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 京の名園を巡る旅2日目、今日は桂離宮からスタートです。<br />桂離宮は今回で2度目、前回は昭和49年ですから、もう42年前になります。<br /> 当時は奈良に住んで居ました、東京に住んで居た今は亡き両親が私達の分も含めて申し込み取ってくれたのです。<br /> 桂離宮は1615年頃、後陽成天皇の弟、八条宮智仁親王が宮家の別荘として創建したのが始まりで、その後2代智忠親王が建物を新増築し、庭にも手を入れて現在の姿に整えました、1662年頃と云われます。<br />その後桂宮家は明治14年に絶え、宮内庁所管となります。<br />   桂離宮はドイツの建築家ブルーノタウトが、簡素さの中に深い精神性と美しさを表現した建物および庭園を高く評価し、日本の美の極致と称え、泣きたくなるほど美しいと言わしめた処です。<br /> 参観は9時から、早めにホテルを出て桂駅から桂川沿いをゆっくり歩いて、8時40分には離宮に到着しました、もう既に何人かの方が待って居られます。<br /> 参観者入口は離宮の裏門黒御門、開門は8時50分です。<br /><br />         表紙は桂離宮のパンフレット

2016初夏、京の名園を巡る(桂離宮)

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2016/05/25 - 2016/05/25

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愛吉

愛吉さん

 京の名園を巡る旅2日目、今日は桂離宮からスタートです。
桂離宮は今回で2度目、前回は昭和49年ですから、もう42年前になります。
 当時は奈良に住んで居ました、東京に住んで居た今は亡き両親が私達の分も含めて申し込み取ってくれたのです。
 桂離宮は1615年頃、後陽成天皇の弟、八条宮智仁親王が宮家の別荘として創建したのが始まりで、その後2代智忠親王が建物を新増築し、庭にも手を入れて現在の姿に整えました、1662年頃と云われます。
その後桂宮家は明治14年に絶え、宮内庁所管となります。
桂離宮はドイツの建築家ブルーノタウトが、簡素さの中に深い精神性と美しさを表現した建物および庭園を高く評価し、日本の美の極致と称え、泣きたくなるほど美しいと言わしめた処です。
 参観は9時から、早めにホテルを出て桂駅から桂川沿いをゆっくり歩いて、8時40分には離宮に到着しました、もう既に何人かの方が待って居られます。
 参観者入口は離宮の裏門黒御門、開門は8時50分です。

表紙は桂離宮のパンフレット

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
新幹線
旅行の手配内容
個別手配
  •  阪急桂駅から桂離宮を目指して歩いています。<br />桂離宮の竹垣が見えて来ました。

     阪急桂駅から桂離宮を目指して歩いています。
    桂離宮の竹垣が見えて来ました。

  •  裏門に当たる黒御門が参観者の入口です。<br />もう何人かの参観者が集まっています。<br />

     裏門に当たる黒御門が参観者の入口です。
    もう何人かの参観者が集まっています。

  •  黒御門、8時50分から受付を開始しました。<br />それでは中に入ります。<br />

     黒御門、8時50分から受付を開始しました。
    それでは中に入ります。

  •  ここが正門。内側から写しています。<br /> 正規の参観コースを少し離れて、茶会に招かれた客になったつもりで正門から順に歩いて見ましょう。<br />それでは今この門を通りました。

     ここが正門。内側から写しています。
    正規の参観コースを少し離れて、茶会に招かれた客になったつもりで正門から順に歩いて見ましょう。
    それでは今この門を通りました。

  •  正門の正面、20米くらい先にこの御幸門が在ります。<br />御水尾上皇を迎える為に、智忠親王が造りました。<br />自然木の皮付丸太が支えています。<br /> 参観人が出て来ますが、裏門から入ったのですから正規の参観コースだとこうなります。<br />

     正門の正面、20米くらい先にこの御幸門が在ります。
    御水尾上皇を迎える為に、智忠親王が造りました。
    自然木の皮付丸太が支えています。
     参観人が出て来ますが、裏門から入ったのですから正規の参観コースだとこうなります。

  •  御幸門を通ると、道は右に曲がります。<br />曲がり角から前方を見た風景です。<br />

     御幸門を通ると、道は右に曲がります。
    曲がり角から前方を見た風景です。

  •  道路を見て下さい。御幸道といい、角の丸い小石を隙間なく硬い土台に埋め込み、平らに整えてあります、又排水も考え道路に水は溜まりません。<br /> 其の為この道を作るのに、石の大きさ、形、色等を吟味し、剥がれないよう平らに加工する為、一人の職人がこなせる量は一日精々50CM程だそうです。

