11年ぶりのラスベガス。さすがエンタテイメントの本場（２日目）

2016/04/27 - 2016/05/03

１１年ぶりのラスベガスです。前回は２００５年に一人旅で訪れました。その間にＪＡＬが経営悪化して、大阪＝＞ロス便が一時期なくなったりして、間が空いてしまいました。
　今回はＧＷに絡めて休みが取れたのと、ＪＡＬの機材がちょっと前に導入時に噂に上っていた「７８７」だったため、６泊８日で決行しました。ハワイ以外の海外は２０１１年末の「オランダ・ベルギー」以来です。テンションＭＡＸで迎えたＧＷは体調も万全で、おまけに空港でレンタカーまで入れてしまい、土地勘のないベガスでなかなか道に迷って大変でした。
　でも、やはりラスベガスの「非日常感」は半端ありません。ホテルも、最初の３泊は「ウィンホテル」の新館「アンコール」、残りはＭＧＭの奥にある「シグニチャーホテル」と３泊ずつで移って、新鮮でした。
　この街の本領はやはり「世界一のエンタテイメントの街」にあると思います。空港を出てしばらく走ると「マンダレイベイ」の金色に輝く建物が見えてきて、「ルクソールのピラミッド」、「ニューヨークニューヨークのジェットコースター」、「ＭＧＭのライオン」、「パリスのエッフェル塔」、「ベラージオの噴水」と見えてくるとフラッシュバックのように前回のラスベガスが思い出され、またはじめて見る「アリア」「観覧車」「コスモポリタン」などに目が釘づけとなり、信号で車が止まるたびカメラを持って写真撮影に余念がありませんでした。
　６泊のうち最初の３泊がウィンの新館「アンコール」。ホテルを移動して後半の３泊はＭＧＭの東にある「シグニチャーホテルＭＧＭ」です。シグニチャーにはホテルにカジノがなく静かに過ごせました。
　１日に最低１つのショーを見るをいう目標を建てて、「ＫＡ」「ズーマニティ」「ＶＥＧＡＳ　ＴＨＥ　ＳＨＯＷ」など前回に見た「Ｏ」「ミスティア」「ランスバートン」「ジュビリー」などと合わせて見たかったショーはほぼほぼ見尽くしたかな。でも、ウィンとアンコールのショー二つとマイケルジャクソンなどは残りました。
　帰国して友人を旅行談義をしているうちに、友人たちと行く次の候補地が「香港・マカオ」から急遽「ラスベガス」に変更になってしまい、１１月にも「アリア」に宿泊して再訪することになりました。
いやー「ラスベガス」最高っす。

　さて、非常に長かった１日目が終わり、ふかふかのベットでゆっくり寝てやる気十分の２日目が始まります。
　しかし、今日はなかなか大変な日で、レンタカーのリスクを思い知った日でした。自由自在に動けるメリットとともに「自己責任」を実感しました。

エリア ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

「Ｅncore at Ｗynn」に宿泊した翌日、ホテル１階にカフェもあったんですが、ホテルの外はどうなっているのかちょっと「散歩」がてら、朝食を摂りにに「デニーズ」に出かけました。ホテルから「サーカスサーカス」の方向に５分でつきます。
　ジュースはアセロラとオレンジのミックスのようでした。おいしかったです。

ベーコン、ハッシュポテト、パン、目玉焼きと典型的な「アメリカンダイナー」の朝食です。
ホテルのバフェも７時からオープンしているのですが、「ウィン」の方にあるので、アンコールのカジノを抜けて行かなければならないので、こちらにしました。

朝ごはんを食べたら、ぶらぶらとホテルに戻りかけます。右上に「Ｅncore」のロゴが入っています。
このホテル、ウィンの新館なんですが、ウィンも泊まったことがないのに、いきなり新館ということで「躊躇」もややしたのですが、１１年前にすでに「ウィン」は建っていたので、どうせならその時なかった「アンコール」にしました。

弧を描いているビルの外側から撮るとこんな感じです。
ラスベガスの建物の中では、ウィンとともに少し変わった建て方です。普通は３方向に客室棟を出すのが一般的なのですが。

「コスモポリタン」「アリア」「パラッツオ」などとも迷ったのですが、新しい、豪華そう、などの根拠で「キャンセル不可」ながら、そこそこの値段で出ていたこちらのホテルに決定しました。

