日本酒いっぱい出雲＆松江の旅　①

2015/10/27 - 2015/10/30

3泊4日の出雲＆松江の旅。
日本酒大好きな女2人旅。

10/27 JAL508便 新千歳12:00発－羽　田13:40着
　　　羽田空港で乗継　JAL283便 羽　田14:25発－出　雲15:50着

乗継がある旅行は、小岩ツーリストに頼みます。
いつもながらに、対応がすばやく、安心できる旅行会社です。
今回は、往復航空券、１泊のホテルがついて、42800円です。２泊目、３泊目の宿は、自分で。乗継があると、とっても高くて、42800円は、片道の飛行機代くらいの金額です。
とってもお得なのに、ＪＡＬのマイレージも半分つきます。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

出雲縁結び空港です。　

縁は、男女間だけじゃないからね。いろいろな良い縁に恵まれる旅になりますように

飛行機の到着に合わせて、到着後の10分後、出雲市駅行きのバスが発車します。

約30分で、出雲市駅前到着です。

ＪＲ出雲市駅です。出雲大社っぽい駅です。
この旅、一度もＪＲは使うことはなかったです。

ＪＲ出雲市駅の隣の一畑電車の電鉄出雲市駅です。　

出雲や松江はＪＲじゃなくって、一畑電車、略してバタデンの方が、メインになっている気がします。だから私たちも、一畑になにかとお世話になりました。
出雲・松江は、一畑王国なんです。一畑（いちばた）の関連会社があちこちに。

出雲大社は、「平成の大遷宮」の真っ最中です。大遷宮は60年に一度ですから、この時期に行けるのは、最初で最後ですね。

無事に1泊目の宿泊先に到着。出雲市駅のすぐ横、「 ツインリーブスホテル出雲」です。
なかなか立派なホテルで、一畑グループのホテルです。
駅前なので、とっても便利でした。

ホテルにチェックインしたと思ったら、すぐに5分で、お出かけ。

ホテルから、徒歩3分のところに、なんと、酒蔵があるのです。
絶対に観光客は通らないであろう、細道を通って、すぐに酒蔵が見えてきた。

古い風格ある蔵とは言えないね・・・・・正直、ボロい蔵（笑）

「出雲富士」を醸す　「富士酒造合資会社」です。

出雲富士は、札幌で何度か飲んだことはあるけれど、どこででも飲めるって日本酒ではない。
とっても好きな味で、出雲に行ったら、絶対に立ち寄りたかった蔵。
前もって、試飲できるか電話したら、、ばっちり試飲できるってことで・・・
お邪魔します。

中に入ると、60歳代と思われる社長と、奥様が、お相手くださいました。
もちろん、‘札幌から来た’作戦は使いましたけど、社長と奥様が、とてもよい人で、楽しすぎるひと時をすごすことができました。

「遠くから来たのだから」ってことで、どんどん試飲させてくれるのです。

社長のおじ様が、どんどん冷蔵庫の中から出してくれます。
穏やかな、素敵な社長様。

ラベルの色違い3種　飲ませていただきます。
左）出雲富士 純米 山田錦　中央）出雲富士 特別純米 佐香錦　右）出雲富士 純米吟醸 山田錦
米の違い、精米歩合の違い・・・飲み比べは楽しいです。
佐香錦は、島根県の酒造好適米です。
ということで、真ん中の黒い瓶を購入。佐香錦ですから。


ちょうどお邪魔したこの日から、仕込みがはじまったそうです。

出雲富士　26BY　吟醸　無濾過生　　
これが美味しくって、３本買っちゃった。

出雲富士 佐香錦仕様の手作り純米＆手作り本醸造

この出雲富士 手作り純米しぼりたて無濾過生原酒 は300mlと小さく手頃なので、お土産に4本購入。

私たちを相手してくださったのは、社長と奥様ですが、杜氏は、息子さんです。
東京農業大学の醸造学部を卒業して、東京の酒販店に就職したそうですが、杜氏さんが急死してしまったので、息子さんは、杜氏になるべく、出雲に戻ってきたそうです。
それから、10年近くなのかな？伸び盛りの、これからが益々楽しみの蔵です。
北海道でも、もっともっと流通させてほしいです。

出雲富士　ひやおろしも試飲して購入
1軒目の酒蔵で、12000円近くも購入してしまった。
もちろん、自宅へ、送ってもらいました。

奥様が、「ホテルの部屋でお飲みなさい」と、
300ｍｌの日本酒と、出雲富士のおちょこをくださいました。

最後に杜氏の息子さんも出てきてくれて、ちょこっとご挨拶。

おちょこの中は、こんなスマイル
お店を出た私の顔もスマイルでした♪

次の酒蔵へ・・・・
富士酒造から、徒歩３分210ｍなの〜〜〜超近い！

その蔵は、サンロードなかまちというアケード商店街の中にあるのです。

アーケードの商店街の中に酒蔵があるなんて、面白い！
夜６時だから閉まっているのか、早い時間だと開いているのか？
けっこうなシャッター商店街。

着きました２軒目の酒蔵は、　　旭日酒造有限会社

明治２年創業　✚旭日を醸す酒蔵です。

お邪魔すると、蔵の娘さん寺田栄里子さんが、お相手してくださいました。

家紋が、私の実家と同じ〜〜〜〜親近感わく〜〜〜〜丸に抱き茗荷紋です。

富士酒造さんと同じく、こちらも、冷蔵庫から、何本も出して、試飲させてくれました。

十旭日　純米吟醸　無濾過生酒　乙未（きのとひつじ）　今年の干支の酒。
と、十旭日　純米吟醸　おりがらみ　乙未　

無濾過生酒好きの上、300MLとお土産にもいいので、たくさん購入。

✚旭日は、札幌で何度か飲んだことありますが、燗酒に合うお酒。
栄里子さん曰く、年を取ってきたら、日本酒をガバガバ飲むのじゃなく、燗酒を上品に飲んでもらいたいってことで、燗酒に合う酒にこだわって作ってるのだそうです。

