水戸旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2月20日から開催されている偕楽園の梅まつりに行ってきました。最寄り駅から電車で1時間程度ですので、毎年のように訪れています。今年は花の付きも良く、好天と相まって平日ながら多数の観梅客で賑わっていました。<br />良い天気に誘われて、偕楽園だけでは無くお隣の常盤神社や駅前の東照宮、弘道館、足を延ばして八幡宮、二十三夜尊桂岸寺を巡ってきました。<br />移動は路線バスを利用しましたが、運行状況が悪かったり、バス停から離れている所もあり歩数計は2万歩を超えました。良い運動になりました。

偕楽園の梅まつりと周辺寺社めぐり

13いいね!

2016/02/26 - 2016/02/26

277位(同エリア842件中)

旅行記グループ 水戸

0

33

トミキヨ

トミキヨさん

2月20日から開催されている偕楽園の梅まつりに行ってきました。最寄り駅から電車で1時間程度ですので、毎年のように訪れています。今年は花の付きも良く、好天と相まって平日ながら多数の観梅客で賑わっていました。
良い天気に誘われて、偕楽園だけでは無くお隣の常盤神社や駅前の東照宮、弘道館、足を延ばして八幡宮、二十三夜尊桂岸寺を巡ってきました。
移動は路線バスを利用しましたが、運行状況が悪かったり、バス停から離れている所もあり歩数計は2万歩を超えました。良い運動になりました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル

PR

  • 常磐線で水戸駅まで行きます。梅まつり期間中は、目の前に偕楽園臨時駅が設置されますが「土日祭日限定」ですのでスルーします。<br />なお、この臨時駅は下りホームしかありませんので帰りの電車は水戸駅からしか乗れません。

    常磐線で水戸駅まで行きます。梅まつり期間中は、目の前に偕楽園臨時駅が設置されますが「土日祭日限定」ですのでスルーします。
    なお、この臨時駅は下りホームしかありませんので帰りの電車は水戸駅からしか乗れません。

  • 水戸駅を降りるとペデストリアンデッキにて黄門様と助さん、格さんがお出迎えしてくれます。<br />デッキの下がバス乗り場になっており、偕楽園直通のバスが出ています。

    水戸駅を降りるとペデストリアンデッキにて黄門様と助さん、格さんがお出迎えしてくれます。
    デッキの下がバス乗り場になっており、偕楽園直通のバスが出ています。

    水戸駅

  • バスに乗る前に、駅から歩いて5分ほどの水戸東照宮に足を向けました。<br />日光東照宮と比べると質素ですが、水戸初代藩主の徳川頼房が父 家康公の御霊を祀ったのが始まりとされ歴史ある神社となっています。

    バスに乗る前に、駅から歩いて5分ほどの水戸東照宮に足を向けました。
    日光東照宮と比べると質素ですが、水戸初代藩主の徳川頼房が父 家康公の御霊を祀ったのが始まりとされ歴史ある神社となっています。

    水戸東照宮 名所・史跡

  • 国宝となっていた社殿は大戦の空襲で焼失してしまったようで、現在は再建されたものとなっています。

    国宝となっていた社殿は大戦の空襲で焼失してしまったようで、現在は再建されたものとなっています。

  • 全景です。お参りの後に御朱印を頂きました。

    全景です。お参りの後に御朱印を頂きました。

  • 東照宮の近くのバス停(銀杏坂)から乗ったバスは、偕楽園入口には行かないので歴史観前でおりて歩くことになります。ただ、このルートは好文亭表門に続く落ち着いた街並みを歩くことができお気に入りです。<br />

    東照宮の近くのバス停(銀杏坂)から乗ったバスは、偕楽園入口には行かないので歴史観前でおりて歩くことになります。ただ、このルートは好文亭表門に続く落ち着いた街並みを歩くことができお気に入りです。

  • 偕楽園に着きました。梅の木に隠れた奥にあるのが表門です。

    偕楽園に着きました。梅の木に隠れた奥にあるのが表門です。

    偕楽園 名所・史跡

  • 表門をくぐると一の木門があり、左に孟宗竹 右に杉林を眺めながら歩ける道があります。うっそうと生い茂った庭の中に居ると心が落ち着きます。

    表門をくぐると一の木門があり、左に孟宗竹 右に杉林を眺めながら歩ける道があります。うっそうと生い茂った庭の中に居ると心が落ち着きます。

  • 偕楽園の杉の中でも一番大きな「太郎杉」と言われている巨木です。

    偕楽園の杉の中でも一番大きな「太郎杉」と言われている巨木です。

  • 好文亭に着きました。徳川斉昭が創設し、詩歌会やおもてなしをした居室とのことです。

    好文亭に着きました。徳川斉昭が創設し、詩歌会やおもてなしをした居室とのことです。

  • 好文亭を別な角度から撮影。梅が良く似合います。

    好文亭を別な角度から撮影。梅が良く似合います。

  • 梅林を芝前門から見ています。奥が見えないほどに広大な敷地です。<br />小学校卒業の記念に同じ班の5人で偕楽園に遊びに来たことがあります。その時に友人と二人だけでこの梅林に入っていきました。しばらく歩き、後ろを振り向くと全く同じ景色で、周囲には自分たち以外は誰も居ないことに気付いてしまいました。<br />見渡す限りの梅林です。異次元の世界に迷い込み、元に戻れないのではとの恐怖を感じました。友人の顔をみると同じ感覚だったようで、合図もなく来た道を全力で走って戻ったことを思い出しました。<br />純心な子供だったんですねー。

