20160525-1 塩尻 日本一狭い？駅蕎麦 → ワイナリー三軒 → 平出遺跡 → そば屋しみずさんの挽きぐるみ

2016/05/25 - 2016/05/25

松本の次の宿泊地、甲府にしました。甲府で何かお目当てが、ちうより列車で途中下車で寄り道しながら行くと、その辺りが泊り頃かなと。

途中下車地、其の一は先日松本でお世話になった、文通相手さんの地元、塩尻です。日本一の駅そば以外の知識無く、見所は前日に教えてもらいました。

エリア 木曽・塩尻(長野)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

なんか、同部屋の方の目覚まし？6:00から鳴りっぱなしで…寝足りて無いけど…

まぁ、でも出発しましょう。普通列車の移動ですから、途中いくらでもウトウト出来るはず。

今日は日差しが柔らか…ちうか、雲が多めで気温も低め。サツキが元気に見えます

駅に到着。気温23度、随分涼しく感じますね

さて、みどりの窓口で確認。甲府まで100km越えるから、途中下車可能乗車券と思いきや、特別運賃区間が有るんでダメですと。しょうがないから、小刻みに買うかと…お姉さんから裏？技の提示。北松本から買えば、同じ運賃で途中下車可能になりますと。仕組みがさっぱり不明ですが、おおきにです。

北松本発の乗車券で松本駅の自動改札を通りまして、20分待ちで中津川行き。タイミング良かったですねぇ

あっちう間に塩尻駅です。今さら地図見ると、松本から13kmくらい。すぐご近所でしたのね。さすがに、歩けば良かったとかは思いませんけど

んでは、早速第一目標。日本一？狭い駅そば。コンコースの片隅に、こちらやねぇ。入口からして、素晴らしく狭いねぇ

先客なし。でも二人分しかスペース無いのね。わたしの旅の荷物、小さいとよく褒められ？ますが、それでも持ち込めないですな。も一人来るかもですから。ま、外に放っておいても問題なかろう。

なにかご当地っぽいの有るかなと…山菜かな？おや、安曇野葉ワサビそばですか。んじゃ、それで

それほど、葉ワサビ入ってないけど、ガッツリいただくもんでも無いし、香り程度にこのくらいがバランス良いのかな？

駅そばやし、温かいそばやし…そば自体はあんま期待してなかったけど、駅そばとしては、かなり上等かと。さすが信州。

さっさと退店。実は、折良く次の客が入りそうな気配。席空けるから、少々お待ちを。

改札出まして…ここまでワインの町と思ってませんでしたね。

日曜日のイベントあると聞いても、文通相手にワイナリー勧められても、あんま気乗りしませんでしたが…ワイナリー行きにしますかなぁ。遺跡まで散歩して、次向かうつもりやったんやけどね

ちなみに、先ほどのお蕎麦屋さん、改札出て待合室行くと、広々、とまではいきませんが、普通なカウンター駅そば。途中下車出来るのに、わざわざ構内から入る私、けっこう迷惑客かも

では…オススメのワイナリーの名前は送ってもらってるんで、地図だけ貰いに行きますね。案内所へ。

地図下さい。ってもらった地図に、ワイナリー無いんで、見どころ確認。"市役所とか…""へ？ワイナリーは？""でしたら、こちらの地図です"
最初の地図、観光客向けとちゃうんやろねぇ…

一軒目までが徒歩25分くらい、二軒目はその向かい。三軒目、そっから徒歩15分。遠くは無いけど、荷物は置いていきたいかな？ロッカーは…駅だそうです。どのみち、案内所から駅の反対側に出なくちゃいかんか

薄曇りですから、念のためパーカーはロッカーに入れず。ゆっくり歩くと、少し肌寒いから、判断良しかな？

んで、田んぼが見当たらん代わりに、ブドウ畑ばっかなんやねぇ。

なるほど、ブドウの町でしたな。全然知らんかった…

もちろん、農園で狩りをやってるとこも…って、さすがに今は狩りの対象が無いでしょうな

近頃ちょくちょく道祖神にお逢いするかも

それっぽい建物に。ワイナリー、一軒目かな？

井筒ワインさん。

営業中の札を確認して、売店へ。気の無い"いらっしゃいませ"以外は…放ったらかしですね。んじゃ、適当に見て回って…

見ただけじゃ、赤(中口)がどんなもんかさっぱりやね。

試飲、ご自由にどうぞですか。んじゃ、いただきましょう

白は苦手なので、赤だけで。やや辛口から…ん〜

んじゃ、中口へ…ま、辛口よりは…

とうとう、ひと気が無くなり？

多分、好みとは遠いの承知で甘口も…んと、試した三品が相性悪かったのか、どうなのか。あと二軒、行ってみるかな？お邪魔さん

向かいの五一わいんさん。

井筒さんに比べると、こじんまりかな？

こちらでも、三品試飲させていただきました。さっきのより好みかも。二品目に頂いたこちらの、メルロー、割といい感じでしたが…この値段だと上等な純米酒が一升瓶買えそう。どうしようかな？も一軒行ってみるか…

