2016/04/29 - 2016/04/29
4873位(同エリア5392件中)
deracineさん
- deracineさんTOP
- 旅行記202冊
- クチコミ44件
- Q&A回答164件
- 380,070アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
2016/04/29
-
電車での移動
JR
-
徒歩での移動
徒歩でJR奈良駅に移動
-
電車での移動
JRで宇治駅に移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
平成から新元号「令和」の時代へ、、、
元号の出典となった萬葉集が今注目を集めています
そこで少し昔、奈良の萬葉植物園を訪れたことを思い出しました
大阪に住んでいたこともあって春日大社には何度か訪れていますがどういう訳かいつも萬葉植物園だけは素通り
ところが今回春日大社の参道を歩いていたところオバサンの熱心な呼び込みの効果もあってか足を踏み入れることに、、
20種類200本の藤の花も今が満開という言葉を信じて拝観料500円を払い入ってみると確かに藤も満開、人も満開
しかしながら「萬葉」の名前が冠せられているだけあって植物の説明パネルには万葉集の歌が添えられていました
その中には学校で習い今でもそらんじている懐かしい歌も、、、
最近はインバウンドとやらで多くの外国人が押し寄せてすっかり様変わりの様子らしいが、このころはまだ閑静で都会の喧騒を忘れ、しばしはるかな万葉の世界に浸ることができました
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<全体の旅行日程>・・・ 3泊4日
JR東海ツアーズの (新幹線のぞみ+ホテル+JRの周遊キップ) がパックになったツアーを利用、なおホテルは京橋にあるホテルモントレに3連泊した
4月26日(火)PM:のぞみで大阪に、大阪城&ミナミ観光
4月27日(水)AM:姫路城観光、PM:明石海峡大橋見学
4月28日(木)AM:北浜界隈&海遊館観光 PM:ミナミ新世界散歩
4月29日(金)AM:春日大社 PM:宇治・平等院拝観 夕刻新幹線にて帰京
PR
-
「望郷三都物語(3) 二度目の正直 春日大社で満開の藤の花やJR東海CMの巫女さんも見ることができた」https://4travel.jp/travelogue/11126621 ・・・から続きます
春日大社の参道にいた熱心なオバサンの呼び込みにつられて初めて萬葉植物園に入った
拝観料は500円、シニア割引はない(∵シニアの人がほとんど)春日大社萬葉植物園(神苑) 公園・植物園
-
比較的年配の客が多かった
-
1981年5月3日(推定)にも子供を連れて春日大社に行ったが萬葉植物園前で記念写真を撮ったのみ
今では孫たちがこのくらいの年頃になってしまった -
知らなかったが「萬葉植物園」というものは固有名詞ではなくて『萬葉集』に収録された歌に詠まれる植物を植栽し観賞を主なる目的とする植物園の総称
したがって春日大社以外にも全国にあるが春日大社の「萬葉植物園」が日本で最初のもので、1932年(=昭和7年)に開園している
「萬葉植物園」の広さは約3ヘクタール(9000坪)に約300種の萬葉植物が植栽されている。園内中央には600坪の池もある -
入口を入ってすぐ左にトイレがある。女性用は特に混んでいるので注意
展示されている植物にはすべて名前と説明が添えられている -
進んでいくと中央に池があり浮き舞台が備えられている
この舞台の上で子供の日(5月5日)には萬葉雅楽会が奉納される
いかにも古都奈良らしい -
池の中には鯉が泳いでおり子供がエサをやっていた
-
広い園内には清らかな小川が流れており黄色い可憐な花が咲き乱れていた
-
大都会東京ではめったに見られないレンゲの花や大麦などが植えられていた
-
さすが「萬葉」植物園というだけあって各植物のそばにはそれぞれに因んで詠まれた歌が掲げられていた
-
「天平のマドンナ」額田王(ぬかだのおおきみ)の有名な句
