2015/12/07 - 2015/12/07
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ミズ旅撮る人さん
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2015年12月、オランダ・ドイツ・ルクセンブルク・ベルギーを巡る駆け足ツアーに参加しました。
第5回は、オランダの首都アムステルダムで夕食をとった後、中央駅からダム広場まで夜の散歩の様子と、国鉄に乗ろうとした時の顛末を紹介します。
せっかくアムステルダムに来たのに、美術館を見て、運河めぐりをしただけで、明日はもうドイツだなんてもったいない。せめて中央駅周辺の繁華街を散歩しよう。クリスマスマーケットもやっているはず。
ところがどっこい、オランダのクリスマス文化はドイツとは違いカトリックが多くないため、クリスマスマーケットも持ち回り。去年開催したからといって同じ広場でやるとは限らなかったのです。
空振りに終わったダム広場でしたが、ダムラックを歩けて満足です。
事件はホテルに帰る駅で起きました。あわや、ホテルに帰れない?という問題が発生。
その時、耳に飛び込んできた音は、救世主のたてる音でした。
今回の旅行記は、後半は鉄道編です。電車の券売機の使い方も紹介しています。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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いきなり、ゼブラ模様の街頭時計です。夕食のレストランに入る前に見つけました。
デン・ハーグからアムステルダムに戻って来て、夕食をとるレストランに直行。
中央駅のすぐ前にあるレストランでオランダの郷土料理をいただきました。 -
これはヒュッツポットという、冬の定番メニューだそうです。
茹でた人参・ジャガイモ・玉ねぎなどを潰したもので、牛肉を添えたり、ミートボールを載せたりするそうです。
ガイドブックにはシチューと書いてありましたが、ポテトサラダといった感じです。
店によってかなり違いがあるようです。 -
夕食が終わり、ツアーから離脱してアムステルダムの夜散歩です。
レストランが中央駅のすぐ前だったので、まずはライトアップの美しい駅の撮影です。
平日の20時半だというのに、人が少ないです。
中央駅は、町の北端にあるので、帰宅する人は町中からトラムや地下鉄に乗ってしまうのでしょう。アムステルダム中央駅 駅
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次々とトラムが出発して行きます。中央駅は、ほとんどのトラムの終着駅です。
右のエスカレータが地下鉄の入り口です。 -
聖ニコラス教会です。昼間に見た時より、水面に映る姿が美しいです。
聖ニコラス教会 寺院・教会
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イチオシ
1887年に建てられたローマン・カトリックの教会です。
オランダはスペインから独立したため、対抗してプロテスタントが増え、1579年にはカトリックのミサが禁止されました。
その時にこっそりミサを行った屋根裏部屋の教会が数か所ありました。
現在、唯一現存し、公開されている施設が、この聖ニコラス教会と、旧教会の間にあります。
現在のキリスト教徒はカトリック24.4%、プロテスタント15.8%となっています。
イスラム教4.9%というのは移民が多いせいですね。
半分以上の53.8%が無宗教またはその他の宗教です。(外務省HP「2014年オランダ中央統計局」より)聖ニコラス教会 寺院・教会
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運河クルーズの時に見た「TODAY I LOVE YOU」の文字です。
やはり、観光用の文字は英語なんですね。
オランダ語は、ドイツ語に似ていますが、やはり見慣れないので意味がわかりません。 -
「VICTORIA HOTEL」という文字が目立つ「パーク プラザ ビクトリア アムステルダム ホテル」です。
駅の正面に建ち、ダム広場に続くダムラック通りの入り口なので、たいへん便利な四つ星ホテルです。パーク プラザ ビクトリア アムステルダム ホテル ホテル
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トラムの左側にイルミネーションの続いている通りがダムラックです。
これから、ここを歩いて行きます。 -
ダムラックは、道路の真ん中をトラムが走り、その脇が車道で、歩道との間にはたくさんの自転車やバイクが並んでいます。
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ダムラックという池の向こうに緑色のライトアップの「The Grasshopper」というレストラン。
