ヘルシンキ＆サンクトペテルブルク　半分一人旅　６泊８日/③ひたすらネフスキー通り

2016/07/11 - 2016/07/18

北欧めぐりの旅を計画を変更して、初めてのロシア訪問＋ヘルシンキ再訪③

2日目夕方～　
エルミタージュ美術館鑑賞を終え、イサーク聖堂から青銅の騎士像を見ながら、ネフスキー通りをひたすら徒歩で観光＆お土産選び

3日目午前中
11時のオプショナルツアー開始まで、再びネフスキー通り周辺を散策。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 徒歩

エルミタージュ美術館を大混雑の中4時間歩き続けヘトヘトに。
まずは休憩の為、近くのオープンカフェに入りました。ロシア料理をトライしたかったので、ペリミニ（ロシア風水餃子）をオーダー。サワクリームを好みで足していただきます。
日本人の味覚に合うと思います。できれば醤油で食べたい気分。
もう夕方5時。まだまだ空は晴れ渡っています。サングラスが必要なほど日差しに。

イサク聖堂まで歩いてきました。
チケットブースは、相変わらず長蛇の列ですが、その隣に設置されている自動券売機はそれほど人も並んでいないので、こちらで買ってみることに。
タッチパネルで英語表記もあり、現金でもカードでも支払い可能。
聖堂の入場券250ルーブルと、展望台のチケット150ルーブルをあっさり購入。
なんで、みんな自販機使わないのかしら？？？
因みにチケット売り場は、聖堂出口のそばにあります。入口は、ぐるっと回って反対側。非効率で不思議な動線は度々観光途中に出てきますが、これもロシア！

ロシア正教会には初めて入りました。内部装飾はカトリック教会以上に豪華絢爛です。今は美術館ですが、厳粛な雰囲気は残されています。
オーディオガイドもあったようですが、愛想のない係員にClosedと言われてしまいました。もっと細かい説明を受けたいなぁと思いましたが、これが個人旅行の難点です。。。。

孔雀石のみごとな支柱。
内部見学を終えて展望台まで上ってみることにします。聖堂の出口を出て、もう一度聖堂を半周して、聖堂入口の隣にある展望台入口に戻ります。私はさっきから聖堂のまわりを何回グルグル回っているのでしょう(笑)

ふと、空を見上げると、なんとなく、雲行きが怪しくなってきました？？？

200段ほど登ってやっと展望台に到着！

土砂降りでした。。。。いつの間に。。。。（泣）

しばらく粘ってみたものの、お天気が好転する兆しなし....。遠くの空は晴れているのに！
晴れていたらフィンランド湾まで見えるのかしらと想像します。

いさぎよくあきらめて、降りることにしました。

塔を降りて、表に出たら、晴れていますけど。。。。（泣）

外観は勇壮に感じます。青い空に金が映えます。

デカブリスト広場を通り抜けて青銅の騎士像を見に行ってみます。お花がきれいです。

デカブリスト広場(元老院広場) 広場・公園

なんとも躍動感があってフォトジェニックなピョートル大帝です。

青銅の騎士像 モニュメント・記念碑

遠目に見ても聖堂は美しい。サンクトペテルブルク歴史地区の建物はエルミタージュよりも高いものを建築してはいけないので、どの建築物も風景に映えます。

海軍省河岸通りを歩きながらネフスキー大通りを戻ります。

旧海軍省 建造物

ストロノガノフ宮殿。今は美術館のようですが、ピンクの建物が目を惹きます。

また雨。。。。ドムクニーギで雨宿り。素敵な本屋さんです。ロシアの絵本や写真集などが欲しい方には良いかもしれません。ロシアらしい小洒落た文具などがあるかなぁと店内を探してみましたが、私が訪れたときには、残念ながら特に惹かれるものはありませんでした。

ドム クニーギ 専門店

お土産を探しにデパートへ。1階ネフスキー通り側は、ロシアの民芸品やキャビア、琥珀などが揃っています。ロシア人に言わせると、価格設定が高いそうですが、たいていのお土産品をカバーできるので旅行者には便利だと思います。
中国からのツアーの方は、特定のお土産屋さんと契約があるのかどうかわかりませんが、エルミタージュ美術館の混雑から考えると、空いていて買い物しやすいです。
ただ、包装などは期待しないほうが良いかも。藁半紙にざっくり包まれて「はい、どうぞ」という感じです（笑）

ゴスチーヌィ ドヴォール 百貨店・デパート

1階の裏手はスーパーや一般衣料品など。2階は高級ブランドが入っています。が、買い物客はほとんどおらず商売が成り立っているか不思議。
デパートとは思えない素敵な回廊です。

ここに来た目的はマリインスキーバレエのチケットの引き換えです。この入口を探すのに一苦労。最後は、警備員さんに連れて行ってもらいました。英語は通じませんが、マリインスキーという単語で理解してくれました。

これは二階の入口。ここで初めてマリインスキーという文字を発見できます。
因みに、チケットの引換証にはIDを証明できるもの、または支払時のクレジットカードの提示とありますが、窓口では引換証を見せるだけで特に何も要求されず。

