ジブラルタル海峡を渡ってモロッコ周遊の旅(1)　マラガ

2015/12/26 - 2015/12/26

年末年始の10連休でスペインからジブラルタル海峡を渡ってモロッコを周遊してきました。

日本からイスタンブールで乗り継いで最初に到着したのはスペイン・アンダルシアの港町マラガ。3時間ほどのバスの待ち時間に街を散策してみましたが、なかなか賑やかな街でした。

＜旅程＞
【0日目(12/25)】
　関西23:00→
【1日目(12/26)】
　→イスタンブール5:20（TK＝トルコ航空）
　イスタンブール9:15→マラガ12:55（TK）
　マラガ〜ラ・リネア〜ジブラルタル
　ラ・リネア泊
【2日目(12/27)】
　ジブラルタル〜アルヘシラス〜セウタ〜シャウエン
　シャウエン泊
【3日目(12/28)】
　シャウエン〜フェズ
　フェズ泊
【4日目(12/29)】
　フェズ〜メクネス
　メクネス20:15→
【5日目(12/30)】
　→マラケシュ4:00（バス）
　マラケシュ〜アイト・ベン・ハッドゥ〜ワルザザート〜ダデス峡谷
　ダデス峡谷泊
【6日目(12/31)】
　ダデス峡谷〜トドラ峡谷〜メルズーガ
　メルズーガ泊
【7日目(1/1)】
　メルズーガ〜マラケシュ
　マラケシュ泊
【8日目(1/2)】
　マラケシュ〜カサブランカ
　カサブランカ泊
【9日目(1/3)】
　カサブランカ14:35→イスタンブール21:20（TK）
【10日目(1/4)】
　イスタンブール1:00→関西19:10（TK）

＜主な旅費＞
・航空券：総額155,930円（105,000円＋税・サーチャージ等）
・フェリー：35.96ユーロ

エリア マラガ(スペイン)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事納め後、一旦帰宅してから関空に向かい、ANAラウンジで夕食。

今年3回目となるトルコ航空イスタンブール行きは、いつも通り出発時間が20分繰り上げでしたが、結局、定刻の23:00頃に出発。
座席はいつものG席で。アメニティは前回と同様でした。

出発後1時間20分ほどで1回目の機内食

到着の約2時間前に2回目の機内食

5時半頃にイスタンブールに到着。
乗継のセキュリティチェックは空いていましたが、いつもは空いている隣の入国審査が混雑してそうでした。
トルコ航空ラウンジのシャワーは40分待ち。

ターキッシュ エアラインズ ラウンジ (アタチュルク空港) 空港ラウンジ

ラウンジで恒例のケーキ。
前回11月の利用時は遅すぎて使い物にならなかったwifiは今回は問題なく使えました。

トルコ航空のマラガ行きは9:20頃に出発。
3-3の座席配列。
ちなみに、今年最後のこのフライトでユナイテッド航空のプラチナ資格（ゴールドの上）を獲得できました。特典航空券の発券・変更等の手数料が無料になったりするようです。

出発の約1時間後に機内食

定刻より約30分早い12:25頃にマラガ着。
入国審査はスムーズで、10分程度で外に出られました。
今年2回目、通算3回目のスペイン入国。

マラガ空港 (AGP) 空港

空港ターミナル向かいの鉄道駅へ

マラガ中心部のMalaga Centro Alameda駅行きは、この時間帯は20分間隔で運行しているようです。

自動券売機でチケットを購入。
英語表示も選択できました。

料金は1.8ユーロ

自動改札を通って地下のホームへ

周辺の路線図

12:54発の列車でマラガへ

列車内

10分ほどでマラガ・マリア・サンブローノ駅に到着。
旧市街に行くには終点のMalaga Centro Alameda駅の方が近いですが、念のためバスターミナルを確認するために一つ手前のこの駅で降りました。
駅ビルにはショッピングモールがありました。