    梅林を芝前門から見ています。奥が見えないほどに広大な敷地です。
    小学校卒業の記念に同じ班の5人で偕楽園に遊びに来たことがあります。その時に友人と二人だけでこの梅林に入っていきました。しばらく歩き、後ろを振り向くと全く同じ景色で、周囲には自分たち以外は誰も居ないことに気付いてしまいました。
    見渡す限りの梅林です。異次元の世界に迷い込み、元に戻れないのではとの恐怖を感じました。友人の顔をみると同じ感覚だったようで、合図もなく来た道を全力で走って戻ったことを思い出しました。
    純心な子供だったんですねー。

  • 黄門様と4人の梅娘たちです。皆、可愛らしいですね。<br />梅に負けない笑顔でポーズをとってくれて、ありがとう。<br />個人的には、ゆるキャラの黄門ちゃまに会いたかった。

    黄門様と4人の梅娘たちです。皆、可愛らしいですね。
    梅に負けない笑顔でポーズをとってくれて、ありがとう。
    個人的には、ゆるキャラの黄門ちゃまに会いたかった。

  • 偕楽園には、いくつもの古木・名木があります。それぞれに名称がついております。その一つの柳川枝垂。枝垂れ桜と言うのは良く聞きますが、枝垂れ梅は珍しいのですかね?

    偕楽園には、いくつもの古木・名木があります。それぞれに名称がついております。その一つの柳川枝垂。枝垂れ桜と言うのは良く聞きますが、枝垂れ梅は珍しいのですかね?

  • 遠くに千波湖が見えます。斜面に咲く梅と遠くに見える千波湖との組み合わせはとても美しいです。<br />庭園造りで良くある手法「借景」ですね。

    遠くに千波湖が見えます。斜面に咲く梅と遠くに見える千波湖との組み合わせはとても美しいです。
    庭園造りで良くある手法「借景」ですね。

  • 湧き水が出ている「吐玉泉(とぎょくせん)」です。斉昭の時代に大理石を細工して泉が出るようにしたとのこと。白くて大きな大理石は近年新しいものに取り換えたようで、以前は10分の1にも満たない黒ずんだ大理石でした。永年の湧き水で岩盤が侵食され、黒ずんでしまうのだそうです。<br />左に並んだ黄色い帽子の小学生達は3月に行われれる偕楽園のイベントで説明員を務めるようです。この日は授業の一環で偕楽園の各所に配置され、本番さながらの練習を皆の前で披露してくれました。まだ原稿を読まないと出来ないようでしたが、当日までに暗記して仕上げるとのこと。頑張れ五軒小の5年生たち!

    湧き水が出ている「吐玉泉(とぎょくせん)」です。斉昭の時代に大理石を細工して泉が出るようにしたとのこと。白くて大きな大理石は近年新しいものに取り換えたようで、以前は10分の1にも満たない黒ずんだ大理石でした。永年の湧き水で岩盤が侵食され、黒ずんでしまうのだそうです。
    左に並んだ黄色い帽子の小学生達は3月に行われれる偕楽園のイベントで説明員を務めるようです。この日は授業の一環で偕楽園の各所に配置され、本番さながらの練習を皆の前で披露してくれました。まだ原稿を読まないと出来ないようでしたが、当日までに暗記して仕上げるとのこと。頑張れ五軒小の5年生たち!

  • 偕楽園に併設されている常磐神社です。こちらには、義公(光圀公)と烈公(斉昭公)の御霊を祀っています。<br />神社の敷地内にある義烈館には二人に所縁のある品々が展示されています。

    偕楽園に併設されている常磐神社です。こちらには、義公(光圀公)と烈公(斉昭公)の御霊を祀っています。
    神社の敷地内にある義烈館には二人に所縁のある品々が展示されています。

    常磐神社 寺・神社・教会

  • 敷地内の能楽殿です。この時期だからでしょうが、ひな人形が飾られていました。

    敷地内の能楽殿です。この時期だからでしょうが、ひな人形が飾られていました。

  • ひな人形です。なんだか高貴に見えますね。

    ひな人形です。なんだか高貴に見えますね。

  • 先に訪れた東照宮に続き、常磐神社でも御朱印を頂いてきました。

    先に訪れた東照宮に続き、常磐神社でも御朱印を頂いてきました。

  • 次に向かったのは、水戸八幡宮です。偕楽園から直接行けるバスルートが無いので、一番近い大工町というバス停で下車。そこから歩いて15分ほどのところに有ります。御由緒書によると1592年の創建とのこと。<br />参道は趣があり、神妙な気持ちにさせてくれます。

