2014/12/01 - 2014/12/14
37位(同エリア251件中)
小心者さん
宿の近くのバス停『移動公司』から108路バスに乗り込み、『安昌古鎮』と書いたメモを見せる。
結構走った末に車掌さんが降ろしてくれたのは『東浦総合市場』というバス停で、走り去る時に窓から「次は118路バスに乗るように」と「イー・イー・パー」と言いながら指でも示して教えてくれた。
118路バスの車掌さんにもメモを見せ、無事に『安昌大酒店』前で降ろしてもらうことができた。
(運賃は108路バスが2元で118路バスが3元、合計1時間ほど)
安昌古鎮にも『観光地化』の波は確実に押し寄せてきていたが、一歩路地を入ると「時が止まったかのような」古鎮の魅力に触れることができた。
【旅程】
□12/01 関空から杭州へ 紹興泊
□12/02 紹興観光 紹興泊
■12/03 安昌古鎮 紹興泊
□12/04 紹興から杭州へ 杭州泊
□12/05 西湖観光 杭州泊
□12/06 霊隠観光 杭州泊
□12/07 杭州観光 杭州泊
□12/08 杭州から鎮江へ 鎮江泊
□12/09 鎮江観光 鎮江泊
□12/10 鎮江観光 鎮江泊
□12/11 鎮江から上海へ 上海泊
□12/12 上海博物館 上海泊
□12/13 新場古鎮観光 上海泊
□12/14 上海から関空へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
安昌大酒店前からそのまま進行方向へ歩くと古鎮へ。
-
着々と整備されつつある様子。
-
古鎮までは広いメイン道路があるが、味気ないので遊歩道を歩く。
-
水路を挟んだ向こうには工場。
-
工場の一部であろうブルーの建物がかっこいい。
-
古鎮へのメイン道。
観光客の姿はほとんどなく、新しい店も営業しているのかいないのかビミョー。
ついでに天気もビミョー。 -
橋が架かっているが、工場に入れないようにコンクリートの壁ががっちり橋を隔てている。
壁は簡単には撤去できそうにないし…
『向こう側には渡れない橋』 -
進んでいくと、さっそく古鎮名物の『腸詰』と青梗菜が干されている。
-
美味しそうなバラ肉ですこと。
-
ひゃぁあ。
姿かたちがリアルすぎて美味しそうとまでは思えない。
越前ガニのようにきちんとタグが付けられている。 -
古鎮への牌坊。
ツーリストセンターもあり、意外にも観光客の姿が増えてきた。
左側は何やら新しい建物群(屋台群?)を着々と建設中。 -
美しい橋が架かり、右側の整備されたスペースには椅子やテーブルが設えられている。
-
が、しかし、その向かいはこんな状態。
おそらく、整備するために古い建物群を取り壊したのだろう。
観光客の勝手な言い草だけど、寂しい限り。 -
川を挟んだ向こうにはやっぱり工場らしき建物が見える。
入口には『招工』と書かれた看板。
斜めになった屋根が面白い。 -
古そうに見える屋根付きの橋を進んで行く。
-
右側にお寺が。
ここは共通チケットが必要らしい。
チケットを買う人はほとんどいないようで…。 -
馬頭塀がそびえ立つ。
-
壁に掲げられた古鎮のMAP。
…眺めてみてもよくわからない。 -
みんな寒そうにしているが、本当に寒いのだ。
-
タバコがこんなふうにショーケースに並んでいると何だか楽しい。
-
いい感じの路地に気を取られるも、とりあえずまっすぐ進むことにする。
-
アーチ型の『頴安橋』。
しっかりとした堅牢そうな造りだ。 -
橋の上からの景色。
-
橋のたもとにものすごく味のある猫がいた。
30分後に通った時もそのまんまだった。
首の角度が少し変わっていたので置物ではなさそうだ。 -
観光客を乗せた足漕ぎ舟が横切って行く。
-
旧中國銀行。
ここもチケットが必要だが、ちょっと入ってみたかったかも。 -
その横では洗濯風景。
他人事ながらやはり冷たさが心配になる。 -
そろそろ我慢できなくなってきたので適当な路地に潜入(路地マニア)。
-
いやっほ〜ぅ♪
-
おそらく名のある建物だろう。
入口横の『WiFiマーク』が似合わないことこの上ない。 -
古風な家が並ぶ。
-
ノスタルジックな街灯が素敵すぎる三ツ辻。
-
孫を負ぶった老人や犬を散歩させる人…
裏路地にはごく普通の暮らしがある。 -
路地から出てしまったので、また水辺を歩く。
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こちらもなかなか立派な橋。
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めっちゃ木造。
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おぉ。この橋は味があるなぁ。
-
渡ってみると、欄干にびっしり青梗菜。
もはや芸術。 -
水路沿いの茶屋には腸詰の簾。
これまたもはや芸術。 -
その横にはまたもや生々しい状態の鳥さんたち…。
-
干し鳥作成中。
その周りを犬が興奮して駆け回る。 -
『三板橋』
3枚の石版を並べて渡した、みたいな? -
あぁ、また路地に吸い込まれるー
-
ここにも普通の暮らしがある。
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塀の向こうはどうなっているのか気になる。
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『福』の文字が描かれた扉。
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川沿いに戻り、更に進むと観光客らしい姿はすっかり見えなくなってしまった。
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対岸にも全然人がいない。
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壁に描かれた店名が消えてしまいそう。
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川沿いの道を分断する一般道路。
この道路沿いの商店もノスタルジックな装い。 -
自動車のピカピカ度合が際立つ。
-
屋根の辺り、老朽化が激しい。
古いものを残すというのは大変なことだなぁ。 -
この辺りは青梗菜がよく採れるらしく、ところ狭しと干されている。
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もちろん川魚も干されている。飴色が美味しそう。
-
今度は対岸を散策する。
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カラフルな子供服の洗濯物が可愛い。
-
チラッと門の中を覗いてみる。
-
古鎮じゅう腸詰だらけ、と言っても過言ではない。
-
観光客を乗せて出発。
4人も乗っているので重そう。 -
あれはさっきの青梗菜橋。
下には洗われた青梗菜たちが干される順番を待っている。 -
!
