2016/03/19 - 2016/03/19
542位(同エリア3887件中)
Keiさん
あわただしいオヤジ一人旅シリーズ。華やかさやおしゃれ感は全くありませんが、イタリアの歴史や素晴らしさを街を歩きながら味わいたい。
フィレンツェの少しマイナーなスポットというお題の?回目は朝からマイナーではなく名の知れたスポットばかりを見学してしまいました。
これはイカンと終盤は路線を戻しましたが、たった2日ではルネサンスの中心的な都の紹介はとても足りません。
これからも行く機会があれば少しずつ紹介していこうと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目の朝、朝食をしっかり食べて出かけます。
今回はローマ経由となったので、夕方移動予定です
ちょっとしゃれた一方通行の標識とタベルナコロを横目に -
やってきたのはサン・ロレンツォ教会
見所はブルネッレスキ作の旧聖具室、ドナテッロ作説教壇、フィリッポ・リッピの
「受胎告知」などですが、今日は入るのをやめておきます
メディチ家の礼拝堂が見たくなりました。
前半はマイナーなスポットでなくてもイイかなと思い始めました。サン ロレンツォ教会 寺院・教会
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教会前の広場にある像
バンディネッリ作の「黒隊長ジョヴァンニ」の記念碑です。 -
彼の息子が初代トスカーナ大公コジモ1世なので大公家の始祖ということになります
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露店も営業開始の準備をしています
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今日は新聖具室の方、メディチ家の礼拝堂を見学します。サン・ロレンツォ教会からは入れないので、カント・ディ・ネッリ通りを教会の裏手に回ります。
朝一なので3〜4人しか並んでいませんでした。メディチ家礼拝堂 寺院・教会
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みどころは「君主の礼拝堂」とミケランジェロ設計の新聖具室です
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クーポラには様々な場面が
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復活!
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1604年にベルナルド・ブオンタレンティが建設を開始して
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約1世紀もの歳月をかけて作られたそうです
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この頃にはルネサンス終わっちゃってますね
フィレンツェではバロックはあまり流行りませんでした -
周囲の壁にはコジモ1世以降のメディチ家出身トスカーナ大公たちの墓が
設置されています -
床面や壁の大理石は世界中から集められたそうで
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とても重厚できれいです
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ミケランジェロ設計の新聖具室
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聖コズマ、聖母子、聖ダミアーノ
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ロレンツォ像と「曙」と「夕暮」
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曙
曙のような体型のオヤジとはエライ違いです -
ジュリアーノ像と「昼」と「夜」
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「夜」です
女性だけアップにするのはオヤジの性でしょう -
近くなので中央市場にも寄ってみます
セントラルマーケット 市場
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朝は混んでいませんね。
ホテルで朝食を食べて間もないのにネルボーネでランプレドットのパニーノを食べてしまいました。今日は昼食なしでもOK -
メディチリッカルディ宮
重厚さと優雅さが感じられる外観ですメディチ リッカルディ宮 城・宮殿
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コリント式の円柱回廊で囲まれた中庭
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それを抜けると噴水のある中庭
この中庭は各部屋から眺められるようになっているそうです -
最大の見どころはここ
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フィリッポ・リッピの「幼子キリストを礼拝する聖母」はレプリカです
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この祭壇を囲むように三面に描かれているのが
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ベノッツォ・ゴッツォリの「ベツレヘムへ向かう三王の旅」1459〜60年です
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画で囲まれた空間です
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画中の三王他の人物は同時代のメディチ家の人々の肖像だそうです
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ほかのみどころはソンニーノの間にある
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フィリッポ・リッピの「聖母子」1453年頃
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愛にあふれた作品ですね
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裏面にはデッサンが。
「聖ヒエロニムス」とのことですが、本当でしょうか?
