2016/04/29 - 2016/04/29
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deracineさん
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大阪に住んでいたこともあって春日大社には何度か訪れていますがサラリーマン時代は休みも取りにくく、なかなか藤の花がベストの時期に出かけることができませんでした
性に合わないサラリーマン稼業を早期リタイヤし、前回 2014年のGW明けに訪れた際は天気はバッチリでしたが藤の花は盛りを過ぎてイマイチ
そこで今回は満開のベストの藤の花を見ることに焦点を絞り日程を計画、GW連休前に訪れることに決定
特に地元の人でも三日間しか見られないという「壮観な山藤」を是非見たく周到に準備した(つもり)
天気も大事なので長期予報を参考にして三泊四日の日程の中で最も天気のよさそうな日を選定(→参考サイトhttps://www.benricho.org/weather_ratio/)
さてその成果や如何
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<全体の旅行日程>・・・ 3泊4日
JR東海ツアーズの (新幹線のぞみ+ホテル+JRの周遊キップ) がパックになったツアーを利用、なおホテルは京橋にあるホテルモントレに3連泊した
4月26日(火)PM:のぞみで大阪に、大阪城&ミナミ観光
4月27日(水)AM:姫路城観光、PM:明石海峡大橋見学
4月28日(木)AM:北浜界隈&海遊館観光 PM:ミナミ新世界散歩
4月29日(金)AM:春日大社 PM:宇治・平等院拝観 夕刻新幹線にて帰京
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今回も大活躍した三都・奈良周遊券
券面に記載されたJR路線が3日間乗り放題というスグレモノ -
3泊したホテル モントレラスール大阪(京橋)からは連絡橋を渡りJR京橋駅へ
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京橋からオレンジ色の環状線で天王寺まで移動
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天王寺からは大和路快速に乗換え一路奈良へ向かった
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ただしこれは従来の行き方
今はJR難波駅という新しい地下駅ができて、ここから奈良行きの大和路快速が始発している
また私の場合は周遊きっぷを持っていたのでJRを利用したが、一般的には奈良に行くには近鉄の方が便利だろう -
JR奈良駅には春日大社の式年造替を祝う門が設えてあった
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JRを利用した場合近鉄に比べて春日大社まで歩く距離が長いが奈良は京都に比べて歩道が広く観光客も少ないので歩きやすい
写真に写っている車道と歩道を仕切っているソーラー灯篭は奈良県天理市に工場のあるシャープが寄贈したもの -
まだ朝の8時過ぎと早かったのであまりレストランも開いておらず
上の写真の右の方に写っているサンマルクカフェに入った
サンドイッチ&コーヒが430円、
ウィンナーソーセージ入り焼き立てパンのモーニングセットが290円と格安 -
猿沢の池と興福寺五重塔
前回訪れた時修復中だった興福寺・中金堂は平成30年(=2018年)完成予定とのこと猿沢池 名所・史跡
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三条通を春日大社に向かって直進すると一之鳥居に出た
春日大社 寺・神社・教会
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前回同様浮見堂を見たいと思って浅茅が原に入ったところ大木に巻きついた山藤が見事な花を咲かせていた
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また浮見堂のある鷲池の手前の芝生では奈良名物の鹿がのんびりと芝を食んでいた
鹿が天然の芝刈り機の役目をしているのであろうか、日本芝と思われるが雑草もなく青々としていた
よく見ると鹿の落し物も散見され、肥料になっていると思われる浮見堂 名所・史跡
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浮見堂
桜や秋の紅葉シーズンには素晴らしい絵になる風景だが残念ながら八重桜も終わっていた浮見堂 名所・史跡
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目だけはよい妻が目ざとく「山藤が見える」と叫んだ
よく目を凝らすとあれが御蓋山(みかさやま)だろうか、春日大社の裏山の中腹がピンク色に染まっている。これが全山藤の花の状態か、、、
持参したデジカメ SONY DSC-RX10の望遠端 200mm(35mm換算)では少し短かすぎてよく写せなかったのは残念だ -
参道に戻り二之鳥居からご本殿を目指してもくもくと歩いた
9時半を過ぎたので参拝客も多くなってきた春日大社 寺・神社・教会
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寄進を呼びかける横断幕の上に新緑をバックに鮮やかな紫色の山藤が、、
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春日大社の南門から境内に入った
春日大社 寺・神社・教会
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前回*(2014年5月8日)訪れた時は背後の山藤は既に終わっていたが今回は丁度見ごろだった
*前回の旅行記は下記のリンクをご参照ください
http://4travel.jp/travelogue/10886788 -
今回ご本殿には参拝しなかったがご本殿前の大木に巻きついた山藤が見事に樹を紫色に染めていた
春日大社 寺・神社・教会
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イチオシ
名物の「砂ずりの藤」もほぼ満開で、これを目当ての参拝客で境内も満開
ただし満開でも花房が垂れて「砂を擦る」状態にはほど遠く誇大広告気味
昔はもっと長かったのだろうか? -
砂ずりの藤に見入る観光客
「ちょっと、砂なんか擦ってへんやんか~」とか言ってたような、、、 -
藤の花と朱色の回廊との取り合わせが美しい
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イチオシ
砂ずりの藤の花と萬灯篭とのコラボ
共通点は垂れ下がっていること -
直会殿横の吊灯篭と砂ずりの藤
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春日大社では武甕槌命(たけみかずちのもこと)が白鹿に乗ってきたとされることから鹿は神様の使いとして崇めている
鹿をモチーフにした「鹿絵馬」があった
角のあるオスと無いメスの二つのバージョンがありいずれも奈良県産の木を使っているという -
東回廊の背後の山藤
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連休前に盛んに流されていた JR東海の CM のような写真が撮れるスポットを探したがご本殿に入り特別な場所からでないと写せないようだ
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JR東海のCMのキャッチコピー「春はめぐり春日は咲いた」に登場する巫女さんたちにもお目にかかれた
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巫女さんの頭にも藤の花が咲いた
八枚襟姿が凛々しい -
藤の花の髪飾りをつけている
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イチオシ
慶賀門から見ると砂ずりの藤棚と山藤が競い合うかのように咲いている光景が目に入った
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前回も行った若宮神社にも山藤を求めて参拝した
若宮神社 寺・神社・教会
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観光客が増えてきたので鹿煎餅販売所の付近には鹿が群がって観光客にエサをせがんでいた
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前回山藤を求めて下の禰宜道(ねぎみち、通称ささやきの小道)を散策したが残念ながら藤の花は終わっていたようで見つけられなかった
そこで今回は広い芝生が広がる飛火野(とびひの)を歩いてみることにした春日大社 寺・神社・教会
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飛火野にある楠の巨木
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飛火野の草原が沢に落ち込み途切れる周辺には巨木に巻き付き天にも昇る勢いの藤が多く見られた
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花房をよく見るとまだ少し満開前のようだ
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中には紫の滝と見まごうかのような藤の花があった
前回は遅く来たためすでに花が終わっていた山藤が今回は見られ満足して「まほろば」の里を立ち去った
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