2015 伊勢・熊野・高野山 2泊3日 ～ 母とツアー参加 【１】 ～

2015/12/10 - 2015/12/10

ツアーを利用して効率よく三つの聖地を巡りました。
予報では最悪と思われたお天気もどうにかもち、
静かな参詣を済ませることができました。

日程
12月10日（木）：新幹線で名古屋ー伊勢神宮（外宮、内宮）－南紀勝浦温泉（泊）
12月11日（金）：－大門坂ー那智大滝ー那智大社・青岸渡寺ー熊野速玉大社
　　　　　　　　－熊野本宮大社ー高野山宿坊（泊）
12月12日（土）：－高野山奥ノ院ー金剛峯寺ー壇上伽藍（根本大塔、金堂）
　　　　　　　　－ケーブルカー＆天空にて橋本へー長谷寺ー名古屋から新幹線

1日目は伊勢神宮参拝です。
宿泊した南紀勝浦温泉ホテル浦島では素晴らしい温泉を堪能。
ここはぜひ再訪したいです。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

新幹線車中から見た富士山。
南側なので雪が少なめです。

名古屋駅で新幹線から観光バスに乗り換えました。
こちらが3日間お世話になった知多バスさん。
ドライバーさんは親切で感じよく、ガイドさんも若いのに
博識でとても楽しい3日間でした。

名古屋から走ること約2時間で伊勢神宮に到着しました。
豊受大神宮（外宮）からお詣りします。
表参道火除橋を渡ります。（外宮は左側通行）

こちらは手水舎の向かいにあった清盛楠
樹齢800年余、幹周り3m超。
平清盛が勅使として来た折、冠に当たった枝を切らせた
という伝説があるようです。

広い表参道を進みます。
伊勢神宮は宇治の五十鈴の川上にある皇大神宮（内宮）と
山田原にある豊受大神宮（外宮）の両大神営を中心として
14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42社の所管社があり
「神宮」はこれら125の宮社の総称とのことです。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

外宮（豊受大神宮）は衣食住全般を司る守り神豊受大御神
を祀っています。この神様は天照大御神によって
神々の食事係として指名されました。

駐車場から歩いて5分くらいで中心部に到着。
右手に見えるのは古殿地、右奥が正宮です。
左手に向かうと別宮へ行けます。

別宮への入り口にある亀石。
風宮（農作物の収穫を左右する雨風の神を祀る別宮。鎌倉時代、元寇に神風を
吹かせて日本を守った神）
多賀宮（豊受大神の荒御霊をお祀りしており、外宮で最も格式が高い別宮）
土宮（大土乃御祖神をまつる別宮:古くからこの地の鎮守の神）
がこの先にありました。

広々とした古殿地。
ここと奥の敷地とを20年ごとに遷宮するのですね。
次の式年遷宮が始まると新御敷地と名前が変わるそうです。

正宮です。こちらで参拝しました。
鰹木は9本、千木は垂直に切られています。
ちょうど紅葉もきれいでした。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

さて、続いてやってきたのは皇大神宮（内宮）です。
神宮の表玄関である宇治橋を右側通行で渡ります。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

渡り切ったところから木造の橋を撮影しました。
五十鈴川に架かる檜造りの反り橋で、全長は101.8ｍです。

手水舎もありますが、五十鈴川御手洗場で清めました。
ここも紅葉がきれいでした。

巨木の放つ神聖な空気を感じながら参道を進みます。

すごい存在感です。
日本人は皆さん、神宮内に入るとき、出るときは一礼して
いましたが、自然とそういう気持ちになりました。

一番奥まったところに位置する正宮。
社殿の中心の正殿は五重の垣根に囲まれています。
茅葺の屋根には10本の鰹木がのせられ、4本の千木の
先端は水平に切られています。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

その隣にあった古殿地。

別宮へと向かいます。
正宮は人が多かったですが、表参道を外れると
静かな空間が広がります。

正宮から5分ほどで到着した荒祭宮。
天照大神の荒御霊をまつっています。
荒御霊とは神の特別な働きをする状態、または神が現れた状態
といわれています。
別宮の中では最も尊ばれています。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

静かな参道を進みます。

もう1か所、別宮にお詣りしました。

こちらもまた静かです。
風日祈宮（かざひのみのみや）の入り口です。

風日祈宮橋を渡る途中
五十鈴川にかかる紅葉がきれいでした。

風日祈宮です。
風の神をまつっています。
こちらも鎌倉時代、元寇に神風を吹かせて日本を守りました。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