    次に向かったのは、水戸八幡宮です。偕楽園から直接行けるバスルートが無いので、一番近い大工町というバス停で下車。そこから歩いて15分ほどのところに有ります。御由緒書によると1592年の創建とのこと。
    参道は趣があり、神妙な気持ちにさせてくれます。

  • 随神門をくぐっていきます。

    随神門をくぐっていきます。

    水戸八幡宮 寺・神社・教会

  • 拝殿は1775年の建立だそうです。

    拝殿は1775年の建立だそうです。

  • 拝殿の近くには、斉昭公が植えた右近の桜があります。桜の時期は賑わうことでしょう。

    拝殿の近くには、斉昭公が植えた右近の桜があります。桜の時期は賑わうことでしょう。

  • 右近の桜の先には、天然記念物に指定されている銀杏の木があります。<br />御葉付公孫樹(おはつきいちょう)という難しい名前がついています。樹齢800年、こちらは秋が見ごろになりますね。

    右近の桜の先には、天然記念物に指定されている銀杏の木があります。
    御葉付公孫樹(おはつきいちょう)という難しい名前がついています。樹齢800年、こちらは秋が見ごろになりますね。

  • 八幡宮参りの目的が重要文化財に指定されている本殿です。内部は見ることが出来ませんが、屋根の造りや軒下など各所に素晴らしい細工がなされており、見事の一言です。<br />こちらでも御朱印を頂いて退去しました。

    八幡宮参りの目的が重要文化財に指定されている本殿です。内部は見ることが出来ませんが、屋根の造りや軒下など各所に素晴らしい細工がなされており、見事の一言です。
    こちらでも御朱印を頂いて退去しました。

  • 八幡宮から更に西に足を延ばして、二十三夜尊にやって来ました。<br />この一帯は、保和園や共同墓地、愛宕山古墳なども含めて「水戸ロマンチックゾーン」として売っています。水戸の歴史を掘り下げて行きたいなという方にお勧めします。

    八幡宮から更に西に足を延ばして、二十三夜尊にやって来ました。
    この一帯は、保和園や共同墓地、愛宕山古墳なども含めて「水戸ロマンチックゾーン」として売っています。水戸の歴史を掘り下げて行きたいなという方にお勧めします。

  • ここにも黄門様御一行がおりました。

    ここにも黄門様御一行がおりました。

  • こちらが、格さんの墓地です。光圀公から勅命を受け大日本史の編纂に尽力された安曇覚兵衛という方のお墓だそうです。<br />この共同墓地には、幕末の勤王志士で桜田門外の変で指揮をとった関鐵之介や全国の尊皇志士達から絶大な支持を得ていた藤田東湖などの墓があります。

    こちらが、格さんの墓地です。光圀公から勅命を受け大日本史の編纂に尽力された安曇覚兵衛という方のお墓だそうです。
    この共同墓地には、幕末の勤王志士で桜田門外の変で指揮をとった関鐵之介や全国の尊皇志士達から絶大な支持を得ていた藤田東湖などの墓があります。

  • 更にバスで移動し、水戸駅の近く銀杏坂で下車しました。ここから10分ほど歩き、弘道館までやってきました。斉昭が水戸城 三の丸に建設した当時では日本最大規模と言われる藩校で、先の藤田東湖も右腕として貢献しています。

    更にバスで移動し、水戸駅の近く銀杏坂で下車しました。ここから10分ほど歩き、弘道館までやってきました。斉昭が水戸城 三の丸に建設した当時では日本最大規模と言われる藩校で、先の藤田東湖も右腕として貢献しています。

    弘道館 名所・史跡

  • 弘道館の庭には多くの梅の木が植えられており、とても綺麗でした。

    弘道館の庭には多くの梅の木が植えられており、とても綺麗でした。

  • 重要文化財になっている正庁です。ここで試験や儀式が執り行われていたとのこと。

    重要文化財になっている正庁です。ここで試験や儀式が執り行われていたとのこと。

  • 三の丸小学校は校舎や校門がお城を模して造られています。この三の丸地区は、藩校を設置した斉昭の意思を受け継いだかのように、全国でも有数の進学校である水戸一高の他、水戸三高、幼稚園など多くの学校が隣接しています。

    三の丸小学校は校舎や校門がお城を模して造られています。この三の丸地区は、藩校を設置した斉昭の意思を受け継いだかのように、全国でも有数の進学校である水戸一高の他、水戸三高、幼稚園など多くの学校が隣接しています。

この旅行記のタグ

13いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP