ヨルダンでやってみたかったこと 《6日目》 BLAST in PETRA♪

2015/10/02 - 2015/10/11

昨晩のペトラ・バイ・ナイトでは、
ろうそくでライトアップされたエル・ハズネを観ることができました。

今日は、ペトラ遺跡本番（笑）
そして、一人 BLAST in PETRA〜♪
絶好調超！！！！

エリア ペトラ(ヨルダン)

朝ごはん。
安宿ですんで、しょうがないですね。
期待してなかったけど…。

Sunset Hotel ホテル

食堂の窓から。

ペトラ遺跡に、朝日が昇ります。

ペトラ遺跡。
2日券を買いました。55JOD。
チケットには、名前が印字されます。

ペトラ 史跡・遺跡

遺跡を歩くために、トレッキングシューズを購入。
足取り軽く、進みます。
♪You are my SOUL!SOUL! いつもすぐそばにある〜♪
鼻歌も出てきます。

ジン・ブロックス。

この辺のお墓や洞窟は、
社会的に階級の低い人たちのお墓のようです。

バーブ・アッシーク・トリクリニウムとオベリスクの墓。
下部がトリクリニウム。
儀式的食事を行ったダイニングルームだそう。
上部のオベリスクに似た塔のところが、お墓。
誰のお墓かわからなくて、諸説あるけど、ナバタイの王様っぽい。
ダイニングの上が、お墓っていうのが…。

ナバタイ人の格好をしたおじさんたちが、
行進の練習をしていました。

洪水の時だけ、川になる谷。ダムになってる。
ナバタイ人は、高度な水利技術を持っていたって。

シークの入り口。

シーク！！

昨晩は、真っ暗で高さがわかりませんでした。

岩山の裂け目を歩いて行きます。
ここからは、下り坂。

岩壁に、祭壇（壁がん）があります。

道路の舗装の跡も残っています。
高度な技術を持っていたのがわかります。

ところどころ整備されていますが、
これは最近のもの。

浸食しているところが、顔に見えるwww

サビノス・アレクサンドロス・ステーション。
解説板によれば、2頭のライオンの上に
豊穣の女神アタルガティスが乗っているって。
アタルガティスは、雨と嵐の神カウスの配偶神。

キャラバンの像。
ナバタイ人5人とラクダ5頭のレリーフです。
足元しか残っていませんが、
キャラバンの様子がわかります。

ここの岩山は、縦模様。

道の両脇に水路があります。
エル・ハズネに向かって、右側が飲用水路跡。
左側が灌漑用水路跡だそうです。

シーク (ぺトラ) 山・渓谷

聖石が3つ並んでいるステラ。
ナバタイ人が神と崇めていたもの。
最初は石板だったけれど、
時が経つにつれて目とか鼻とかをもつようになったそうです。

いよいよ！

見えてきた〜！

エル・ハズネ！
高さ約40メートル。
昨晩とは、また違った姿です。

エル ハズネ 史跡・遺跡

よく目にする、「エル・ハズネとラクダ」

お待たせしました（笑）
BLAST in PETRA ♪♪♪

2003年に発掘された円柱前。
立ち入り禁止になっているけど、
ペトラねこちゃんは、どんどんすり抜けて行きます。

いろいろな神様の彫刻がある。
真ん中に、ギリシャ神話に登場する怪物メドゥーサの首。
魔除けだそう。

エル・ハズネに向かって左側に
登るルートがありますが、行き止まりだそう。
ここは、wifi使えますよ〜。

聖なる広間を通り過ぎ、ファサード通りを進むと、
お墓が現れてきました。
上のほうが、階段の模様になっています。
ナバタイ人は、死者の魂の天国への階段と信じていたそう。

これは、上のほうが階段のピラミッド状になった装飾です。

入り口でもらったパンフレットによると
67号墓と825号墓が見応えあるそうなんですが。
どれがどれやら。
みんな上のほうに階段状の装飾があり、
よくわかりません。

ウナイシュの墓。

岩窟墓群。
みんな階段の装飾付き。
天国への階段。Stairway to Heaven♪

岩山の地層。
赤いところは、酸化鉄。

ローマ円形劇場。
犠牲祭壇のふもとにあります。
約4,000名の観客を収容できたそうです。
一説によると、葬儀用だったとも言われています。

ローマ円形劇場 史跡・遺跡

遺体が保存された洞窟だそうです。

洞窟を利用したトイレ。

ペトラの町の中心部に近付きました。
メインストリートから外れて、
王家の墓を目指します。

王家の墓 史跡・遺跡

この辺りは、お土産屋さんが多い場所です。
wifiもOK！

結構、距離あるのです。
ロバに乗りたくなってきました。
持参したトレッキング用ストックの出番！！

よいしょ。よいしょ。

壷の墓。
頂上まであとわずか。
狭い階段に、ラクダの置物が。
そんなとこに置かないで！

内部はこんな感じ。
遺体を安置する場所。
天井は、マーブル模様。

頂点に壷の彫刻がしてあるから、壷の墓。
おーーー、これが！
いえいえ、もっと上に壷の彫刻がありました。
実は、高くて怖くて、
あんまり上を見上げられなかったwww