その向こうに旧教会の塔が見えます。 -
振り返ると路地にもイルミネーションがあり、一応おしゃれな感じです。
「一応」なのは、どうも寂しい通りで、夜間ということもあって入りたくない雰囲気なのです。
右の角にはチーズ屋さんがあります。ホテル コンティネンタル アムステルダム ホテル
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ダムラック通りにも日本料理店がありました。「KYOTO SUSHI」
「寿司」「刺身」という赤提灯も揺れています。
ヨーロッパ人は生魚が苦手だといいますが、オランダ人なら北海も目の前だし、刺身も大丈夫なのでしょうか。 -
旧証券取引所です。20世紀初頭に建てられた建物で、当時最先端のデザインは、物議を醸したそうです。
なぜか、すぐ近くに新証券取引所が建設され、証券取引所として使用されたのは、わずか10年でした。
アムステルダム証券取引所は、2000年にパリ・ブリュッセルと共にユーロネクストを立ち上げました。
2002年にはリスボンが加入、2006年にはニューヨークのNYSEグループと合併しています。旧証券取引所 建造物
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今ではネザーランド・フィルハーモニック・オーケストラの練習所兼コンサートホールになっています。
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「Old Amsterdam」というチーズ屋さんです。
さっきもチーズ屋さんがありました。こんなにチーズ屋さんがある首都なんて、初めてです。
スイスのチューリッヒの目抜き通りでも、チョコレート屋さんの方が目に付きました。
既にザーンセスカンスでチーズは買ったので、外から見るだけにします。また買っちゃったら、たいへん。危ない危ない。 -
「Carrousel Arcade」というゲームセンター。
ここだけは、クリスマスらしいデコレーション満載でした。
そう、町の目抜き通りだというのに、ダムラックはクリスマスの雰囲気がほとんどありません。
2014年は、この先のダム広場でクリスマスマーケットが開かれたので、にぎわったようですが、今年は行われないため、閑散としています。 -
オランダを代表する老舗百貨店バイエンコルフ「DE BIJENKORF」です。
ライオンがあったら、日本橋三越みたい?バイエンコルフ (アムステルダム店) 百貨店・デパート
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今まで、何か暗いダムラック通りでしたが、ここだけは別世界です。
店の明かりは点いているけれど、もう閉店しているだろうなあ。 -
来し方を振り返って見ます。それにしても、クリスマスらしさがない・・・
毎年、ドイツ圏のクリスマスマーケットを見て来たので、クリスマスらしいディスプレーのない店ばかりなことに、とても違和感を感じました。
バイエンコルフの中も、そうなのかなあ?味気ないなあ。 -
おや、「三越のライオン」発見。いや、どちらかと言うと中国っぽい。
バイエンコルフのダム広場側のすぐ前に、バイエンコルフを向いて座っています。
右のモニュメントは、1956年に建てられた戦没者慰霊塔です。
慰霊塔の下の階段は若者たちの集まる場所になっています。 -
「HEREDIVM」と書かれた修復中の建物の1階には、昼間運河クルーズの最後に訪れたダイヤモンド会社の「GASSAN」が入っています。
青いラインが目を引くと思います。
これは、ここを通過したトラムのライトの名残です。
せっかく目の前を通っているので、わざと残光が残るように撮りました。
夜景撮影のお楽しみ。アムステルダム・ダイヤモンド・センター 専門店
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ダム広場に面したマダム・タッソーの蝋人形館がある建物。
「PEEK&CLOPPENBURG」というデパートになっています。マダム タッソーろう人形館 博物館・美術館・ギャラリー
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王宮です。現在の王家はデン・ハーグのハウステンボスにお住まいなので、こちらは迎賓館として使われています。
元々は市庁舎として建てられましたが、ナポレオンに侵略され、再度独立を果たした時に、王に推挙されたオラニエ家の所有となりました。王宮 城・宮殿
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王宮の鐘楼です。
鐘がたくさん付いているので、かなり賑やかに鳴ることでしょう。 -
王宮に向かって右にある新教会です。
