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5月下旬、関西(姫路・京都)へ2泊3日で観光旅行に行って来た。<br /><br />1日目:姫路城・好古園、京都泊<br />2日目:桂離宮、高台寺・円徳院、修学院離宮、京都泊<br />3日目:北野天神、仙洞御所、伏見稲荷<br /><br />まだ寒い1月に、京都の桂離宮・修学院離宮・御所・仙洞御所の見学のことが知人と話題になり、それぞれインターネットで申し込み可能と知った。調べてみると、毎月1日5時から3ヵ月先のひと月分が申し込めることが判明。1月中旬のチェックでは、4月末までの予約がほぼ一杯という状況だった。やむなく2月1日の朝5時に起きて、葵祭も終わり人が少なくなる5月下旬分を申し込んでおいた。御所は、3年前に御所内宮内庁事務所で申し込んで見学済みなので、今回は3個所を希望の日時を指定して申し込んでいたところ、2・3日で希望通りの見学許可の通知があった。この3個所以外の観光先をあれこれ考えていたら、女房の英会話教室の外人の先生が姫路城の観光大使をしていて、お得なクーポン券が貰えるとのことになり、女房にとっては初の姫路城も追加した。<br /><br />第1回目の旅日記は、姫路城と好古園。<br />

初夏の姫路・京都(1)−姫路城・好古園−

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2016/05/26 - 2016/05/28

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ダイスケit

ダイスケitさん

5月下旬、関西(姫路・京都)へ2泊3日で観光旅行に行って来た。

1日目:姫路城・好古園、京都泊
2日目:桂離宮、高台寺・円徳院、修学院離宮、京都泊
3日目:北野天神、仙洞御所、伏見稲荷

まだ寒い1月に、京都の桂離宮・修学院離宮・御所・仙洞御所の見学のことが知人と話題になり、それぞれインターネットで申し込み可能と知った。調べてみると、毎月1日5時から3ヵ月先のひと月分が申し込めることが判明。1月中旬のチェックでは、4月末までの予約がほぼ一杯という状況だった。やむなく2月1日の朝5時に起きて、葵祭も終わり人が少なくなる5月下旬分を申し込んでおいた。御所は、3年前に御所内宮内庁事務所で申し込んで見学済みなので、今回は3個所を希望の日時を指定して申し込んでいたところ、2・3日で希望通りの見学許可の通知があった。この3個所以外の観光先をあれこれ考えていたら、女房の英会話教室の外人の先生が姫路城の観光大使をしていて、お得なクーポン券が貰えるとのことになり、女房にとっては初の姫路城も追加した。

第1回目の旅日記は、姫路城と好古園。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス ANAグループ JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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  • マイレージの無料航空券を利用して伊丹空港に着いたのが、11時過ぎ。すぐに弁当を買って、姫路行の空港バスに乗る。2時間ほどで姫路駅に到着。<br /><br />この日は、折しも伊勢志摩サミットの当日で、全国の新幹線駅のコインロッカーは使用不可と聞いていたので、山陽電車の姫路駅のコインロッカーに荷物を預けた。<br /><br />駅から姫路城までの一直線の大通りを進んで行くと、お城が近づいてくるが、良く見ると向かって左側のお城の横に工事中の覆いが見えている。この後、この覆いを入れないで写真を撮るのに苦労した(笑)。

    マイレージの無料航空券を利用して伊丹空港に着いたのが、11時過ぎ。すぐに弁当を買って、姫路行の空港バスに乗る。2時間ほどで姫路駅に到着。

    この日は、折しも伊勢志摩サミットの当日で、全国の新幹線駅のコインロッカーは使用不可と聞いていたので、山陽電車の姫路駅のコインロッカーに荷物を預けた。

    駅から姫路城までの一直線の大通りを進んで行くと、お城が近づいてくるが、良く見ると向かって左側のお城の横に工事中の覆いが見えている。この後、この覆いを入れないで写真を撮るのに苦労した(笑)。