細っ!
ここをスルーするわけにはいかないだろう! -
『南井弄』というらしい。
-
いやっほ〜ぅ♪
-
弄沿いの家もいい感じ。
-
弄を抜けて左折したら水路に出た。
-
素朴な古鎮の風情。
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電柱の向こうにいるのは洗濯物だ。
あの船、コンクリート製に見えるのだが… -
さっき三板橋で会った犬にまた会った。
しましまのセーターが可愛い。 -
橋を渡ってそろそろ戻ろうかと思ったものの、名残惜しくてもう少しだけ路地裏散策。
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真っ青な扉が目立っている。
-
ガラスに見せかけた板なのか、板に見せかけたガラスなのか?
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大きな切り株のある広場。
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のんびり釣りをする男性のバケツには魚が3匹ほど。
-
魅力的な家並みが続く。
-
この辺り、『歴史建築』として保護されているらしい。
門が? -
中国語はからっきしなので、どれがそうなのかは不明。
-
ひょっとしてこれらの門とか?
-
路地裏歩きも堪能したので、そろそろ帰路につくことに。
-
圧巻の腸詰簾に別れを告げる。
安昌古鎮、楽しかったなぁ。 -
鎮内では結局何も食べなかったので、安昌大酒店バス停近くの食堂『順旺基』に立ち寄る。
トレイを持って惣菜を指さし注文する半セルフ式。
このタイプの食堂は実物を目で確かめられるし、安いし、味も悪くなくてとても便利だ。 -
難点は、遅い時間に行くと惣菜の選択肢が極端に少なくなっていること。
売り切れてしまっても補充はない。
この時ももうほとんど残ってなかったので必然的にこのメニューに。
おかず(ひき肉の湯葉巻と腸詰蒸し)10元、ご飯1元。
日本人だと言うと大歓迎してくれ、スープをサービスしてくれたのでありがたく頂く。謝謝。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ヒデールさん 2015/03/07 00:30:33
- やっぱりいいとこですね! 安昌古鎮
- こんばんは、小心者さん
古鎮と客家と望楼と古い石橋と古い塔と田舎が大好きなヒデールと言います。
安昌古鎮はやっぱりいいとこですね〜
小心者さんの旅行記を拝見して つくづく思いました。
実はワタシも安昌古鎮を訪れたことがあるんですが なにせ時間がなくて 小心者さんのようにゆっくり観て周ることが出来なかったんですよ〜(泣)
旅行記の冒頭部分を見てると豪くキレイに整備され どうなったかと思いましたが、
廊棚が連なる風景や住民のための日用品の店や足漕ぎ舟など、水路周辺の景色は変わってないなあ... と安堵しました。
路地裏っていいですよね。
ワタシもよく吸い込まれます(笑)
狭い路地だと何がこの先に現れるかワクワクしますよね。
それと「腸詰め簾」、圧巻ですね。
あれは12月〜1月の間だけ見られる安昌古鎮の冬の風物詩らしいですよ。
なにかワタシが観れなかった分を小心者さんが全てフォローして頂いたようで お礼を言いたい気持ちです。
ありがとうございました!
ヒデール
- 小心者さん からの返信 2015/03/07 16:33:17
- RE: やっぱりいいとこですね! 安昌古鎮
- ヒデールさん、はじめまして。
書き込みいただき、ありがとうございます。
> 古鎮と客家と望楼と古い石橋と古い塔と田舎が大好き
と拝見し、勝手に多大な親近感を抱かせて頂きました。
どうぞよろしくお願いします!
ヒデールさんの旅行記を拝見しましたが、入口周辺以外はほとんど変わってない様子ですね。
私とは真逆の『酷暑』の中を訪れられたようで、大変だったのではないでしょうか?
短い空き時間をしっかり有効利用され、とても旅慣れた様子に感服いたしました。
私は虚弱体質な上にスローテンポなので、1日がかりで行ってもこの程度という…。
とは言え、安昌古鎮は今でもタイムスリップ感に浸れる素敵なところでした。
ところで、全然関係のない話で恐縮ですが、『嘉例川駅』の写真に惹かれて旅行記を拝見しました。
木造の駅舎、すばらしいですね!
いつか必ず訪れたい場所となりました。
失礼ながら『好きなもの』が似ているヒデールさんの御旅行記、これからゆっくり拝見させていただくのが楽しみです。
こちらこそありがとうございました。
小心者
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