オランダ最古と言われる旧教会が14世の建設なので、15世紀建設の由緒ある教会でも、「新」教会と呼ばれます。
王家の戴冠式が行われる教会で、2013年にはベアトリックス女王が退位し、ウィレム・アレクサンダー王が即位しました。新教会 寺院・教会
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新教会とダムラックの間にある「NIEUWENDIJK」通りです。
こちらの方が、にぎやかなショッピングゾーンのようです。既に一部の飲食店以外は閉まっています。 -
ダム広場。2014年には、ここでクリスマスマーケットが開かれていました。
2015年は、レンブラント広場で開催されたとか。
オランダのクリスマスマーケットを見られなくて残念です。
本当に、ほとんどどの都市でも、クリスマスの雰囲気がありませんでした。
新興国のオランダは、他のヨーロッパの国々とは、少し違うようです。ダム広場 広場・公園
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王宮と新教会との間の道にもトラムの駅があります。
中央駅から走って来たトラムは、ここダム広場で分岐して、市内各地に散って行きます。 -
イチオシ
ダム駅の向こうに見える、ひと際輝いている建物は、マグナ・プラザというショッピングセンターで、元は郵便局の建物でした。
マグナ プラザ ショッピングセンター
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ダム広場は、とにかくトラムに取り囲まれています。
地面に埋め込まれている軌道をよく見ておかないと、トラムに体当たりされかねません。
実際、写真を撮り終えて、上体を起こしたら、トラムが真横を通過して、心底びっくりしました。
目の前に、左右に走る軌道があったので、すぐ後ろからも来るとは思っていなかったのです。
明治時代に初めて日本に蒸気機関車が走った時、機関車の接近を知らせるために、機関車の前を馬で走って叫んだと言います。
そんなバカなと思っていましたが、確かにこんなに静かなトラムなら、接近しているのにも気が付かないから、同じように危ないんだなあと、実感しました。 -
新教会の入り口は、マグナ・プラザ側を向いています。
ここにもトラムのダム駅があります。
ダム広場のトラムの駅は、路線と方向(上下線)によって異なり、王宮を中心としてぐるっと散らばっているので、よく確かめて利用する必要があります。 -
NIEUWENDIJK通りです。もうだいぶ遅くなったので、駅に向かって歩いています。
またチーズ屋さんを見つけました。チーズの消費量世界一は、オランダなのかな?
いえいえ、一人当たりの消費量世界一はフランス、次いでドイツ、アイスランド、ルクセンブルク、ギリシャと続き、イタリア7位、スイス8位で、上位20位以内にオランダはいませんでした。 -
「AMSTERDAM CHEESE COMPANY」
あの塊は、1個いくらするのかな?やっぱりここでも買いたかったなあ。 -
道の真ん中で、記念撮影をしているグループがありました。
大きな声でカウントダウンまでしています。
なぜか、白い風船をいっぱい持っています。
3・2・1・・・まさか! -
まさかの予想通り、風船は空へと飛んで行きました。なにやってんだ、酔っ払い!
それにしても、よくあんな風船を持っていたなあ。
場所は「HEMA(ヘマ)」というデパートの前。オランダに240店舗ある全国チェーンです。 -
風船の出所は「HEMA」の店内でした。同じ風船が、店内にまだまだいっぱい。
閉店後の掃除中のようですが、それがどうして風船飛ばしに発展するんでしょうね。
右端に気になる掲示が。「toiletten」言わずとも、絵でわかるトイレ。
こんな表示なら、気持ちよくトイレを貸してくれそう。ヘマ 百貨店・デパート
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「Ice bakery」。アイスだけではなく、焼き菓子も多数売っています。
日本でもお馴染みの「nutella(ヌテラ)」が店中にディスプレーされていました。
ヌテラは、ヘーゼルナッツペーストを主体にして、イタリアで作られたチョコレート風味のスプレッド。
第二次大戦で、ココアが不足したため、ピエモンテ州特産のヘーゼルナッツが使われました。
「nutella」の「nut」はナッツ(木の実)の意味です。
日本では当初キューピーが販売していましたが、2014年から日本フェレロが扱っています。 -
葉巻屋さんがありました。木箱入りで、高そうです。「BALMORAL(バルモラル)」と見えます。
調べてみると、ドミニカ産の高級葉巻のメーカーで、1本570円という値がついていました。 -
「Manneken Pis」。
ベルギーに行った人ならピンとくるこの名前、日本では「小便小僧」と訳されます。飲食店になぜこの名前なのか?