  • 堀の向こうに、大手門と天守閣が見えている。

    堀の向こうに、大手門と天守閣が見えている。

  • お堀に架かる橋。

    お堀に架かる橋。

  • この橋の名前は、桜門橋だ。

    この橋の名前は、桜門橋だ。

  • 橋を渡ったところには、国宝と世界遺産の案内板がある。

    橋を渡ったところには、国宝と世界遺産の案内板がある。

  • 門を潜ってお城の中に入ると、今度は世界遺産のシンボルマーク入りの立派な石碑が現れる。

    門を潜ってお城の中に入ると、今度は世界遺産のシンボルマーク入りの立派な石碑が現れる。

  • 大きな広場の向こうに天守閣が聳えている。<br /><br />「白鷺城」の別名を持つお城だが、確かに白い。ただ、2年前の秋に訪れた時は修復直後だったので、これよりももっと白っぽい印象だった。「白過ぎ城」と揶揄されない程度に品良く白鷺城になるには、どれ位の時間が掛かるのだろうか。

    大きな広場の向こうに天守閣が聳えている。

    「白鷺城」の別名を持つお城だが、確かに白い。ただ、2年前の秋に訪れた時は修復直後だったので、これよりももっと白っぽい印象だった。「白過ぎ城」と揶揄されない程度に品良く白鷺城になるには、どれ位の時間が掛かるのだろうか。

  • クーポン券をいただいた観光大使からは、入場するのに行列に並んで待たなければならないから覚悟しておくようにと言われていたが、この日は空いていてすぐに入場出来た。ラッキー!

    クーポン券をいただいた観光大使からは、入場するのに行列に並んで待たなければならないから覚悟しておくようにと言われていたが、この日は空いていてすぐに入場出来た。ラッキー!

  • 内堀の向こうに聳え立つ天守閣と小天守の姿が美しい絶好の撮影スポット。記念写真を撮っている人が多かった。

    内堀の向こうに聳え立つ天守閣と小天守の姿が美しい絶好の撮影スポット。記念写真を撮っている人が多かった。

  • お城の中の通路が複雑に入り組んでいることは有名な話だが、周りの景色が変わりながらのお城が取れるので、有り難い(笑)。<br /><br />小天守の花頭窓がわずかに見えている。

    お城の中の通路が複雑に入り組んでいることは有名な話だが、周りの景色が変わりながらのお城が取れるので、有り難い(笑)。

    小天守の花頭窓がわずかに見えている。

  • 天守閣への道の壁には、三角と四角の銃眼が並んでいる。<br /><br />2年前の秋に来た時は、外部のみが修復完成で覆いが取れて、内部はまだ修復中だったので、今回の内部見学は非常に楽しみだ。

    天守閣への道の壁には、三角と四角の銃眼が並んでいる。

    2年前の秋に来た時は、外部のみが修復完成で覆いが取れて、内部はまだ修復中だったので、今回の内部見学は非常に楽しみだ。

  • 天守閣に入場。内部は急な階段で、上に登って行く。昔からの木材と漆喰で作られておりエレベーターはないので、バリアフリーとは行かない。万人に優しくは作られていないが、これも世界遺産たる所以だろう。<br /><br />良くあるパターンのいわゆる博物館・資料館のスタイルにもなっていない。<br /><br />この大きな柱が城を支えている。

    天守閣に入場。内部は急な階段で、上に登って行く。昔からの木材と漆喰で作られておりエレベーターはないので、バリアフリーとは行かない。万人に優しくは作られていないが、これも世界遺産たる所以だろう。

    良くあるパターンのいわゆる博物館・資料館のスタイルにもなっていない。

    この大きな柱が城を支えている。

  • 梁も太い材木を用いている。

    梁も太い材木を用いている。

  • 天守閣の最上階からは、真下の広場と通って来た城の南側敷地が見渡せる。<br /><br />天守閣の屋根が白く見えるのも、瓦の周りをを漆喰で固定しているからというのが見て取れる。<br /><br />中央奥の真っ直ぐの通りは、姫路駅に行く大通りで、一番向こうに駅ビルが見えている。

