ヘルシンキ＆サンクトペテルブルク　半分一人旅　６泊８日/準備編

2016/07/11 - 2016/07/18

今年の夏は北欧の友人宅を訪ねようと細かい旅程は決めずにマイレージで成田＝ヘルシンキ便をとりあえず2月に予約。
旅程2か月前に、北欧からロシアに小旅行しようと友人に誘われて快諾。
意気揚々とマリインスキーバレエのチケットをネット購入したところで、友人から仕事で行けなくなったとの連絡が。。。。
が、私の一旦上がったテンションはもう下げられません。
ここは、一人で行ってみようと意を決して、初めての一人旅を計画。
若干難易度高し！

まずは準備編。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

友人から、バレエが好きなら北欧から足を延ばしてサンクトペテルブルクに行かないかと誘いありました。
何気なくチェックしたマリインスキー劇場のサイトが、この旅行のテンションが一気に上がったきっかけでした。ちょうど滞在期間は百夜祭の期間中。マリインスキーのプリマ　ディアナ・ヴィシニョーワと、パリ・オペラ座のプリンス　マチュー・ガニオの夢の組み合わせの「ジゼル」です。
そして、公演二か月前ですが、残すところ数席しか座席がない！しかも4000ルーブルって今のレートで換算すると6500円？？？とにもかくにも買うしかありません。（日本だと2万円はくだらないでしょう）
もはや座席に選択の余地はなかったけれど、マチューとヴィシニョーワです！即買いです。座席はホームページこの図から選びます。
案の定、翌々日にはSOLD OUTとなりました。
（という事で、座席サイトは見れなくなってしまったので、写真は他の日の演目です）

改めて探してみるとロシアのガイドブックが近所の本屋には置いていない。。。そもそも、メジャーどころはこの2冊しかなく、とりあえず購入。
発行年度が違う２冊は、情報が全然違います。
入場料金なども昨今のルーブル安で、年々値上がり傾向。エルミタージュに新館ができている情報も片方にはなく。
と、ここで、友人から仕事で行けなくなったと連絡あり。
6月になり、ビザ申請の都合もあるので覚悟決めて一人旅決行することに。ビザは個人申請は早々に諦めて代理店経由で2週間コースに。
ビザは諸説ありますが、サンクトへと交通アクセスもホテルも未定だったので、その条件が揃っていなくても申請手続きを行なって頂けるロシアビザセンターで。7,500円也。

1人で行くなら、気兼ねなくバレエを2回観てみようと思い、新マリインスキー劇場の「眠りの森の美女」をネット予約。こちらは、予約時点、配役未定。ロシア人割安価格設定あり。予約は至って簡単。ウイーン国立歌劇場のサイトよりわかりやすいホームページでした。座席の選択肢はまだまだあったので、1階平土間前から8列目、通路側にしてみました。万が一ロシア人の大男が前に座っても、通路側から顔出せば観れるかなと思い(笑)6000ルーブル。S席9800円なり。しつこいようですが日本ではあり得ない価格。

何を読んでも英語が通じないと書いてあるので、付け焼刃とはまさにこの事ですが、ロシア語講座を視聴してみようかと。
再放送のようですが「サンクトペテルブルクを巡る旅」がテーマなので、毎週、地下鉄の乗り方とか、ネフスキー通りの紹介とか、意外と役立つ！そして、結構おもしろい。
あくまでも雰囲気だけの学習ですが。。。。

ハイーシーズンの旅なので、宿は早めに予約しておきました。Club Carlsonのゴールド会員になれたのでヘルシンキ⇔サンクトペテルブルクの列車往復を考えてヘルシンキ中央駅近くのRadisson Plazaにしました。
ヨーロッパの滞在ではチェーン系でない地元ホテルが好きなのですが、一人旅や予算や立地から考えて、サンクトもRadissonに揃えてみました。

Radissonは期間限定キャンペーンなどをよくやっています。予約後、しばらくしてから、ふとサイトをチェックしたら、前払いで30%オフ（写真は20%ですが）というセールをやっており、ヘルシンキのRadisson Plazaが対象に。
迷わず予約を乗り換え前払決済しました。
サンクトのほうがヘルシンキよりホテル高いのですね。そちらはキャンペーン対象ホテルにならず、1泊あたりヘルシンキより2倍以上の価格仕上がりです。

イギリスがEU離脱決定。円高を待ってヘルシンキからサンクトペテルブルク往復の特急列車アレグロの予約をフィンランド鉄道のホームページからしました。
これまた、キャンペーン中。月〜木の乗車なら一等車でも72.05ユーロ。
ラッキー！
これも予約は簡単なのですが、最後にシートを選ぶ画面で、車両進行方向表記がなくわからない。きっと→に進むに違いないと信じて購入。
ちなみに、サンクト→ヘルシンキは座席選択画面はなし。予約すると勝手に割り振られます。時間帯によって価格が違い、購入した15時の便はヘルシンキ到着が18時過ぎと利便性が良い為、最も高く、一等130ユーロでした。
往路のほぼ倍額。。。。

エルミタージュ美術館の入場券については、どのサイトを読んでも、過去訪問者に聞いても事前購入がbetterとのことだったので、迷わずに買うことに。
これも円高を待ってからの購入。
前売り券はなぜかUSD販売。しかも割高。でもま、円高になったからいいかと思い2日券を購入。USD22 for 2daysでした。

意外と苦労したのはエカテリーナ宮殿ツアーの手配。これについてもツアーを勧める意見が多かったことと、おそらく一人旅の間、日本語が恋しくなるに違いないと思ったのでHISのオプショナルツアーに申し込むことに。
ところが出発1週間前に「ご用意できませんでした」と回答あり。
個人で行こうにも前売り券は売り切れ。ほかの日本語ツアーの手配も間に合わず。現地当日参加の英語バスツアーは午後発のようなので、バレエ開演時間に遅れる危険性もあり、最終手段、午前中発のロシア語ツアーか？？？とも考えましたが、ホテルのコンシェルジュに相談することに。
結果的に、奇跡的にコンシェルジュが日本語ガイドを見つけてくれました。
完全プライベートツアーなので高めの15500ルーブルですが、今回の最大の贅沢として安全と時間にお金を払うことにしました。

と、交通、宿、オプショナルツアーと基本を押さえたところで、仕事でNGとなった友人からやっぱり行けると連絡が。。。今更予定を組み替えるのも難しいので、現地ロシアでタイミングが合えば会いましょうということで、私はこのままのスケジュールを決行することにしました。

最後に、友人には笑われたのですが、分厚くて重いガイドブックを持ち歩くのがイヤな事と、いかにも観光客っぽい(そう見えているに違いない事は、承知の上ですが)本を見ながら歩くのは治安上も避けたいので毎回やっている事。
今回も、サンクトのページだけを破って、ブックカバーつけて製本しました。1/5の重さです！
これで、準備万端なハズ。
とは言え、ロシアだけはGoogle先生に頼る事とあろうかとwifiレンタルしましたが。