ここはFrites(フリッツ)と呼ばれるフライドポテトの店。フライドポテトはベルギーが発祥です。
なので、ベルギーの象徴ともいえる「彼」の名前になったのでしょう。
店頭の青い看板部分や紙容器にも「彼(ジュリアンといいます)」の姿があります。
フライドポテトだけの店なんて、初めて見ましたが、夜の9時半でこの行列。
他の店が閉まってしまって、夜食を買うにはここが丁度いいのでしょう。それにしても、すごい人気。 -
チーズ博物館がありました。「FREE ENTRANCE」と書いてあります。
-
この階段を上がっても、下がっても、お店のような気がするのですが。
建物が半地下になっているので、外から1階の様子も、地下の様子も見えます。 -
噂のコロッケの自動販売機がありました。
奥に店があって、裏から出来立てのコロッケを投入します。
客はお金を入れて、開けたい扉のボタンを押すと開けられるようになり、コロッケを取り出せる仕組みです。
オランダでは、コロッケをクロケットと言います。
大人の拳よりも大きそうなクロケット。夕食の後なので、止めておきます。
中には、クロケットの他にハンバーガーもありました。 -
アムステルダム中央駅に戻って来ました。
正面には大きなクリスマスツリーが、立っています。
星ひとつ無く、電飾すら付いていませんが、こんなものなのでしょうか。
24日が近づくと少しは飾るのかな?
中央駅は1889年完成。東京駅のモデルと言われています。似てるのかなあ。
似てるのは赤レンガなことくらいのような気もするけれど。
二つの塔の右が時計で、左は風向計です。なるほど、風が強く吹くと、針がくるくるっと動きます。
こういうのは初めて見ました。ましてや、駅の正面でなんて。
海上貿易で栄えたオランダらしいですね。 -
すっかり遅くなりました。さあ、切符を買って電車に乗りましょう。
-
駅構内には、若干の飾りがありました。
改札口は、中央と左右に二つあります。 -
券売機で、切符の種類を選び、請求金額が出たので、さて、お金を入れようとお札を取り出しました。
ところが、券売機には硬貨を入れるところはあるのですが、紙幣を入れるところがありません。
え?・・・どういうこと?
料金は12ユーロで、重たいユーロコインをそんなに持っている訳がありません。
どうやら、この券売機は硬貨専用のようです。仕方なしに、キャンセルして、紙幣の使える券売機を探しました。
ところが、並んでいる券売機はどれも同じもの、若しくは、OVカード専用。
正式にはOVチップカールトと言い、日本のsuicaと同様の事前チャージ方式です。
この1回だけしか鉄道を利用しないので、OVカードは持っていません。 -
これがOVカード専用券売機です。
それなら、窓口で切符を買えばいい。ところが、窓口がどこを探してもないのです。3つある改札を駅の端から端まで渡り歩いて探しましたが、窓口は一つもありませんでした。
そんな駅ってあるの?硬貨を持っていない人は、どうやって切符を買えばいいのでしょう。
仕方なしに、地下鉄の駅に降りてみました。ここなら窓口があるかもしれない。
ところがここも機械の改札だけ。参った。
オランダ語なんて話せないし、英語だって片言のも怪しいけれど、頼む相手もいないのでは、どうしようもありません。
最後の頼みの綱のインフォメーション。ところが、私を見た黒人のお兄さんは、「チケットオフィス、レフトサイド!」と叫ぶなり、窓口を閉めてしまったのです。彼の言うチケットオフィスは、既に閉店していました。
どうすれば、切符を買うことが出来るのか。
パニックになりそうな頭を鎮めながら、考えました。
「お金はあるんだから、要は両替が出来ればいいんだ。」
問題は、どこで両替をするかです。窓口も売店も、有人の施設が皆無の駅では無理。
では、人のいる店を探すしかない。泣きそうな気分で、今歩いて来たダムラックへと引き返しました。 -
ダムラックのコロッケを売っていた店のところまで来ました。ここが一番駅に近い、まだ営業している店でした。
奥にはカウンターがあるので、そこで両替を頼んでみるか・・・。やってくれるかなあ、コロッケ買うか・・・
そこで、逡巡している私の耳に、あの音が響いてきたのです。ジャラジャラジャラ。
それは、紛れもないコインの落ちる音。しかも大量に金属に当たる音です。若しや!