ほんとは６泊したかったのだけれど、週末をはさむと高くなったので、４泊目は「シグニチャー」に移動します。

「ＳＨＯＷ　ＳＴＯＰＰＥＲＳ」のサインがアンコールの前に立っています。このショウ見たかったのですが、「ＴＩＸ４」でたまたま買えなかったのと、そこそこ高いのでネームバリューのある「ＫＡ」とかに流れてしまいました。
「ＫＡ」は次に宿泊するシグニチャーにつながっているＭＧＭでやってますからね。

微妙な反り具合です。
ラスベガスのホテルはどれも「テーマ」があるのですが、「ウィン」と「アンコール」はあまりはっきりとはわかりません。
レンタカーを借りる者にとっては「セルフパーキング」からエレベータまでが比較的近かったので、助かりました。

ＷＹＮＮのエントランスからパチリ。
ＷＹＮＮでもよかったんだけど、値段的にほぼほぼ同じなら、新館でしょうということでアンコールにしました。普通そうですよねー。

ＥＮＣＯＲＥにストリップから徒歩で入る時のエスカレーターです。レンタカー利用でしたので一度も使いませんでした。

ファッションショーからストリップを挟んでＷＹＮＮとＥＮＣＯＲＥを撮りました。これ、並んでいるから近いようですけど、カジノ内を歩くと結構かかります。

アップにしました。パラッツオと並んでラスベガスの新しい高級ホテルの双璧です。あとはコスモポリタン、アリアぐらいかなー。
でも、ロケーションはあまりよくありませんね。向かいにファッションショーがあるので、スターバックスや、ＡＢＣストアーである程度の用は足せますが、やはり、「フォーコーナー」付近のベラージオ、パリス、コスモポリタン、アリアなどが南北どちらに行くにも便利ではないでしょうか。

ＰＡＬＡＺＺＯです。べネシアンの新館という位置づけです。今一番泊まってみたいホテルですね。ＭＧＭやＮＹＮＹのニューフォーコナーは新設の土地がないので、ベラージオ南のコスモポリタン、アリアとこのパラッツオ、アンコールが新しいホテルのラッシュです。

パラッツオの右奥に見えるのが「べネシアン」です。１２年前に９月と１１月にそれぞれ「２泊」、「５泊」しました。
べネシアンもオールスイートタイプでいいホテルでしたが、パラッツオはその新館なので、いま一番泊まりたいホテルです。

　レンタカーで、「プレミアムアウトレットノース」にやってきました。写真はフェラーリです。デモンストレーションで置かれているようで、どうもこの手の車をサーキットコースで運転できるらしいのですが、高額なのと運転できる自信がないのでやめておきます。

　グランドキャニオンバスツアーかこの車の運転か、迷うところですがどちらもやめて、ショッピングに専念することにしました。
「カルバンクライン」でＴシャツやパンツ、「ゴディバ」で詰め合わせのチョコが激安、「ロクシタン」でオードトワレ。ここまでで２時間。いやーショッピングって楽しい・・・。

最後が「クラークス」。アメリカブランドの代表格ですよね。これがまたハワイと違って種類が豊富。行くしかないでしょ。で「黒」と「茶」を一足づつ。
帰国日にはこの靴をはいて帰りました。

「ＳＥＩＫＯ」のアウトレットがあり、「キネティック」のプレミアが気に入ってしまい、値段交渉の結果購入決定。

この日に買ったのは右のキネティックだけでしたが、２日後再訪して左のソーラー電池時計も購入しました。
店員のおばさんに「あなたもショッピング好きねー」といわれてしまいました。

レンタカーで、プレミアムアウトレットノースに行ったあと、ファッションショーの「ＴＩＸ４」でショーチケットを３枚買いました。
このファッションショー、ホテルの向いにあって、便利でした。

ウェストゲートの「ＳＥＸＸＹ」、ミラクルマイルの「ＶＥＧＡＳ　ＴＨＥ　ＳＨＯＷ」、ニューヨークニューヨークの「ズーマニティ」の３枚です。
３枚ともそこそこいい席を取ったので、２３０ドルくらいしました。

ウィンの入り口からホテルに戻ります。
「ＷＹＮＮ」前の滝です。１１年前にもここで写真を撮ったような記憶があります。一つ一つが本物志向なので、他のホテルの建物や付属している建造物とはだいぶクオリティが違いますね。
　

エクスプラネードに続く通路です。
見えているこの天井は「布」でおおわれており高級感を醸しています。

天井から光が降り注ぎ、明るい通路です。

この通路も滞在中何度通ったことか。
両サイドはブランドショップが連なり、カジノで儲かった方や大金持ちの方を待っているようです。
ヴィトンもあまり人が入っていないような気がします。コスモポリタンの横に大きなショップができていましたね。

