2016/05/01 - 2016/05/02
194位(同エリア1306件中)
ショコラさん
道後温泉で泊まったお宿は、道後公園のそばに佇む《うめ乃や》さん。
道後温泉は有名な温泉地なだけに宿もたくさんあるけれど、そのほとんどは大型の旅館やホテル。夫もわたしもこぢんまりとした宿が好みなので、できるだけ小規模なところをと探して見つけたのがこのお宿です。全8室で、温泉街まで歩いてすぐとアクセスもよく、専用駐車場もあって、希望にぴったり。
予約サイトのクチコミを見ると内湯と露天が小さいとのことだけど、宿の雰囲気はよさそうで、お料理もおいしいみたいなのでここにしました。早くに予約したからか、通常料金よりちょっとお得に泊まることができたのもうれしい。
★お宿 道後湯築の杜《うめ乃や》
http://dogo-umenoya.jp/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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こちらがお宿。
道後温泉に着いたのがお昼の12時ごろで、チェックインの時間までまだ3時間ほどありましたが、駐車場を使わせていただけました。道後温泉 うめ乃や 宿・ホテル
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お宿の塀も建物の外壁もクリーム色に統一されています。
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大きなお屋敷のようなたたずまい。
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ラウンジでお着きのお茶とお菓子をいただきながら、チェックインの手続き。
写真はラウンジ横の飾り棚。えんどう豆のようなフォルムにくり抜かれた壁がいい感じです。 -
スタッフの方にお部屋に案内していただきました。
8室すべて間取りが異なっていて、予約時にお部屋を指定できます。
予約したのは2階の「都鳥」というお部屋。
写真は控の間側から見た玄関の様子。広くてゆったり。 -
こちらが「都鳥」のお部屋。
〈和室(8畳)+控えの間+広縁〉という間取り。
純和風の落ち着いたたたずまい。二人ならこのくらいの広さで十分です。
このお部屋で唯一不満だったのがテレビの配置。
写真右の丸い円の中にテレビが置いてあって、画面の下側が円にひっかかって画面が切れてしまうのです(^^;) 電化製品を目立たなくするためだと思うけれど、きちんと見えないのはなぁ。テレビの高さを調節すれば、今よりましになりそうなんだけど。 -
豪華ではないけれど、すみずみまで手入れされていて上品なお部屋です。それにとても静かで落ち着けます。
お部屋の冷蔵庫のドリンクはフリーだったと思います。 -
広縁からは緑いっぱいのお庭が眺められます。日当たりもいい♪
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お部屋のパウダールーム。
ここはちょっと狭めかな。アメニティはスキンケアセットにパックまであって満足。
写真を撮っていませんが、この左側にトイレがあります。窓付きで明るかったです。 -
ひと息ついたあと、お風呂へ。
お宿には内湯「花藻の湯」と半露天「杜の湯」が1か所ずつあり、時間によって女湯と男湯が入れ替わります。
午後は、男湯「杜の湯」、女湯「花藻の湯」で、翌日の朝は逆。
1階の廊下は外側の板張りと内側の畳敷きの2重になっています。
板張りを右に折れると半露天へ、畳敷きをまっすぐいくと内湯があります。 -
こちらは内湯「花藻の湯」。
脱衣室はちょっと狭め。脱衣かごが7つあるけれど、7人は入れそうにないなぁ。 -
洗面コーナー。
椅子があるといいけど、スペース的にちょっと無理かな。 -
お風呂は一番乗りで、まだ誰もいません。
石と木で設えられた浴室は、手入れが行き届いていてとても綺麗です。
椅子と桶が木製なのもうれしい。 -
こちらが湯船。道後温泉の湯を引いた、弱アルカリの単純温泉。
クチコミにあった通り、たしかにコンパクトだけど、3人くらいはゆっくり入れる大きさです。全8室のお宿なので、かちあわなければこのくらいでも不都合はなさそう。
肌当たりのいい、やわらかいお湯。腰かけられるようになっているので、半身浴しながらゆっくり浸かっていられました。 -
湯上りに、ちょっとお庭をお散歩。
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写真には写っていませんが、右手には小さな池があります。
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新緑が瑞々しい。
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正面の建物の2階の右端が、わたしたちが泊まっているお部屋。
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左手のこの建物はお食事処。今はカーテンが引かれていますが、夜と朝は開けられていました。
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お庭のツツジが咲き始めていました。
お庭の向こうには道後公園が見えます。 -
お部屋の広縁から見た眺め。
左奥の平屋の建物が半露天風呂の東屋。
もうすぐ夕食の時間です。お食事処のカーテンも開けられています。 -
夕食はこちらのお部屋に案内されました。
襖でいくつかのお部屋に区切られていて、ここの個室にはテーブルが2つ置かれています。
わたしたちは入って奥のテーブル(写真手前)。
完全個室ではないけれど、もう1組のゲストとは時間がずれていたので、個室みたいなものでした。 -
