2016/07/11 - 2016/07/18
693位(同エリア1805件中)
欧州鉄子さん
北欧めぐりの旅を計画を変更して、初めてのロシア訪問+ヘルシンキ再訪②
2日目11時頃~
まず目指すはエルミタージュ美術館!
エルミタージュ美術館のチケットは事前にインターネットで2日券を購入しておきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
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ホテルを出ると、目の前のバス停にちょうど、二階建てバスCity Tourが停車中。街の概要を知るのに丁度良いかなと思い乗車してみました。1日乗り放題ですが、バス停がどこにあるか渡されたイラスト地図だけではイマイチ分かり難いのが難点。街中で良く見かけるのですが、意外とタイミングが合わないと乗り難いので、街歩きの足代わりとまではいきません。800ルーブルは高いかなぁ。
が、日本語ガイドもあるので、今後の街歩きルート確認には良いです。
停車中に2階席から撮った写真ですが、短い夏にも関わらず、どこに行っても街中お花のお手入れがキレイにされているなぁと感じます。ネフスキー大通り 散歩・街歩き
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この瞬間は、良いお天気!東欧のベネチアとロシア人は言いますが、私の第一印象は、「ちょっと垢抜けないパリ」。ロシア人に怒られるかなぁ。
お天気はとにかくコロコロ変わります。バスに乗っている合間も降ったり止んだり。それも結構激しい雨。傘はサンクトでは必携です。
バスはネフスキー通りから芸術広場を抜けてぐるっと回って宮殿広場へ。降りてみます。 -
宮殿広場で降車するなり強風と雨!!!写真を撮りたいのに、片手で持つ傘は強風で折れそうだし、ビショビショに。雨宿りも兼ねて、美術館に入る事にします。当日券購入の列は同じ目的なのか長蛇の列ですが、幸い前売り券があるので、ネットで購入時の案内図にあったEチケット専用出入り口に進みます。
とはいえ、ちいさな看板はあるものの(地味過ぎて入口近辺の写真も撮り忘れた)入口は従業員用口のようで、本当に天下のエルミタージュ美術館?と思うような場所にひっそりとあります。
あの正面の長蛇の列は何だったの?というほど誰もいない。入口近くには自動チケット販売機もありましたが、誰も並んでいません。(因みに「誰も使おうとしない自動販売機の不思議」は、この旅行中ずっと続きます。)
ところが、入口を入ると改装したてような広いチケット売り場が。
Eチケットはバーコードをそのままリーダーにかざすだけで入場できるので、チケット引き換えも不要。ということは、ここに来れば長い列に並ぶことなく当日券が買えるようです。売り場のおばさんもヒマそうです。
日本であれば空いているほうへ係員の誘導がありそうなものですが、長い列に並んじゃった何も知らないキミ達が残念な選択だったね。と放置するロシア方式。不思議でなりません。宮殿広場 広場・公園
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エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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簡単に入場すると目の前には特別展示が。
ロシア人デザイナーの衣装展示のようですが、このゴテゴテゴージャス感が、いかにもロシア人だなぁと感心する。
こんなところで、時間を取っている場合ではない!と気づきスタートポイントへ。ここは完全に裏口。あの有名な階段は何処?
イマイチわからない不親切な案内版を頼りにすすむと、お土産ショップやカフェが並ぶ場所に出ます。先ずはオーディオガイドの貸出場所探し。 -
オーディオガイドも貸し出し場所も、出入口近くにあるわけではないので、大混雑の中、探すのに苦労しましたが、デポジット2000ルーブルとレンタル500ルーブルで日本語設定のガイドを借りました。
ここでもらう地図が、これからの大混雑の中の鑑賞で大いに役立ちます。
デポジットを返金してもらう時の大事な番号もこれに書いてもらいます。
(いずれの場所でも大事とされる半券などが、大事とは思えない紙で渡されるのでなくさないように気を使いました。。。。)
ちなみに貸し出し場所は、大階段を上ったところにもありました。
館内にいらっしゃる係の方はほとんど英語は通じない+持ち場以外はそう詳しくなさそうなので、行きたい場所について問い合わせても、なかなか欲しい回答はもらえません。自力で頑張ります。エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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イメージ50%中国人団体、40%ロシア人、残りその他国の方達といった感じ。
気分は朝の山手線。よし、入るぞ!と気合を入れて鑑賞開始。
なんだか美術鑑賞モードとは程遠いのですが、ハイシーズンで雨だから仕方ないですね。 -
大使の階段
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紋章の間
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美しい寄せ木造りの床
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ピョートル大帝の間
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1812年祖国戦争の画廊
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聖ゲオルギーの間
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ふと外を見ると、まだまだ長い列が続いています。
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これがどの部屋のドアノブか忘れてしまいましたが、赤い玉を持つ爪!細かいです。
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名前を忘れてしまいましたが、ウェッジウッド調のかわいらしいお部屋。
キンキラキンが続くと、正直こういうお部屋がほっとできます。 -
ブドゥアール
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孔雀石の間
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パヴィリオンの間
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パヴィリオンの間の床のモザイク
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ラファエロの回廊
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ニコライ2世の図書室
実は、個人的にはこの部屋が落ち着いて一番気に入りました。 -
エルミタージュ美術館を終えて外に出るとすっかり晴れています。
晴れた途端に、地面に寝転がってお昼寝するロシア人。冬が長いロシアでは本当に太陽が貴重なんですね。宮殿広場 広場・公園
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素晴らしい部屋の装飾は何とか見ることができましたが、残念ながらとにかく人が多過ぎて、ゆっくり絵画鑑賞とはいきませんでした。
とにかく団体の方達が押し寄せてくると、写真撮影大会(含む自撮り)が始まるので、全く前に進むことができなくなります。オーディオガイドを借りたときにもらった地図で、ポイントとなる部屋はわかるので、団体客の流れと逆行してみたり、先回りしたりと効率よく鑑賞するには時々ベンチにゆっくり座って作戦を練る時間が必要です。
「作戦」と考えている時点で、もはや美術鑑賞ではないのですが、それほど50%の方達の団体パワーがすごいのです。美術館がメインの方にはシーズンオフの訪問をお勧めします。
二日券だったので、旧参謀本部にあるエルミタージュ新館は別の日に行くことにしました。今度はゆっくり絵を見たい。。。。旧参謀本部 建造物
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