2016/06/12 - 2016/06/14
29位(同エリア241件中)
Halonさん
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メルズーガの大砂丘にやってきた。ここはサハラ砂漠の入口と言われているが、地図で見ると西の外れにぽつんと孤立する、砂漠の出張所みたいなところだ。東西6km、南北18kmほどに広がっている。なんだ、砂漠のチビッ子じゃないか!試しに鳥取砂丘と比べてみたらそれでも50倍くらいありそうだ。どうも御見それしました。
【交通】
6/12 Ait Baha 7:30 ⇒ Tinghir 7:50 グランタクシー 7DH
6/12 Tinghir 8:10 ⇒ Tinejdad 9:07 バス 15DH
6/12 Tinejdad 10:00 ⇒ Erfoud 11:50 グランタクシー 25DH
6/12 Erfoud 11:50 ⇒ Rissani 12:17 グランタクシー 6DH
6/12 Rissani 15:00 ⇒ Merzouga 15:30 グランタクシー 40DH
6/14 Merzouga 20:35 ⇒ Fes 6:20 スープラトゥールバス 170DH
【宿泊】
6/12〜13 メルズーガ/Maison Adrar Merzouga テント 30DH/泊(Booking.comで予約)
【為替】
1DH(ディルハム)≒11円、1ユーロ≒120円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
トドラ渓谷を離れる朝。宿代をきっちり12.5ユーロ揃えて払ったら「ユーロのコインは使えない」と断られた。結局129DHを支払ったので、空港での両替損を取り返した形だが、ディルハムの残金が心許なくなった。
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グランタクシーは30分待ってようやく現れた。
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ティネリールまでの車窓はなかなかの絶景。
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8時半にエルフード行きバスがあるという情報は間違いだった。代わりに「チネジダッド」までバスで行って乗り換えとのこと。急に知らない場所を言われて、血ネジdad⇒頭にネジのささったお父さんを想像。
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左手にアトラス山脈を見ながら1時間のドライブ。
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チネジダッドで次に乗り継ぐグランタクシーの発車を待つ。
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待ち時間にパンを探したが、ここでも例の茶色いお菓子とヨーグルトしか買えず。
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ラマダンの断食には幼児は参加しなくてよいと聞いていたが、ここでは小学生の女の子たちもアイスクリームを食べていた。
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壁の貼り紙にはアラビア文字のほかに見慣れない文字も見られる(上から2行目)。これはティフィナグ文字と言ってベルベル語に使用されるそうだ。
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車内から女性の服装をこっそり撮ったがしっかりバレている。モロッコは人の写真が撮りにくい。
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モロッコ富士とでも呼べそうな山が見えてきた。
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西部劇の岩山みたいのも。中国人が命名したら東坡肉岩になりそう。
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エルフードでは待っていたリッサニ行きにすぐ乗り換えて出発。ここまでは順調そのものだ。
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12:17 リッサニに到着。
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リッサニには立派なスーク(市場)があって待望のパンをやっと購入。
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ここのは直径24cmの大判だった(2DH)。
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砂漠の町メルズーガで食べ物が買えないと困るのでオレンジとトマトも買っておく。オレンジが55円/kg、トマトが28円/kgと日本の数分の1の値段。
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12時過ぎ、教えられた街角でメルズーガ行きのグランタクシーを待つが一向に現れず。途中からモロッコ人2人とロシア人バックパッカーも加わり5人で待つ。
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そのうち商店も閉め始めたのでコカコーラを買って飲む(200cc瓶が2DH≒22円)。
ラマダンの時期は夕方になるまで通常便が現れないようなので、モロッコ人の交渉のもと5人でタクシーをチャーター。料金は2倍の40DH(440円)となり不満だったが、ここは和をもって尊しとする。 -
メルズーガまではほんの30kmほど。やがて左手に赤く輝く砂丘が見えてきた。アラビックな車窓にレインボーの「バビロンの城門」が脳内で流れ始める。
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ここはサハラ砂漠の入口と言われているが、地図で見ると西の外れにぽつんと孤立する、砂漠の出張所みたいなところだ。東西6km、南北18kmほどに広がっている。なんだ、砂漠のチビッ子じゃないか!試しに鳥取砂丘と比べてみたらそれでも50倍くらいありそうだ。どうも御見それしました。
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オフライン地図を見ながら、宿まであと400m地点で降ろしてもらう。だが目指すアドラル・メルズーガはブッキング・コムの地図が示す場所には無かった。炎天下で人間がくたばる前にスマホのバッテリーがいかれ始めた。オーバーヒートの表示が出たのでスイッチオフ。
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住所の書かれた紙を見せながら訪ね歩く。親切な女性が身内の男性を呼んで聞いてくれた。
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遠くに見えるモスクを目印に1kmほど歩く。
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そこで偶然にも宿に勤める男と出会えて助かった。彼の自転車のあとを歩いて追いかける。
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宿は集落の一番外れ、砂漠の入口にあった。
