古の都・長安...西安へ辿り着きました！大雁塔・碑林へ

2016/05/15 - 2016/05/20

西安2日目は市内観光で少し休ませて戴けるようです。陝西省歴史博物館から大雁塔、碑林から書院門街へ、今日の〆は西安城西の城門・安定門！

タイトル写真に此れを選んだ訳は...

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

西安に来てから2日目の朝も天気快晴。前の週には雨模様だったそうですが、今回は天候に恵まれたようです。
西安南門から長安路を真っ直ぐ南下し、陝西省歴史博物館に到着。

陝西省歴史博物館
　　
黄河中流域の仰韶文化（紀元前5000〜紀元前3000年）人面魚が描かれた陶器　

陝西省歴史博物館

商(殷）代　車馬坑

殷の湯王が夏の桀王を倒した時、「良車七十乗（輌）、必死（決死隊）六千人」と、商代に初めて馬車が造られました。
紀元前1300年、今から3000年以上も前に造られたものです。

陝西省歴史博物館

貝幣　　西周（紀元前1000〜紀元前900）宝鶏市出土

陝西省歴史博物館

西周時代　酒器

陝西省歴史博物館

西周時代　酒器

陝西省歴史博物館

秦代　座陶俑（宦官俑）

陝西省歴史博物館

刀幣　虢国(紀元前475〜紀元前221)西周代

陝西省歴史博物館

青銅製鵞鳥　　秦始皇帝陵陪葬坑出土

陝西省歴史博物館

跪射俑　　秦始皇帝陵兵馬俑2号坑出土

こちらの兵士さん外遊中かと思ったら、博物館でお仕事中でした。

陝西省歴史博物館

石製鎧　秦始皇帝陵陪葬坑出土

陝西省歴史博物館

箕踞姿俑　　秦始皇帝陵陪葬坑出土

陝西省歴史博物館

陝西省歴史博物館

陝西省歴史博物館

金幣　西漢(前漢紀元前206年〜後8年）西安市未央区出土

陝西省歴史博物館

唐三彩

陝西省歴史博物館

十二生肖陶俑　人身獣首　隋唐五代陶磁器

陝西省歴史博物館

彩絵陶儀仗俑群　　明(1368〜1644）西安市長安区出土

陝西省歴史博物館

陶跪拝俑　　宋(960年〜1279年）

私は此れを見て、跪拝した姿が明らかになりました。

陝西省歴史博物館で中国文化を堪能した後は、昼食レストランへ移動、その途中で見た蜘蛛の巣状態の電線に、皆さん驚きの視線。...もうすぐ地下埋設工事で美しい景観に為ります！とガイドあり。

昼食は徳発長小雁塔店の餃子宴、人生初体験。

徳発長小雁塔店で最初に出てきた極小水餃子、此れを食べると幸せになれる、だった様な？

徳発長餃子宴、鳥の形の餃子。他の餃子は色々有り過ぎて、何の形か判りませんでした。

昼食後は大雁塔への途中の花いっぱいの歩道橋

賑やかな二階バス

大雁塔に来ました。あの塔に登ります！

大雁塔

大雁塔の前には大雄宝殿かと思ったら、兒率！不思議な気を引く響きです。

早速、大雁塔に登ります。

大雁塔内部

大雁塔から北方・西安市内？を望む

大雁塔から南を見ていたのでしょう？！今となっては、どどちらの方角だったか、自信がありません。
この時は只々疲れて、休みたいので窓から外を見ていました。

大雁塔最上階の舎利子。

大雁塔を降りて来たら、入口に多くの名前と出身県が刻まれた石板があり、科挙試験合格者名簿だそうです。
此処に名前を書かれるのが一族の名誉だそうです。
昔日本でも、国公立大の合格者が新聞に載りましたね〜、そんな時代もありました。

大雁塔

大雁塔の兒率でこれから法要があるようです。

西安城市内へ戻り、西の安定門へ来ました。
バスは私たちを降ろして、外の駐車場へ。

西安城安定門の馬の像...昔シルクロードの出発地だった頃、この甕城は馬を繋ぎ、荷物のチェックをする関所の役割をしていたそうです。

西安城安定門甕城、昔税関→今商品展示会場。昨日までの会場の後片付け中でした。

西安城安定門箭楼

西安城安定門　現在の通用門

西安城安定門から鐘楼を望む

西安西城壁

城壁を周遊する電動カートが見えます。

西安城安定門箭楼

西安城安定門

修復された煉瓦の中に古そうな煉瓦を見つけました。

西安城安定門

東側の階段は新しい階段で、西側は古い造りで、煉瓦が縦に並べてあります。

西安城安定門甘露井

西安城安定門

安定門から碑林へ

碑林は唐代に孔子廟の敷地に石碑を保存する為に造られたので、現在も碑林と孔子廟は壁一つで隣接しています。

西安碑林

西安碑林

此処で予想外の驚きがありました。この碑林の扁額の字は清朝末期の欽左大臣・林則徐の書です！！
西安でも林則徐の名前が出てくるとは思いもよらず、大収穫でした。

西安碑林　開成石経　唐代

西安碑林　　顔氏家廟碑

何故この碑？...他に映りの良いものが無かったからです。中の字は読めませんが・・

西安碑林　埌邪の文字が読めたからです。

西安碑林　三蔵経教序碑　　王羲之書

辛うじて王羲之の名を捉えました。

西安碑林　　隋代　李和墓石棺

石棺好きなので悪しからず。

西安碑林　唐代　石虎

本当は麦畑に佇む石虎を見たかった。チョッと亡き愛犬に似ているような・・

碑林から徒歩圏内の書院門街へ

書院門街を突き抜けて、取り敢えず書院門碑楼を確認。

書院門街の切り絵に”ビャン”の文字を発見！写真だけ・・

西安碑林まで戻りバス乗車。

碑林入り口からは直ぐそこが西安南城壁だったのを、最後になってから気が付きました。

この日の夕食は市内で刀削麺を食べましたが割愛です。