もう一軒は、ひたすら緩やかな坂を下ります。この祠、どないして行くの？

ここかな？町中なら、洒落たマンションって感じで見過ごしそうですが、ここでは一棟明らかに目立ってる

信濃ワインさん。けっこ歴史有りますね

売店に入る前に…なんか泉が。

伝説の湧水やそうです

売店に入ると、お姉さん奥から出てきて、地下室どうぞと。んじゃ、行ってきます。なんか、入っちゃいけない感満点な扉を開けると、

クラシック音楽の流れる、真っ暗な空間。私の視力でウロウロすると、転ぶだけならまだしも、なんか割ってしまいそう。さっさと戻りましょ

お姉さん、引っ込んじゃいましたね。無人の売店ウロウロ

えーと、拾萬円の品置いてあるなら、少しは警戒してもらった方が？

創設80年？

売ってましたね。塩尻にもドラ吉いるのかしら？

試飲も無さそうやし、放ったらかしやし、これ幸い？帰るかな

帰り道に標識。元々行こうとしてた遺跡まで、駅と同じくらいの距離やね。駅の近所かしら？ついでやし、寄ってくかな？

遺跡は、途中から右ですのね。ま、もう大した距離では無さそう。ちう事で右折すると、教わったお蕎麦屋さんやね。お腹減って無いけど…折角だしねぇ。寄っていきましょうか…

って、予約で満席かい…

と言う事で、畑の景色の中、線路越えの橋渡って平出遺跡へ

全然田んぼが見当たらん…

おや、博物館もあるのね。でも、遺跡だけでも良いかなぁ…

平安時代の遺跡なのですね。この時代の村落の遺跡は、あんま有名なの無いかも？知らんだけとは思ふけど。

この花、なんでしょう？

平安時代とは言え、村の住居って、縄文弥生と区別つかんのね

中、真っ暗で何も見えんけど、写真機ならちゃんと写してくれます。で、何も無いけどね

ちょっと、吉野ケ里遺跡、の端っこの方を思い出し？

このくらいかな？

って、振り返ると、向こうにも似たような集落が。電線も民家も見えない角度で、少しタイムスリップ？

こっちは、縄文の村だそうです

あんま見分けつかんけど…木の曲りの自然さとかが素朴？

このクレーターみたいなのは、廃村跡らしい

中も、少し素朴かも

案内所っぽいのも有りますねぇ。最初の印象より、ずいぶんデカい遺跡公園

各時代の村が発掘されて、それぞれ復元村作っていると

こっちは、古墳時代だそうです。藁葺きの方は、やっぱ違いが分かりにくいけど

高床式倉庫が特徴？

さて、こんなもんかな？

少しだけ博物館方面に歩いてみますが…のどかな古民家…やっぱ、展示見るほど時間無いかもなんで、戻るかな？

案内所の前を通って、元の道へ。ここで貸自転車って、博物館まで？1kmくらいだったかと…

さて、先ほどのお蕎麦屋さん。も一回来てみると、満席の看板撤去済み。13:00過ぎて、予約客帰ったかな。覗いてみますか。

案内されるままに、お座敷の隅へ。先客は、ちょうど帰られまして…高級な感じで落ち着かん

注文いたす前から、お茶はともかく、

おでんときゅうりって…お通し？まだ酒とか頼んでませんが…

隣は…ピアノ部屋…

さて、焼酎を。蕎麦屋さんなのに、蕎麦焼酎は無くて、芋か麦ですと。まぁ、濃厚な蕎麦湯で割れば、どれも同じやけど。

お通しの蕗、別で有りますのね。これだけで、たっぷり飲めそうです。

と言うか、焼酎、￥800少々は高いと思ったら…これ一合以上？普通の二?三杯分は有るかと。アテはたんまり有りますから、お蕎麦は後ほどで、しばらくチビチビ。あ、ほかのお客さん来ました。あんまり静かやったんで、少しホッと

かなり、回ったかも…挽きぐるみ、お願い致します。

あまり水気は切らないのですね。んじゃ、しばらくはおつゆ無し、蕎麦と水で味わいましょう。

ん、甘み感じますねぇ

半分くらいは、おつゆでもいただきまして、蕎麦湯も。お昼の部終了間近、蕎麦湯が一段と濃く？

堪能いたしましたねぇ。もうお片づけって事なのか、帰りはご主人と女将さんとおしゃべりして、お見送りいただきまして…諦めずに、再訪して良かったですね。足元怪しいけど…お腹苦しいけど…

でも、お蕎麦屋さんから駅はもうすぐ。よく見りゃ、隣のホームも、ぶどうとワインやね。方針変更、良かったかな？ご当地のワイン一本も購入せんかったけど

では、次の目的地に…次の列車にゃ早過ぎると思ったら、目の前をガソリン列車が通過。わたしも満タンですがねぇ