西安～敦煌　シルクロードの旅　その２

2016/05/02 - 2016/06/07

西安～敦煌観光
最初は西安の西の城門からスタートです。
郊外に移動して今回の旅行の目玉の一つである、兵馬俑を観光します。
本やネットで事前に調べていったにも関わらず、その規模の大きさや、中身の濃さに圧倒されてしまいました。

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

ホテルを出て車で5分ほどで西の城門に到着しました。

高さ12メートル、底の幅18メートルもあるそうです。

中国のスケールでかさを実感できます。
城壁の中でも西門は最大のものだそうです。
ここからシルクロードが始まります。

朝早い時間帯だったせいか、城壁の上にはほとんど人がいませんでした。

城壁の上にレンタル自転車屋があります。1周14キロくらいあるそうなので、自転車がないと周るのは難しいと思います。ほかにカートで回ってくれるサービスもあるそうです。

バスに乗って西安の郊外にある兵馬俑に来ました。
今回のツアーの目玉の一つです。

合計8000体もの兵隊の像があるそうです。兵士の顔つきや馬の姿など、なかなか写実的で見応えがあります。
ここでも中国のスケールのデカさに圧倒されてしまいます。

この1号坑が一番巨大で壮観です。
外国の観光客より、中国人の旅行者の方が多い感じでした。

奥の方では修復作業が続けられています。

隣接する博物館の内に銅車馬が陳列されています。
馬の姿、車の細かい部分、御者の表情まで、非常に精巧に作られています。
始皇帝の時代からすでにこの技術があったのは驚きです。

駐車場に戻るまでの通路にはお土産屋や食堂がぎっしりと並んでいます。
看板の字は中国語で一番画数の多い漢字だそうです。「ビャン」という、太いきし麺みたいな麺を表す漢字だそうです。

兵馬俑から車で数分のところにある秦始皇帝陵。
遠くの小高い人工の山がそれだそうです。
まだ発掘作業は行われていないので全貌はわからないそうです。今は山の上に上ることはできなくなっています。
一応石碑の前で記念撮影をしました。

西安の街に戻る途中で昼食をとります。
シルクロード展覧館という施設の食堂で食べました。

お隣の施設にはなぜかピラミッドがあります。

11人でおなか一杯になるくらいたくさんの料理が出てきました。
野菜料理がとても豊富です。

このあたりでは麺が主食らしいです。お米はあまりおいしくなかったです。
野菜料理が種類も多く、味もとても美味しかったのが意外でした。

入り口には駱駝の像が立っています。
シルクロードらしさの演出です。

お隣は世界八大奇跡館というところらしいです。

昼食後、西安に戻って観光です。
まず美術館に連れてこられました。旅行日程には書かれていないところだったので、おかしいな？と思っていました。

バスが止まると入り口まで美術館の職員がお出迎えに来てくれます。
水墨画の展示会の準備中だとかで通路に無造作に置かれた絵がありまた。
そのほかきれいな石を削った工芸品もかざってありました。
見学者は他に一人もいませんでした。

館内を説明を受けながら見学して、最後にたくさんの装飾品が並べられた小部屋に閉じ込められたと思ったら、「この棚の品物はどれでも3個で18万円です。」といきなりショッピングが開始されました。国からの補助付で西安の特産工芸品を売り込む政策がとられているそうです。
格安ツアー定番の強制ショッピングイベントですが、今回のは意外な趣向で楽しませてくれました。
たぶん売っている品物はかなり良い品質の工芸品なのだと思います。しかしながら毎回貧乏旅行の私には無縁のものばかりで、他のお客さんが買い物をしている間、お茶を飲みながら昼食後の休憩時間になりました。