あかねさす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き 野守(のもり)は見ずや 君が袖振る
おおらかな男女間の愛の歌であるが解説を読むと彼女は大海人皇子 (天武天皇=天智天皇の弟) に愛されて子供まで産んだが,のちに天智天皇の愛人にもなった人物
この不倫関係が有名な壬申の乱の一因ともいわれる。こんなことは学校の授業では教わらなかったなあ~ -
これは学校で学んだ柿本人麻呂の詩で今でもそらんじている
・・・ささの葉は み山もさやに さやげども 我は妹(いも)思ふ 別れ来きぬれば・・
「さ」の音を続けて(頭韻)語調をよくしている -
笹の葉(クマザサ)、風もなかったので静かだった
-
園内は根に苔むした大木も多く目にも鮮やかな新緑で森林浴に最高だった
-
そうこうしているうちにお待ちかね、満開の藤の苑に入った
-
黒龍藤(中咲き品種)の藤棚にカメラマンが群がっていた
-
黒龍藤をアップで
-
「昭和紅藤」 早咲きの山藤系
-
ショウワベニフジ(昭和紅藤)をアップで。個人的には一番美しいと思った
-
白甲比丹藤(早咲き)
-
口紅藤と思われる
-
川の上に設えた藤棚に咲くピンク色の美しい藤の花
これを写すために橋の上に不安定な姿勢で居座るカメラマンがいたが危険かつ他の人の迷惑なのでよい子はマネをしないように! -
藤の花を写すべくカメラマンが群がっていた 自分もそのひとりですが、、、、
-
白い藤だが中央の花芯部分は少し赤かった
-
何という品種か忘れてしましました(汗;)
-
珍しい藤の咲き分け?
一本の木から異なる色の花が咲いていた -
これは麝香(じゃこう)藤でその名のとおり強いにおいを放つ
-
小川のせせらぎに名も知らぬ可憐な花が咲いていた
-
すっかり藤の花を堪能したので次の目的地の京都・宇治まで移動するべくJR京都駅まで歩いた
-
寺院風の旧奈良駅舎が現在の駅の手前に保存され観光案内所として活用されている
-
現在の駅も内部は木材を多用して和風をアピールしている
-
奈良は京都に比べて物価も安い(個人的見解)ので昼食はここで取ることにした
-
コストパフォーマンス重視の二人が選んだのはこれ「まほろばセット」
「まほろば」とは聞きなれない言葉だがザックリ言えば「住みやすい場所、心地よい場所」の意味
さだまさしの歌(=「まほろば」)もある三条坊 グルメ・レストラン
-
実際出されたのがこれ。エビ天が2匹載ったうどんと半ライスのセットで900円也
は安い! -
ご飯にはタケノコが入っていた
奈良は京都と比べると地味だが観光客も少なく、道が広いため歩きやすい
また静かでのんびりできる(注意!2016年時点の状況です)
まさに若くはない二人にとっては「まほろば」の里だ -
お腹も心も満ち足りて最後の目的地・宇治に向かった
宇治へは奈良発の新快速を利用した
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ふるさとは遠きにありて想うもの・・・望郷三都物語
-
望郷三都物語(1) 秀吉の栄華の極み大阪城 今太閤ビルより眺むれば 気分はまさに天下人なり
2016/04/26~
大阪城・京橋
-
望郷三都物語(2) トレビア~ン! 清楚な佇まいの姫路城はおフランス人好み?
2016/04/27~
姫路
-
望郷三都物語(4) 海遊館には楽しむ仕掛けもギョーサン有りまっせ! ! 帰りに思い出深い天保山を
2016/04/28~
大阪ベイエリア
-
望郷三都物語 「二度漬けは禁止やでェ~」 ミナミ&キタを歩き回り懐かしい大阪の味を満喫する
2016/04/28~
ミナミ(難波・天王寺)
-
望郷三都物語(3) 二度目の正直 春日大社で満開の藤の花やJR東海CMの巫女さんも見ることができた
2016/04/29~
奈良市
-
望郷三都物語(4) 「令和」で人気沸騰中! 萬葉植物園で 和歌と満開のフジを愛でつつ 萬葉の世界に浸る
2016/04/29~
奈良市
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ふるさとは遠きにありて想うもの・・・望郷三都物語
0
36