    天守閣の最上階からは、真下の広場と通って来た城の南側敷地が見渡せる。

    天守閣の屋根が白く見えるのも、瓦の周りをを漆喰で固定しているからというのが見て取れる。

    中央奥の真っ直ぐの通りは、姫路駅に行く大通りで、一番向こうに駅ビルが見えている。

  • 天守閣の窓からは、下の階のしゃちほこが見える。

    天守閣の窓からは、下の階のしゃちほこが見える。

  • 天守閣を降りて、下の広場に出る。ここから見上げるお城は、周りに何もないのでちょっと間が抜けて見える(と言う人もいる)。

    天守閣を降りて、下の広場に出る。ここから見上げるお城は、周りに何もないのでちょっと間が抜けて見える(と言う人もいる)。

  • アップで撮った姿。

    アップで撮った姿。

  • 天守閣前広場から右側の出口方向に向かいながら、再度見上げてみる。

    天守閣前広場から右側の出口方向に向かいながら、再度見上げてみる。

  • 一段低いところから石垣越えに見る天守閣。<br /><br />未だつつじが咲いていて、これでまた「花と世界遺産」の写真が一枚増えた。

    一段低いところから石垣越えに見る天守閣。

    未だつつじが咲いていて、これでまた「花と世界遺産」の写真が一枚増えた。

  • お城を出る前に、再度格好の良い姿を撮っておいた。

    お城を出る前に、再度格好の良い姿を撮っておいた。

  • 桜門橋から西へ300mの堀の向こうに好古園があり、そこも訪れる。<br /><br />昔の城の一部(武家屋敷?)を日本庭園に改造して、開放しているとのこと。<br /><br />青もみじが鮮やかだ。

    桜門橋から西へ300mの堀の向こうに好古園があり、そこも訪れる。

    昔の城の一部(武家屋敷?)を日本庭園に改造して、開放しているとのこと。

    青もみじが鮮やかだ。

  • 園内の建屋内では、つつじの盆栽展が行われていた。<br /><br />この太さの幹になるまで、何年経っているのだろうか。

    園内の建屋内では、つつじの盆栽展が行われていた。

    この太さの幹になるまで、何年経っているのだろうか。

  • 園内には小さな滝もあって、手前の青もみじの背景に役立っている。

    園内には小さな滝もあって、手前の青もみじの背景に役立っている。

  • 中央の大きな池。鯉が泳いでいる。

    中央の大きな池。鯉が泳いでいる。

  • 右側の建物は、レストラン。

    右側の建物は、レストラン。

  • 珍しい形の灯篭。

    珍しい形の灯篭。

  • 園内はいくつかのゾーンに区切られており、これはまた別の庭園だ。いずれにしろ、もみじが多い。<br /><br />関西は、関東に比べて京都だけでなくもみじが多い。

    園内はいくつかのゾーンに区切られており、これはまた別の庭園だ。いずれにしろ、もみじが多い。

    関西は、関東に比べて京都だけでなくもみじが多い。

  • 直前まで外人が休憩していた東屋。

    直前まで外人が休憩していた東屋。

  • 好古園からお城の門の方向に向かって進みながら、もう一枚。ここからも立木が工事中の覆いを隠してくれている。<br /><br />姫路城と好古園で約3時間の観光だったが、結構疲れた。

    好古園からお城の門の方向に向かって進みながら、もう一枚。ここからも立木が工事中の覆いを隠してくれている。

    姫路城と好古園で約3時間の観光だったが、結構疲れた。

  • 駅への大通りで撮った、マンホールの蓋。白鷺の絵だ。

    駅への大通りで撮った、マンホールの蓋。白鷺の絵だ。

  • 消火栓の蓋の白鷺は、絵柄が異なっている。

    消火栓の蓋の白鷺は、絵柄が異なっている。

  • 姫路駅からはJR新快速で、京都駅まで2時間弱。京都駅で夕食を済ませて、御所近くの京都ブライトンホテルにチェックインしたのは、8時前になっていた。<br /><br />2年前の7月にもここに泊まり、お気に入りとなっている。今回は、三越の会員向けクーポン券で安く泊まれるので、有り難い(朝食付き、10,800円/人)。

    姫路駅からはJR新快速で、京都駅まで2時間弱。京都駅で夕食を済ませて、御所近くの京都ブライトンホテルにチェックインしたのは、8時前になっていた。

    2年前の7月にもここに泊まり、お気に入りとなっている。今回は、三越の会員向けクーポン券で安く泊まれるので、有り難い(朝食付き、10,800円/人)。

  • 部屋は5階で、エレベーターを降りて廊下の手摺から中央ロビーを見下ろした光景。最上階まで大きな吹き抜けになっている。<br /><br />後で判ったことだが、ここはディズニーランドの会社のオリエンタルランドの経営だそうだ。