オヤジには同じ会社の野村君に見えます -
ルカ・ジョルダーノの天井画がある大広間
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絢爛豪華ですね
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これが邸宅なんだからすごい
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こんな豪華な邸宅に10人程度しか住んでいなかったそうです、勿体ない
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入口を撮り忘れましたが、次に来たのはドゥオモ付属美術館です
ここもかなり久しぶりですドゥオーモ付属美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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サン・ジョヴァンニ洗礼堂の天国の門のオリジナル
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ドナテッロの「マグダラのマリア」
美術に興味がなかった頃、初めて見てゾンビだと思った作品です。 -
ミケランジェロのピエタ
オヤジは断然サン・ピエトロのピエタの方が好きです。
ですがこちらの方はかなり近くで見ることが出来ます -
ドナテッロの合唱隊席。装飾が細かいですね
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ランプレドットのパニーノで疲れ知らずです。そのままパルジェッロ博物館へ向かいます
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元は司法長官などの官邸として建てられた建物です
中央の井戸は昔処刑台が常設されていたそうです
中世の家紋がびっしりバルジェッロ国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ミケランジェロのバッカス
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ドナテッロの「聖ジョルジョ」は以前紹介したオルサンミケーレ教会壁龕のオリジナルの内の一体です
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「イサクの犠牲」
コンクールで勝ったのは? -
こっちがブルネレスキの作品です。
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ドナテッロの「マルゾッコ」
フィレンツェを象徴するライオンの呼び名です -
有名な作品が沢山ありますのでこの博物館は見逃せませんね
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ギベッリーナ通りにあるブオナローティの家
ミケランジェロの遺族と子孫が19世紀まで暮らした屋敷が博物館になっていますブオナロッティ邸美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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浮彫彫刻「階段の聖母」ミケランジェロ作です。
昨日行ったサントスピリト教会の木彫りの磔刑像も元々はここにあった作品です -
このあとサンタクローチェ教会まで行っちゃって、全然マイナースポットではありませんので、ここら辺から路線変更します。
サンタクローチェ教会は見所盛りだくさんで、オヤジにとってはサンタマリアノヴェッラ教会と並んでメジャーの観光スポットなのでいずれまた別冊で作ろうと思いますサンタ クローチェ聖堂 寺院・教会
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ホーン美術館も閉まっていました。ここはイギリス人のハーバート・ホーンが個人のコレクションをイタリアに寄贈して美術館になりました。
あまりメジャーな美術館ではありませんが、ジョットやルカ・シニョレッリ、シモーネ・マルティーニ他結構レベルの高い作品が置いてあるんです。ホーン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ホーン美術館からネーリ通りをヴェッキオ宮殿方向に歩いていると、写真中央の壁に気付きました
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写真上部の白い長方形部分に横線が一本入っていますね
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1966年11月のアルノ川氾濫で冠水した水位を表す線です。4m位はあるでしょうか。
凄い高さまで冠水したもんです。 -
プレートがある横道の奥に教会らしきものを発見し、進んでみると
サン・レミージョ教会がありました。
現在の姿は13世紀の改築によるものだそうですサン レミージョ教会 寺院・教会
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こじんまりした三廊式のゴシック様式です
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右奥には聖母子が祭壇画として飾られていました
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作者は分かりませんが、顔のつくりからして古そうですね。元は13世紀の作品を修復したもののようです。
それにしてもジャンプして聖母に飛びつこうとしている動きのあるイエスは結構珍しいと思います -
ドゥオモまで戻ってきました。観光客の皆さんはドゥオモや洗礼堂、鐘楼に目が行きますが、写真左の邸宅も観光できます
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ロッジア・デル・ビガッロはインフォメーションになっていますが
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1時間程度の間隔で希望者は無料で見学できます。
といっても作品は5〜6点しかありませんし、事務所の裏側みたいなところの1室のみでインフォメーションのオネエサンと二人きりで説明を受けながら見学、ドキドキしながらあっさり終わってしまいました、見学が、です。ロッジャ デル ビガッロ 建造物
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「ミゼリコルディアの聖母」ベルナルド、ダッディ派1342年
