ヘルシンキ２日目　～マリメッコ・アウトレットとデザイン雑貨買い倒れの旅～

2016/06/25 - 2016/07/01

仕事の関係で少し早い夏休みを取ってヘルシンキとタリン、ベルゲン（ゾグネフィヨルド）に行きました。

ヘルシンキ到着３日目。
前日のタリン観光を挟み、この日はヘルシンキ名物のデザイン雑貨のショッピングに精を出しました。

マリメッコ・アウトレットは予想以上に日本人だらけで驚きましたが、それだけ日本でも愛されているブランドということですね。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

この日は、最初に西ターミナル（タリンに向かう船が出航する港）付近にある、ヘルシンキを代表するIT量販店から旅を開始します。

６号線のトラムに乗ってすぐ、「ヒエタラフティ屋内マーケット」があり、立ち寄ってみました。

朝なので、多くのお店は開いていませんでしたが。

ヒエタラハティ ショッピング ホール＆フリーマーケット 市場

キムチ・ワゴンという韓国料理のお店です。

これは一例ですが、多国籍のお店が揃い値段もソコソコ。
リピートのヘルシンキ旅であれば、お金も浮きますし食事のいい選択肢になりそうです。

ヘルシンキ２日目（間にタリンを挟んでいるので、滞在は３日目）。

この日午前中の最大目的は、マリメッコアウトレットです。

朝時間があったので、タリンに行ったときに見つけた、西ターミナル近くのＩＴショップ「Verkkokauppa」に向かいました。

お店は９時開店です！

Verkkokauppa 専門店

Verkkkokauppaの入り口近くには、何故か可愛くない小便小僧ｗ

Bad Bad Boy モニュメント・記念碑

建物は７階建てて、４階と５階が昔のゲーム機を並べたミュージアムになっています。

入場は無料、展示もそんなに多くありませんが。

カラテファイトのゲームウオッチみたいなものもｗ

７階は屋上展望台のようになっています。

戦闘機が展示されていました。

残念ながら、周囲は工事中であまりいい景色ではないです。
おまけにこの日は天気もいまいち。

２階、３階はヘルシンキでも最大級のＩＴモールです。

ちなみに１階のコンビニは２４時間営業。
隣のフェリーターミナルからタリン行きの船に乗る前にも飲み物買えますし、びっくりなのはスマホのケーブルどころかマウスやＨＤＤまで販売していることです。

