2016/06/22 - 2016/06/22
176位(同エリア1553件中)
Halonさん
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アルハンブラはよくも悪くも基準になりうる宮殿だと思った。見ないことには「アルハンブラと比べて」とは言えない。細部を見ると必ずしも最高の出来という感じでもなく、他の国のイスラム建築のほうがよかったりもする。ただ庭トータルで見ると優れていると感じた。
【交通】()内は実際の発着時刻
6/21 Sevilla 23:00 ⇒ Granada 2:45(2:44) Alsaバス 6.03ユーロ(Web事前購入)
【宿泊】
6/22 グラナダ/Duquesa Hostel ドミトリー 9.95ユーロ(Booking.comで予約)
【為替】
1ユーロ≒120円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2:44 グラナダ着。ターミナル内には24時間営業のカウンターも有り。
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待合室の椅子はほとんどがひじ掛け付だが、なかには壊れているものもあり、そこで暫く仮眠。
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まだ暗い6時前から町へ向かって歩き始める。中心部までは4kmほどある。ゆっくり歩いて中心部に到着。
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目指すホステル(Duquesa Hostel)があるはずの場所にこんな貼り紙を見つけて、てっきり別の場所に移転したのだと勘違いしてしまった。実際にはこの通りの工事についてのお知らせだったようだ。またブッキング・コムの地図に騙された。近くで開店準備をしていた男性に貼り紙を写真に撮って尋ねたが、オール・スペイン語の回答なので分からなかった。
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表通りで唯一開いていたホテルで場所を尋ねたら、そこが目指すホステルだった。想像よりもはるかにまとも。
もちろん早朝すぎてチェックインはできないので荷物だけ置かせてもらう。 -
さてそれからメインイベントのアルハンブラ宮殿へと向かった。イサベル・ラ・カトリカ広場から左に折れた山側にアルハンブラ宮殿がある。広場にはイザベル女王とコロンブスの銅像。
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途中にあった、ものすごく目立つホステル。
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この辺りから急坂を上る。正面はホテル・アルハンブラ・パレス。
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標識の落書き事情はどうかな。
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8:01 チケット売り場の行列はざっと150人位。右側の短い列はネット予約者の受け取り用。
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列の先頭には残りチケット数が表示してあった。ジェネラル・チケットは午前分:252枚、午後分:328枚。すぐに売り切れることは無さそうだ。
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右奥の売店から更に進むとカード決済専用と思われる売り場があり、こちらは20人ほど。僕は事情があって現金を使いたいので、こちらには並ばない。
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チケットは後回しにして、まずは無料で入れるエリアを見学。チケット売り場から西へ500mほど離れた裁きの門から入れる。大きな円形の建物はカルロス5世宮殿。
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外壁の飾りが重厚。
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サンタ・マリア教会はまだ開いてない。
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「モスクの風呂」ってなに?
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中は天井に星型穴のあいたハマム(蒸し風呂)跡。
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宮殿敷地内にはホテルもあり、そこの庭も見ごたえがある。
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裁きの門の扉の上部にあるマリア像。
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門の反対側にあった不思議な文字盤。
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そろそろチケット売り場に戻ろう。途中の庭ではスプリンクラーがフル稼働していて、脇を歩く人間にも強制水分補給。
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9:29 行列は無くなっていた。ディスプレイには午前分:34枚、午後分:260枚の残り。
窓口で聞いたら「30分後のチケットがあるわよ」とのことで10時のチケットを14ユーロで購入。午前の分が売り切れなら一旦ホテルに戻って出直しも覚悟していたのでうれしい誤算だ。同時にくれた園内地図が分かりやすかった。特に見逃しやすいポイントを挙げてあるのがよい。 -
ナスル朝宮殿の行列に並ぶ。10時前に並んでいるのは10時のチケットを持った人と9時半の人。中には9時のチケットの人もいて拒否されることもなく優先的に入れて貰えていた。マチューカの中庭を見ながら15分ほど炎天下で並んでやっと入場。もっと遅く並んでもよかったかな。ここでカメラの予備バッテリーを持ってきてないことに気が付く。こんな大事なときに。。。でも早めに気が付いてよかった。
アルハンブラ宮殿 城・宮殿
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入口付近の壁の彫刻は今思えば精緻だった。その先がメスアールの間。ちなみに入場時刻は10時に指定されているが滞在時間に制限は無いとのこと。全体を14時までに見終わればよいようだ。
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黄金の間からアルバイシンの丘を望む。
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コマレス宮のファザードは最も精巧さを感じた部分。
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メスアールの間の天井。ウズベキスタンでよく見た天井より色彩は少ないけれど重厚で状態もよい。
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メスアールの中庭の壁のタイル。放射状の中心部がなにげに細かい。
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アラヤネスの中庭から南側を望む。奥の建物はカルロス5世宮殿。
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北側にはコマレスの塔。
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その中が大使の間。
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ライオンの中庭。ここは一部が補修中だったのが残念。
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アベンセラヘスの間の天井は鍾乳石飾りで覆われる。細部の表面の美しさはさほどでもないが多面の形状が面白い。よくこんな形状を思いつくなあ。
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リンダラハのバルコニー。ここの装飾は白とブルーが相まってより複雑に見える。他では見られないお宝部分。
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ここにあった天井の凸型ステンドグラスはうっかり見落としそうになった。腰をかがめて天国の光を鑑賞。以上でナスル朝宮殿から出る。本当は1時間以上いるつもりが50分で終了。やや期待はずれの感もあり。
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見覚えのあるシルエット。ここにいたのか。
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パルタル庭園に出ると教会の塔がよく見えた。
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最初に見えてきたのが貴婦人の塔。アルハンブラと言われて二番目に思い浮かべる建物なんだが。池がよどんでいるし、工事の足場が置き去りだし、ちょっとがっかり。写真で見るとまあまあなんだけどな。
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実際に眺めるとこっちのスポットのほうが水が流れていて好き。
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遠くに見えるヘネラリフェまで日陰を伝って移動。パルタル庭園の東には鋭角刈り込みの庭が続いている。
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水が染み出すブドウの壁も気に入った。やはり水との調和あってこそのアルハンブラだ。
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うねる生垣の向こう側がヘネラリフェ。
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緑のトンネルを抜けて、歩いて歩いて、
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そしてはるばるやってきたアセキアの中庭(ヘネラリフェ)。自分の中ではこの庭こそが”ミスター・アルハンブラ”と呼びたくなる場所だ!
