2015/06/27 - 2015/07/01
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さくらいろさん
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世界一周航空券で出発した旅行の最初の目的地はロンドン。
せっかくだからコッツウオルズにも足を延ばしたいと、日本からツアーを
予約していました。
「みゅう」のバスツアーで、日本人ガイドさんが説明してくれました。
とても優秀な方で、情報満載。充実したツアーとなりました。
コッツウオルズはイングランド中央部に広がる丘陵地帯で、特別自然美観地域と
なっています。
中世13~15世紀に羊毛産業で栄えていたとのことで、古いイングランドの面影を
残した建物が有名です。
イメージ通りの古き良きイングランドを感じることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「みゅう」のツアーに参加するために朝8時に
ビクトリア駅へ。
1&2ホーム前に集合とのことで、早めにホテルを
出発しましたが、グロースターロード駅から5分くらいで
ビクトリア駅に到着。
夫は大好きな列車の写真を撮りに歩きまわっています。
私は集合場所へ行って、早めに着いたツアー参加の方と
情報交換していました。
日本人ばかりのツアーなので、いろいろと話ができました。 -
ツアーバスです。
大型バスでゆったりと座って移動できて
快適でした。 -
ツアーの行程はビクトリア駅⇒バーフォード
⇒バイブリー⇒ボートン・オン・ザ・ウオーター
⇒ブロードウェイ⇒ピカデリーサーカス
10時間余りのツアーです。
ビクトリア駅を出発して2時間ほどは、こんな景色を
見ながら走ります。
なかなかのんびりして良いです。 -
まずは最初の村、バーフォードに着きました。
コッツウオルズの入り口として知られています。 -
インフォメーションセンターの中には
羊毛産業で栄えた町らしいお土産が並んで
いました。
ここで町の地図もいただきました。 -
町の中央を通る High Street から見下ろした
風景が印象的です。 -
ウィンドラッシュ川に架かる橋。
昔ながらの景色ですが、この橋の横の道路は
かなりの車が走って行きます。 -
バプテスト教会もありました。
この町は14〜17世紀に宿場町として繁栄。
今でも16世紀から18世紀初頭の建物が多く
残っています。 -
教会の中にも入れました。
とても静かでした。 -
それぞれの村(町)で自由時間があり、
散策できました。
坂道の両側には石造りのショップやレストランも
ありました。
狭い道を入ると、こんなオシャレな店も。 -
美味しそうなパイなどが並んだ店も
ありました。 -
バーフォードから次はバイブリーへ。
バスで40分ほどです。
ここは詩人で社会主義の先駆者のウィリアム・モリスが
「イングランドで一番美しい」と称えた村です。 -
石造りのコテージが並ぶアーリントン・ロウは
14世紀に建てられた修道院の羊毛倉庫が17世紀
に改築されたもの。
織物工が住むコテージになっていましたが、
現在はイギリス文化財第1級建造物として
ナショナル・トラストが管理しているそうです。
今なお賃貸もされて人が住んでいるとのこと。
中ではどんな生活なのでしょうか。 -
ここには鱒の養殖場もあります。
「バイブリー・トラウト・ファーム」
公園のようになっていて、入場もできます。 -
1650年創業という「スワンホテル」
素敵なホテルです。 -
お土産屋さんでよく見かけたティータオル。
ウィリアムモリスデザインの物もありました。 -
コルン川には野生の鴨や白鳥が泳いでいます。
ガイドさんによると、今年生まれた白鳥の
赤ちゃん達が7羽ほどいるとのこと。
お母さんと一緒に泳いでいました。 -
自然の中のイングリッシュガーデン。
ナチュラルな美しさは、ため息ものです。
この季節に来て良かったな、と思いました。
4つの村の中で、私はここが一番好きでした。 -
バイブリーから、さらにバスで40分ほどで
次は「ボートン・オン・ザ・ウオーター」です。
ここは今までよりも大きな町でした。
町の中心をウィンドラッシュ川が流れ、いくつかの
石橋が架けられています。
「コッツウオルズのベニス」と言われているそうです。 -
ちょうど昼食時間でもあり、ここでは90分の
自由時間となりました。