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三翼祭壇画「聖母子と諸聖人」ベルナルド・ダッディ1333年
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駅からパンツァーニ通りをドゥオモ方面へ歩き、デ・チェッレタニ通りに入ったところにあるサンタ・マリア・マッジョーレ教会。
サンタ マリア マッジョーレ教会 寺院・教会
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元は10世紀創建のようですが、現在は13〜14世紀のゴシック様式です
堂内の柱にも14世紀のフレスコ画がたくさん描かれています -
左側の礼拝堂にコッポ・ディ・マルコヴァルド作と言われる板絵があります
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右側にポツンと立っている柱はダンテ・アリギエーリの師匠である詩人ブルネット・ラティーニの墓だそうです。
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板絵の盛り上がった聖母子の聖母と幼子イエスの頭部から、絹の袋に入った聖遺物が発見されたそうです。
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時間が無くなってきました、今回ご紹介する最後のスポットです
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マリーノ・マリーニ美術館
20世紀の芸術家の美術館で、旧サン・パンクラーツィオ教会が現在美術館になっています。マリーノ マリーニ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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お馬さんに乗った作品が多いです。
オヤジの目当てはこの美術館にある旧サン・パンクラーツィオ教会のルチェライ礼拝堂にある「聖墳墓」です。
この美術館から礼拝堂に行くことが出来ます。 -
これが「聖墳墓」です。
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サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のファサードを作ったレオン・バッティスタ・アルベルティが、1460年〜67年に建設したジョヴァンニ・ルチェッライのための聖墳墓
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格子の中にもフレスコでしょうか?画が見て取れます
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それにしても変わった形ですね、紋章が沢山描かれています
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これはルチェッライ家の紋章、「順風満帆」を表しています
この紋章を覚えておいてください -
最後に大好きな教会のひとつサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に来ました。
このファサードの設計者は先ほどの「聖墳墓」の作者であるレオン・バッティスタ・アルベルティです。サンタ マリア ノヴェッラ教会 寺院・教会
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ファサード右側にある入口近くの柱にも
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あの「順風満帆」マークがありますね
今回も修道院にある「最後の晩餐」は拝むことが出来ませんでした。
夕方の列車でローマに移動します -
ローマにやってきました。テロ警戒のためでしょう、切符がないとホームに入れないようになっています。確かにテルミニ駅は以前の怪しい雰囲気から少し変わって良くなっています。
しかしよく考えてみると、例えば隣のティブルティーナ駅はこんな警戒していないので、そこからテルミニ駅に到着した場合既にホームに入っていることになりますね。
主要駅しか厳重警戒しないのはあまり意味がないのではないか?と思いつつ -
駅から歩いて5分のホテルにチェックイン
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今日の晩御飯、魚介のダシが出ておいしかった
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昼ごはん抜きなので沢山食べます
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ノルマのボトル1本もクリア、千鳥足でホテルに帰ります。
今回の弾丸旅はこれにて終了、最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- duc teruさん 2017/05/04 20:24:24
- パリのアパルトマン滞在記にご訪問ご投票ありがとうございました
- とても励みになりました、お礼に参上、いつもながらの素敵な写真と歴史の重さ、楽しませていただきました。
拙方、おかげさまで、何とか帰国編にたどり着くことができました。
なんということのない日々ではありますが、自分のけじめとして書いております。拙作、駄作で貴重なお時間を割いてご訪問いただけさらにはご投票までいただいて大変励みになりました。
ご退屈頂いたのではないかと、恐縮しております。
実は5月6日より3週間ほど、京、奈、伊勢に出かける前に何とか仕上げたいと、ずいぶん雑になりましたが、お許しください、愚老としては精いっぱいで頑張りました。
お付き合いいただきまして誠にありがとうございました、またお邪魔いたします。
duc teru
- Keiさん からの返信 2017/05/05 08:16:29
- 今後とも宜しくお願いします
- duc teruさん、おはようございます
この度は拙い旅行記にご訪問&投票頂き、コメントまで頂戴いたしまして誠にありがとうございます。
duc teruさんの旅行記を拝読させていただきました。オヤジの旅のスタイルとはまるで正反対で大変羨ましく感じております。
纏まった時間が取れない悲しさ、いつも弾丸の旅で一人ツアーをやっているオヤジにとってはduc teruさんのスタイル、住むように旅をするとでも言うのでしょうか? 大変憧れてしまいます。
今後とも質の高い旅の一端を紹介して頂きたく、宜しくお願いいたします。
Kei
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- sanaboさん 2016/08/05 22:55:31
- Keiさんは、いったい何者?
