マリメッコ飛行機で到着！　人生初のヘルシンキ

2016/06/25 - 2016/07/01

仕事の関係で少し早い夏休みを取ってヘルシンキとタリン、ベルゲン（ゾグネフィヨルド）に行きました。

いずれの街も初めての訪問。

成田からの飛行機はフィンランド航空で、機体も機内もマリメッコ。
飛行機に乗ったその時点から、フィンランドに降り立った気分。

すっかりいい気持ちで旅立って到着したヘルシンキの１日目の様子です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ＡＹ７４便で、人生初のフィンランドです。

機体はマリメッコのウニッコデザイン。

ＪＡＬからチケットを買ったのですが、コードシェアのラウンジはカンタス航空のものを使えとチケットに書かれていたので、行ってみました。

食事はＪＡＬのラウンジには及びませんが、ドリンクが豊富なのと、ゆったりとした作りがポイント高いです。

機内に搭乗。

おっと、ブランケットも枕もマリメッコデザインです。

ちなみにＣＡの制服から、機内食のナプキンや紙コップ、座席のヘッドレストのところの素材もマリメッコです。

なんすかこのウキウキ感満載の航空会社。

食器はマリメッコでカバーできない範囲があり、そこはイッタラを使ってました。

１食目。

フィンランドらしくサーモンをいただきました。
ただ、このサーモンは間違いなくメイド・イン・ジャパン。

２食目。

焼きうどん＋ブラックサンダーチョコ。
紙コップのデザインにも注目ですね。

空港から街中まで、電車で移動することにしました。

片道５．５ユーロ。
空港からの移動も含めた１日乗車券１２ユーロ、以後１日追加ごとに６ユーロ追加になります。（１日＝２４時間。購入時より有効）

７２時間を買うと滞在時間をカバーできるため、２４ユーロで３日券を購入。ペラペラの紙が出てきますが、捨てちゃダメです。

鉄道駅には、標識に従っていけば到着します。
迷うことはないと思います。

鉄道駅も、フィンランドらしいデザイン性に富んだ駅。

空港とヘルシンキ中央駅の間はループ線になっており、Ｐ線とＩ線が右回り・左回りに対応します。（どっちがどっちかは忘れました）

リングレールライン 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ヘルシンキ中央駅に到着です。

駅前にはすぐトラムがあります。
バスターミナルは駅の西側と、さらに５分ほど歩いたカンピに大きなターミナルがあります。

ヘルシンキ中央駅 駅

トラムの６号線に乗り、最初の２泊をするホテル・インディゴ・ヘルシンキ・ブールバードにチェックイン。

ファッション・ディストリクトの一角にあり、近隣には面白いお店がいっぱいありました。

Hotel Indigo Helsinki-Boulevard ホテル

思ったより早くホテルに到着できたので、テンペリアウキオ教会のオープン時間に間に合いました。

ヘルシンキ（に限らず北欧）では、ところどころ岩がむき出しになっているような場所があるのですが、この教会は氷河期から残る天然の岩をくり抜いて造 った大胆なものです。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会

教会内の様子。無料で入れます。

陽の長い季節なので、しっかり光が教会内に差し込んでいます。

もう１枚どうぞ。

このような景色の教会は、世界でもここだけかもしれません。

ヘルシンキ市立美術館兼映画館のテンニスパラッチ。

実はヘルシンキに来て気づきました。
夏至の金曜日（夏至祭）の翌日に到着したのですが、フィンランドでは夏至祭を含む３連休、そしてその翌週はバケーションのピークなのです。

この日は街に人も少なく、静かな街だなと完全に勘違い。

お店なんて、観光客を完全ターゲットにした一部のお店を除き、どこも開いてません。ショッピングセンターもクローズ。

ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ 博物館・美術館・ギャラリー

地下鉄駅に隣接した、カンピショッピングセンター。

同じく人影はなしｗ

カンピ ショッピングセンター ショッピングセンター

木のぬくもりが温かいカンピ礼拝堂は見学できました。

静寂との出会いの場として建てられた礼拝堂で、カンピショッピングセンターもあるナリンッカ広場に建っています。

独特な建物なので、すぐ見つかります。

カンピ礼拝堂 寺院・教会

礼拝堂内。

「静寂の場」の通り、あまりに静かで、「静かだ」という音が聞こえてくるかのようでした。

シャッター音も気が引けましたが・・・ごめんなさい。

三人の鍛冶屋像。ストックマンデパートの前にあります。

三人の鍛冶屋像 モニュメント・記念碑

ストックマンデパートの前に出ているオープンテラスは、ハードロックカフェです。

早速１杯・・・ではなく、ここは我慢して次のスポットに向かいました。

ハードロックカフェ ヘルシンキ アメリカ料理

向かった場所は、ソロ ソコス ホテル トルニの最上階にあるアテリエ・バー。

ヘルシンキの街を一望できるスポットです。

エレベーターで行かれる一番上の階に上がったあと、らせん階段を登ってバーに着きます。

アテリエ バー バー

まずはスパークリングワイン１２ユーロで購入し。。。

駅のコンビニ（Ｒ．Ｋｉｏｓｋｉ）で購入したプリペイドＳＩＭをスマホに設定。ＳＩＭカードを挿してロック解除コードを入れただけで使えました。

Saunalahtiの5.9ユーロのカードで、6ユーロ分のチャージがついています。
ヘルシンキ国内で使う分には１日１ユーロです。
エストニアやノルウエーでもローミングできましたが、エストニアで結構ガンガン使ってたら５ユーロのチャージは無くなってしまったので、ローミングはそこそこお値段がすると思われます。