ガイドさんのくれた地図を頼りに散策をして
昼食の店を決めました。
私達は「デューク・オブ・ウェリントン」という
パブへ。 -
パブの中です。
まず、席を決めてカウンターへ。
順番に注文します。 -
ビールとビアカクテル(シャンティ)を
注文しました。
このシャンティはガイドさんが教えてくれました。
ビールとレモネードを半々にしたカクテルです。
爽やかな飲み心地で気に入りました。
夏のヨーロッパは非常に乾燥しているので
ピッタリです。
この後、ドイツでは「ラドラー」という同じような
飲み物があり、それもよく注文しました。 -
昼間からパブで飲むビールは美味しい。
日本のビールよりもライトな感じです。
(日本に帰ってからビールを飲むと濃く
感じました) -
ランチで注文したもの。
ソーセージやハムエッグ。
どちらも美味しかったのですが、特にソーセージが
秀逸と夫のお気に入り。
ちょっとスパイシーで、ビールによく合ったようです。 -
ランチの後も街を散歩。
素敵な家があちこちにあります。 -
街歩きをしているとお庭も見ることができます。
きっちりと作られているというよりも、自然を
感じられる庭作りという感じです。
イギリスへ来て思ったのは、伝統を重んじる国民性
です。個人の家はほとんど昔のままの造りだと
感じました。
私はアガサ・クリスティのファンで「ミス・マープル」
などの映画もよく見ます。
その時に、昔のままの家などはどこで撮影しているのだろう
と思っていました。
セットなのかな・・と。
でも、よく分かりました。今でもそのような村があり、人が
生活しているのです。
ただ、イギリスでは斬新な建築家は生まれにくい!?のかな
とも思いました(特に個人の邸宅の設計では)
行ってみて初めて感じることがあるものです。 -
90分を過ごして集合場所へ。
川のほとりを散歩する観光客も多く、
賑わっていました。 -
バスに乗り込み、さらに走って4番目の村
ブロードウェイへ。
ここは、かつて駅馬車の乗り換えの宿場町として
栄えた村です。
当時は30軒以上の宿があり、村は旅人たちで
賑わっていたとのこと。 -
リゴン・アームズ・ホテルは1532年から町の
記録簿に登録されているという由緒ある建物。
チャールズ1世、オリバー・クロムウェルも宿泊した
といわれるコッツウオルズで最も古く有名な旅籠(イン)。 -
裏手の中庭の見学もできました。
今でももちろんホテルとして営業しています。 -
ここにも素敵な紅茶の店がありました。
-
たくさんの種類の紅茶が並んでいました。
ティールームにもなっています。 -
テラス席もあります。
こんな所でいただくお茶も美味しそうです。
4つの村を巡るツアーは、とても良かったです。
個人では、レンタカーでないと回れません。
日本語での説明も詳しく、歴史やイギリスの生活なども
よく分かり充実したツアーで大満足でした。
ブロードウェイからは一路、ロンドンに戻りました。 -
バスで2時間ほどでロンドンに到着。
ピカデリーサーカスで解散となりました。
7時頃ですが、まだまだ明るい。
こちらも有名デパート「リバティ」へ行きました。 -
1924年建造の建物はロンドンで最も代表的な
チューダー・リバイバル様式のアーツ&クラフツの
建築物の一つとのこと。
中は大きな吹き抜けを囲むようにフロアが設置して
あります。
今でもこの様式でデパートの売り場があることに
びっくりです。 -
私は洋裁もするので、リバティプリントは大好きです。
そのプリントの布地が天井から広がっています。 -
リバティプリントで作られた製品もたくさん
ありました。
憧れのリバティプリントは、ここで始まったのねと
感慨がありました。 -
ピカデリーサーカスと言えば、日本なら銀座の
ような場所です。
その一等地に並ぶこの建物。
歴史的建造物が並んで、その中はデパートや
レストランなどです。
新しいビルなどに建て替える必要もなく、歴史と
共に時が過ぎていく光景。
ここでも来てみないと分からない、と思いました。 -
さて、私達はコヴェントガーデンに移動して
夕食の店へ。
ロンドンに来たらフィッシュ&チップスを
食べなければ。
夫の検索によると、この店の評価が高いそうです。
「ロック&ソールプレイス」 -
何はともあれ、ビールを注文。
この旅行中にビールを飲まない日はなかったな、と
思うほどです。
地ビールも多いし、いろいろな味で美味しかったです。 -
そして”コッド”(タラ)のフィッシュ&チップス。
大きいです!
