2016/06/19 - 2016/06/20
13位(同エリア110件中)
Halonさん
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シャウエンからタンジェ経由でジブラルタル海峡を渡る。新タンジェ港までのバスの本数が予想外に少なく、タンジェ市内観光は中止。
翌日、今回の旅で唯一天気のすぐれない朝を英領ジブラルタルで迎えた。ジブラルタル・ロックの絶景を見に来たのに、はたして見えないまま終わってしまうのか?
ジブラルタルの面積は6.5?でマカオの4分の1以下。人口はたったの3万人でマカオの20分の1。
【交通】
6/19 Chefchaouen 8:30 ⇒ Tanger 11:46 Nejme chanalバス 35DH
6/19 Tanger 13:00 ⇒ TangierMet 14:20 TTTバス 20DH
6/19 TangierMet 16:15 ⇒ Algeciras 20:19 フェリー 23ユーロ+70DH
6/20 Algeciras 7:00 ⇒ La linea バス 2.45ユーロ
6/20 La linea 11:30 ⇒ Sevilla 16:04 Comesバス 24.5ユーロ
【為替】
1DH(ディルハム)≒11円,1ユーロ≒120円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シャウエン出発の朝、宿からバスターミナルまでは下り坂を歩いて20分。
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最後は傾斜が10度以上な急坂だった。
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チケット売りの男にタンジェ行きは45DHと言われて聞き返す。「預け荷物は無しか?それなら35DHだ」だと。知らなければ余分に取られるところだった。
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途中でダム湖が見えた。
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モロッコの男体山。
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途中の白い町はテトゥアン。
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タンジェ手前の鉄道駅を通過。
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タンジェ市も郊外に白い家が密集していた。みんな平地よりも丘が好きだなあ。
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11:46 タンジェのCTM、民営バスターミナルに到着。
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近くには立派なモスクが建っていた。地図に従いアラビア広場沿いの新タンジェ港行きバス乗り場に行ってみるが標識が無く、いつくるのかも分からない。
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バスターミナルに戻って聞いてみると、1社だけ新タンジェ港(通称Tanger MED)行きが見つかったが、13時が最終だという。予定ではこれからタンジェ市内を観光して夜に港へ行くつもりだったのに。
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表に出てグランタクシーを探すが見当たらないので、観光は諦めて13時のバスに乗った。
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タンジェはなかなかの都会に見えた。
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新タンジェ港までの道はジブラルタル海峡の先にスペインが見える風光明媚なルート。ここは昼間に通って正解だった。
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地中海沿いのビーチ・リゾートもあった。
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1時間ほどで港湾施設が見え始めたがバスはなかなか停まらない。
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心配になって乗客に聞いてみると、運転手に大声で知らせてくれた。ここで降りたのは自分一人だけ。まさか誰も降りないとは夢にも思わなかった。フェリーの需要とはそんなに少ないのか?
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最寄りの建物に入って聞いてみるが、どう見ても旅客ターミナルには見えない。
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たまたま停車中の車に乗せてもらい2kmほど後戻りしたところに旅客ターミナルがあった。
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現在の所持金は70DHだけ。フェリー代は季節や会社によって変動するようだし、ユーロでも払えるだろうと思っていた。確かに払えるが一番安い会社でも300DHでユーロ払いだと30ユーロとめちゃ不利だ。ならば少しだけディルハムに両替をと思ったが、両替所は無情にも閉まっていた。役立たずめ!
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しかたなくディルハムとユーロを交ぜて払うことに。70DH+23ユーロを払うつもりで50ユーロ札を出したらお釣りを23ユーロしかくれずに文句を言うと「ユーロはそれだけしかないのよ」と言っている。結局、再計算してやっと間違いに相手が気付き27ユーロを受け取った。
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あとで残りのコインを見たら、5DHコインと間違えて1ユーロコインを出してしまったことも発覚。どちらもよく似てるんだよ。あ〜悔しい!盗人に追い銭たぁこのこった!(ちょっと違うけど)
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フェリーターミナルには簡単な売店もあり、20人くらいの旅行者が待っていた。。周辺には3kmほど東にモスクと集落が見えたが、ほかは見当たらず、ここで時間を潰すしかない。僕のフェリーは1時間後には出港するので利用しなかった。
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最近ここからヨーロッパに不法入国する中国人が日本人に成りすますので、日本人が出国拒否されることもあるとのこと。やや緊張したが、何事もなく出国できた。
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待合室からバスに乗せられたのは自分を含めて2人だけ。
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埠頭にある免税店を素通りしフェリー前で下車。
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船内エスカレーターでフロントへ。
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チケットには一応7番ブースのデッキ・シートと書いてあるが、案内係に聞いても「上の階に行け」としか言わない。
船内のデッキとラウンジで適当に過ごす。 -
モロッコ側のクレーン群。
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別のフェリーとすれ違う。逆光もまたドラマチック。
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モロッコ側の岩山。
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アフリカ大陸ともお別れ。
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途中は目立たない場所のソファーで窓の景色を見ながら横になっていた。
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出港から1時間半で対岸が大きく見えてきた。こちらが話に聞くジブラルタル・ロックのようだ。
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フェリーは180度回り込んでお尻からアルヘシラス港に接岸。降りるときに分かったが、旅客は自分も含めて4人だけだった。
アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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入国ブースには審査官がいないので10分ほど待たされた。モロッコとの時差はサマータイムのため2時間早まる。
