世界遺産ブリッゲンの街・ベルゲン

2016/06/28 - 2016/06/30

２０１６年の夏休みは北欧に旅行に行きました。

ヘルシンキ中心に滞在する中、ノルウエーのフィヨルドを見たいと思いベルゲンに２泊しました。

１日はフィヨルドに行きましたが、残りの半日と出発前の朝、ベルゲンの街を歩くことができました。

ベルゲンは箱庭のような美しい街でした。
もう少し物価が安ければなぁ。

エリア ベルゲン(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアーワールド

ヘルシンキヴァンター国際空港から、夏季限定のベルゲン行きに搭乗。
途中ストックホルムでワンストップします。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

駐機中のオランダ航空。

フライング・ダッチマン・・・ヨハン・クライフですね！

ノルウエーに入り、ベルゲン空港に近づいてくると、機上からもフィヨルドがはっきり見えるようになってきます。

ベルゲン空港に到着。

ベルゲン フレースランド国際空港 (BGO) 空港

ここで一つ問題が。

荷物が出てきません。。。

どこかの日本の旅行会社の添乗員さんが「向こうのテーブルからも荷物出ますよ」と言っていたので行ってみると！

そこに私の荷物も回っていました。

表示と違うところから荷物を出すのはやめていただきたい。

ベルゲン市内までは、10分ごとに出ているバスで移動しました。

往復170ノルウエークローネです。

空港バス バス系

宿泊はScandic Ørnen。

Øはそのまま「オー」でいいんでしょうか。

ガラスが特徴的な近代的な外装のホテルです。

スカンディック オーン ホテル

ホテルのすぐ北側は、人工湖の小ルンゲゴース湖を含む公園です。

ここを通って、魚市場に向かいました。
公園の周りには美術館も点在しています。

小ルンゲゴース湖 滝・河川・湖

クリスチャン・ミケルセン首相の像。

1905年にスウェーデンとノルウェーの連合が解消され、ノルウエーが独立した際の首相です。

公園から繁華街に出るところに、花壇やテラスがありました。

エドヴァルド・グリーグの像。

ノルウエーの作曲家です。１９０７年没のため、この方もノルウエーの独立を見届けたことになります。

誰の像かは分からなかったのですが、バイオリン弾いてます。

目抜き通りになっているTorgallmenningen。

写真のオブジェがランドマークになります。
この先は魚市場エリアとなります。

ベルゲン・プライベートバンクの建物を使った、主にレディースのファッションを扱うお店、Hoyerです。

ベルゲンの観光案内所。
魚市場前の新しい建物です。
朝８時から夜２２時ぐらいまでオープンしていますので、観光の拠点に。

１階には３軒ほどのレストランも入っていました。

ベルゲン 観光案内所 散歩・街歩き

ブリッゲンの建物群ですが・・・

その前にお昼時でお腹が空きましたので、魚市場で昼食をとります。

魚市場 市場

魚介類の串焼き。
大きなサーモンや白身、エビを豪快に串焼きにしています。

１０００円ぐらいかと思ったのですが、ここはノルウエー。

このように、メニューは観光客にわかりやすいように展示されていますが、一番安いサーモン焼きでも１８０クローネぐらいしました。

先ほどの串焼き＋シュリンプカクテルのセットは２９５クローネ。

でも、ビールをつけて食べました。

物価があまりに高いのは、ノルウエーでは諦めるしかないです。
日本の３倍と思ってればいいでしょう。

ガーリックの味付けが、歩いているだけで食欲をそそりました。
美味！

魚市場からは（というよりベルゲンの街からは）観光地のフロイエン山がケーブルカーも含めて見れます。

世界遺産にもなっているブリッゲン地区に突入してみます。

この日は街の全容をつかむ目的のため、下見で散歩します。

このあたりは観光客も多いところで、お店も充実しています。

写真は「ティング」というお店で、デザイン性に優れた雑貨を扱っているお店です。

英語だと「Thing」の意味だそう。

ティング 専門店

欲しいなぁ、この椅子・・・

ブリッゲン地区は、海沿いの港に面した場所です。

丁度、ベルゲンの街を1時間で周遊するプチトレイン（名前は分からない）が出発する時間みたいだったので、乗ってみることにしました。

途中、フロイエン山へのケーブルカーの駅の所で一時停車して、ベルゲンの街並みを見下ろす時間を取ってくれました。

ベルゲンの海沿いの街並みを見下ろせます。

なお、休憩時間は５分ほど。急いで歩き回りましょう。

プチトレインの発着所、世界遺産のブリッゲンまで戻ってきました。

ブリッゲンの狭い路地を入ってみることにします。

この路地に入りまくるだけなら無料です。

ブリッゲン 旧市街・古い町並み

人がすれ違うのもやっとの道を入っていきます。

しかも木造なので、火事になったら大変じゃないかと心配しました。

ブリッゲン内のビジターセンターです。

お土産に世界遺産マークの入ったシャツを買いました。

ブリッゲン内のお土産屋さんです。

ノルウエ―名物のセーターを売ってました。
しれっと置いてありますが・・・３万円ぐらいしますｗ

基本暑がりでセーターはめったに着ないので、毛糸の手袋を買いましたとさ。

ブリッゲン内の路地。

火事が起きたらアウトですね！

ブリッゲンの裏手に来てみました。

Schoetstuene 博物館・美術館・ギャラリー

ブリッゲンの博物館がありました。
この日は街の外観を知ることを目的としていたので、入りませんでしたが・・・

プチトレインに乗っていて一番外観に惹かれた建物が、このマリア教会。

マリア教会 寺院・教会

１１８０年頃には建造されていたという、ベルゲンの中でも最も古い教会だそうです。


ハンザ同盟の拠点がベルゲンに置かれてからは、マリア教会は在留ドイツ人中心の教会でもあったのだとか。

ローセンクランツの塔を経由して、ホーコン王の館に向かいます。

ローセンクランツの塔 建造物

ホーコン王の館。
1247～1267年にかけて建てられたもので、実際に王の居城としても使われていたそうです。

ホーコン王の館 建造物

ここだけ、お金を払って鑑賞してみました

石造りの建物の中の広い広間です。
会議をしていた場所や食事をしていたであろう場所などの展示も見ることができました。

ホーコン王の館 建造物

ホーコン王の館の外は大きな公園のようになっています。

海に向けて砲台のオブジェも置かれていました。

ハンザ博物館。

ブリッゲンの歴史やハンザ同盟下で働くドイツ人の様子が展示されています。

もっとも、トイレを借りるのに立ち寄っただけですｗ

ハンザ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ここはハンザ同盟の商人たちが集まる場所だったそうです。