でも、油っぽくなくて、さっくりと食べられました。 -
もう1品は「海老のフリッター」を注文。
こちらも美味しかったです。 -
可愛い店で、お客さんも多く賑わっていました。
フィッシュ&チップスは、あちこちで食べられると
思いますが、食いしん坊の夫が調べただけあって
美味しかったです。
夕食の後は、まだ明るいからとバスでタワーブリッジの
夜景を見に行きましたが、降りるバス停が見つからず
行けませんでした。残念。
地下鉄でホテルに戻り、翌日の観光に備えることに。 -
翌日はロンドン滞在の最終日です。
観光の続きをすることにしました。
ホテルから駅に向かうアーケードには、地元の
スーパーもあるので寄ってみました。 -
ここにも紅茶が並んでいるので、普通の家庭で
飲むような(普段使い?)の紅茶も買いました。
種類が多いので楽しい。 -
駅から地下鉄でセント・ポール大聖堂へ。
イギリス国教会の大聖堂で、ドームは精巧なモザイクで
飾られています。
そのドームはバチカンのサン・ピエトロ寺院に続いて
世界第2位の大きさでバロック建築の傑作とのこと。
1981年にはチャールズ皇太子とダイアナ元皇太子妃の
結婚式も行われました。
とても美しかった光景が目に浮かびます。 -
そこからバスでタワーヒルへ向かいました。
赤い2階建てバスに乗れるのは嬉しい。 -
まずはロンドン塔。世界遺産です。
テムズ川の岸辺、イーストエンドに築かれた中世の
城塞。
政治犯の幽閉や監獄としても使用されましたが
現在はイギリス王室が使用している宮殿。
儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所として使用されていて
英国が誇る宝飾物も保管されているそうです。 -
タワーブリッジ。
テムズ川に架かる跳開式の可動橋。
橋の長さ244m、ゴシック様式のタワーは高さ
65m。
1894年に完成して、120年以上たった現在も現役で
月に数回開くらしいですが、なかなか見ることは
できません。 -
テムズ川の向うには新しいビル群も見えました。
-
テムズ川周辺を観光して、次はコヴェントガーデン
マーケットへ。
元は古くローマ時代からの生鮮食品市場。
映画「マイフェアレディ」の舞台にもなりました。
市場は1971年に移転、1980年には跡地に飲食店、
ブランド品などが集まるショッピングセンターが
できました。 -
ここへ来た目的は「ロンドン交通博物館」です。
コヴェントガーデンの市場跡地の一部に開館した
ロンドン交通局の博物館で、2007年にリニューアルオープン
しています。 -
鉄道好きな夫の趣味に付き合って。
1800年代から現代までのロンドンの交通の歴史を
体験できます。 -
入館前に中2階の「Upper Deck Cafe&Bar」で
ひと休み。
またビールを飲んでいる。 -
交通博物館に入ると、いきなり東京の地下鉄路線図が。
東京や上海、アメリカ、ロンドンなど世界各地の
現在の駅の映像も流れていました。 -
交通の歴史は面白いです。
2階建ての馬曳き路面馬車。 -
世界最初の地下鉄を走ったのは”なんと”
蒸気機関車です。
もくもくと煙をはいて地下を走った!? -
昔の客車は広々。
これもアガサ・クリスティの作品に出てきそう。 -
古いバスも。
昔から2階建てなのね、と再認識。 -
きれいな絵柄のバスもありました。
子供連れのお客さんも多く、大人も楽しめて
なかなか良い博物館でした。 -
コヴェントガーデンから再度のフォートナム&
メイソンへ。
この日もカフェに寄り、クリームティを注文しました。
アフタヌーンティを簡単にしたメニューで気軽に
注文できます。
それを1人分と夫はレモネード。 -
クリームティにはアイスクリームも
ついてきます。
メニューから好きなフレイバーを選べるのも
嬉しいです。
この日は19ポンドの支払いでした。
先日の紅茶とアイスクリームで15ポンドだったので
こちらの方がお得です。
スコーンやキッシュなど美味しかったです。 -
ロンドン観光も終盤なので、ハロッズにも
行ってみました。
こちらも紅茶専門の食品雑貨店として設立された
高級百貨店。 -
フォートナム&メイソンよりも、さらに
高級な雰囲気の紅茶売場。
でも、もう買えません。
旅の始めのロンドンでの買い物が一番多い感じで
トランクがいっぱいになりそう。 -
一度、ホテルに戻り(荷物を置いて)シャンパンを
いただきました。
バーのテレビでウィンブルドンテニスを観戦。
実は滞在中にテニスを見に行きたかったのですが
チケットの高さにあきらめました。
ウィンブルドンテニスのチケットの入手方法はいくつか
あることが分かりました。
労力を使わずにお金を出すのも、一つの方法ですが
2枚で26万円でした。
他には当日券を求めて並ぶ。これは前日からテント持参などで
ピクニック気分も味わえます。
そして公正だなと思うのは、その当日券は安くて(10ポンドくらい)
とても良い席なのです。
今回は日程に余裕がなくて残念でしたが、いつか見てみたい
ものです。 -
ホテルの部屋でもテニスを見ながら、荷物を
まとめました。
それから夕食へ。
チャリング・クロス駅から歩いて「シャーロック・
ホームズ」へ。
シャーロックホームズシリーズの傑作「パスカヴィル家の犬」
の主要人物の1人、パスカヴィル卿が物語の中で宿泊した
「ノーザンバーランド・アームス」というホテル(実在した)
の跡地に作られたパブ・レストラン。
行ってみると外は大混雑。 -
予約もしていないし、入れないかもと思って
2階のレストランに行ってみると案外すいています。
みんな、パブが好きなのね。 -
私達は食事がしたいので、好都合。
エールパイ(ビールで煮込んだビーフシチューのパイ)
と貝柱のフライを注文しました。
シチューも柔らかく煮込んであって美味しかったし、
イギリスの食事も口に合いました。 -
2階の一室はシャーロックホームズの部屋という
設定。
こちらもテレビのシリーズで見るような部屋でした。 -
夕食を終えて、ホテルに戻り最後の荷造り。
ほとんどが紅茶というイギリスみやげです。
大英博物館で買ったアヒルの人形やロゼッタストーン型の
USBも並んでいます。
帰りの駅で翌日のヒースロー空港までの地下鉄料金を
聞いて、オイスターカードにチャージしました。
ロンドン滞在の後は、いよいよスイス旅行に向けて
チューリヒに移動します。
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