     道路を見て下さい。御幸道といい、角の丸い小石を隙間なく硬い土台に埋め込み、平らに整えてあります、又排水も考え道路に水は溜まりません。
     其の為この道を作るのに、石の大きさ、形、色等を吟味し、剥がれないよう平らに加工する為、一人の職人がこなせる量は一日精々50CM程だそうです。

  •  御幸道を真直ぐ進むと、中門を過ぎ御殿へと向かいますが、私達参観人は茶会に招かれた客人ですので、御幸道を左に折れ、外腰掛けに向かいます。<br />外腰掛けの向かって左の囲いは雪隠ですが、トイレとして使用した形跡は無いそうです。唯身繕いを直すだけに使用されました。

     御幸道を真直ぐ進むと、中門を過ぎ御殿へと向かいますが、私達参観人は茶会に招かれた客人ですので、御幸道を左に折れ、外腰掛けに向かいます。
    外腰掛けの向かって左の囲いは雪隠ですが、トイレとして使用した形跡は無いそうです。唯身繕いを直すだけに使用されました。

  •  腰掛けの正面には蘇鉄が植えられて居ます。<br />当時蘇鉄は日本に入ったばかりで、非常に珍しい植物でした。<br />

     腰掛けの正面には蘇鉄が植えられて居ます。
    当時蘇鉄は日本に入ったばかりで、非常に珍しい植物でした。

  •  合図に従い歩を進めます。<br />道は曲がりくねり、回る度に庭が変化します。<br />

     合図に従い歩を進めます。
    道は曲がりくねり、回る度に庭が変化します。

  • 池の向こうに茶室が見えて来ました。

    池の向こうに茶室が見えて来ました。

  •  池の景色も、歩みと共に変化します。<br />池中の岩の小道は天橋立です。<br />

     池の景色も、歩みと共に変化します。
    池中の岩の小道は天橋立です。

  • 黒く扁平な石を並べた洲浜の先端には灯篭、岬の灯台に見立てて海を演出しています。

    黒く扁平な石を並べた洲浜の先端には灯篭、岬の灯台に見立てて海を演出しています。

  •  茶室松琴亭。桂離宮中、最も格の高い茶室になります。<br />この切石の橋を渡ると到着です。<br /><br />

     茶室松琴亭。桂離宮中、最も格の高い茶室になります。
    この切石の橋を渡ると到着です。

  • 切石の橋の上からの眺めです。

    切石の橋の上からの眺めです。

  •  屋根の妻に松琴の扁額が見えます。<br />後陽成天皇の宸筆です。<br />

     屋根の妻に松琴の扁額が見えます。
    後陽成天皇の宸筆です。

  • 池の前には灯篭

    池の前には灯篭

  • 松琴亭からの眺め、池越しに見えるのは古書院。

    松琴亭からの眺め、池越しに見えるのは古書院。

  • 松琴亭内部。

    松琴亭内部。

  • 床の間や襖の市松模様は現代でも十分通用します。

    床の間や襖の市松模様は現代でも十分通用します。

  • 縁に近く水屋と炉があります、茶室用にしては位置や大きさが不釣り合いです。

    縁に近く水屋と炉があります、茶室用にしては位置や大きさが不釣り合いです。

  • 改めて室内を眺めます、隅に長方形の炉、上部が戸棚になって居ます。

    改めて室内を眺めます、隅に長方形の炉、上部が戸棚になって居ます。

  •  これは何でしょう。<br />説明を聞くと、朝茶会時に朝食を供する為の設備で、保温器の役目を果たします。<br />暖かな食事が冷めない様に上の戸棚に格納し、下の炉で炭を燃やし温めるそうです。<br />茶室は奥の別間になります。<br />

     これは何でしょう。
    説明を聞くと、朝茶会時に朝食を供する為の設備で、保温器の役目を果たします。
    暖かな食事が冷めない様に上の戸棚に格納し、下の炉で炭を燃やし温めるそうです。
    茶室は奥の別間になります。