トラム９号線でカンピに出て、そこから地下鉄で到着するは、有名なハカニエミマーケット。

屋外にも露店が出ていました。
天気のせいか、いつもこんなものかは分からないのですが、お店は少なめ。

ハカニエミ マーケット広場、屋内マーケット ショッピングセンター

一方、屋内のマーケットは１００以上の店舗が並んでいます。

時間があればじっくり回ってみると良いでしょう。

ハカニエミの地下鉄駅から、次に向かうはヘルットニエミ駅。

泣く子も黙る、マリメッコ工場の最寄り駅でございます。

写真はハカニエミ駅。

本日のメインイベント、マリメッコ工場とアウトレットです。

地下鉄のヘルットニエミ駅から少し歩くんですが、ここに来て日本人率上昇です。客の８割ぐらいは日本人。

どこまで好きなのマリメッコ。

マリメッコ アウトレット (ヘルットニエミ店) アウトレット

店内の様子です。

アウトレットなので最新系列はあまり並んでいませんが、洋服から食器、小物、タオルなどなど、マリメッコファン垂涎の品ぞろえとなっております。

ここまで来たら、マリメッコ食堂でお昼も食べます。

アウトレットと食堂の間は、マリメッコ工場らしい素敵なデザイン。

こちらがレストラン「マリトリ」です。

サラダ、メインディッシュ、パン、スープのバイキングで１１ユーロでした。
ジュースやヨーグルトは別売りみたいです。

なお、ビールはありませんでした。（当たり前だ）

注意点は、メニューが各１種類なので、私のように好き嫌いが激しいと大外れになる可能性があることでしょうか。

マリトリ カフェ

食事です。

テーブルクロスも食器ももちろんマリメッコ。

お隣のテーブルでは、マリメッコファッションの女性５名（おそらく社員）が和気あいあいと食事していました。

観光客で混むので、１１時過ぎで席がいっぱいでした。
社員のみなさん、ごめんなさい。

マリメッコ工場から地下鉄駅に戻る途中から雨が降り出して、バス→地下鉄で街中に戻ってきました。

外の雨が思いの外ひどく、予定を少し変更してカンピ駅から旅を再開。
カンピ駅、洞窟を掘ったような駅ですね。

そして、「カンピ」チョッピングモールに直結しています。
これは便利。

カンピ ショッピングセンター ショッピングセンター

コペンハーゲンタイガーがありました。

カンピ・ショッピングセンターはやや複雑な作りをしており、入る場所によって広く感じたり狭く感じたりします。

カンピ・ショッピングセンターはいろいろな場所に入り口があります。

あまり大きくないモールに最初は見えるのですが、意外に大きくて、そして意外に便利です。

カンピ ショッピングセンター ショッピングセンター

デパートのフォーラム。

カンピショッピングセンターと地下でつながっており、気づいたらこのモールの中にいました。

デパート「フォーラム」のムーミンショップ。

フォーラムデパートへは、カンピ・ショッピングセンターから地下でつながっています。

ムーミンショップ (フォーラム店) 専門店

日本で言えばロフトや東急ハンズを少し庶民的にした感じの小売店・Clas Ohlson。

続いて、若い人が多く集まると言われる、ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチに行ってみました。

ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ 博物館・美術館・ギャラリー

中には市立美術館と、後は映画館があります。

どちらにも用がない場合は、特に立ち寄る必要はないでしょう。

カンピ駅の地下にあった「ショップ・ヘルシンキ」。

ヘルシンキのお土産がかなり揃ったお店です。
青で統一された感じがまた、ヘルシンキ。

お店の名前は分かりませんが、日本でいうとボザールみたいな感じでした。

ヘルシンキを代表するデパートの一つ、ストックマンです。

このデパートは日本のデパートに近い作りで、フロアごとに売られているものがハッキリしています。

北欧最大のデパートとも言われています。
コペンハーゲンにもストックホルムにも、もっとでかいのあったような気がしますが。

ストックマン 百貨店・デパート

注目は５階（だったかな）の雑貨が集まるフロアです。

アラビアのムーミン陶器。

デンマークの「ジョージ・ジェンセン」も幅広く売られています。

イッタラの売り場です。

ここに来ると、ヘルシンキで見られる著名なブランドが揃っています。

アカデミア書店。

かもめ食堂でもおなじみ、そして市内で気軽に見られるアアルト建築の書店です。

ヘルシンキ最大の書店で、本や文具・雑貨を主に取り扱います。

アカデミア書店 専門店

１階は吹き抜けになっていて、その２階にあるのがカフェ・アアルト。

９時から２１時までという営業時間、アカデミア書店での軽食、お値段も１０ユーロ程度と手頃。これはいくしかないでしょう。

カフェ アアルト カフェ

ビールと、ローストビーフのオープンサンドです。

ビーフ全部とパンをちょっと食べて、お腹にある程度の余裕を残して次に行きました。

有名店ですし、ちょろっと小さなサンドイッチでも出てくるのかと思ったら、予想外に豪快なのがでてきました。これだけでお腹いっぱいになれますよ。

アカデミア公園もある中心部の目抜き通りの中央にあるのが、エスプラナーディ公園 。

２本の通りの真ん中が公園になっています。
公園の中を歩くと快適なのですが、トラフィックが相応にあるため、お店に入りたいと思っても交差点以外で渡るのは困難です。

エスプラナーディ公園 広場・公園

フィンランド語系の詩人エイノ・レイノの像です。

公園内にはこのような像がいくつもあります。

こちらは、フィンランド国家を作詞した、Ｊ．Ｌ．ルーネベリの銅像です。

像の下には、詩が書かれた本を持つ女性の像もあります。

通りに戻り、ＫＡＮＫＵＲＩＮ　ＴＵＰＡ。

エスプラナーディでは比較的珍しい、フィンランドのお土産屋さんです。
洋服や建物の模型などのほか、ムーミンも扱っていました。

kankurintupa お土産店

高級ブランドのルイ・ヴィトンもこの通りにあります。

ただ、全体的には高級店より地元ブランドの目立つとおりではないかと思います。

ギャレリア エスプラナード。

２０店舗以上のお店が集まっています。
ガイドブックでは高級店が集まる扱いでしたが、そんなこともないですよ。

カンプ ガレリア ショッピングセンター

中心店は、このマリメッコでしょう。

日本人の店員さんがいて、色々お世話になりました。

マリメッコ (エスプラナーディ店) 専門店

フィンランドの伝統的テキスタイルメーカー、フィンレイソンです。

テーブルクロス系のお土産は買いやすいですね。

フィンレイソン 専門店

デザインセンスの良い木工品のお店、アーリッカ。

アーリッカ (ヘルシンキ店) 専門店

写真にある青色の時計を購入しました。

特売で５０００円なり。

フランスの革製品ブランド、ロンシャン。

一番左側の金色の人影は大道芸人で、近づいたら動き出しましたｗ

マリメッコと並ぶフィンランドのブランドといえば、このイッタラでしょう。

日本でも人気があるガラス製品のブランドになっています。

イッタラ ストア (エスプラナーディ店)　 その他の店舗

このイケメンがイッタラさんらしいです。

店内にて撮影。

エスプラナーディの南側５００ｍぐらいにあった公園です。

ツインタワーの教会（ヨハンネス教会）目指して歩いてきました。

ヘルシンキのデザイン美術館。

次に行ったらじっくり見たいです。

デザイン美術館 博物館・美術館・ギャラリー

デザイン美術館内にはカフェも併設されています。

また、お土産屋さんもありました。

カバ？

ヨハンネス教会。

ヘルシンキ市街地で最も目立つ２本の塔がある教会です。
塔の高さは７４ｍとのことです。

扉が開いておらず、中には入れませんでした。

デザイン美術館は、この教会と色や外観を統一させているんですかね。

ヨハンネス教会 寺院・教会

「クラフト・コーナー」というお店。

革製品、木工製品など、ヘルシンキらしい雑貨やカバンなどが売られていました。

大統領官邸。

この日はフラッグがなびいているので、大統領が建物にいるということになります。

大統領官邸 建造物

マーケットから駅の方に移動してきました。

この旅行の隠しテーマは、ヨーロッパ限定のサムソナイトのスーツケース「ネオパルス」を買うことでした。

デパートや市内にこのようなスーツケース店があり、最終的に購入できました。
免税もしっかりGET。

駅のすぐ近くにあるのが現代美術館「キアズマ」。

ここは、ベルゲンから戻った後に来ることにします。
美術館の多い街、ヘルシンキ。

１箇所来るなら、ここでしょうね。

ヘルシンキ現代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

マンネルヘイム像。

キアズマの前あたりにあります。

１９４４年から１９４６年に大統領となり、ソ連との講和に尽力したカール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムの像です。

フィンランド国民からは、最も偉大な人物に選ばれています。

マンネルヘイム像 モニュメント・記念碑

ＳＡＮＯＭＡという、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌メディアのビルです。

中にはカフェやレストラン、子供が遊べるスペースもあったりで、夏の暑い時や冬の寒い時には休憩にも使えそうに思えました。

中央駅すぐ前の郵便局の脇に、小さなデザインショップ「salakauppa」がありました。

こけしに似たようなオブジェや木彫りの人形、陶器など、洋の東西からインスパイアされたデザイン雑貨を販売していました。

Salakauppa 専門店

中央駅隣のデパート「ソコス」。

北欧のやや古いデパートを地で行く建物の雰囲気です。

ソコス (ヘルシンキ店) 百貨店・デパート

ソコスの５階（だったかな）も、フィンランドのデザインブランドの宝庫です。

アラビア、イッタラ、マリメッコ。

イギリスのデパート「MARKS & SPENCER」も入っています。

面積でいえばソコスの半分ぐらいがＭ＆Ｓです。

夜ご飯に、某地球のなんとかに掲載されていたレストラン「ラヴィントラ シーホース」に行きました。

そのせいか、日本からのお客さんが多かった印象です。

ラヴィントラ シーホース 地元の料理

まずはおビールから。

前菜にサーモンのスープ。

これ絶品でした。

ブルーベリーソースのかかったロールキャベツ。

ロールキャベツのお肉のつなぎに「お米」が使われていました。
これも日本だとなかなか味わえない食感だと思います。
（好みは分かれるかな）

翌日からノルウエーのベルゲンに移動するため、中央駅にほど近い「ホテル セウラフオネ ヘルシンキ」に宿泊しました。

ヘルシンキでは一番の歴史を誇るホテルだそうです。
滞在はまずまず快適でしたが、バスルームとトイレは狭かったです。
エレベータが自動ドアじゃなく、ドアを開ける形式だったのもちょっと新鮮。
（デパートでもそういうところがありました）

駅までは交差点を渡るだけの、抜群の立地。
それだけで宿泊する価値はありそうです。

セウラフオネ ヘルシンキ ホテル

夜に少しだけ時間があったので、駅前のカジノ「カジノ・ヘルシンキ」へ。

レートの低いスロットなどもあり、気軽に遊べました。

途中まで勝ってたのになぁ。

カジノ ヘルシンキ カジノ・ギャンブル

カジノの前は駅前広場になっており、広場を通ってホテルに戻りました。

広場にはこんな像もあったり、ちょっとした街角も楽しめるヘルシンキでした。

中央駅前広場 (ラウタティエントリ広場) 広場・公園