初夏の姫路・京都（５）−北野天満宮−

2016/05/26 - 2016/05/28

京都３日目。この日は、１１時に仙洞御所見学を予約しているので、それまでのちょっと中途半端な時間をどうしようかと考えていると、ホテルロビーに北野天満宮のもみじ谷「史跡御土居の青もみじ」というパンフレットが置かれているのを見つけた。梅で有名だが、これまでに行ったこともなく昨日までの青もみじが鮮やかだったことが印象的だったので、出掛けることに。

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

ホテルでの朝食は、昨日とは変化をつけて洋食ブッフェに。最近は、取り過ぎないように心掛けている。でも、多いか（笑）。

朝食のレストランは、ロビーに向けてオープンスペースになっていて開放感がある。

１０時過ぎまでの２時間ほどの空き時間なので、ホテルからタクシーで北野天満宮へ。1000円程度だった。

参道に並ぶ石灯籠。

この季節は修学旅行の時期と聞いていたが、さすがは学問の神様の神社とあって、中高生が多い。

最近の修学旅行生は、タクシーで史跡を回っている。安全で効率は良いだろうが、地図を片手に電車やバスで回る方が面白いだろうにと思うのは、年寄りのひがみかな（笑）。

境内のお堂（休憩所？）の天井には、大きな額絵が掲げられている。

その横には、百人一首も。残念ながら、１００枚あるかどうかは確認しなかった。

門を通って、本殿へ。

学問の神様には、一応孫の成績が上がりますようにとお願いして、お土産に学業成就のお守りを買った。

その昔、娘たちがまだ受験生の頃、どこかの神社で「合格祈願のお守りをください」と頼むと、「うちには合格祈願のお守りはなく、学業成就しかありません」と言われたことがある。それ以来よく見ているが、確かにどこにも合格祈願のお守りはない。

京都らしく、伏見の酒が多いようだ。

簡単なお参りを済ませて、本殿からすぐ横にあるもみじ苑へ500円を払って入場。神社の境内の横に一段低い谷間と川があるのが、不思議な感覚だ。

小さな川に架かっている橋がアクセントになって、周りの青もみじを引き立てている。

見上げてみると、重なり合ったもみじの色調変化があって面白い。

もみじの葉の合間に濃いピンクの種がある。羽がついていて、竹とんぼのようにヒラヒラと舞って落ちるのだろうか。

暫しのもみじ谷の散策の後、境内に戻る。

吊灯篭だけでなく、提灯も。

宝物殿での宝刀展見学も含めて、１時間ほど過ごして、１１時からの仙洞御所見学のため、一旦ホテルに戻る。

（続く）