  • 松琴亭の前には船着場があり、船で訪ねる事も出来ます。

    松琴亭の前には船着場があり、船で訪ねる事も出来ます。

  • 松琴亭は四方それぞれ見える風景が異なります。

    松琴亭は四方それぞれ見える風景が異なります。

  • 同上

    同上

  • 同上

    同上

  • 同上

    同上

  • 松琴亭を後にし、次に歩を進めましょう。

    松琴亭を後にし、次に歩を進めましょう。

  • 小高い丘を登る途中、水蛍と名着けられた灯篭が有ります。

    小高い丘を登る途中、水蛍と名着けられた灯篭が有ります。

  • 丘の上、苑内で最も高い処にあるのが消夏の為の小亭、賞花亭です。

    丘の上、苑内で最も高い処にあるのが消夏の為の小亭、賞花亭です。

  • 別荘として使用時、ここに鐘が吊るされていました。

    別荘として使用時、ここに鐘が吊るされていました。

  • 内部の造り。

    内部の造り。

  • 竹の連子窓を通して見る景色は、深山幽谷の趣を醸しています。

    竹の連子窓を通して見る景色は、深山幽谷の趣を醸しています。

  • 笑意軒、切石を直線的に畳んだ渚を持つ田舎家風の茶室。

    笑意軒、切石を直線的に畳んだ渚を持つ田舎家風の茶室。

  • 船着場の突端には、灯台を兼ねた灯篭が置かれています。

    船着場の突端には、灯台を兼ねた灯篭が置かれています。

  • 笑意軒の扁額は、曼殊院良如法親王の筆、額の下丸い下地窓は、それぞれ組み方が異なります。

    笑意軒の扁額は、曼殊院良如法親王の筆、額の下丸い下地窓は、それぞれ組み方が異なります。

  •  茶室の前には浮月の名を持つ蹲踞。<br />きっと水を張り、それに月を映して楽しんだのでしょう。<br />

     茶室の前には浮月の名を持つ蹲踞。
    きっと水を張り、それに月を映して楽しんだのでしょう。

  •  賞花亭の麓にある園林堂、宝形造りの屋根が特徴です。<br />昔は持仏堂でしたが、現在仏像は無く、建物のみです。<br />

     賞花亭の麓にある園林堂、宝形造りの屋根が特徴です。
    昔は持仏堂でしたが、現在仏像は無く、建物のみです。

  • 離宮の雰囲気とは異質な感じもしますが、それなりの景観を醸します。

    離宮の雰囲気とは異質な感じもしますが、それなりの景観を醸します。

  • 園林堂の扁額は、後水尾上皇の宸筆。

    園林堂の扁額は、後水尾上皇の宸筆。

  • この橋を渡り御殿へと向かいます。

    この橋を渡り御殿へと向かいます。

  • 御殿へと続く石畳です、歩きやすく又芸術的に配置されています。

    御殿へと続く石畳です、歩きやすく又芸術的に配置されています。

  • 木の間から御殿が見えて来ました、左から新御殿、中書院、古書院となります。

    木の間から御殿が見えて来ました、左から新御殿、中書院、古書院となります。

  • 古書院に続く飛び石、芸術的配置なのでしょう。

    古書院に続く飛び石、芸術的配置なのでしょう。

  •  古書院の正面に月を鑑賞する為の月見台があります。<br />向かいの山の端から月が登るのを鑑賞する処、又台は簀の子なので、納涼にも最適です。<br /> ブルーノタウトはこの台から月が登るのを鑑賞し、感動を新たにしました。 

     古書院の正面に月を鑑賞する為の月見台があります。
    向かいの山の端から月が登るのを鑑賞する処、又台は簀の子なので、納涼にも最適です。
     ブルーノタウトはこの台から月が登るのを鑑賞し、感動を新たにしました。 

  • 古書院の前から見た風景。

    古書院の前から見た風景。

  •  古書院の近く池の畔に茶室月波楼があります。<br />池や月を眺めるのに最適です。<br />

     古書院の近く池の畔に茶室月波楼があります。
    池や月を眺めるのに最適です。

  • 部屋の中に額が掛けられています。

    部屋の中に額が掛けられています。

  • ズームで向かいの茶室、松琴亭を写します。

    ズームで向かいの茶室、松琴亭を写します。

  •  庭には至る所に添景物が置かれます。<br />これは三角の三光灯篭。<br />

     庭には至る所に添景物が置かれます。
    これは三角の三光灯篭。

  •  御輿寄、書院の玄関です。<br />正門から入り、御成門、御成道を進むとここに到着します。<br />中門を過ぎると、道は切石を敷き詰めた構成となり庭との変化を持たせます。<br /> 残念ながら一般参観者は建物の中には入れません。<br />これで桂離宮の庭園は一巡です、やはり素晴らしい庭園でした。<br />今度は紅葉の頃に訪ねたいと思います。

     御輿寄、書院の玄関です。
    正門から入り、御成門、御成道を進むとここに到着します。
    中門を過ぎると、道は切石を敷き詰めた構成となり庭との変化を持たせます。
     残念ながら一般参観者は建物の中には入れません。
    これで桂離宮の庭園は一巡です、やはり素晴らしい庭園でした。
    今度は紅葉の頃に訪ねたいと思います。

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