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いきなりPM8:30になった。外はまだ明るいのでアルヘシラスの街に出てみる。レストランで日本人を久しぶりに見かけた。
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今日のうちにジブラルタルへ移動も考えたが、確実な寝場所を優先。
アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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フェリーターミナルの二階の目立たない場所に寝床を設営。ムスリムがお祈りのときに使っていたダンボールをしばらく借用したら寝やすくなった。
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6月20日(月)
ラ.リネア行きバスの始発は7時。それに合わせてバスターミナルまで1kmほど歩く。
ラ・リネアまでの運賃は2.45ユーロ。たぶん釣銭はくれないだろうと思ったら、運転手が小型金庫に小銭を用意してくれていて助かった。意外に細かいこともやってくれるんだな。やらないと文句が出るのかな。 -
ラ・リネアは終点なので降りるのも簡単。窓口でセビーリャ行きを聞いたら次は11:30だったので、ジブラルタル観光はそれまでに切り上げよう。
ラリネアの街は国境近くにレストランや商店が並び、思ったより賑やか。ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンのバスターミナル バス系
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ゲートではパスポートチェックを受けるがスタンプは押されない。
天気は雨ではないが、朝靄がかかっていて、目の前にあるはずのジブラルタルロックが、なんも見えねえ! -
中心部へ向かうバスはジブラルタル・ポンド以外にユーロでも支払い可。
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スペイン側から通勤している人が大勢いた。
2時間以内に晴れてくれよ。帰りに期待してるよ、ジブラルタル・ロック。そうじゃないと一生恨むよ。 -
滑走路の真ん中で写真を撮る。本当は速やかに通過しないとダメだったようだけど。
ジブラルタル空港の滑走路 散歩・街歩き
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岩山の真下に来たが、それでも頂上までは見えない。早く晴れろ〜!
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おっ!アビーロードと同じ白線?ビートルズごっこやっとく?
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ロックの東側まで歩いたら朝日があたって山が輝いた。エベレストの頂上みたいな。
ジブラルタルの岩/ゴーハム洞窟群 自然・景勝地
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さらに海岸線を進むとビーチが見えてきた。折角なのであそこまでは歩こう。
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天気がよければ、また違った絵になるんだろうけど。
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ジブラルタル上空だけがイギリスの天気。スコットランドもこんな感じかねえ。
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レストランには仏像が!
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建物に迫りくる岩山。土砂崩れは大丈夫だろうか。
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再びに西側に戻ってきたら、だいぶ天気が回復。山の上に砦が現れた。
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みんながトンネルに入るからついて行くと、急に街が開けていた。たぶん一人だったら知らずに車道を歩いていた。人が歩く方向に行ってみるもんですね。
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その先がメインストリート。
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免税店が立ち並ぶ。
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山手のほうへ歩いてみると、みるみる坂道が現れて尾道散策状態に。途中に病院があって、坂道にも「病院坂」と名前が付いていた。さだまさし風?
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彼方にあった英国砦にも着いた。さらに道なりに歩こうとしたらチケット売り場に阻止された。大人:10ポンドということで撤退。まあ時間も無いのでどうせ行けないが。
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海を望んでよしとしよう。対岸はアルヘシラス辺り。
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普通なら別の道を探して下りたいところだが、大急ぎで今来た階段を帰る。
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迷わずメインストリートに戻った。
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動かないパフォーマー、ご苦労さま。
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街角でよく見かけた地図の自動販売機。1ポンドまたは1ユーロとアバウトな値付け。よっ!太っ腹!というか構造上こうしかできない?
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二階建てバスも走っている。まさにイベリアの小ロンドン。
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セビーリャ行きバスに間に合うように速足で歩いていたら、滑走路手前で遮断機に阻まれた。いや〜参った!どんだけ待たされるんだ?航空ファンだったならば、これは喜ばしいことなのか?
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幸いにも待ち始めて2分後にちょうど目の前にブリティッシュ・エアウェイズが着陸。
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その1分後にはゲートが開けられたのでタイムロスは3分で済んだ。
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向こう側にイージージェットも停まっている。
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滑走路からジブラルタル・ロックの全貌がやっと見えた。よかった。これが見えると見えないでは大違いだ。
ジブラルタルの岩/ゴーハム洞窟群 自然・景勝地
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スペイン側への戻りは検査官はいたが、パスポートチェックすらなく通過。
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11:30発のセビーリャ行きCOMESバスは24.5ユーロ。事前の調べでは18ユーロだったのに。
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バスは再びアルヘシラス方向へ。
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その後は海岸沿いに遠回りして走った。
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次の停車地はタリファ。幹線道路を離れて町中へ入るから一か所寄るごとに時間がかかる。
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海風を利用した風力発電地帯。
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もしや、こちらはへレス特産のシェリー酒倉庫だったかも。
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ヘレスに到着。当初ここに立ち寄る案もあった。車内から撮るタイミングが悪く、標識が主役に。
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6月のアンダルシアはヒマワリ畑のベストシーズン!だったんだってさ。
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