    部屋は5階で、エレベーターを降りて廊下の手摺から中央ロビーを見下ろした光景。最上階まで大きな吹き抜けになっている。

    後で判ったことだが、ここはディズニーランドの会社のオリエンタルランドの経営だそうだ。

  • 部屋は、広くてゆったりとしている。<br /><br />4月の桜や5月中旬の葵祭が終わり、未だ祇園祭りには間があるオフシーズンで空いているためか、ワンランク上の部屋にアップグレードしてくれた。このホテルのバスルームは、自宅同様、浴槽の外で洗い流しが出来るので、石鹸を使った後にもう一度ゆったりと湯に浸かることが出来て便利だ(写真は、翌日夕方の撮影分)。<br /><br />明日からは、京都見物だ。<br /><br />(続く)

    部屋は、広くてゆったりとしている。

    4月の桜や5月中旬の葵祭が終わり、未だ祇園祭りには間があるオフシーズンで空いているためか、ワンランク上の部屋にアップグレードしてくれた。このホテルのバスルームは、自宅同様、浴槽の外で洗い流しが出来るので、石鹸を使った後にもう一度ゆったりと湯に浸かることが出来て便利だ(写真は、翌日夕方の撮影分)。

    明日からは、京都見物だ。

    (続く)

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この旅行記へのコメント (4)

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  • むひさん 2017/06/19 09:03:04
    姫路城の写真
    ダイスケitさんは写真撮影が上手ですね。私はピンボケばかりです。
    姫路城は今年の4月 桜満開の時に行きました。姫路城のダイナミックさも良かったですが。千姫に思いに馳せてしまいました。
    国宝5城制覇し、次は重要文化財7城に挑戦です。
    ダイスケitさんは世界遺産巡りなのですね。
    写真テク教えてくださいね。

    ダイスケit

    ダイスケitさん からの返信 2017/07/08 17:08:13
    RE: 姫路城の写真
    むひさん

    コメントをいただきありがとうございます。6/22-7/3までイタリア旅行に行っていて、その準備と後始末で時間を取られて、返信遅くなり申し訳ありません。

    姫路城は、平成の大修復後に2回行きました。最初は一人でしたが覆いが取れただけで中には入れず、この時には千姫が暮らしていた西の丸にも行きました。2度目は女房と一緒で、天守閣内の見学もしてきました。

    私の知り合いには、国宝の五重塔(10数か所?)、国宝の三重塔(数か所?)を目指して旅行しているのがいます。色んな旅の楽しみ方がありますね。

    そのうちイタリア旅日記も書いていきますが、写真の整理に結構時間が掛かりそうで、いつになるやら(笑)。またお立ち寄りください。
  • わんぱく大将さん 2017/01/16 05:19:44
    年を越しての
    ダイスケitさん

    昨年12月4日に旅行記を見ていただいて、お礼参りにも伺わなかった大将です。 年を越しての訪問、すんません。

    わが故郷、姫路、毎日お城の見える小、中学校に通い、たまに城の掃除に行かされていた学生時代。 そして私が16年過ごしたロンドンにも行かれたご様子。
    毎年、特に夏には姫路に帰ってるのですが、長いこと姫路城に入ってないですね。
    好古園もかなり昔1回だけはいったことはありますが。
    ロンドンはいまだに1年に1回は帰っておりますが、私が働いていたころとは随分変わりましたね。 また、来させていただきます。

     大将

    ダイスケit

    ダイスケitさん からの返信 2017/01/16 08:30:43
    RE: 年を越しての
    わんぱく大将さん

    コメントをありがとうございます。

    神戸で生まれ育ったので、姫路城には小さい頃に何度か行った記憶があるのですが、その後永らく行ってなくて、平成の大修理後の2014・2016年にやっと訪れることが出来ました。「白過ぎ城」とか言われていますが、国宝の5つのお城の中でもひときわ美麗・豪壮ですね。

    ロンドンに永らくお住みだったとか。今回の旅行でロンドン市内の世界遺産も4個所訪れましたが、へえ〜と思ったのはグリニッジ以外はユネスコも世界遺産マークも見掛けなかったこと。英王室の権威の方が上との気持ちがあるのでしょうか(笑)。

    スペインの旅行記も興味深く読ませていただいています、私の英国旅行記もあと1回で終了となりますが、またお立ち寄りください。

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