メリーゴーランド。ウィンの名所ですね。実際に動いているところは見たことありませんが。

さあ、少し部屋で休憩したら、１９：３０からの「ＶＥＧＡＳ　ＴＨＥ　ＳＨＯＷ」を鑑賞するため、車でミラクルマイルに出かけます。

夕食をＮＹＮＹの「シェークシャック」でいただく予定で出かけましたが、ＮＹＮＹからミラクルマイルまでの距離がそこそこあったため、ショウの鑑賞を優先して、ミラクルマイルに駐車して内部で夕食に切り替えました。

このショウです。１９：３０開始で１７：３０には到着しました。
ＴＩＸ４のチケットをブースで本券と交換します。１９：００になったら内部の階段下に来るように言われました。

昼食抜きだったので、朝のデニーズ以来の食事です。おなかすいたー。

ベガス・ザ・ショウのカウンターのお姉さんに教えてもらったこちらの「ＢＵＲＧＥＲ　ＢＡＲ」。バーガーバーといえば、マンダレイベイとルクソールの間にあるハンバーガーショップだったような気がしますが、ここも同じ系列なのでしょうか？
アンガスビーフ１００％のパテが売り物らしいです。

ベーコンとチーズが乗っているセットをオーダーしました。飲み物はソーダ類を含めて「セルフ」で入れに行きます。アメリカと言えばやはり「ハンバーガー」ということで、ど真ん中のストライクを行きます。

フレンチフライもおいしいです。
大きさもハワイの「クアアイナ」よりはだいぶ小さいです。あちらはバンズで挟んだままでは口に入りませんが、こちらはギュッと押さえれば何とかそのままいただけました。パテもジューシーで、ベーコンもカリカリです。ベーコンはみ出してるでしょ。

Ｖシアター横の舞台です。ミラクルマイル内は大変寒く、シアター内も多分寒いのではないかと思って、Ｈ＆Ｍでスエットを購入しました。荷物になりましたが、体調を壊すと今後に差し支えるので仕方ありません。２０１２年のパリでの経験から「無理は禁物」を学びました。

ミラクルマイルの空です。ラスベガスでは一般的な人工の空ですが、このショッピングセンターの特徴は「ホテルプラネットハリウッド」のまわりをミラクルマイルがぐるっと取り囲んでいる事ですね。

なんとなく、パリのモンマルトルの雰囲気です。個人的な感想ですが。

「バー　ショーガール」の前のショーガール。右手で握っているのはポールダンス用のポールでしょうか？

ＢＯＸ　ＯＦＦＩＣＥです。ここでＴＩＸ４のチケットを交換しました。
ＶＩＰシートだったので、ゼネラルシートのようにいい席に座るため前もって並ぶ必要がありませんでした。これは価値があると思いますよ。ゼネラルシートの列、結構長かったですからね。

　ホテルに帰ってきて、部屋に戻る途中にあった「ウィン」のシアターで、「LE REVE」が行われます。
　フランス語で夢という意味で、まるで夢の中にいるように主役である赤いドレスの女性が水の中をシンクロナイズド・スイミングをしたり、空中から華麗に飛び込んだり、ダンスしたりとダイナミックなショーらしいので鑑賞したかったのですが、ＴＩＸ４に売りに出ておらず、アンコールのショーストッパーズも休演日があって、日程が合わずせっかく宿泊しているのに、「ウィン」「アンコール」ではショー鑑賞できずじまいでした。

アンコールホテルの部屋に戻ってきました。
いやー、正直くたくたです。

「ＶＥＧＡＳ　ＴＨＥ　ＳＨＯＷ」を見終わって、ウェストゲートホテルに移動して「ＳＥＸＸＹ」をみたのですが、その間のレンタカーでの移動の際、ストリップのアンコール横の道路でパトカーにサイレンを回されてしまったのです。理由がさっぱりわからず、ライトで照らされ車外に出るのかどうするのかも分からず、側道に入って待っていると、警官がパトカーから降りてきて、「ライセンスを出せ」とのことです。日本の免許証と一緒に出して、「なにか違反しました？」と聞くと、「さっき赤信号無視したろ」との事。
そんなことしてないと主張しますが聞き入れてくれません。

