日本酒いっぱい出雲＆松江の旅 ④　～堀川めぐり～

2015/10/27 - 2015/10/30

3泊4日の出雲＆松江の旅。
日本酒大好きな女2人旅。

10/27 JAL508便 新千歳12:00発－羽　田13:40着
　　　羽田空港で乗継　JAL283便 羽　田14:25発－出　雲15:50着

乗継がある旅行は、小岩ツーリストに頼みます。
いつもながらに、対応がすばやく、安心できる旅行会社です。
今回は、往復航空券、１泊のホテルがついて、42800円です。２泊目、３泊目の宿は、自分で。乗継があると、とっても高くて、42800円は、片道の飛行機代くらいの金額です。
とってもお得なのに、ＪＡＬのマイレージも半分つきます。

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

３日目10月29日
皆美館のスタッフさんに、松江駅そばの、３日目の宿泊先に送ってもらいました。
ホテルに、荷物を預かってもらいます。

3日目の宿泊先は、松江アーバンホテル。松江駅そばで、大変便利なんですけど、到着して、びっくり・・・・ボロい（笑）
今夜は寝るだけなんで、立地さえよければ、どんなホテルでも良いとは思っていたけれど、皆美館と比べたら、月とすっぽん、天国と地獄。
1泊朝食付き5000円でしたが、島根プレミアム宿泊券を使って、半額の2500円で泊まることができました。

島根県の県庁所在地 松江です。そこの駅ですけどね〜〜〜〜人、あまりいないです。
地元の方も、「県庁所在地でありながら・・・・」と嘆いていましたけど、今年、松江城が国宝になって、町をあげての大喜び。
城が、国宝じゃないのと国宝じゃ、大違いだものね。

国宝になったということで、どんどん、観光客がやってくるといいですね。

松江駅から、松江市交通局のぐるっと松江レイクラインが走っています。

松江観光に便利なバスです。

1回乗車券200円。1日乗車券500円。

3000円で買った、縁結びパーフェクトチケットを見せると、1日券がもらえます。

松江駅発10時のバスには、着物を着た、ちどり娘が乗車しています。
いくらか料金はかかるみたいですけど、このちどり娘と一緒に、松江城と付近を観光できるそうです。
車内で、アナウンスが流れますけれど、松江出身の佐野史郎さんが、町を案内してくれています。

バス停　堀川遊覧船乗場前で下車。

堀川遊覧船に乗って　 堀川めぐりをします！

亀の石像と夫婦船頭

堀川遊覧船は平成9年7月20日の運航開始から13年目で乗船客400万人を達成しました。
これを記念し、松江市の特産品である来待石を用いて、亀の石像と夫婦船頭を建立されたそうです。お世辞でも、すてきとは言えない像だけど・・・。
堀川には多くの動物たちが生息しており、特に亀は数が多く、堀川を代表する生き物です。
私たちが、船に乗っている間にも、何度も亀をみました・・・・小さい亀だけどね（笑）

堀川めぐりは、1日乗車券1230円。縁結びパーフェクトチケットを見せることで、
団体料金の1020円になります。。1日何度乗っても1020円ですって。



この時間、午前10時20分くらいですけど、まだ、全然、お客さんがいないの。
船頭さんたちが、暇そうにしています。

たくさんの男性船頭さんのいる中、私たちが乗ったのは、女性船頭さんでした。
50代後半って感じのおばさん・・・同じ匂いを感じます（笑）

それでは、出発〜〜〜なんと、客は、私たちの二人です。勝手に貸し切り！！！

出発前に、練習があります。低い橋の下を通る時、屋根が下がるので、「下がりま~す」と言われたら、体を丸めて低くなります。
船頭さん曰く、「誰もいないから、低くなったら、寝転がっていいですよ！」って。

この旅に来る前に、松江からのブラタモリを観ましたが、松江はお堀の町だと、タモリさんも言っておりました。
松江城を囲む堀が、当時のままで現存する城下町なのです。
船に乗りながら、築城400年の時を越えて、その姿をいまだに残す森の自然や堀の美しさを四季を通じて楽しめるのが、堀川めぐりです。

コースの全長は、3.7キロ。約50分で巡ります。

船頭さんが、大きな声で、いろいろ説明してくれますけど、堀の淵に民家があるところでは、静かに小声でしゃべります。
女性船頭さんが、実に面白い人で、乗ってすぐに、同年代の私たちは、近所のおばさんの会話となっていました。
ベテラン船頭さんだと思ったら、なんと、船頭さんになって、3カ月だって〜〜やっと、1人立ちしたばかりみたいです。でも、話はとっても上手。
市役所で働いていたけれど、どうしても、船頭さんなりたくって、定年の少し前にやめたんですって。
いいですね〜〜いくつになっても、夢を持って、それを実現させるなんて。
彼女は、船頭さんにぴったりだと思います。きっと、これから、どんどん人気のでる船頭さんになっていけると思います。

何艘かの船とすれ違ったりしましたけど、私たちのように2人だけの船はなかったですね〜〜〜〜本当に、ラッキーでした。

堀川めぐりのコースでは、17個の橋がかかっていて、そのうちの４つは、橋げたが低いので、
ガ〜〜〜って、屋根を下げるのです。

ほれほれ、わかりますか？屋根が低くなっているでしょ！

橋に近づいていきます。

くぐる橋は、橋げたも低いけど、幅も狭いんです。

船頭さん曰く、ベテラン船頭さんは、この狭いところを、船をぶつけることなく進んで行くそうですけれど、初心者の船頭さんは、「壁に船をこすりながら進みます！」って宣言して・・・
その通り、ギーギー、壁にぶつかったりこすったりしながら進んでいくのです。
いいのかしら？大笑いです。

市街地に出て来ました。

昭和13年に建てられた旧日本銀行松江支店です。今は、カラコロ工房として、雑貨屋さんや、飲食店がはいっています。

横になってます（笑）　何度も横になったり起き上がったりするので、けっこう忙しいんです。
全国いろいろなところで、こんな感じで船に乗っていますけど、こんなに笑った遊覧船も初めてかもね。

遊覧船から見る松江城〜〜〜〜


船頭さんとの別れが、なごり惜しかったですが、松江城に近い、大手前広場乗船場で下車します。
この旅は、心底、人に恵まれた旅だと感じます。
さすが、縁結びの町です。