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たとえわずかな時間でも、ここが自宅の庭だと思って楽しみたいじゃないか。庭師も働いてくれているよ。庭の三隅には「どうぞ」とばかりに椅子も置いてある。
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3か所の椅子に交互に座ってまどろんでいると、あるツアー団が僕を取り囲んで説明を始めた。ガイドの女性は僕を見て「彼は疲れているのよ」と言っている。僕も大きく頷いておく。
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イスラムの習慣にのっとれば地べたに座って眺めたほうがよいのかもしれない。その角度から一番美しく見えるように造られているようだし。結局この中庭で30分ほど過ごした。
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庭の隣にもうひとつの庭。コの字に水路が配してある。
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二階からの眺め。
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さらに山手に歩くと階段の手すりに水が流れていた。園内の水は6km離れた山から高低差を利用して引いてある。
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屋根を間近に見られるスポット。ツバメのヒナみたいに口を開いた瓦が面白い。
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いろんな刈り方が見られる。
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野外ステージまである。何に使うのか知らんけどちょっと興ざめ。
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石橋を渡って戻る。
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ここもまた長く歩く。
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地元のおばさん3人が歌っていたのが面白かった。
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この時間だとサンタ・マリア教会が開いていたので見学。
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最後に残ったアルカサバへ。ここでもチケット確認有り。
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巨大な船の舳先のように先が細くなった砦。
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その先端の見張り台からグラナダの町を見下ろす。ここはさらっと15分程度で見学。
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園内のトイレはキンモクセイとハチミツの香りがした。
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園内救急車がレゴのパーツっぽく感じた。
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最後に見落とした場所をもう一度。カルロス5世宮殿内には小さな博物館があった。
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外から見たナスル朝宮殿。
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裁きの門の下にある噴水。ひょっとこの様な顔から流れ出している。
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帰り道でトマトを買って帰る。
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カテドラルの外観。
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ホステルに戻ってチェックイン。3階の4人ドミだがここも1人で占有できた。
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トイレ、シャワーも部屋の目の前。ドアのすぐ横に冷蔵庫と電子レンジがあるのが便利。
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歩いて3分のスーパーで買い物。
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1リットルのビールが0.75ユーロ(90円)だったら昼間から飲んでしまう。オリーブ入りサラミとチーズを肴に。
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チーズだと思って食べたのはチーズではなかった。LEVANOVAと書いてあるからレバーペーストかな?それにしても粉っぽくて変な味。フロントで聞いたら「英語でなんて言うか分からない」と翻訳した画面を見せてくれた。なにっ?"yeast for bread"だと!?どうやらイースト菌をビールで流し込んじまった!胃の中でうまく上面発酵するかな?いや、そうじゃなくて、どうなる?オレの身体!
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夕方になって再び外出。スケボーに乗っている人を時々見かける。年配も男性もいて幅が広い。
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ダーロ川沿いを歩いてみる。狭い石畳の道を観光バスがすり抜けていく。
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通りがかった教会を訪問。
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白い壁に金色が映える。
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路上のパフォーマー。この人は笛とボーカルでヒーリング系。
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川向こうのアルハンブラ宮殿を見上げる。
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グラナダの猫。
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夕方の7時、サン・ニコラス展望台からアルハンブラ宮殿を見渡す。すでに大勢の観光客。
サン ニコラス展望台 自然・景勝地
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ジプシー・キングス風の曲をうなっていた。
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ホイアンみたいな店があった。
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宿の向かいにある大きな教会。
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イスタンブールにあるモスクに形が似ているような。
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9:25 ホテルの窓の外はまだまだ明るい。
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10:24 1時間後に日が暮れた。
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