台北ランタンフェスティバル 2016 in 圓山花博公園 今年のメインランタンは問題作!?

2016/02/29 - 2016/02/29

毎年旧正月後の元宵節に開催される台北ランタンフェスティバル。なんだかんだ毎年訪れています。申年の今年のメインランタンは、プレス発表の時から駄作だとものすごい不評で、台灣のネット上ではクソコラグランプリ状態。Facebook上 で日本の友人に見せたら「私達が高校時代に作った行灯のほうがいい出来」とまで ∵　はたして本番の会場での見栄えはいかに？

2014年
http://4travel.jp/travelogue/11076035

2015年
http://4travel.jp/travelogue/11073720

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

メインランタンの不細工ぶりが連日ニュースでで報道されてある意味興味津々だったので、近くに寄ったついでに準備中の会場を訪れてみました。今年は申年。昨年までの伝統的な意匠からうってかわってファンキーな会場デザイン。

あまり深入りせずに入り口だけチョロっと見て来ました。今年は台灣もものすごく寒かったです。

不思議な雲が空に。

大道芸人のパフォーマンスに人々が集まっていました。

このへんてこな猿のオブジェが今年のメインランタン。デザイナーが言うには、この３Ｄ曲面にさまざまな映像をマッピングするのが斬新なのだそう。果たして本番の見栄えはいかに。

これも夜になると光るのでしょうか。

というわけでやって来ました。

エントランスアーチはこんなふうに光っていました。

会場のほとんどのランタンは、小学生の部とか大学・社会人の部とかのコンテストに出品された作品で、見栄えがするものはやはり１等とか２等の入賞作でした。メインゲート付近にあった台灣らしい福々しいモチーフのランタンが。

ＥＵの旗の前に台灣の子が、台灣の旗の前に西洋の子が、とあとで気づいた。

表情が顔文字に >w<　イマドキのランタンです。

こういう定番のデザインのほうが見つけるのが難しくなるくらい凝った皆さん凝った意匠のランタンを作っていました。

今年いちばん感動したランタン。アイデアがいいね。

素材も年々新しい物が登場、っていうか光ってないんですけど。

これを伝説のアヘ顔ダブルピースと言わずしてなんと言う.. っていうかなぜ台灣に..

短期間の展示だし著作権とかはいいんでしょうね..

著作権とかは（以下略

ちょ（以下略

⊂二二二（ ＾ω＾）二⊃　これを思い出した。

花の島台灣がモチーフでしょうか。

芸術的ですらある。

市民の作品以外のオブジェもよく出来ています。

樹木の下にあったライティングのオブジェをズームで。

温泉につかる猿だそうです。

うーんこの表情。

このオブジェもクール。

自転車をこいで発電。すごく必死に漕がないとすぐ真っ暗になるスパルタな展示。

昨年に引き続き2017年に台北で開催されるユニバーシアードを紹介した展示。

この中空のアーモンドみたいなオブジェはなに？

これは市民の作品じゃないけど見事。

プロのデザインでしょうか。

カーニバル状態。しばし見とれてしまいました。

この編み物みたいな見慣れない素材の使用は効果的で目立っていました。

３０分ごとに行われるメインランタンの音と光のパフォーマンス。見慣れたせいか違和感なくなくショーを楽しみました。ショーの最後のほうで、この猿のおなかに
「みんなは僕の事好き？醜い？」
「みんなは僕のこと嫌いかもしれないけど、僕はみんなのことが大好きだよ」
「今年一年もみんなにいいことがありますように」
と次々にメッセージが投射されて、作者あざといわー、と思ったけどなぜかちょっとうるっと来た。なんだかんだ言って会場では台北のみなさんに好意的に受け入れられていました。

小雨がぱらつく寒さだったので引き返します。MRT駅前のステージでは昭和な感じのデュオのパフォーマンスが。スクリーン上の素っ頓狂な色のジャケットを着た人は柯Pこと柯台北市長。

来年はどんなランタンが見られるでしょうか。