2015/08/20 - 2015/08/21
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たぬき2号さん
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夏期休暇を利用して、ヨーロッパで未訪の地となる「ベラルーシ」「モルドバ」を訪れました。移動する上で立ち寄った「ドイツ」「沿ドニエストル共和国」「ウクライナ」「タイ」を含め、8日で6箇所といういつも通りの弾丸の旅です。
各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。
≪全行程≫
1日目:夕方、成田→バンコク [デルタ航空]
2日目:深夜、バンコク→キエフ [ウクライナ国際航空]
http://4travel.jp/travelogue/11085462
午前、キエフ→ベルリン [ウクライナ国際航空]
午後、旧西ベルリン散策。
http://4travel.jp/travelogue/11086085
3日目:午前、旧東ベルリン散策。
http://4travel.jp/travelogue/11087021
午後、ベルリン→ミンスク [ベラヴィア航空]
4日目:午前、ミンスク市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11087343
夕方、ミンスク→キエフ [ウクライナ国際航空]
夜、キエフ→キシニョウ [ウクライナ国際航空]
5日目:午前、キシニョウ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11087647
午後、沿ドニエストル共和国のティラスポリ往復。
≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/travelogue/11088893
6日目:朝、列車でオデッサへ。
午後、ウクライナのオデッサ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11089110
7日目:午前、オデッサ市内散策。
午後、オデッサ→キエフ [ウクライナ国際航空]
夜、キエフ→バンコク [ウクライナ国際航空]
8日目:朝、バンコク到着。
終日、バンコク市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/11090156
9日目:深夜、バンコク→上海 [中国東方航空]
朝、上海→成田 [中国東方航空]
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- デルタ航空 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
モルドバの首都キシニョウの街を散策した後、
http://4travel.jp/travelogue/11087647
沿ドニエストル共和国(以下沿ドニ)との国境が近づいてきました。沿ドニとは、モルドバの東部ドニエストル川東岸のウクライナ国境に接する地域をいい、国際的には未承認国家としてモルドバの一部とされています。 -
国境に到着。少し前の旅行記をみると「入国の際に賄賂を請求された」など、いろいろ面倒な状況だったようですが、現在はいたってスムーズ。パスポートを提示し「オデッサに行く」というと、係員がイミグレーションカードを作成して渡してくれました。見ると「トランジット」と記載されてあります。滞在期間はきょうの23時19分53秒までと細かく指定されています。出国の時はこのカードを渡すだけでOKです。
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ということで、なんなく沿ドニに入国です。
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教会なども見えてきました。
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入国して最初の街ベンデルに到着しました。人口97,000人で別名ティギラともいいます。ティラスポリまでは後10kmほどです。
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車のナンバープレートです。沿ドニの国旗が掲示されています。
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ドニエストル川を渡り東岸に入ります。
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競技場も見えてきました。
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まもなく終着のようです。
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ティラスポリの駅に到着しました。こちらがバスターミナルにもなっています。
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駅の建物の一角で両替ができます。未承認国家ですが、ドニエストル・ルーブルというオリジナルの通貨があります。
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バスターミナルには沿ドニの地図が掲示されてありました。
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ウクライナのオデッサへ向かう国際バスもここから出発します。
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ところがチケットを購入しようとすると、なんと本日全便満席! 明日なら空いているとのことでしたが、沿ドニには本日中しか滞在できません。
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駅もあるので列車の方も確認すると、オデッサ行きの便はあるもののなぜかチケットは売れないと言われてしまいます。
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先に進めない以上キシニョウに戻り出直すしかありません。となると、気になるのはきょうの宿と明日のオデッサ行きの手配です。
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とりあえず駅周辺の散策をすることにし、キロヴァ公園を歩きます。
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教会などが建っていますが、人は歩いていません。
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落ち着いた感じの街並みです。
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街並みは落ち着いていますが私は落ち着いていられない状況なので、とりあえずキシニョウに戻ることにします。
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ミニバスに乗車して1時間半、再度モルドバに入国し、やってきたのはキシニョウ駅です。
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明日同じ道を行くのはつまらないので、列車でオデッサに向かうことにします。
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数少ない国際列車ですが、7:34発のオデッサ行きがあるようです。オデッサ到着は12:11。バスを乗り継ぐよりも時間はかかりますが、乗りテツでもある私にとってはこれも"アリ”です。
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無事チケットが購入できました。運賃206.3レイ(1,341円)。再度沿ドニを経由するルートなので、そちらも興味津々です。
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次はきょうの宿です。駅近くに「HOTEL COSMOS」というホテルがありました。
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一見高級そうですが、2階の窓に「ROOM 25ユーロから」という表示が見えたので確認してみます。
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609レイ(3.959円)で宿泊できるということなので、ここに決めました。
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海外でカードキーのあるホテルに宿泊するのは、久しぶりのような気がします。
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若い頃はあちこちのホテルを値段を聞きながら探し歩いた事もありますが、歳をとるとこんなもんですwww
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バスルームも清潔で、昨日使用できなかったWi-Fiで仕事もさくさく進めることができました。
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近くにはショッピングセンターもあります。
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スーパーで食料を買い込み、また仕事に没頭します。
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翌朝、キシニョウ駅にやってきました。
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モスクワ方面からの列車が入線してきました。
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目指すオデッサ行きはすでに入線していました。
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キシニョウとオデッサ間を毎日往復している車両のようです。
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車内の様子です。ロシア製の車両でしょうか、レトロ感満点です。意外と乗客は多いです。
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7:36、予定通り列車は出発です。
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いきなり最初の駅で15分停車します。停車時間があるときは、乗客も外に出て休憩できるようです。
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さて、まもなくモルドバと沿ドニの国境ですが、出入国審査は今のところ一切ありません。
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そのまま沿ドニ領土に入り、ベンデル駅に到着です。
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ここでも出入国審査はありません。
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ベンデルで25分停車します。
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ここで降りた乗客はいますが、乗車は1人もいません。
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列車は出発するとドニエストル川を渡ります。
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昨日やってきたティラスポリ駅に到着します。停車時間はわずかでした。
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車内に貼りだしてあった時刻表です。現在のものとは少し異なっていますが、モルドバと沿ドニ国境駅で出入国審査のための時間をとってあるのがわかります。現在は地元民以外はベンデルとティラスポリ駅での乗下車を禁止し出入国審査を省略しているようです。つまり、キシニョウからオデッサに向かう列車においては沿ドニという国は“なかった”ものとして進んでゆく訳です。
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まもなく沿ドニとウクライナとの国境が近づいてきました。沿ドニという未承認国家の存在を知らなければ、まさしく“なかった”ものとしての移動です。
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当然沿ドニの出国審査はなく、ウクライナの入国審査のみがおこなわれます。
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ウクライナの国境駅で40分ほど停車した後は、オデッサに向けラストスパートです。
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ほぼ予定通りオデッサに到着しました。バスと列車で沿ドニ通過という珍しい体験ができました。
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さてこの後は、オデッサでの様子をご紹介します。
http://4travel.jp/travelogue/11089110
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