2015/11/15 - 2015/11/16
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まつじゅんさん
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ご縁の国島根宿泊券の旅、観光編Ver.2です。
しばらくは昨年、ご縁の国しまね宿泊券を使った旅行の観光編にお付き合い下さい。
松江しんじ湖温泉でカニを頂いた翌日、どこに行こうかと思案の末、12月に結婚する友人の子供の結婚式に贈るメッセージを撮りに、縁結びの地「稲佐の浜」に向かいました。
昔、訪れたことがあるような、無いような、曖昧な記憶の中到着して目に入ってきた景色は、不思議な雰囲気でした。
天気も良く、島根半島の北を気持ちよくドライブし、日御碕の灯台を巡って参りました。
旧暦の10月は出雲は「神在月」。
11月9日には稲佐の浜で神迎神事(かみむかえしんじ)も行われており、この時期は、出雲に神様が御集合しておられます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
稲佐の浜は、出雲大社から西方へ約1km。
本殿後方の「素鵞社」は、社殿の床縁下の御砂を頂き御守としたり、屋敷の土地、田畑に撒き清めて神様のご加護を頂くという信仰が古くからあります。
その際、まず稲佐の浜の砂を掻き採って、素鵞社にお参りし、搔き採ってきた砂を床縁下に置き供え、そしてお社の御砂を頂いて帰るのが正式です。
また、この地は国譲り神話の舞台です。
旧暦の10月10日(今年は11月9日)、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われました。
夕刻、浜で御神火が焚かれ、注連縄が張り巡らされた斎場の中に神籬が2本、神々の先導役となる龍蛇神が海に向かって配置され、神様を迎入れます。
神籬は両側を絹垣で覆われ、龍蛇神が先導となり、高張提灯が並び奏楽が奏でられる中、参拝者が続き、浜から出雲大社への「神迎の道」を延々と行列が続きます。
出雲大社神楽殿では、全祀職の奉仕により「神迎祭」が執り行われ、ようやく神々は旅社である東西の十九社に鎮まられるとの事です。 -
全国の神々は、旧暦10月11日から17日までの7日間、出雲の地で神事(人には予めそれとは知ることのできない人生諸般の事)等を、神議りにて決められるといわれています。
男女の結びも、このときの神議りであるといわれています。
神々の滞在される7日間、出雲大社の摂社「上の宮」で、縁結びや来年の収穫等、諸事について神議りが行われます。
また、御宿社となる出雲大社御本殿の両側にある「十九社」でも、連日お祭りが行われます。
この祭事期間、神々の会議や宿泊に粗相があってはならぬという事から、土地の人は歌舞を設けず、楽器を張らず、家を建築しない等、ひたすら静粛を保つことを旨としている事から、「御忌祭」ともいわれています。
出雲大社では、神在祭中のお祭りに併せ、様々な縁結びの神議りが行われます。
今年は、11月14日と16日に縁結大祭が行われます。
祭典では、大国主大神をはじめ全国より集われた八百万の神々に対し、世の人々の更なる幸縁結びを祈る祝詞が、声高らかに奏上されます。
この時が一番ありがたいかもしれませんね。 -
この丸い島は、地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。
昭和60年前後までは、島の前まで波が打ち寄せていましたが、近年急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。 -
稲佐の浜を出て、日本海を望みながら日御碕に向かいます。
曲がりくねった道を、進む事20分弱、日御碕の駐車場に到着です。
途中に日御碕神社があります。
平日の昼前、閑散としています。 -
日御碕は、ウミネコの生息地としても有名です。
日御碕の西に浮かぶ「経島(ふみしま)」は、出雲風土記にも登場する伝説の孤島です。
白い柱状節理が積み重なった姿が、経典を重ねたように見えることから名前が付いたと言われています。
国の天然記念物ですが、この島が11月に飛来する「ウミネコ」の繁殖地です。
最盛期には、数千羽のウミネコが集まり、巣作りと子育てを得て、7月頃に飛び立つまで、この場所で群れをなして生活しています。
見学はグラスボートで海から見るようですが、冬場は波も高く、望遠鏡で眺める事になりそうです。 -
空と海の「青」が絶妙なコントラスト。
白亜の「日御碕灯台」は、高さ43.65m、海面から灯塔の頭上までは63.30mは日本一で、石積み灯台としては、東洋一の高さです。 -
島根半島最西端にそびえ、和歌山県の日ノ碕灯台と区別するためか、正式名称は「出雲日御碕灯台」との事です。
全国に5箇所しかない最大の第1等レンズを使用した灯台で、光度は48万カンデラ、夜間約40km沖合まで光が達する都の事です。
外壁は、松江市美保関町の硬質石材を切り出して使用した石造り。
内壁はレンガ造で、外壁と空間をあけた特殊な二重構造となっています。
歴史や文化的な価値の高さから、平成10年に「世界の歴史的灯台百選」、平
平成10年に、「世界の歴史的灯台100選」に選定されています。
平成25年に国の登録有形文化財に選ばれました。 -
日本で15箇所ある、一般公開されている参観灯台で、上まで登ることができます。
最上部からは、日本海を一望の下にすることが出来るとの事ですので、登ってみましょう。 -
1階部には、灯台資料展示室が併設されていて、灯台の歴史、機能・役割等が解りやすく展示されています。
また、貴重な資料も多数展示されています。 -
外壁は石積み、内部はレンガ積みという二重構造が解るようになっていました。
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レンガ積みの状況も、よく分かります。
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灯台の心臓部。
光源とレンズです。 -
最上階の展望室までは、163段の急ならせん階段を登ります。
上りと下りのすれ違いは、途中何カ所かに設けられた踊り場で行います。
踊り場には、全国の灯台の写真が展示されていました。
登り切ると灯台の外にある回廊に出る事ができます。
回廊からの見上げ。 -
回廊からは、日本海を360度、見渡すことができます。
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ワンコは灯台には登れませんので、外でお父さんとお留守番のワンコ。
このワンコ、お父さん、お母さんと全国を旅しているとの事です。
最近は、ワンコ同伴でも宿泊できるところが増えて、良かったとおっしゃっていました。 -
灯台を降り、ぐるりと経島を巡り、日御碕を出て出雲市内に向かいます。
車中では、お昼ご飯をどこで食べるか、真剣な検討会です。
出雲と言えば蕎麦ですが、昨夜蕎麦も付いていたので、蟹は食べたが海鮮が良いなとなり、色々探しまくり、たどり着いたのがこちら「鉄っぽ家」さん。
奥様、店名を見て焼き肉屋さんじゃ無い? -
入口は落ち着いた感じで、居酒屋さんのようです。
昼はランチがあるという事です。↓
http://www.teppoya.com/index.php?%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%A6 -
限定のランチは売り切れとの事で、奥様「まかない丼ぶり(海鮮)」1,030円です。
#新鮮な魚を、食べ易い大きさにカット、秘伝のタレを掛けて、御飯に混ぜて頂きます。
いつも我が家で論議となる、海鮮丼=ヅケ丼です。
味噌汁、サラダ、香の物付きです。 -
私、得々ランチ、1,150円です。
若鶏の親子丼と熱々天ぷら盛合せ、小鉢、サラダ、味噌汁、香の物付きです。
美味しく頂き、鳥取に向け帰ります。
本日これまで!
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