台北の大気汚染を逃れて花蓮へ２泊３日

2016/01/08 - 2016/01/10

台北に滞在して数週間過ぎましたが、ちょっと大気汚染が気になったので比較的空気のきれいな台湾の東海岸を旅行。花蓮と台東に滞在しましたがその花蓮編。

エリア 花蓮(台湾)

• 交通手段: 鉄道 徒歩

台北からバスでまずは羅東へ向かい、電車に乗り換えて花蓮へ。花蓮まで行く電車の時間までだいぶ時間があったので、冷泉で有名な蘇澳に寄ってみたものの、車窓から見える景色や駅前は、曇天のせいもあってどんより..。

蘇澳駅 駅

あらためて花蓮行きの電車に乗ります。

蘇澳新駅 駅

花蓮駅に到着。天気はいまいちですがそれほど寒くなかったので、ホテルまで歩くことにします。小一時間ほどかかるだろうな。

花蓮駅 駅

駅前に図書館がありました。

歩道はなんと大理石貼り。花蓮は大理石の産地です。

途中の広場で原住民のオブジェが.. ちょっとグロ系。

「鋼管紅茶」..？ 強そうな名前です。

台湾総統選挙の一週間前。交差点でアピール中なのは国民党の方。

ホテルは中山路を海に突き当たるくらいまでまっすぐ行ったところにありました。周りはちょっとひなびた感じですがこの建物だけ突如モダンなかんじ。

ホテル レ シャン （花蓮） ホテル

夕食のために外出。町はこんなかんじ。

夜市ではないけど小物を売ってる屋台が並ぶ通り。

翌朝。ホテルから少し離れた高台にある「松園」に向かいます。途中に朝市が。

てくてくと歩いて松園別館に到着。戦時中に建てられた日本軍の施設です。洋館風。

松園別館 現代・近代建築

戦時中の施設なので防空壕がありました。台湾にかかると防空壕すら萌えてしまいます。

松園別館 現代・近代建築

地下へ続く階段を降りて行くと.. こんなかんじ。小さいですね。

松園別館 現代・近代建築

高台なので見晴らしが良いです。もう少し晴れてくれれば海の色が綺麗に見えるんですが。

松園別館 現代・近代建築

隣にも日本家屋風の小物屋が。奥にはペンション風の宿泊施設もありました。

松園別館 現代・近代建築

昼食のために引き返します。川の手前に日本軍の宿舎街が当時のまま保存されていました。結構傷んでますが、とにかく保存しようという台湾のみなさんの執念みたいなものを、ここだけでなく台湾のそこかしこで目にしました。

昼食後、ホテルに戻って目の前にある鉄道記念館へ。こちらも日本統治時代に建てられた旧花蓮駅の駅舎群を保存したものです。展示はちょっと鉄オタ向けっぽくなっていて、建物の一つは雰囲気のよさ気なカフェレストランになっていました。

すっきり晴れませんが青空が見えてきたので海の方へ。

ちょっと波が高いです。

小高い展望台に登って振り返ると、山々をバックにした町並みも独特で綺麗でした。

向こうの展望台まで歩いてみます。

砂浜ではなく石ころ浜でした。

晴れればなー、と思うのですが、晴れれば晴れたで暑いなー、とか思うのでしょう。

と思ったら晴れてきました。

あおいそらー、あおいうみー。

満足してホテルに戻ります。ホテル前には広場があって、総統選のための決起大会をやっていました。

翌朝、花蓮から台東へ移動することにしました。ふたたび歩いて駅まで。途中に山々を望みます。前日よりは雲が少なくて山がはっきり見えました。

切符を買って改札左脇の弁当屋で弁当を一つ買って車内で食べようと思ったのですが、なぜか待合室でみんながみんな弁当を爆食べしていたので、釣られて自分も食べてしました。

花蓮駅 駅

台東行きの電車「自強号」に乗りました。なぜか親の敵のように冷房がききまくっていました。台東まで２時間ちょっと.. どーすんだよこれ。

花蓮駅 駅