穴が開いてるのは、死者の魂が建物から出られるように、だそう。

マーブル模様の地層。
ちょっとグロい。

結構な高さです。
壷の墓から、カスル・アル・ビントの方角を望みます。
気持ちいい〜〜〜！歌っちゃう〜〜！
♪終ったはずの夢がまだ〜僕らの背中に迫る〜
刻まれた想い出が騒ぎ出す〜♪

絹の墓、コリント式の墓、宮殿のモニュメントと並びます。

王家の墓から離れてきました。
あんなとこに登ってたなんて！

通りまで下りずに、歩きます。
市場の階段が見えます。

大神殿も見えます。
帰り道にゆっくり観ましょう。

ペトラ教会に着きました。
ビザンチン時代の教会跡です。

1990年の発掘で、地中に埋もれていたモザイク画も発見されました。

きれいな形で、残っています。
四季を擬人化しているそうです。

うさぎ年生まれだからね〜。

宗教上の理由で、顔が潰されているのかなぁ。

保存状態がとてもいいです。
風化を防ぐために、モザイク画の上には屋根が取り付けられています。

魚のモザイク画は、ニョロニョロ感がかわいい！

ギリシャ神話の海の神様、オケアノス。
左足で魚を踏んじゃってる〜。

ペトラ教会の北側に、青の教会があります。
エジプト産の青い花崗岩でできた4本の柱が、
とてもきれいです。

教会の周りにある洞窟は、
住居跡なのかなぁ〜。
階段状の装飾があるところは、お墓かなぁ？

美しい装飾の円柱跡がいくつもあります。
遠くに見えるのは、ベドウィンの町かなぁ？

王家の墓が、小さく見えます。
こんなに歩いたのね〜。

有翼ライオンの神殿跡から、
ペトラ洞窟博物館跡の方角を望む。
洞窟博物館は、閉鎖されていました。

同じ場所から、カスル・アル・ビントを望む。
こちらへ向かいます。

カスル・アル・ビント。
ナバタイの主神ドゥシャラを祀る、ペトラで最も重要な神殿です。
高さ約23メートルのアーチをくぐります。
石が落ちてきそうです。

くぐりました〜。
怖い！！
緊張感溢れます！

神殿の奥には、神像を安置した祭壇があります。

神殿から列柱道路へ向かって、階段があります。
通ることはできませんが、
参道みたいなものだったのかな。

神殿の後ろ側に周ってみました。

外壁に、水平に埋め込まれた線は、
地震による被害を防ぐためのクッションの役割をしていたと
考えられています。
この地域は地震が多く、
2000年ほどの間に10回以上の大地震があったそうです。

バシン・レストラン。
クラウン・プラザ・ホテルが経営しているそうなので、
ちょっと休憩。
ゆっくり歩いてきましたが、そろそろ足が…。
レストランの敷地内は、
ロバの客引きが入って来られないので、ホッとしました。
テラスで持参したお水を飲みます。
トイレは、チップ制みたいでした。

The Basin Restaurant 地元の料理

また歩き出します。
ここから先は、ずっと上りです。
800段の階段が続きます。
振り返ると、こんな感じ。

獅子のトリクリニウム。
入り口の両側に、ライオンのレリーフがあります。
ペディメントの下には、
メドゥーサの頭が両端についています。
これも魔除けでしょうか。

バシン・レストランとエド・ディルの
ちょうど真ん中くらいでしょうか？
ストックが無ければ、ここまで来られませんでした。

階段がずっと続きます。
足の筋肉痛が出てきました。
目的地のエド・ディルはもうすぐ！頑張れ、私！

エド・ディル到着〜〜！
感激です！

エド ディル 史跡・遺跡

高さ48.3メートル。
すごい！しか、出てこない。

中には入れません。
覗くだけ。
入れないところが多くなってきているようです。
マーブル模様の天井だけ、確認しました。

筋肉痛がひどくて、
あのビューポイントまで行くことができません（TT)

エド・ディルの前にある洞窟カフェで、お昼ごはんにします。
12時はとっくに過ぎていますが、
疲れて食欲がありません。
でも鉄板のレモンミントジュース！
それとシュワルマ。

