2016/05/02 - 2016/05/02
40位(同エリア200件中)
ショコラさん
道後温泉のお宿をチェックアウトして愛媛県中部の内子へ。
その途中に1か所立ち寄りたいところがありました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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それがこの《下灘駅》!
鉄道写真の撮影名所の1つ。
線路下に国道ができるまでは日本一海に近い駅で、すぐ下まで波が打ち寄せていたそうです。
この日も鉄道ファンやアマチュアカメラマンが来ていました。下灘駅 駅
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観光列車「伊予灘ものがたり」はこの駅に一時停車して、撮影タイムが設けられています。
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イチオシ
素晴らしい眺め――海と空の境目がわからない……。
このベンチに座って、海をずっと眺めていたくなります。 -
ホームの端から下をのぞくと国道が見えました。
以前は海だったところですが、今はいいドライブコースですね。 -
駅のホームに咲いていたピンクのマーガレット。
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この駅は映画のロケでもたびたび使われたようで、駅舎にそれが記されていました。
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ランチは内子の町はずれにある道の駅「内子フレッシュパーク」内にある《からりパン工房》でテイクアウトすることに。
この道の駅はけっこう大きくて、野菜・果物・花・加工品を扱う直売所だけでなく、レストランや工房などもあります。道の駅 内子フレッシュパークからり 道の駅
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外にあるピクニックテーブルで、買ったパンをいただきます。
お惣菜パンの種類が多く、お値段もとても良心的でした。
これが買ったパン。どれも出来立てで、ふわっふわっ♪
おいしかった~。からりパン工房 グルメ・レストラン
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飲み物はからり直売所で調達。
愛媛といえば「ポンジュース」。
「愛媛のまじめなジュースです」のCMは知っている人も多いでしょう。
それと「じゃからサイダー」。じゃからって何? おからじゃないよね?とアホなことを思ったわたし。
お店の人に聞いたら、「じゃばら」という柑橘のジュースだそう。
ジュースの名前「じゃから」は、
「じゃばら」+「からり(この道の駅の名)」⇒「じゃから」
となったらしい。
ニューサマーオレンジのような爽やかな甘酸っぱいジュースでした。 -
ランチのあと、ちょっと近くをお散歩。
道の駅のすぐそばの川に吊り橋が架かっていました。 -
橋からの眺め。川上側。
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川下側。
川の水はとても澄んでいます。 -
橋を下り、土手から見た様子。
立派な吊り橋です。
このあと、今日の宿がある内子の町並み保存地区へ向かいました。 -
道の駅から車で5分ほどで、内子の町並み保存地区(八日市・護国地区)に到着。
この町並み、めちゃくちゃいい感じ~。古い町並み好きにはたまりません♪
2泊目のお宿はこの左の建物の脇を入った奥にあります。
宿の様子については次の旅行記でまとめます。 -
お宿に荷物を下ろして、さっそく町歩き。
お宿のあるこのあたりは歴史ある家が連なっています。 -
そのうちのひとつの上芳我邸(かみはがてい)。
木蝋生産で財を築いた本芳我家の筆頭分家のお屋敷だったそう。
現在、この建物は《木蝋資料館》になっています。
この建物を含め、敷地内の10棟の建物は重要文化財になっているそうです。木蝋資料館上芳我邸 名所・史跡
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この地区の一番の見どころなので、さっそく入ってみます。
この屋敷は1894年に上棟されたとのこと。築100年以上とはすごい。 -
すごく大きなお屋敷だ~。
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主屋には襖や板戸で仕切られた部屋がいくつもあります。
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美しく手入れされた庭を建物がぐるりと囲っています。
緑が青々。 -
中庭を囲む建物は廊下でつながっています。
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仕舞部屋
化粧や身支度に使われた部屋のようです。
古いミシンがあります。 -
便所
この木枠を背に、着物のすそを掛けて用を足したそうです。 -
産部屋
ここで上芳我家の女性たちは出産をしたのでしょうね。 -
重要文化財だけあって、どこから見ても絵になります。
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離座敷
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風呂場
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中庭には小さな祠も。
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主屋の2階へ。
これを見てびっくり! -
柱が途中で切れてる……
説明書きを読むと、2階部分は未完に終わってしまったからだそう。
上芳我家の三代目が病に倒れたため、工事が途中で中断してしまったのではと考えられているそうです。 -
普通ならここには天井があってこのような骨組みは見ることができないから、未完のおかげだな。
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100年以上経った梁が、今もこうやってしっかり建物を支えているってすごいです。
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2階の窓からの眺め。
向こう正面の建物はたぶん土蔵。 -
炊事場
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かつて使われていた炊事道具があり、往時の様子がうかがわれます。
昔の生活がわかるこういう展示を見るのはとても好き。 -
かまど
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井戸
炊事場の中に井戸があるのって初めて見ました。
これは女性たちにはとてもありがたかったことでしょう。外に出ずにすぐに水がくめるのだから。 -
敷地内のほかの建物もちょっと見学します。
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井戸屋形
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この井戸は蝋晒しに使われたそうです。
木蝋を晒して漂白しているとき、日光の熱で溶けないよう、蝋に水をまく作業に使われたとのこと。 -
井戸屋形の隣りに「蝋しぼり小屋」がありました。
蝋づくりの作業の様子がわかる展示がされています。
これは木蝋の原料のはぜの実。 -
はぜの実をふるいにかけ、
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釜で蒸し、