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予約したテントは今は風が強くて使えないので、暫く部屋を使ってくれとのこと。泊まるはずのテントらしきものが中庭にあったが、結局2日間とも部屋を使わせてくれた。
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客は自分1人だけ。室内のシャワーは水圧が低いものの問題なく使えた。給湯設備は無いようだが砂漠なので日なた水の熱さが半端ない。そして出続けるのでお湯があるのと一緒。
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しかもホテル内のキッチンと冷蔵庫も使い放題。これで一泊30DH(330円)だから笑いが止まらない。
ただしエアコンは無いので夜は建物が熱を持っていて、部屋で眠れたもんじゃない。
スタッフに勧められて屋外にマットを敷いて星を見ながら寝る。さそり座が大きく見えた。
砂漠なのに蚊がいたのには参ったが、ルンギにくるまって防御。持ってきて役だった。 -
6月13日(月)
朝4時台に明るくなってきた。
砂漠の中へ散歩に出かける。夜明け前の砂漠はまだ青白い。 -
日が昇るに連れて赤みを帯びてくる。
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目印になる大きな砂山が南東と北東にひとつずつ見える。
ツアー参加せずに砂丘を歩き回る by Halonさんメルズーガ大砂丘 (サハラ砂漠) 砂漠・荒野
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この日は宿から南東に歩いてみた。
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僕はサバキストではないから砂漠の写真の撮り方が分からない。
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でも個人で来ただけのことはあったと思った。
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ラクダ・ツアーで来ていたら、これだけ勝手きままに砂漠の写真は撮れないだろう。
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しかも足跡が全くない。バージン・サンド。
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風紋あり。
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きれいな曲線を描いたエッジあり。
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そして時々、小動物の通った跡が。
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延々とデッドヒート。
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今アフリカにいることをあらためて思い出す。
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郵便局が9時に開くので早めに両替に出かける。通りの店はほとんど開いていない。
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唯一開いていたのがスープラトゥール・バスのチケット売り場。
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郵便局は真面目に開始していてよかった。レートも思ったほど悪くない。日本円のスブレッドだけが小さくてびっくりした。ユーロが5%くらいあるのに円は0.6%しかない。特に円買いレートがよい。ユーロ⇒ディルハム⇒日本円と交換すると利ザヤが稼げそう。
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帰る頃には商店が開いていたので、ジャガイモ、卵、ヨーグルト各種を買って帰る。卵はかなりしょぼいS玉が1個17円と日本よりも高い。ジャガイモは450gも買って17円。飲むヨーグルトは225ccで22円。
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これに手持ちのトマトを加えてタジン鍋を作ってみた。コンロの火の点け方をスタッフに聞きにいったら、そのまま料理作りに参加してきた。「タマネギが無いとダメだ」と流し台の下からひとつ取り出しジャガイモの下に敷いてくれた。オリーブオイルも貸してくれた。ラマダン中で自分は食べれないのに、よくやってくれるなあ。
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台所にあったスパイス3種に塩を入れて円錐形の蓋をして弱火で30分。
タジン鍋は蒸気を閉じ込めて効率的にできるのかと思ったら、そうでもなかった。 -
猫もとばっちりラマダン。「餌をくれ」と寄ってくるけど、パンをやっても匂いを嗅ぐだけで食べない。贅沢な奴だ。
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宿の屋上。床がぶかぶかしている。砂漠は目と鼻の先。
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日暮れ時に砂漠へ行ってみる。砂漠の手前に墓があった。
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毎晩8時に出るフェズ行きバスの発車地点を見に行く。
レストランは一斉に開いていた。この街が死んでいなかったことを初めて実感。 -
服屋の兄さんに挨拶し、スープを味見。ハリラという穀物や麺入りでトマト味もほんのり。とろみ具合がダルにも似ておいしい。日頃は朝食に食べるが、ラマダン中は夕食の最初に食べていた。
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男性が着ているガンドーラという白い夏服は、お腹の前にでっかいポケットが付いていてかわいい。ここから財布を出し入れしていた。
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6月14日(火)
2日目の早朝散歩。 -
どうせ足が砂まみれになるので、今日は最初から裸足で出かける。砂がひんやり気持ちいい。
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砂の所々にひょっこり出ている植物がダリの絵っぽい。
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陰影が現実離れ。
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かなたに見えるトンガリ山脈が今日の目印。
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風紋が上に向かって徐々に侵食。
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砂漠で一泊した帰りのラクダ隊に出会う。驚いただろうな。