泊まっているホテルはどこだ？、これからどこに行くんだ、これはレンタカーなのかなど、いろいろ質問して、最後に「ＤＲＩＶＥ　ＳＡＦＥＴＹ」と言って解放してくれました。
　いやー、びっくりしましたよ。まず、なぜ止められたのかが分からない。この警官さん、片っ端から止めているのかも。というのは、僕が解放されて目的地のホテルに向かう道の交差点でこのパトカーも止まっていたのですが、この信号で左折していった車をまたサイレン鳴らして追いかけたからです。見た限りでは信号の「左折可」の矢印は間違いなく出ていました。これで「信号無視」と言われたらたまったものではありません。
　次のショウ会場のホテルウェストゲートの駐車場に入れてドアを閉めたときは「膝ががくがく」でした。もう、夜の車移動はこわくなりました。

　なんとか、２つのショーを見終わって部屋に戻ってきたときの窓からの夜景です。いやー、レンタカーはハワイを中心にいっぱい借りていますが、今回のような経験はもちろん初めてです。まるで、映画の１シーンに自分が出演しているようなふしぎな感覚でした。

今日１日を振り返ると、買い物から始まり、チケットを購入して夜に２つもショウをはしごして、挙句の果てにパトカーに注意され、いろんなことが多く起こりすぎて混乱しました。
　レンタカーも便利なツールですが、こんなこともあるんですねー。風呂に入った後、この窓の夜景を見ながら明日以降は１つしかショウを入れないようにしよう、夜にストリップを運転するのは控えようと反省しきりでした。

激動の一日を振り返って、ベットに入ります。

　短期間の旅行でレンタカーは非常に便利な移動手段です。とくにラスベガスはハワイでは当たり前の「パーキングフィー」がありません。まー、リゾートフィーが３５ドルくらいかかるので同じようなものだとも言えますが、車借りてなくても、リゾートフィーは取られますからね。
　買い物をしても荷物を持ち歩かなくていいし、気軽に車かタクシーでしか行けない「スプリングロード」沿いの日本料理店やチャイナタウンにも簡単に行けます。
　ただ、今日のようなリスクもあり利用するか判断が難しいところです。

この旅行記へのコメント （2）

• aoitomoさん 2016/06/17 12:40:49

  激動の一日！

  イタリア大好きさん こんにちは〜
  
  ラスベガス旅行記拝見させていただいております。
  ＴＩＸ４でお値打ちディスカラウントチケット購入でショーも満喫。
  新しいホテルも吟味して宿泊、レンタカー利用も旅慣れてますね。
  
  パトカーの件は驚きました。
  明らかに何の違反もされてなかったら、警官の小遣い稼ぎかもしれませんね。小額のドルを受け取って見逃してやるみたいな。
  こんなところは車載カメラ付けて走った方がいいかも知れませんよ。
  違反していない証拠を残せます。
  車載カメラがあれば、信号無視は言ってこないでしょうし。
  私も海外でレンタカーを借りたときは、車体のキズなどのチェックと車載カメラは必須です。
  しかし、左ハンドルが苦手ですし滅多に借りませんが。
  
  ラスベガスでもこんなことがあるのかと良い勉強になりました。
  
  aoitomo

  イタリア大好きさん からの返信 2016/06/18 21:39:50

  はい、たいへんでした。

  aoitomoさん　書き込みありがとうございます。
  
  レンタカー、大変だったんですよー。　
  
  旅行記にも書いているように、最初はＳＤＸで移動するつもりで予約入れてなかったんですが、「買い物好きでトランクを往路から２つもち（大きいやつを２つです）で荷物が多い」・「スプリングロード沿いのチャイナタウンに行きたい」「ストリップから離れたホテルのショーも見てみたい」などの理由からレンタカーを予約したんですが、ハワイと違って土地勘もあまりなく、ストリップを離れるとガイドブックに地図さえ載ってないんです。
  
  でも、迷ったら「行く」タイプなので（いままでそれで痛い目にも会ってきましたが）空港から何となくこっちかなの乗りでストリップに出て、結構楽しんでドライブしていたのですが、この日はミラクルマイルの駐車場から次のショー会場まで時間がなかったので、隣のパトカーがいたのはわかっていたのですが、普通に並んで走っていただけなのに、いきなりライトを当てられてしまいました。
  
  なんとか、会話が成立したのですが正直「ひやひや」で、「署まで来なさい」なんてことになったら、バケーションどころじゃないですからねー。
  
  でも、まためげずに１１月に行ってきますね。
  
  　イタリア大好き