貨屋で思い残す事なく買い物をした。同じ階に無印良品などあった。ここは21:00まで営業していた。この辺りでは一番遅くまでやっているんではなかろうか。
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そして帰国日の朝。昨夜歩き疲れて、すぐに寝てしまった我々にとってパッキング作業が待っていた。えらい散らかり様である。ロバニエミからやってきた我々にとって着用せずに終わった防寒着はもはや邪魔以外の何物でもなかった。
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当初の天気予報通り帰国日だけは晴れた。腹立たしいが、天気ばかりはどうしようもない。早起きして最後の街並み散策と、何駅かの地下鉄アートやり直し、そしてもう1店友人Sがどうしても寄りたいセムラ屋に行った。
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ここがそのセムラ屋である。いや、一応座席数は少ないがカフェだ。
このセムラ屋の最寄駅のとてつもなく長いエスカレーターが点検中で止まっていて、えらい目ににあった。例えるなら東京駅の京葉線ホームから上がってくるエスカレーターが全て止まっているようなものだ←関東の一部の人しか分からないが申し訳ない。 -
苦労して手に入れたセムラは今までのシュークリーム形と違って右下のラップサンドのような形状であった。
友人Sは買ったその場では食べず持ち帰ったのだが、食べるタイミングがなく機内で食べていた。その頃にはもうクリームが固まっており本来の味を味わえなかったと言う悲しい結果に終わった。 -
最後にヒュートリエット市場に寄って賑わいを見たかったのだが、やはり冬の午前中。あまり店は出ていなかった。
そんな事よりも、実はこの市場の後ろに水色の建物があったのだが、そこはノーベル賞の授賞式が行われるコンサートホールであった事を帰国後に知る。
授賞式の日はこの市場は休みになり、やれ受賞者を乗せたリムジンがじゃんじゃん往来するらしい。この時はそんな事知る由もなく、2人共写真すら撮らずに終わってしまった。友人Sに至っては記憶すらないらしい。 -
そしてスウェーデンブランドのwaynes coffeeでコーヒーを買い空港に向かった。当初、木曜〜日曜は割引価格で乗車できるらしいアーランダーエクスプレスで行く予定だったが、乗り換えも発生するためタクシーにした。30分程で到着したが、570SEK。なんと円換算すると¥8400!!最後にとんだ贅沢をしてしまった。
ストックホルムの滞在時間はやはり少々足りなかった。もう1日あればスカンセン野外博物館や街歩きをもう少し楽しめた。夏期であれば観光場所がもっと増えるであろうとも思った。 -
フィンエアー利用の為、ターミナル2でタクシーを降りたのだが、最後の最後でガイドブックの罠にはまる。
それはタックスフリーつまり免税の手続きだ。ヘルシンキのヴァンダー空港では乗り継ぎ時間が短い為、ここアーランダーで手続きしてしまおうと思い調べた所、ターミナル2でも手続きが出来ると書いてあったし、ネット情報にも載っていた。
しかしカウンターが見当たらないのでインフォメーションで聞くと、ターミナル5へ行けと言われたのだ!なんてこった!!アーランダー空港はそこそこ大きい!それをターミナル2から5まで大移動するのである。これには参った。 たった数千円の為にグッタリしながらの大移動であった。その為に時間がなくなり、アーランダー空港のショップ等を堪能出来ずに終わってしまった。
皆さんの中でターミナル2を使う航空会社で帰国される方は要注意である。 -
帰国便の機内食はビーフのパスタとカレーから選べたが、海外産のカレーは恐かったのでビーフのパスタにしたが、野菜などの副菜がなく途中で飽きてしまう味だった。
2食目はありがちなオムレツだったが、どうにも睡魔と闘って食したので、味の記憶はほぼない。 -
しかし機内からオーロラが見れる事もある。と聞いていたのでマメに外を見ていたが、その度に日本人CAに窓を下げろと言われ、その最後のチャンスすら与えてもらえなかった。
旅行記には書ききれないような小さなハプニングは毎日のように起こったが、それすらも楽しめてしまうような旅であった。 -
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