今ではおしゃれなレストランが入っています。
一番気軽にこの建物を楽しむなら、スターバックスがあります。

Kjottbasaren その他の料理

魚市場まで戻りました。

魚市場の脇にはキオスク兼コンビニのようなお店です。

ここで２９ＮＯＫでＳＩＭカードを買ってみました。

ただ、結局どうアクティベーションすればいいのかわからず、宝の持ち腐れに終わったのでした。

休憩に入った魚市場周辺のお店「フィッシュ・ミー」。

観光案内所の建物に入っています。

フィッシュ ミー 地元の料理

海沿いなので、海鮮の揚げ物をおやつにビールを飲みました。

この揚げ物一式で、１２０ＮＯＫぐらいします。
というか、これが一番安かった・・・

デンマークデザインの家具などを豊富に取りそろえる、イルムス・ボーリフスがベルゲンにもありました。

イルムス ボーリフス (ベルゲン店) 専門店

ジョルジュ・イエンセンの時計や家具たち。
北欧に行ったときに１つだけ、お土産として揃え始めることにしました。

こちらはデンマークじゃなくてフィンランドですけど、マリメッコです。

この旅行はマリメッコ尽くし。
ここでも買ってしまいました。

目抜き通り（トルゲアルメンニン広場）にあるショッピングモール・ガラーリエです。

ガラリーエ 百貨店・デパート

吹き抜けになったモールの中に数多くのお店が並びます。

通路が坂道になって円形に回れるので、買い物もしやすいです。

小ルンゲゴース湖脇のバイパルケンの駅です。

路面電車が走っています。
中央駅まで僅かなのですが、足が疲れてきてからはよく使わせてもらいました。

切符はICカードで、ピッとやります。

バイパルケン駅近くの様子です。

赤壁が印象的な建物。

こちらはスーパー。

物価の超高いノルウエーではお世話になります。
お世話になっても高いのですが！

さて、フロイエン山に登ってみます。

ケーブルカーで山に登り、ベルゲンの街を見下ろします。

お昼以降は次第に逆光になるので、早い時間に訪れるのがお勧めです。
（夕焼けが見れる時間帯だと、逆に夕方がきれいそうです）

この時、もう２０時ぐらいですｗ

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

夕暮れを待つためにフロイエン山の頂上にあるレストランで時間をつぶしました。

Fløien Folkerestaurant 地元の料理

チョコレートケーキとビール。

と言いたいところですが、安いビールがあると思って買ったらノンアルでした。まぁいいや。

結構待ってみたのですが、これは日が暮れることはないなと確信。

景色を一通り撮ってから山を下りました。

魚市場近くに戻り、夜ご飯を探します。

明るいですけど、２２時ぐらいです。

この白亜の建物は・・・

マクドナルドですｗ

ビックマックセット８８クローネ。
物価高のノルウエーではありがたいですが、ここはいったんパス。

ベルゲンの目抜き通りに建っている像です。

誰だかは分かりません。

どうみても明るいですけど夜１０時過ぎ。

この時間でも夕食を食べられる場所を探してたどり着いたのが「ディッケンズ」。
繁華街の大通りの先に看板と照明が目立っているので、すぐに目につくお店です。

ディッケンズ 地元の料理

貝の炒め物を食べました。ドリンク込みで２４８ノルウエ―クローネ。

美味しかったけど、これだけあると一人で食べるのは苦しい。

翌日、フィヨルド観光を終えるとまだ18時だったので、街に出てみました。