しかも、当日、劇場に行ってみると、わざわざ引換しなくてもバーコード表示のあるプリントアウトしたEチケットでも入れることがわかりました。この建て前と実態もロシアなんだなぁと。。。。
ということで、サンクトペテルブルクの日本領事館のホームページにサンクトにおいては、パスポートを携帯する必要はないので持ち歩かない事と書いてありましたが、本当にその通りで一度もチケットブースなのでも提示を求められる事はありませんでした。（一応、コピーは携帯していましたが）

素敵なお菓子を探しにエリセーエフスキーに行ってみます。

エリセーエフスキー (サンクトペテルブルク) 専門店

いかにもヨーロッパな食料品屋です。プレゼントにぴったりなきれいな包装のチョコレートなどが沢山あります。お値段は高めですが、良い意味でロシアっぽくない。

本日購入したお土産はこれ。エリエフスキーのチョコ。ガイドブックにもよく紹介されているスタバのタンブラー、あとはマトリョーショカと鍋つかみ。

2万歩以上歩いたら、さすがに疲れました。まだまだ明るいですが、すでに20時頃。疲れるはずです。
行ってみたいレストランも何軒かリストアップしていましたが、脚に限界を感じ、諦めてホテルのレストランで夕食に。ボルシチとブリヌイ（とビール）をオーダー。ロシア料理は勝手に脂っこいイメージがありましたが、いずれもあっさりしていて美味しかったです。どのプレートにもやっぱりサワークリームがついてきます。

本日はここで終了。明日はエカテリーナ宮殿です。

ラディソン ロイヤル ホテル サンクトペテルスブルク ホテル

３日目です。白夜が理由かもしれませんが、サンクトペテルブルクは観光スポットの開場時間が遅い！美術館も教会も大抵10時半からです。（でも、冬場も開館時間は同じのようですが。。。。）
エカテリーナ宮殿のオプショナルツアーは11時開始なので、中途半端な午前の時間を充実させるには屋外の公園や広場を楽しむしかありません。
まずはネフスキー通りを歩いてアニーチコフ橋に行ってみます。

アニーチコフ橋 建造物

昨日、青銅の騎士像を見た時にも感じましたが、何とも躍動感あります。

エカテリーナ2世像。足元には家来が取り囲んでおり女帝の威厳を引き立てています。

オストロフスキー広場 広場・公園

ここもお花のお手入れがされています。朝の公園は気持ちよいです。
後ろにはアレクサンドリンスキー劇場が。こちらは、春の芸術祭の時に海外から招聘したバレエ団の公演なども行われるようです。

アレクサンドリンスキー劇場 劇場・ホール・ショー

アレクサンドリンスキー劇場の脇から始まる建築家ロッシの通りを歩いてみます。
右手にどピンクの古い建物が。ガイドブックにもありませんがなかなか強烈でした。

この辺りは、出勤途中の方が沢山いました。キリル文字さっぱり読めないので、建物入口の表記わからいですがお役所とかなのかしら？

建築家ロッシ通り 散歩・街歩き

この通りを歩いてみたかった目的はここ。
ロシアが誇るワガノワバレエ学校です。
歴史に残るバレエダンサーが沢山卒業しています。
今は、夏休みなので、扉は閉じたままですが、ドキュメンタリーなどで度々この通りは見たことがあったので、感慨深いものがあります。

が、意外と入口は地味でした。。。。

今回、ロシアはWiFIをレンタルして、Google Mapのお世話になりました。いやぁ、便利。ワガノワバレエ学校から、唯一、朝から開いているカザン大聖堂まで近道で歩きます。

ヴォロンツォフ宮殿と地図にありますが、何に使われているかは不明。街歩き中にガイドブックに説明のない素敵な宮殿を度々見かけました。気になる。。。。

カザン聖堂に到着。こちらは今も使われている現役の聖堂なので、朝は8時半から開いています。信者の女性の方は入口でスカーフを頭に巻いていました。

カザン大聖堂 寺院・教会

長い回廊が迫力です。

こちらは、教会として利用されているので、お祈りされている方が沢山いらっしゃいます。祭壇まで近寄るは憚られたので遠くからの撮影。

この後、簡単に朝食済ませようと近くのカフェへ。オーダーは写真を指差してどうにかできましたが、店員（若者）さんの親切なロシア語による質問がさっぱりわかりません。
そこで急に、思い出しました。NHKのロシア語講座を。「お砂糖とミルク」を聞いてくれているのね！お勘定も「スコーリカ？」で意思疎通が図れました。
付け焼刃のロシア語講座視聴、こんなところで役に立ちました。

10時になったので、店も開店時間。カザン聖堂からまたまたGoogle先生のお世話になり15分ほど歩いてグリシコというバレエショップに行ってみました。ガイドブックにも載っているので期待していましたが、実際はこんなもの？？？と拍子抜けするほど品揃え悪く。。。バレエ大国なのにこんな狭いお店なのかなぁ？ロシア人はどうやって購入いているのかしら？これは、パリのバレエショップ行った時の感想と図らずも同じでした。なんでも揃う日本のチャコットは偉大です（お値段は高いけどね！）。
一応、記念にTシャツなどを買ってみました。
ちなみにショップは重い木のドアを開けて入ります。Welcome感が全くないので、ドキドキしますが勇気をもって入りましょう。

お買い物を終えて10時半。そろそろホテルに戻らないと。Google先生が181番のバスをすすめるので、それに乗って1本でホテル前まで戻ります。バス便利！

ガイドさんと11時にホテルロビーで待ち合わせです。

グリシコ 専門店