2014冬09　中国(鎮江1　西津古渡)

2014/12/01 - 2014/12/14

杭州10：08発　T7786便にて鎮江へ向かう。
少し寒さが緩んだ杭州だったのに、鎮江の気温はかなり低い。

【旅程】
□12/01　関空から杭州へ　　紹興泊
□12/02　紹興観光　　　　　　紹興泊
□12/03　安昌古鎮　　　　　　紹興泊
□12/04　紹興から杭州へ　　杭州泊
□12/05　西湖観光　　　　　　杭州泊
□12/06　霊隠観光　　　　　　杭州泊
□12/07　杭州観光　　　　　　杭州泊
■12/08　杭州から鎮江へ　　鎮江泊
■12/09　鎮江観光　　　　　　鎮江泊
□12/10　鎮江観光　　　　　　鎮江泊
□12/11　鎮江から上海へ　　上海泊
□12/12　上海博物館　　 　　上海泊
□12/13　新場古鎮観光　　　上海泊
□12/14　上海から関空へ　　　　　

エリア 鎮江(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA

長旅なので軟座を選択。運賃99.5元。
出発したらまさかの後向き進行だったのでびっくりしたが、上海南からは前向きになった。
何にせよ、尻が痛くならなくて嬉しい。


車掌さんに「鎮江で降りたい」と伝えておいたら、ちゃんと言いに来てくれた。
が、隣のおじさんも「あと3駅…」「あと2駅…」とカウントダウンしてくれたのでダブルで安心だった。

宿泊したのは、駅から徒歩15分ほどの『格林豪泰 鎮江中山西路店』。
ダブルルーム1泊128元。
外観は若干ボロいが、内部はきれい。

エアコンの効きがイマイチで寒いのが難点。
それ以外は問題なし。

向かいのショッピングセンター内の『大娘水餃』で餃子を食べた後、スーパーマーケットへ。

行列に並んで、さくさくの揚げたて油条を購入。
苺も意外と甘くて美味しい。



街中をぶらっと散歩して、今日は早めに就寝。

翌朝。
10元でセルフ式の朝食を頂く。

内容は質素だが味は悪くない。
お粥とおかずでじゅうぶん。
包子やパンもある。

2番のバスで『伯先公園』停へ。
バス料金1元。


バスを降りると素敵な路地があったので、もちろん吸い込まれる。

あぁ…こういう路地、好きだなぁ。

ほうほう。なるほど。

やっぱり路地歩きはやめられない。

路地から出て、西津古渡へ向かう。

途中に煉瓦造りの美しい洋館。

この建物もずいぶん古そう。
『鎮江商會』と書かれている。

こちらの重厚な建物は何だろう？　
『廣肇公所』と書かれているが。


この辺り、なにげに凄そうな建物がポンポン建っているなぁ。

とは言え、こういう『古色』も大好きだ。

こちらもいい味出してる！

このなだらかな階段を上ると『西津古渡』と呼ばれるエリア。

門には『西津渡街』とある。

土産物屋の店先で売られていた本、3冊で10元。
『抗日』と書かれた本も見える。

杭州で見かけた『放屁許可証』は無いようだ。
やっぱり杭州で買っておくべきだったな…

左の塀の向こう側には洋館が建つ。

これは『旧英国領事館』かな？

屋根付近に　1890　と刻まれている。

美しい道が続く。

アーチ形の門が見えてきた。

門をくぐると…
『昭関石塔』


これが見たくてここまでやって来たのだ。

更に進んで振りむいてみる。

…美しい。

更に進むと、モノトーンの町並みに若干似つかわしくないものが…。

凛々しいワンコ発見。

冷えてきたのでトイレの看板をたどって行くと…

ニーハオトイレのはるか上をいく難易度！

無理無理無理
…と思ったが、単なる取り壊し中か？

…いやいや。中国のトイレはあなどれないぞ。
現役の可能性約80％ってところか。

老街。
香酢の店もちらほら。

小腹が減ったので温かいものでも食べるかな。

小ワンタン(5元)。

少し温まったが、店を出たら一瞬で冷えた。

通り沿いの美しい建物を眺める。

建物と建物との間の煉瓦造りの門。色合いが素敵。

こちらは確か香酢のお店。

ひと際目立つ朱色の建物。

かわいい郵便受け。

しかし、やっぱりこういう『古色』の方が好きだったりする。

芸術的なガラスの抜け具合。

む。

この先にもトイレがあるようだ。

オープン型溝式。

うぅ〜ん…やっぱり無理だ。スキルが足りん。
すだれか暖簾でもいいので…

トイレのことはあきらめて
『老碼頭　文化園』へと降りてみる。

上海の『新天地』のような。

インパクトのある素敵な建物。

おしゃれな雰囲気が漂う。

木枠と色ガラスがかわいいノスタルジックな窓。
蔦がいいアクセントに。

これらは古い建物をリノベーションしてあるのかな。
やはり絡まる蔦がよく似合う。

一見すると『魅惑の路地』だが、短くて残念。

西津古渡では浮いていたツリーも、ここではしっくり溶け込んでいる。

主にトイレのために『鎮江博物館』に立ち寄る。

怖かわいい。

大変楽しそうなお二方。

思わず釣られて笑ってしまいそうになる。

素敵だなぁ。
鑑定団に出してみたいなぁ。

思わず見惚れる象牙細工（たぶん）

博物館脇から眺める『旧英国領事館』

バス停まで戻ってきた。

で、やっぱり路地に吸い込まれる。

壁の穴がダイナミック。

あぁ。
なんで路地にこれほど心惹かれるのか。

素敵な路地に入ると、途端に脚の疲れが気にならなくなるものなぁ。

最後に、バス停名である『伯先公園』に立ち寄ってみる。

よくわからないが、なんかちょっと楽しい。

奥に進むと、廃屋が。
アクアリウム？



整えられた町並みと古いままの町並みの両方を堪能し、
来た時と同じ2番バスで市街へ戻る。

この旅行記へのコメント （2）

• ねこいしさん 2021/01/11 12:43:38

  中国いいですね

  小心者さん
  
  こんにちは。
  古い旅行記に失礼します。
  
  すごく良い旅行されてますね～。
  しみじみと楽しませて頂いています。
  わたしはまだ中国の何処へも行ったことが無いのですが、
  小心者さんの旅行記を拝見していると、中国の路地が
  ほんとに素敵。
  さしあたり上海から鎮江は私の休暇でも行けそうなので、
  コロナ後に検討したいと思います。
  （まだありますように）
  またいろいろ教えてください。
  
  ねこいし
  

  小心者さん からの返信 2021/01/11 14:37:25

  RE: 中国いいですね

  ねこいしさま
  
  これまた古い旅行記までご覧いただき、ありがとうございます。
  
  そうなんです！
  中国の路地、めちゃくちゃいい味出してます。
  『古鎮』なんかも素敵ですが、観光客が多いとすぐに改修されてしまうので、
  結局『ふつうの路地』が一番魅力的かもしれません。
  しかも「なかなか外国人だとバレない」ことも素晴らしく、そこそこやりたい放題です。
  （ついでに、他人に超無関心なのもありがたい）
  
  コロナが収束したら是非とも訪れてみてください！
  気が早すぎですが、ねこいしさんの『中国の路地歩き』すっごく楽しみです（涎）。
  
  小心者