座った途端に、猫ちゃん登場！
ちょうだ〜い！って目をしています。

何か視線を感じる。
あちこちから狙われています。

ずっと眺めていたい。
時間を忘れてしまいます。

ビューポイントまでは、無理かなぁ。
でも、ちょっと上までは登れそう。
お年寄りが上がって行くのを見て、頑張ってみました。
やっぱり上から観るエド・ディルは素敵！

洞窟に、こんな壁がんがあります。
落書きがひどい。
ゴミもひどい。
世界遺産、こんなんでいいのか？？

これ以上は登れない！と思ったのですが、
もう二度と来ないだろうペトラ遺跡。
がんばってビューポイントまで登ってみることにしました。

息子は、別のビューポイントへ向かったので、
一人で岩山をよじ登ります。
柵が無いので、怖くて足が震えます。
怖い！歌うしかない！
♪泣きながら生まれてきた僕たちは〜
たぶんピンチに強い〜〜♪

ビューポイントからの眺め、素晴らしいです！
一人でここまで登ってきた私。
自分で自分を褒めよう！

筋肉痛と怖いのとで、足がガクガクします。
ずっとこの景色を観ていたいけど。

ビューポイントのてっぺんには、お土産屋がありますが、
お店の人はいなくて、ネコちゃんだけ。
登ってくる人もいなくて、私一人です。
ヨルダンの国旗も、やる気ない感じ。

柵が無いので、慎重に下ります。
一人で登って、崖下に転落なんてしたら
シャレになりません。

もう1つのビューポイントへ行った息子と
無事に合流しました。

エド・ディルに別れを告げて、帰ります。

遠くに人が小さく見えます。
あそこから下りてきたんだなぁ。
下りる時こそ、ストックが活躍します。
もはや杖無しでは、歩けない状態です。なんてこった！

バシン・レストランに隣接して、
ペトラ博物館がありました。
発掘時の出土品など貴重なものが展示されているのに、
ひどい保存状態です。
もったいないよ〜！

これは、ワディ・ムーサで発見されたフレスコ画の壁画。
世界地図のようですが、
日本は見当たりません。

帰りは、列柱道路を戻ります。
列柱道路は、いわゆる町のショッピングストリートだったそうです。
ペトラ銀座ってところでしょうか。

凱旋門を通り抜けました。
この石畳も当時のものなのでしょうか。

大神殿。
ペトラで最も巨大な建造物だそうです。

何とか階段を上がって、テメノスに出ました。
広い〜！

東玄関のほうへ進みます。
列柱が、だるま落としみたい。

今度は、西側を周ってみます。

神殿からテアトロンを見下ろしました。
600名収容の、小さな劇場だったそうです。

上部テメノスの回廊からは、
色の付いた壁が発見されています。

西の回廊。
色の種類が多くて、びっくりです。

テアトロンの舞台に立つ！
お客さんの姿が想像できる。
1曲歌いましょうか〜〜。

大神殿のあとは、筋肉痛と戦いながら
ひたすら歩きます。
ロバに乗ることも考えましたが、腰を痛めそうです。

列柱道路、ファサード通り、エル・ハズネ、
お土産売りのベドウィンのいいカモになりながら、
やっとシークにたどりつきました。
シークの水路に掴まりながら、進みます。

色々なかたの旅行記を読ませていただきましたが、
こんなにボロボロになっている人は見かけませんでした。

ストック無しでは、進めません。
さらに馬車や馬に乗ることも考えましたが、
腰をやられたら帰国できないかもと思って、
亀の歩みですが、自力で戻ります。

バイバイ。ペトラ遺跡（TT)

日が落ちる前に、ペトラ遺跡を出ました。
モーベンピックホテル内のアイスクリームスタンド前に
ATM機があるので、そこに寄ります。
そしてアイスクリームもいただきます！
2JOD。

モーベンピック リゾート ペトラ ホテル

ホテルの階段を上がるのも、
やっとのことでしたが、
お腹はすきました（笑）

今晩は、レッド・ケイブ・レストラン。

レッド ケイブ レストラン 地元の料理

またまた鉄板のレモンミントジュース♪
クッベが美味しい！
ここのアラビアサラダは、野菜の切り方が雑です。

マクルーベ。
きゅうりとヨーグルトのサラダを一緒にいただきます。

今晩の夕飯は、20.5JOD。

ペトラ遺跡内で買ったもの。
ブレスレット4本で20JOD。
帰り道のファサード通りで、1本10JODと
声をかけられました。
「ホンモノ〜」って、そんなわけないじゃん。
でも半額まで値切ったし、夕暮れで目がショボショボ、
筋肉痛がひどくて変なハイテンションだったから、
つい買ってしまったのです。
戻ってよく見てみたら、100円ショップで売ってそうな代物でした（笑）

刺繍がきれいなクッションカバー 10JOD。
絵はがき 10枚セット 1JOD。
砂絵 名前入りを作ってもらって、1つ3.5JOD。
砂絵は、もっと買ってきてもよかったかなぁ。

筋肉痛、明日の朝どうなる？？
今日の歩数計。なんと40,624歩！
それにしても、運動不足が祟りました。
インドメタシンをたっぷり塗って、早めに就寝zzz