試飲の酒は、左から、飲みやすくフレッシュなものから並べて、１０種類。一番右はじは、
熟成酒で、とても濃厚となっております。
おちょこびちびちに注いでくださったものを、左から順番に飲んでいきます。

この２本は、試飲の右からの２本。熟成されてとても重いのです。

栄里子さんは、４０歳くらいなのかな？とってもステキ女性で、話しもとても面白い。
もっともっと、ゆっくりとお話したかったけど、なにせ、居酒屋の予約が６時半・・・・すでに、６時半。
大急ぎで、お会計して、送ってもらう手続き。
１軒目で買いすぎたので、ここでは、７５００円ほどでやめておきました。

✚旭日　純米吟醸　佐香錦を購入。　島根に来たので、佐香錦の酒にこだわります。

これは、札幌ではないな〜〜ってことで、おろちの舞　ひやおろし。
これは、酒米じゃなくて、コシヒカリで作っている、珍しい日本酒。燗にぴったり♪

送っていただいた酒に、手紙がはいっていました。なんて、魅力ある文字なんでしょ。
こういうひと手間が嬉しいね。

２軒の酒蔵を見学したあとは、旭日酒造と同じアケード街にある、居酒屋へ。

ツバメヤ　（出雲市今市町1318 サンロード中町）

店内は、平日なのに、サラリーマンっぽい人たちで、大賑わい。座席数は24席

カウンターに通されました。そして、おしぼりが・・・・私、飲食店で、黒いおしぼりって初めてでした。すごい違和感あったなぁ〜〜慣れればなんでもないんでしょうけどね。

ここ出雲市は、乾杯条例っていうものがあって、出雲市は日本酒発祥の地とされているので、地酒での乾杯を推進しているのです。
本当は、乾杯条例に則り、地酒で乾杯といきたかったのですが、蔵で日本酒ばかり飲んで、
喉が渇いたので、いつも通り、ビールで乾杯

左は、漬物盛り合わせ。右は、旨ダレ胡瓜。

島根和牛ステーキ　980円。

ステーキが、けっこう苦手な私だけど、せっかく島根に来たから、頼んでみたよ。
美味しかったわ〜〜〜とっても旨みがあるお肉でした。

ツバメヤは、島根のほとんどの蔵の日本酒が揃っています。

飲んだことのない日本酒を攻めていきます。
島根県邑智郡邑南町にある玉櫻酒造が醸す　玉櫻　純米酒　です。
兄弟で造りをされている小さな蔵元で、北海道ではなかなか飲むことができないかと思います。

島根県といえば、宍道湖　宍道湖で取れる、宍道湖が有名なのですよ。
なので、しじみバター680円


しじみが出てきて、驚愕でした！だって、とっても小さいんだもの？なんだこれ？って感じ
メニューには、産地が書いてなかったので、「宍道湖産ですか？」って訊いてみたら、厨房で料理しているイケメンぽい人が、「神西湖産です」って。
神西湖（じんざいこ）は、出雲市にある湖で、宍道湖のシジミより大きいので、神西湖のシジミを使っているのですって。出てきたのが、こんなに小さいシジミなのに、さらに小さい宍道湖のしじみって、どんな大きさなんだろ？北海道のシジミは、これに比べたらはるかに大きい。北海道基準でいけば、この大きさのシジミは小さすぎで取ったらだめだろう〜〜食べるの超面倒。
宍道湖＝シジミみたいな勢いで、やってきたのに・・・・けっこうな驚き〜〜〜
次の日から、毎朝、宍道湖のシジミを食べることになりますけどね。

島根県出雲市塩冶町にある板倉酒造の天穏（てんおん）生酛ひやおろし　無濾過純米原酒　

十六島（うっぷるい）　岩海苔天ぷら
十六島というのは、出雲市十六町という地名。絶対に読めないよね。
この岩海苔、普通の岩海苔とはまったく違う食感なの。もちもちしてた。歯ごたえある岩海苔って面白い。

島根の食材と島根の地酒を楽しんで、次のお店へ移動。

宿泊先ホテルの目の前にある、　のどぐろ日本海

日本酒は、ここでも、天穏のんでます。

店内は、やはり、サラリーマンっぽい人たちでにぎわってました。

のどぐろ食べにきたのだけど、鯖のお造り

店名でもある、のどぐろも食べないとね。

　大きさで、値段が決まっています。良心的なのかな？

２００ｇの焼きを頼みました。

握り（1,000円）を持ち帰りで頼みました。もちろん、1パックずつね。

ホテルに持ち帰って、部屋で・・・・・
富士酒造さんからもらった日本酒を飲みながらね！

お寿司も日本酒も美味しかったぁ〜なんて楽しい1日。

旅の第1日目は、出雲市に夕方について、ひたすら飲んで食べて終わった。