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立木式搾り機で搾ります。
搾ったものを生蝋(きろう)、これを漂白したものを白蝋(晒蝋)というそうです。
生蝋は和蝋燭やびんつけ油に、白蝋は口紅などの化粧品や医薬品、クレヨンなどの文房具や光沢剤などに使われたとのこと。 -
蝋しぼり小屋の見学後、同じく敷地内にある「木蝋資料展示棟」にも行ってみました。
この展示棟では、はぜの実から和蝋燭ができるまでの様子が、模型やビデオなどで紹介されていて、道具類なども展示されています。
木蝋産業で栄えた内子ですが、洋蝋燭や電気の普及により需要が激減し、大正13年にすべての製蝋業者が廃業してしまったそう。
和蝋燭はススが少なく、液だれもせず、何より植物性なので体にも優しい蝋燭なのに、大量生産ができないため、石油製の洋蝋燭に取って代わられてしまいました。時代の流れとはいえ、残念です。 -
蝋を搾る様子を紹介した模型。
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蝋花を木箱に入れているところ。
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木箱に入れた蝋花を、戸外で日光に晒しているところ。
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蝋蓋
蝋花を入れた木箱の実物。 -
水打ち桶
井戸から水をくみ、この桶に入れて首から下げたとのこと。重さは約30キロ。
蝋花が日光で解けないよう、真夏には30分おきに木箱の中の蝋花に水をかけていたそうです。重労働だったことが想像できます。 -
水打ち刷毛
藁と麻紐で扇状に組まれています。
この刷毛は水分をたっぷり含み、蝋花に霧のように水滴を振りかけることができたそうです。 -
木蝋出品化粧箱
海外で開催された万国博覧会に出品したときに使われた化粧箱。
木蝋資料館、とても見ごたえがありました。
見終わるのに1時間くらいかかったかな。入館料500円はとても良心的だと思います。 -
このあとは町並み保存地区を歩きながら、内子座へ。
八日市護国地区のこの通りは600メートルあり、通りの両側にはこのような古い家々が軒を連ねています。
古い町並み好きには、こういう場所はめちゃくちゃ萌える~♪ -
「ツム・シュバルツェン・カイラー」
ドイツ人シェフが腕をふるう、ドイツ家庭料理のお店だそう。
この日の夕食は、ここにするか、和食にするか迷って、結局、和食のお店に行きました。ランチをここにするという手もあったなと、あとから思いました。 -
この通りには、本芳我家のお屋敷もあり、お庭は公開されていました。
せっかくなので、ちょっとお邪魔します。
本家だけあって、とても立派な門構え。本芳我家住宅 名所・史跡
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手入れの行き届いた広いお庭です。
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漆喰によって作られた破風。
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見事な懸魚(げぎょ)!
家紋や鬼瓦も立派~。 -
少し日が傾いてきました。
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こちらが本芳我家のお屋敷。
さすが威厳があります。本芳我家住宅 名所・史跡
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なんて素敵な通り~♪
写真撮りまくり。 -
白い漆喰のこの家は「大村家住宅」。
こちらも重要文化財になっています(非公開)。 -
通りの半分くらいまできました。
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縁台で手作りのおもちゃが売られていました。
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軒先に吊るされていたトウモロコシ。
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大森和ろうそく屋
和蝋燭の形の看板と、和蝋燭の描かれた提灯と暖簾が素敵です。大森和ろうそく屋 専門店
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下芳我邸の邸宅。現在、内部は旅行会社と蕎麦処になっています。
下芳我邸 グルメ・レストラン
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途中にあった「商いと暮らし博物館」
昔の商家の暮らしぶりを見ることができる民族資料館。
入って見たかったけれど、まずは内子座へ。
帰りに立ち寄るつもりでしたが、閉館時間に間に合わず……。商いと暮らし博物館(内子町歴史民俗資料館) 美術館・博物館
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ぶらぶら10分ほど歩いて「内子座」に着きました。
歴史とロマンを感じる、堂々たる建物。こちらも国の重要文化財になっています。
1916年に地元の有志によって建てられたそうで、農閑期に歌舞伎や文楽などが上映されたとのこと。現在も芸術文化活動に活用されているそうです。内子座 名所・史跡
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内部を見学。
1階の升席。思っていた以上に大きくて、とても立派です。 -
自然光も入ります。
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2階席
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舞台から見た様子。
舞台中央は回り舞台になっています。 -
奈落も見学します。
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階段を下りて地下へ。
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奈落の様子。
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回り舞台の下。人力で動かす仕掛けになっています。
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2階席にも上がってみました。
ここからだと劇場全体が見渡せます。
ここで見るお芝居はきっと素敵だろうなぁ。 -
内子座も見たので、そろそろお宿に帰ります。
途中、よさげな雰囲気のお菓子屋さんを見つけました。 -
看板も素敵。
★宮栄商事《我が子菓子 善蔵(ぜんのくら)》
http://www.miyaei.com/善蔵 専門店
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ほっとくつろげる雰囲気のお店には、煎餅や芋菓子、豆菓子など、素材を生かした手作りのお菓子と器が並んでいました。
買ったのはお煎餅5種類。
左から、とまと煎餅、玉子落花せん、キャラメル、ごまづくり、塩こうじ煎餅。
飽きのこないやさしい味わいのお煎餅です。とくにとまと煎餅は、かじったときにふわっとトマトの風味が広がって、とても美味しかった♪
もっと買えばよかったな~。 -
夕暮れの町並み保存地区。
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イチオシ
ほんとに素敵な町並み……。
旅行記(4)「蔵を再生した和モダンな宿《中芳我邸ゲストハウス》と、内子の町並み保存地区で過ごす夜」につづく。。。
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