- Keiさん、こんばんは
ご訪問いただきまして、ありがとうございました^^
2015年春の最新の旅行記をUPされていらっしゃいましたが
前回の続き(2016年春の旅行記)にお邪魔させていただきました。
度々イタリアをご訪問され、教会や芸術に造詣の深くていらっしゃるKeiさんは
ご趣味というより、関連のお仕事をされていらっしゃるのかしら、などと
想像しながらいつも旅行記を拝読しています^^
フィレンツェは2012年と2013年、2年連続で訪れましたが
メジャーな観光スポットですらまだ行ってない所がたくさんあります。
プロカッチもチェックしていて、前を何度も通っているのに
店内に足を踏み入れたことがないことを思い出しました。
(芸術より、食い気でスミマセン^^;)
ぜひまた訪れたいフィレンツェ、再訪の際にはKeiさんの旅行記を
再度拝見しなくては♪
オルヴィエートも行きたいと思っている町ですので、またお邪魔させていただきますね。
暑い日が続いていますので、体調管理にお気をつけくださいね。
sanabo
- Keiさん からの返信 2016/08/06 20:21:30
- オヤジは変わり者です
- sanaboさん、ご無沙汰しております
コメント&投票も頂きありがとうございました。
仕事はヨーロッパの商材を扱う仕事ですが、ごくたまに出張するついでに観光することはあっても、常日頃仕事で行き来することはありません。
イタリアは出張ついでに休暇を取ってミラノとフィレンツェを回ったのが初めてで、その時にルネサンス芸術、所謂本物の素晴らしさを感じ、すっかりはまってしまいました。好きな時代はロマネスクからゴシック、ルネサンス位が一番好きで、イタリア中部はその意味でも大好きです。特にフィレンツェはオヤジにとっては何度行っても感動を覚える聖地みたいなものかもしれません。
因みに中学・高校は美術の通信簿は「1」ですが・・何か?(笑)
本当は仕事しないですむ年齢になってからゆっくり時間をかけてイタリア各地を回れば経済的だし、充実した旅になるのでしょうが、その頃まで生きている、又は足腰が丈夫な保証はないし、ただでさえ会社では疎まれて窓際に追いやられてるので、長期休みは難しく、窓際から落とされない程度に休みを利用して弾丸一人旅を繰り返している変わり者オヤジでしたぁ(笑)
ヨーロッパは好きなので他にも色々巡りたいのですが、前述の通りはまってしまいましたので、現在はイタリア以外考えておりません。
ヨーロッパ各地の旅行記はsanaboさん始め他の方々の旅行記を楽しみに自分はせっせとイタリア通いしようと企んでおります。
> ぜひまた訪れたいフィレンツェ、再訪の際にはKeiさんの旅行記を
> 再度拝見しなくては♪
→大変うれしいコメントありがとうございます。励みになります。
前回頂いたコメントへの返信で書かせていただきましたが、sanaboさんの写真や紹介の仕方、見る方への見やすい構成など旅行記のクォリティーの高さには敬服しております。
かつてオヤジが行ったことのある所も旅行記UPされていて、自分の撮ってきた写真と見比べてみると「自分は何て勿体ない旅をしていたんだろう」と恥ずかしくなるばかり。仲良いご夫婦での素晴らしい旅がとても羨ましいです。
> 暑い日が続いていますので、体調管理にお気をつけくださいね。
>
→ありがとうございます。
緩みきったこの身体。夏と冬は気をつけないとね!
sanaboさんもお体御自愛いただき、また素晴らしい旅行記を楽しみにしております。
Kei
>
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