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右手に見えるのは昨日来たときのラクダの足跡か。同じルートを往復するようだ。ガイドには砂漠の中の最短ルートが見えているのだろう。
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3人だけの小隊も遠くに見えた。
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こっちに向かって何度も手を振ってくれたよ。砂漠に写る自分の影。砂漠はでっかいキャンバスだ。
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こちらは南東に見える台形山。
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天然のオブジェ。
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トンガリ山の尾根に最接近。
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あの山の麓にベルベル族のアジトがあり、砂漠ツアーはそこで一泊してくるらしい。
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宿から直線距離で2kmほど離れたのでそろそろ引き返す。まだ6時だが、帰りは既に陽射しを避けたい。
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ダンゴ虫の足跡。
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荒涼たる砂漠の表情。砂山の日陰部分が減ってきて、太陽から身を守れなくなってきた。
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砂漠の端まで来ると大型植物も生えている。
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実はこんな感じ。
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今日は道端の物売りからスイカを買った。直径20cmの小玉で9DH(99円)。袋入りの飲むヨーグルトは毎日2つペース。ソーセージは美味しくなかった(3DH)
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緯度が高めの国で夏のラマダンは日が長くて余計にハード。
暇だけど出歩くには熱すぎる。 -
夜の中心街でフェズ行きの夜行バスを待つ。
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スープラトゥール・バスはリクライニングできて快適。
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途中で韓国人のパッカーがどどおっと乗り込んできた。外では子供たちがまだ遊んでいる。ラマダンの夜はこれからという感じ。
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夜中の2時過ぎにトイレ休憩。
バスはメクネス経由で走るのを知り、途中下車して観光することも頭をよぎる。どうしようかな。
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この旅行記へのコメント (6)
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- カスピ海さん 2016/08/04 22:43:27
- シュルレアリスティックな砂漠に仏足砂
- Halon大師
こんばんは
砂漠の中を2キロも進まれたとは!玄奘三蔵がよく無事で横断できたなと驚いていましたが、私には砂山の形のちがいが読み取れませんが、Halon大師も、玄奘も、歩みを止めない人には、道が近寄ってくるのでしょう。
黄色の砂と影は紫色に見え、すべて高貴な色を取り揃えたお写真が、スーパー シュール レアリスティックで聖なる砂漠行で、歩まれた足跡に咲いている旅人の花が、私には見えます。
タジン鍋で即興的にお料理もなさるなんて。なんて、完璧なんですか!
それで頭にねじがささった、ブラッディダディが。
- Halonさん からの返信 2016/08/05 07:45:35
- RE: シュルレアリスティックな砂漠に仏足砂
- カスピ海さん おはようございます。
砂漠の往復4キロでも早朝ですので快適でしたよ。
「み、水〜」と言ってさまよったら大変だけど。
玄奘さまはバックパックが重くて大変だったでしょうね。
砂漠の真ん中に巨大なブラッディダディが廃墟のように立ち、影は紫色。
その周りに無機質なネジとタジン鍋が宙に浮く。という構図が思い浮かびました。
自炊のタジン鍋は「昆明ケーキ」のあとだと霞んじゃってダメっすよ。
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- ラムロールちゃんさん 2016/08/04 13:19:11
- ダリの絵!(>_<)
- わかります!わかります!!
…って、Halonさん、こんにちは(^_^;)
あーっ!となって、思わず挨拶が後回しに。
素晴らしい写真の数々…
これでもう、立派なサバキストなんじゃないでしょうか。
私、砂漠に関心なかったんですが、俄然、出てきました。
星を見ながら眠る…っていうのがまた、逆に贅沢な…。
でも、一つ間違えると命に関わりそうで、怖くもありますね。
スマホのバッテリーがオーバーヒートするような暑さ(熱さ?)って…(-_-;)
ラムロール
- Halonさん からの返信 2016/08/04 21:11:13
- RE: ダリの絵!(>_<)
- ラムちゃん
共感して頂いてうれしいです!
植物の影も含めて絵に描いたような光景でした。
砂漠の宿はマットに寝ながらミントティーを飲んで星を眺めるにもいい環境です。
スマホにオーバーヒート表示機能があるなんて全然知りませんでした。
あんな画面初めて見た。
灼熱のウズベキスタン45℃でも起きなかったのに。
あのときは古いスマホだったせいか?
熱中症対策にミソ汁持っていったほうがいいかもね。
あの時期はラマダンでお客さんが全くいませんでしたが、もっと暑い7月になると砂風呂に入りにお客さんが来るそうです。日中に砂に埋もれるなんて信じられませんが、、、
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- おぎゃんさん 2016/08/04 10:45:12
- ティフィナグ文字
- こんにちは。
ずいぶん昔にモロッコを訪れましたが、街中ばかりだったせいかティフィナグ文字は初めて拝見しました。象形文字みたいで興味深いですね。
モロッコに暮らしていた知人に聞いてみようと、ふと思いました。
知らない文字に出会うと、わくわく感が高まります。
おぎゃん
- Halonさん からの返信 2016/08/04 20:47:55
- RE: ティフィナグ文字
- おぎゃんさん
見慣れない文字を見つけると、はるばる来たなあという感じが沸いてきます。
未知の文字というのは、思っている以上に旅情を感じる重要なものですね。
雲南で町ごとに違う文字が漢字と併記してあったり。
インドで州が変わると新聞の文字が違ったり。
ほかの写真を見てみたら、フェズ旧市街あたりでは同じ文字が見られました。
そういえばベルベル人がやっているお店もあの辺にありました。
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