夫は地ビールをオーダー。
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わたしはノンアルコールの白ワイン。
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夕食のお品書き。
献立は月替わりで、食前酒を含めて計12品。 -
◆食前酒:梅酒
◆先付(左):よもぎ豆腐、蕨、花びら百合根、美味だし
◆前菜(右):バイ貝旨煮、わかさぎ甘露煮、うるい鶏味噌掛け、ハス芋、葉わさび醤油漬け
わたしは巻貝が苦手で前もってお伝えしていたため、前菜のバイ貝を酢の物に変更してくださっていました。
どれも素材を生かし薄味に仕上げられた上品なお味。 -
◆吸物:筍とワカメ真丈
春らしい優しい味わいの一品。 -
◆造里:天然鰆焼霜、縞鯵、モイカ
海が近いのでお造里もとても新鮮。とくに鰆がプリプリで歯ごたえがあり、おいしかった~。 -
◆焼物:トロ穴子と筍の照り焼き、キャラ蕗、はじかみ
穴子、めちゃウマ~♪ -
◆蒸物:しまなみポークロース、生ワカメ、筍、芹、春キャベツ、豆腐、葱、赤おろしポン酢
テーブルで火を入れて、蒸し立てをいただきます。
お肉やわらか~。やっぱり、しゃぶしゃぶより蒸したほうが素材の甘みが感じられて、一層おいしい。 -
◆揚物:天婦羅(瀬戸内産キス、青唐、うど、パプリカ)
藻塩でいただきます。
揚げたてで熱々。キスはホクホクでおいしい~。 -
◆食事:蛸飯
実はわたし、蛸はあまり好きではないのだけど、この蛸飯はものすごくおいしかった!! お米に蛸の旨みがしみこんでいて、なんとも深い味わい。
蛸がこんなにおいしいと思ったのは初めてだ。 -
◆留椀:浅利赤だし
大ぶりの浅利がごろごろ入っています。
◆香の物:三種盛 -
◆デザート:南瓜のムース、苺
特別凝ったものはありませんでしが、丁寧に作られた優しい味わいのお料理でした。量も多すぎず少なすぎずで、ちょうどよかった。
一番印象に残ったのは蛸飯! もう一度食べたい~。 -
夜のラウンジ。
ラウンジに置かれているテーブルや椅子は、日系アメリカ人家具デザイナー、ジョージ・ナカシマのものだそう。この方のこと、わたしはこれまで知りませんでしたが、和と洋が溶け合ったような、温かみのあるデザインで、とても素敵でした。
あとで調べてみたら、香川県高松市にジョージ・ナカシマ氏の記念館があるのですね。知っていたら、2年前に高松に行ったときに立ち寄りたかったなぁ。
★ジョージナカシマ記念館
http://www.sakurashop.co.jp/nakashima/index.htm -
お部屋にもどると、お布団が敷かれていました。
気持ちのいいふかふかのお布団で、朝までぐっすり眠れました。 -
朝です。今日もいいお天気~♪
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道後公園に朝日がさんさんと降り注いでいます。
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朝食の前にあの東屋の半露天風呂へ行ってこよう。
夫も珍しくちゃんと起きて朝風呂へ。 -
こちらが半露天の東屋です。
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男湯と女湯と使い分けているので、半露天でも洗い場がちゃんとあります。
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ガラス戸の向こうがお風呂。
戸があるので、冬でも寒くはないかな。 -
半露天となっているけれど、しっかり覆われているし、外が見えないので、実際は内湯みたいな感じです。住宅地に隣接しているので、囲わざるを得ないんでしょうね。円錐形になった天井は高いので、圧迫感はありません。
湯温は41℃くらいでちょうどいいです。
ちょっと洞窟風呂っぽくて、意外にくつろげました。それに誰もいなくて貸切状態だったし~♪ -
お風呂から上がったら、もう朝食の時間でした。
朝食も昨夜と同じテーブルです。 -
昨夜の夕食はすっかり消化され、すでにおなかがすいています。
のんびり朝風呂に入って、そのあとは朝ごはんができているって、なんとも幸せ。 -
朝食の献立は、
鯵の干物と、軽くあぶった油揚げ。
奥の小鉢はなんだったかな? シラスと何かの和えものだったような? -
厚揚げになめこの餡かけ
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野菜の炊き合わせ
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茶碗蒸し、サラダ
デザートはみかん -
炊き立てのごはん
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お豆腐のお味噌汁。
温かいお料理が多いのがうれしい。味付けも薄味で胃に優しいものばかり。
お宿のサイトを見ると、朝食に湯豆腐が出されるようなのだけど、なぜかありませんでした。お得な宿泊料金だったからかな? それならそれでいいけれど、理由がわからず、スタッフにたずねる勇気もなく、ちょっとモヤモヤ。 -
お宿の接客はつかず離れずで、親切だけれどわりとあっさりした感じでした。わたしとしてはもうちょっと話しかけてほしかったですが、ほっておいてほしい人はこのくらいの距離感がいいかもしれないですね。
チェックアウトのときに、お土産にこのハンドタオルをいただきました。オーガニックコットンで、肌触りがよく、さっそく使わせてもらっています。
10時ごろお宿を出発して、2日目の目的地、内子へと向かいました。
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