静けさに包まれた御池。

さて、内宮では2時間ほど時間をもらえたので
1時間かけて内宮参拝した後は、おはらい町の散策です。
宇治橋からすぐこのような町並みが約800m続いています。

おはらい町 名所・史跡

赤福本店もありましたよ。
賑わっていました。

赤福 本店 グルメ・レストラン

こちらは町並みに配慮したと思われるファミリーマート（^^）

おかげ横丁にも入ってみました。
おはらい町の中心部にあり、江戸〜明治時代の町並みを
再現しているようです。

バスガイドさんおすすめの豚捨と言うお店で
コロッケ（90円）を買ってその場でいただきました。
ほどよい大きさであったかくて美味しい。
（ガイドさんのおすすめはメンチカツだったのですが）

おかげ横丁 豚捨 グルメ・レストラン

よく見たのは伊勢うどん、牛串、かまぼこ天ぷら
などでしょうか…
豆腐ソフトも食べてみました。

雨に降られずに伊勢神宮参拝を終えた後、バス移動中、
かなりの大雨が…
こちらのパーキングエリアで休憩の際は止み間でラッキーでした。
新しい建物でなかなかここもよかったです。

紀北パーキングエリア 始神テラス 道の駅

すっかり日が落ちて暗くなった頃、今日のお宿に到着です。
ここから船に乗りました。

乗船5分でホテル浦島に到着です。
ロビーは広々と洗練された雰囲気です。
こちらは私どもの宿泊した本館です。
他にも食事をいただいた山上館、日昇館、なぎさ館と
迷路のような館内でお風呂めぐりもいい運動になりました（^^）

那智勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

ちょっと竜宮城を思わせる廊下のデザイン（^^）

廊下にはこのように→が館別に色分けされており、
その線を辿れば行き着けるようになっていました。

ラーメン屋さんなどもありましたね。

本館のお部屋に宿泊です。
畳も新しく、清潔で広々、快適な滞在でした。

お茶請けも2種類。美味しくいただいて（^^）

窓の外は対岸の夜景を楽しめます。
左中央に見えるのはもう1か所の船で向かうお宿ホテル中の島かな？

この日は夜、低気圧が通過したのですごい暴風雨でした。

さて、19時から山上館のレストラングリーンヒルにて
バイキング夕食です。
何と言ってもまぐろが美味しかったです。
他にもステーキや天ぷらのライブキッチンがあり
お惣菜も目移りするほどいろいろあって…

こんなに欲張っちゃいました（^^;
ソフトドリンクも各種マシンでいただけますし、
一人用鍋などもあって大満足な内容です。

デザートも別腹で（^^）
珈琲もマシンで本格的にいただけて嬉しかった♪

ツアー宿泊でビュフェだから…と思っていたのですが
大満足な夕食でした。

食事場所の山上館は山の上にあってお部屋のある本館より
夜景がきれいに見えました。

こちらは本館から山上館へのエスカレーター。
この旅行の数週間前にちょうどテレビ番組で紹介されていて
楽しみにしていました。

５機のエスカレーターを乗り継いで山上館まで７分くらい
で到着します。結構高度感あって怖かったです。

食事の後は温泉です。
こちらのお宿には全部で６か所のお風呂があり、
スタンプラリーを楽しめるようになっています。
（６個中、３個以上入浴すると入浴剤をいただけました^^）

こちらは日昇館にある洞窟温泉「玄武洞」です。
本館からだと遠いからか空いていました。こじんまりですが
洞窟の雰囲気は味わえてなかなか面白い体験でした。

そしてここだけは絶対に入った方がよいと言われた
このお宿の名物大洞窟温泉「忘帰洞」です。

もうすでに入り口から洞窟感がすごい。

広くて波の音がまじかに感じられ、迫力あるお風呂でした。
さらに素晴らしいことにこちらのお宿の温泉は源泉かけ流し
なのですね…うっすら白みを帯びた硫黄臭のほのかに香る
良いお湯でした。

翌朝、ツアーなのでとっても忙しい朝です（^^;
昨夜と同じ会場で6:50から朝食をいただきます。
朝食もオムレツや目玉焼きのライブキッチンコーナーがあり
生野菜や果物も充実して惣菜も種類が多くとてもよかったです。

7:50にロビー集合。
食事も美味しいし、温泉も素晴らしく良いホテルでした。
次に来るときはもっとのんびり滞在したいな。

夜の間、大荒れだった天気も回復傾向にあるようです。
船を下りてバスへと乗り換えます。
奥に見えるシルエットの山がお宿のあったところです。