モロッコ・スペイン旅行10※マラガを見下ろす丘の上

2016/06/23 - 2016/06/23

グラナダから地中海沿いの町マラガへ一旦逆戻り。翌日はコルドバへ北上。Alsaバスのキャンペーン価格を追っかけていたら、五紡星みたいな経路を描いてしまった。
マラガは内陸の町に比べて過ごしやすい気候だった。

【交通】()内は実際の発着時刻
6/23 Granada 8:00 ⇒ Malaga 9:50(9:59) Alsaﾊﾞｽ 5ﾕｰﾛ（Web事前購入）
6/24 Malaga 9:00 ⇒ Cordoba13:00 Alsaﾊﾞｽ 5ﾕｰﾛ（Web事前購入）
【宿泊】
6/23 マラガ/Residencia Málaga Backpackers ドミトリー 8.8ﾕｰﾛ(Booking.comで予約)
【為替】
1ﾕｰﾛ≒120円

エリア マラガ(スペイン)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8:00 グラナダ郊外のバスターミナルからマラガへ出発。

このバスには発券機が付いていた。スキンヘッドにサングラスの運転手がひとりでこなしていて感心した。

途中の町にはあまり立ち寄らず高速を南へ。

ときどき見える沿線の町並みは白い壁がきれい。

9:59 マラガ到着。今回の宿は立地が悪かったことに今さら気付く。バスターミナルから東に観光地が集中している。宿は西側。泊まりに行くだけという感じ。

マラガバスターミナル バス系

まずはリュックを背負ったまま東へ。グアダルメディナ川を渡る。

ドラエモンがいた。

町の中心、マリナ広場。

マリーナ広場 広場・公園

エンカルナシオン大聖堂。

マラガの大聖堂 寺院・教会

大聖堂の紋章がすてき。

聖堂横の小堂。

祭壇がロシア正教みたいに物語が描かれている。

スチールドラムを逆さにしたような楽器のパフォーマー。ハング・ドラムと言うらしい。

アルカザバの横を通って砦のある丘に登る。

アルカサバ 城・宮殿

途中にある展望台からの眺め。マラガ港を一望。

左下に見える円形の闘牛場。

アルカザバの先に大聖堂。

頂上の砦。

ヒブラルファロ城 城・宮殿

頂上の公園にはリスがいて観光客から大人気。

接近しても逃げない。

下る途中でトンネルを抜けて街の北側へ。

この辺りは街歩きが楽しい通り。

食品店のショーウィンドーが楽しい。

黒人が営む露店が多い。

路地壁のアトリエに目を引きつけられる。

サイクル・リキシャーがいた。

植物に囲まれた窓。

メルセー広場の一角にピカソの生家があった。

ピカソの生家 建造物

バルの看板にもなっているから、ここで間違いなさそうだ。

メルセ広場 広場・公園

通りから中が見えるバル。

炎天下にレスキュー・センター。

通りの天幕の下は快適。

路地の風景。

洗礼者聖ヨハネ教会。

赤や黄色の幾何学文様が珍しい。

黄金の中のマリアさま。ときどきインドのドゥルガー神と重なる。

ドーム天井に聖人の絵。

メルカド（市場）発見。

内部はこんな感じ。

ナツメヤシやナッツ類、オリーブなど試食品が置いてある。

立ち飲みバルもある。年配の女性も食事していた。

スーパーでまだ飲んでいない銘柄のビールを買って、

教会前の広場で飲んだ。

一旦駅まで戻って町の西側へ。

マラガ マリア サンブラーノ駅 駅

大通りを20分ほど歩く。次からは宿の立地も重視しよう。

高層アパートが建ち並ぶ新市街まで来た。

予約したResidencia Málaga Backpackersに到着。

前のお客がチェックインに時間がかかっていたので

キッチンを先に確認。この宿もすでにカード決済されていて不満。ブッキング・コムで予約したんだから現地払いにして欲しかった。

シーツ一式と部屋、ロッカーのカギを受け取り３階へ。ドミトリーは男女混合の１０人部屋。のちにカップル１組が入ってきた。

浜辺の公園まで散歩。

砂浜では平日の夕方でもバーベキューするグループがいたりして賑わっていた。

地中海岸のビーチに来たのは、そういえば初めて。この海岸をず〜っと行けばニースやモナコがあるんだな。

夜はキッチン＆リビングで自炊＆ビール。スペインではヨーグルトを全く食べなかった代わりにビールを毎日飲んだ。リンゴが意外と安くて0.21ユーロ。

そのあとリビングのソファーに移って目の前のテーブルにあったアマレットというリキュール酒をいただく。アーモンドの風味に似ているそうだが、梅酒みたいに感じた。

スロバキア人、ニュージーランド人、宿のスタッフなど適当に座って飲んでいる。
スロバキア人がニルヴァナの曲を弾いていた。

6月24日(金)
マラガからコルドバへバス移動。

Web予約したコルドバ行きチケットをもらうため列に並ぶ。だが窓口では印刷した予約書を「直接ドライバーに見せろ」と言われ、チケットを貰えなかった。

それでよいのかと思い、ドライバーに見せると「バスの外で待て」と後回しにされてしまった。このままでは乗り込めないと思い、再度窓口に並んで違う係員からチケットを貰う。無事に乗れそうになったが、既にバスは満席。このバスに限って自由席だったのだ。「斜め奥のバスに乗ってくれ」と言われるが、数時間あとのバスにまわされてはかなわない。ドライバーはほかの客に「外国人と代わってくれないか？」と打診していたが、そいつは代わってくれなかった。ドライバーはスペイン語しかしゃべらないし、どういう待遇なのか不安で一杯になる。

代わりに乗ったバスは途中のアンテケラ行きだった。

同じ時間に出発して、ずっとコルドバ行きバスの後ろにつけて走ったので、少し安心した。

１時間後、アンテケラの郊外に入る。バスはここから中心部のバスターミナルまで着くのが遅い。

途中のバス停で客が降りたら乗せてくれるようなので、到着後に降りてコルドバ行きバスの前で待つが、まだ乗せてもらえなかった。新しく来た客は乗りこんでいるのに、どうゆうこっちゃ！
諦めて乗ってきたバスに戻ると運転手が「NextChance」と慰めてくれた。こちらの乗客はほとんどアンテケラで降りたので乗客は３人だけになった。通常便だと思ったこのバスはどうやら臨時便で、あふれた乗客が１台目のバスに乗り切れるまで運行を続けるようだ。

さらに１時間後に停まった町でようやくコルドバ行きに乗り換えがかなった。

バスは途中の町でたっぷり休憩をとってから定刻の１３時にコルドバ着。その気になれば３時間以内で着きそうな距離を４時間かけて走った。

コルドバのバスターミナルでは翌日深夜のマドリード行きを購入。

マドリード発着のバスは地方便に比べて割安で乗車時間も短い。それだけ競争が激しいのだろう。