スマホでネットも見れるようになり、安心して景色を鑑賞しました。

バーから見て南東側の風景です。
見えている塔は、日本の旅行誌には詳しく載っていませんが、ドイツ教会です。

こちらは、ほぼ東側の風景。

ウスペンスキー教会が正面に見えています。

そこから少し北側に目線を移すと、ヘルシンキ大聖堂が見えました。

こんな感じで、旅行の最初に訪れておくと、おおよそ地理がわかり、合わせて見てみたい建物がイメージできるのではないかと思います。

バーのカウンターです。

ヘルシンキ大聖堂に向けて徒歩で散策を開始。

エスプラナーディー通りを東に向かいます。
先ほどのハードロックカフェです。

お土産屋さんの店舗がやや小さめ。

ハードロックカフェ ヘルシンキ アメリカ料理

ヘルシンキといえばマリメッコ。

この通り沿いには２軒、さらに近隣のデパートの中にもだいたい入ってます。

フィンランド国会図書館。

ヘルシンキ大聖堂の西側にありました。

フィンランド国立図書館 建造物

白亜のヘルシンキ大聖堂。

夏場は夜２４時まで入館できる観光客にやさしい施設。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

外観にマッチした、落ち着いた教会でした。

ヨーロッパの教会にありがちなステンドグラスのようなきれいな装飾、ロシア系の教会にみられる豪華絢爛さは、ここにはありません。

入口の上にはパイプオルガンです。

ヘルシンキ大聖堂の南側、階段を下りると、元老院広場という大きな広場になっています。

元老院広場 広場・公園

この日はホリデーで地元の人が少ない状況でした。

この階段に座って、コーヒーなどでくつろぐ姿も、後日多く見られました。

花に囲まれたアレクサンダー２世像が元老院広場を彩ります。

夜ご飯の時間（明るいけどね）になったので、某地球のなんとかという旅行誌に掲載されていたビアレストラン「Bryggeri Helsinki」を訪れました。

１階がバー（屋外含む）、地下１階がレストラン。
地下１階にはこのようなビールの醸造機器も置かれ、実際に手作りビールが作られています。

Bryggeri Helsinki 地元の料理

そのおビールをまず頂きました。

料金は０．１Ｌ１．７ユーロで統一されているので、小さいグラスで何種類も飲み比べができます。

ハンバーガーを注文しました。

肉厚で美味しかったです。

マーケット広場を経由して、ウツペンスキー寺院。

この日はすでに閉館しており、外から眺めただけです。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

マーケット広場の対面には、大統領官邸があります。

国旗が掲揚されている時は、大統領がこの建物にいます。
つまり、この日はいたわけです。

大統領官邸 建造物

マーケット広場西側には、「バルト海の乙女像」。

像の女性は、ハービス アマンダという名前で、「バルト海の乙女」とは何を隠そうヘルシンキの街を指すのだそうです。

バルト海の乙女像 モニュメント・記念碑

マーケット広場から南に下ったところに、ドイツ教会がありました。

アテリエバーから南東を見たときに見えた塔は、この教会の塔です。

ここから、トラムの２号線と３号線を乗り継いで（実際は２号線がオリンピア・ターミナルで３号線に姿を変えます）、ヘルシンキ市街南側のカイヴォプイスト公園に行ってみます。

カイヴォプイスト公園へは、３号線のトラム駅で降りて歩くと便利です。

地元の芸術家さんの作品が飾られていたり・・・

カイヴォプイスト公園 広場・公園

屋外でチェスができる場所があったりします。

公園内には岩場もあって、そこに登ってくつろいでいる人や、岩場で遊んでいる人も多くいました。

海沿いの道や遊歩道も整備されているので、無理に岩場に出る必要もありません。

海辺に出ると、海風が気持ちいいです。
天気が良かったので、散歩をしている現地の方をよく見かけました。

この日最後の目的地は、かもめ食堂の舞台にもなった「カフェ ウルスラ」。

カフェ ウルスラ カフェ

ビール（名前は「ウルスラ」）と、北欧らしい小エビのオープンサンドを注文しました。

あまり旅行の日程もないので、名物は少しでも食べておかないと。

合計１７ユーロぐらいでした。

カフェ・ウルスラのテラス席からの景色です。

風によっては寒くなるため、ブランケットが置かれているのが親切です。

公園内を歩いてトラム駅に戻りました。

夏なので、公園内の花壇には色とりどりの花。

セント・ヘンリー教会。

ホテルまでのトラムを待つ停留所の目の前にありました。
ヘルシンキでは、この手の観光ガイドにあまり載っていない教会が街の景色にアクセントを与えていますので、自分の目で確かめて歩きましょう。