店内を見直すと、自動販売機のお向かいの壁に、両替機があるではないですか!!! -
「CHANGE」って書いてある!ああ、なんて有難い。
コロッケの自動販売機がコイン専用でお釣りが出ないので、両替機があるんですね。
そもそも駅の券売機にこそ、両替機が必要なんじゃないの?
安堵と共に、オランダ国鉄に対する怒りが、ふつふつと湧いてきました。
普通、駅ってものは最終電車が到着するまで、窓口や駅員がいるものでしょ?
なんなの、あの無人ぶりは!過疎地の無人駅じゃないんだから。
ホテルに帰れないんじゃないかと、血の気の引く思いをしただけに、怒りは大きいです。
久々に、外国なんだなあと、実感。
それにしても、こういうカルチャーショックは本当に久しぶり。
焦りまくったけれど、おもしろかった。やっぱり個人で行動するのはおもしろい。
こんな夜半に外国の駅をうろつくなんて、褒められたことではないんですけどね。 -
苦労して買った切符です。
右上にオランダ国鉄のマーク。その下に「klasse2(2等)」。
AmsterdamC(中央駅)からHoofddorp。
アムステルダムにはZuid(南)駅と、Rai駅があるので、末尾のCが肝心です。
運賃は4.9ユーロなのですが、なぜか「Toeslag(翻訳では手当)」1ユーロを加算されました。発行手数料といったものだと思われます。
車掌さんから買ったとか、窓口利用とかならわかりますが、券売機で買って1ユーロも取られるの?
どうも根本的に考え方が違うようです。 -
中央駅のドームの中のプラットフォームです。ようやくここまで来ました。
まだ、電車は来ていないようです。
それにしても、ほとんど人がいません。本当に電車、来るんだよね? -
ホームの電光掲示板には、ちゃんと表示があります。
ホームの14番の右上に小さくbとあるのは、長いホームがaの場所とbの場所に区分されていて、その部分に電車が停車するという意味です。
ホームに上がる階段を上る前に、abを確認しましょう。
電光掲示板には、Sprinter(各駅停車)、終点、経由(via)する駅名が表示されています。
最後の途中停車駅がスキポール(Schiphol)空港です。
よく見ると、一番下に終点の到着時間も書かれていました。 -
電車が入って来ました。窓に大きく「2」と書かれているのは、2等車です。
-
車内は2つに仕切られていました。どちらも2等です。
日本人には、首都の電車なんて終電まで人でいっぱいなのが当たり前ですが、随分と違いますね。 -
終点Hoofddorp駅に到着しました。
-
この車両は自転車持ち込み可です。
窓の下にある丸いボタンは、ドアは自動では開かないので、開けたい時に押します。 -
最後尾。意外と丸くてツルンとしています。
終点なので、このまま回送になります。 -
オランダ国内の鉄道路線図がホームにありました。
鉄道が集中している地点がないので、どこが大都市だかわかりませんね。
アムステルダム中央駅は、左半分に南北に赤い路線がありますが、その北側の終点です。 -
ホームから降りる階段です。
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階段を降りると歩道の一部のような感じで改札があります。
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階段下にOVカードのチャージ機があります。
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改札はOVカード専用(赤いカードが描かれている)と、それ以外の2種類があります。
黄色い表示の中の白い丸部分に切符をかざします。 -
Hoofddorp駅です。