ベルゲン駅に併設するショッピングモールに出かけました。

Bergen Storsenter ショッピングセンター

駅に隣接する便利な立地に加え、写真のようにあまり広くなくて分かりやすいモールでした。

ここにもデフレの星、タイガー（日本のコペンハーゲンタイガー）がありました。物価の高いノルウエーなので、非常に助けになります。

「トレンド」というお店。

北欧らしいデザインの良い洋服を扱っていました。
長袖と半袖を買いましたが、半袖はサイズ間違えたな。

フロムの港で食べられなかったカレーのリベンジで、カレーが食べられそうなお店へ。

魚市場の近くの住宅街にあった「Mandalay Sushi & Burmese」。
和食？というより、アジア料理のお店です。

Mandalay Sushi & Burmese すし

カレーとビールにありつきました。

結構からかった・・・

これで２４８ＮＯＫです。

市内をお散歩。

セント・ジョン教会です。
少し高台にあるのと、教会の色遣いが独特で目立ちます。

こんな感じで、階段状の道路の上にありました。

ブリッゲン地区に買い物に行きました。

ノルウエーのセーターが名物らしかったのですが、日本円で３万円ほどするのと、暑がりで年に何回もセーター着る機会はないので、手袋を代わりに買って諦めることにｗ

夜食に食べたのが、北欧名物ミートボール。

Pingvinenというお店で、ここは比較的安価に食事ができました。
（といっても先ほどのカレーと同じぐらいで、確か請求額は同じ２４８ＮＯＫ）

Pingvinen 地元の料理

ベルゲンからの移動日。

朝８時から魚市場が開いているという情報を得て、最後に海鮮を食べようとアクセスしてみたのですが。

魚市場 市場

残念ながら食事の準備まではできておらず、タイムアップ。

やっと準備を始めて、早い店では食材を焼き始めたとこでした。
あと３０分あれば・・・

Kjøttbasaren。

かつてハンザ同盟の承認で栄えた肉市場の跡です。
今は何軒かのレストランやバーが入っています。

Kjottbasaren その他の料理

Starbucks Kjøttbasaren。

パンとアイスラテのイートインで９０クローネぐらいでした。
両替しておいた現金を使いまくるモードでしたので、お金に糸目をつけず食べることにしました。

Wifiも使えました。

スターバックスコーヒー (Kjottbasaren店) カフェ

ホテルに戻ってチェックアウト。

夏至の頃の旅行だったので夜景とは無縁（夕暮れの後、そのまま暗くならずに夜明けでした）でしたが、夜景を見れるとこんな感じなのでしょう。

空港へのバス。

行きは道路沿いに停まりました。
帰りはバスターミナル内のＮスポットに来ます。

バスターミナル内は表示も充実しているので、迷わないとは思います。

空港内のレストラン「フード・ファクトリー」で最後のノルウエーの食事。

フード ファクトリー 地元の料理

空港内では、あれだけ街で高価だったビールがかなりの安値。
ノルウエーはＥＵ域外で、ＥＵ域に戻るため免税措置がとられるのではないかと推測します。

ハンザビールを６本６０クローネで買いました。
手持ち５３クローネだったので、現金を使い切って残りはカード。

１１時半の飛行機でヘルシンキに戻りました。

夏季限定　ベルゲン⇒ストックホルム⇒ヘルシンキ便は、ストックホルム駐機中も飛行機を降りる必要がなかったです。