マラガ マリア サンブラーノ駅 駅

バスターミナルに掲示されていた「ラ・リネア」（ジブラルタルに隣接するスペイン側の街）行きの時刻表。
予定よりも早く着いたので14:00発にも乗れましたが、当初の予定通りマラガを散策してから16:30発のバスでラ・リネアに向かうことにしました。

マラガ・マリア・サンブローノ駅

駅前の建物群

駅の近くに建っていたオベリスクのようなもの

星などの飾り付けがされた通り

グアダルメディナ川。
この川を渡った先が旧市街です。

橋を渡って旧市街のアラメダ・プリンシパル通りへ

煙が立ち込めていたので、出所に行ってみると焼き栗の屋台がありました。

マリーナ広場

広場から港が見えました。

多くの人で賑わう歩行者天国のマルケス・デ・ラリオス通り

ラリオス通り 散歩・街歩き

路上には色々なパフォーマンス

偽物っぽいミッキーマウス

人だかりの中心では音楽の演奏

Constitucion広場。
この付近の小道にはオープンカフェがあったりとても賑わっていました。

コンスティトゥシオン広場 広場・公園

狭い道沿いに建っているのでカメラのフレームに納めるのが難しかったカテドラル。
資金不足のため右側の鐘楼が未完成のままとなってしまったそうです。

マラガの大聖堂 寺院・教会

カテドラル前には世界の各都市への標識。
東京までは11,164km！

ピカソ美術館

マラガ ピカソ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

メルセー広場

メルセ広場 広場・公園

メルセー広場に面したピカソの生家。
ピカソは1881年にマラガで生まれ、数年間をこの建物で過ごしたそうです。

ピカソの生家 建造物

メルセー広場のベンチに座るピカソの像

メルセー広場に面した建物の壁面にピカソの絵

ピカソの生家の隣に、タパスのお店がたくさん入ったフードコートのような施設がありました。

久しぶりにトルティージャ（スペイン風オムレツ）を食べてみました（3.5ユーロ）。

寿司屋も入っていました。

イスラム時代の11世紀に建設された要塞「アルカサバ」と、その麓のローマ劇場の遺跡

アルカサバ 城・宮殿

時間がないのでアルカサバには入らず、丘の更に上にある要塞「ヒブラルファロ城」へ

記念撮影をしている新婚カップル

下に見えた星形のラウンドアバウト

ヒブラルファロ城までは結構しんどい登りが続きました。

途中の展望台からマラガ港方面の景色

マラゲータ闘牛場。
左の方の海が綺麗でした。

朽ちたサボテン

アルカサバから20分ほど登ってようやく「ヒブラルファロ城」に到着。
アルカサバを補強する目的で14世紀に造られた要塞だそうです。
入場料2.2ユーロ。

ヒブラルファロ城 城・宮殿

ヒブラルファロ城の城壁の上から北東方面の景色。
アンダルシアらしい白い建物の集落が見えました。

こちらは北西方面の景色

城壁の上を歩いて一周してみました。

城壁の上からマラガ港方面

ヒブラルファロ城の城壁

城壁内の博物館にマラガのジオラマ。
右上の小高い丘にあるのがアルカサバとヒブラルファロ城です。

博物館内の展示

ヒブラルファロ城から別ルートで下山。
この丘の上に要塞が築かれています。

マラガ市庁舎

海沿いの南国風の公園

パセオ デル パルケ 散歩・街歩き

マラガ港

マラガ港 船系

海沿いの遊歩道

マリーナ広場の少し西の道には露店が軒を連ねていました。

バスの時刻が近づいたのでバスターミナルへ

マラガバスターミナル バス系

16:30発のラ・リネア行きのバスに乗車。
バスのチケットは事前に下記のサイトでウェブ購入し（13.24ユーロ＋ウェブ購入手数料2.5ユーロ）、プリントアウトしたものを乗車時にドライバーに提示するだけでOKでした。

http://www.avanzabus.com/

途中、コスタ・デル・ソルの海岸が見えましたが、曇っていたので綺麗な海は見えませんでした。

象のラウンドアバウト

（ジブラルタル編に続く）