ホームの下を道路が交差しているので、改札口は歩道の上にあります。
また、画面の左方向にキオスクがあります。この時はすでに閉店です。
改札横に珍しく「WC」の表示もありますが、門が閉まっていて使えませんでした。昼間は開いているのかは不明です。 -
ここからは、券売機の使い方です。
券売機の上にOV−chipkaartの表示がない方は、硬貨が使えます。
(この券売機だと、一番上の青い国鉄マークの部分です) -
まずは、言語を英語に変更します。
左下の国旗を見るとオランダ語と英語が選べます。
切符を買う場合は左、OVカードを買う場合は真ん中、国外へ行く場合は右を選びます。
外国へ行く切符が券売機で買えるというのは、なんだかすごいですね。 -
「Abroad」を選んでみると、行き先が「ベルギー・ルクセンブルク・フランス」と「ドイツ」に分かれました。
前者は南行きですが、ドイツは東隣なので、路線が異なるためでしょう。 -
切符購入に戻ります。
上から、「片道」「日帰り(往復)」「4歳以上11歳以下」「一日券」「ICE利用」「その他(自転車が含まれます)」 -
「One-Way」を選ぶと、アルファベットが出てきます。行き先を探すためです。
スキポール空港やフェリー乗り場に行きたい場合は、一番下の飛行機・フェリーのマークを選択すると早いです。
また、利用の多い駅は最初から横に表示されています。 -
試しに「AM」と入れてみます。するとAMで始まる駅名がずらっと表示されます。
なので、駅名を全部入力する必要はありません。 -
行き先の駅を選択すると、次の画面で、選んだ切符の内容が表示されます。
「片道」「Hoofddorpからアムステルダム中央駅」。
「One-Way ticket」の下に、一回券には1ユーロの別料金がかかりますと書かれています。
「改札時にチェックインとアウトが必要です」
これは、改札機に切符をかざさないと扉が開かないので、ICカードに慣れた日本人には問題ありません。
次に、「1等」か「2等」を選びます。 -
2等(2nd class)を選んだ後、切符を使用する日を選択します。
「当日(Valid today)」「別の日」
最後に切符の枚数を選びます。 -
選択が終わると、料金が表示されます。
「Maestro/Vで払うと5.9ユーロ」
「VISA/マスターカードは0.5ユーロの手数料を含んで6.4ユーロ」
クレジットカードはICチップが付いているものしか使えません。
今回、持って行ったカードにはICチップが付いていなかったので、要らぬ苦労をしました。
「硬貨5.9ユーロ」 -
それにしても、切符を発行すると1ユーロの手数料で、クレジットカード払いだと更に0.5ユーロかかるなんて。恐るべき商魂。
サービスはすべて有料が当たり前なんですね。さすがは商人が作った国です。
日本は、世界の中では無料のサービスがとても多い、特異な国と言えるでしょう。 -
ホテルに向かって歩いていると、横断歩道の前にこんなものを見つけました。
歩行者用押しボタンです。絵が描いてあるのが、すごいです。
移民や外国人が多いので、オランダ語がわからなくても困らないように、街中の標識が絵で表されているんですね。
悲しいかな、この絵は、棒に掴まっているようにしか見えないけれど。
ようやく長いアムステルダムの一日が終わりました。明日は、ドイツに向かいます。
ドイツもケルンとフランクフルトの2泊3日の短い行程になります。
ただ、訪れる都市が、有名どころではなく、アーヘン・ボン(西ドイツ時代の首都)・コブレンツ・リューデスハイム・トリーアという、小さくてなかなかいい歴史ある町です。
ドイツ編もお楽しみに。
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