2015/07/01 - 2015/07/09
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さくらいろさん
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37日間の旅行の中で、ハイライトと言えるのは「スイス周遊」です。
山歩きが趣味の夫婦ではありませんが、夏のスイスはぜひ行ってみたい所でした。
旅の行程を考える中で、いろいろな国の情報、観光地を調べましたが
さらにスイスの移動、ホテル検索などは大変な作業になりそうでした。
出発前からすっかり疲れてしまいそう。それでは楽しめそうにありません。
ということで、スイスはツアーに参加することにしました。
いくつかの候補の中から選んだのは「JTB ベルニナ線と氷河特急で行く
スイスよくばりハイライト 9」という添乗員同行のツアーです。
そのツアーにランドオンリー(航空機は自分で手配して、現地集合、最終地で
離団)で参加することにしました。
この選択は私達にとっては、とても良かったです。
初めてのスイスを安心して楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
ロンドンからスイスへ移動する日です。
アッシュバーンホテルで最後の朝食をいただいて
9時半頃にチェックアウトしました。 -
このホテルでは、最初の日から毎日、小さな
プレゼントが置いてありました。
バス用品やミント、リップバームなどです。
部屋の掃除も丁寧でしたし、スタッフも親切で
良いホテルでした。 -
グロースターロード駅で電車を待っているところ。
(これは当日ではありませんが、いつもここで
待っていました)
出発の日もエレベーターのない階段を降りるのは
大変でしたが、親切な方のお世話になりました。
この日はピカデリー線「ヒースロー空港行き
123&5」に乗りました。
降りるのは5番ターミナルです。 -
ヒースロー空港に着きました。
ここから英国航空(BA)でチューリヒに向かいます。 -
ヒースロー空港ではBAのラウンジが使えます。
-
朝食は済ませていますが、少々休憩。
白ワインで。 -
ラウンジから見える空港の景色です。
ロンドンともお別れです。 -
ヒースロー発12:20 BA714 でチューリヒに
向かいました。
ロンドン郊外の景色が見えました。
やはり伝統的な家が並んでいます。 -
チューリヒ行きのビジネス席はこんな感じです。
3人席の真ん中をテーブルにして、2人で使います。
けっこう、広く使えました。 -
お昼の出発なので、ランチプレートが配られました。
小さな料理が少しづつ並んで、食べやすかったです。 -
ロンドンとチューリヒは時差が1時間あり、
15時に到着です。
スイスが近づいてきました。 -
チューリヒに到着しました。
JTBツアーの添乗員さんから連絡がありました。
到着時間が同じ頃だったので、空港で合流できることに
なりました。 -
ツアーの方達と一緒にバスに乗り込みました。
最初の目的地はザンクトガレンです。
地図の中央あたりがチューリヒ、右上にザンクトガレン
があります。 -
大型バスでゆったりと向かいます。
初めて見るスイスの風景です。 -
緑豊かでいいなあ、と思いながら車窓からの
景色を眺めていました。 -
ザンクトガレンのホテルに着きました。
「ラディソンブルホテル ザンクトガレン」
モダンな外観のホテルです。
ここザンクトガレンは、アッペンツェル・アルプスと
ボーデン湖の間の谷に位置する街。
標高約700mにあり、スイスで最も標高が高い都市の
ひとつ。
東スイス地方の中心都市で、ザンクトガレン州の州都です。 -
ホテルに入るとロビーもきれいでした。
-
案内された部屋も外観と同じくモダンな感じです。
-
ツインベッドで落ち着く空間。
-
バスタブ付きですっきりしたバスルーム。
-
部屋に荷物を置いて街歩きに出かけました。
まずはザンクトガレン駅へ。
古くからある駅舎。 -
新しい駅舎も並んでいます。
-
ホームにも入れます。
何本かの列車が停車していました。 -
ザンクトガレンは州都であり、8世紀に建設され
中世ヨーロッパで学芸の総本山として隆盛を
極めた修道院を中心として発展した歴史的な街。
古い建物もあちこちで見ることができました。 -
街歩きの後は夕食へ。
この日は食事がついていないので、ホテル近くの
ビール醸造レストランへ行きました。
ツアーの方達も食事をされていたので、合流して
おススメ料理などを教えていただくことに。 -
もちろんビールで乾杯。
ここは1779年設立のビール醸造所で、スイス国内
メーカーで最大かつ現存する最古の醸造所(だった
らしいです。帰ってから知りました)
夏のヨーロッパではテラス席が大人気。
太陽の恵みを感じたい人が多いと思われます。
私達は涼しい室内で快適に。 -
ビールも料理も美味しかったです。
-
チキンやロブスターラビオリなどをいただき
ビールも2杯づつ飲んで、ご機嫌でホテルに
戻りました。
滞在したホテルは、たまたまカジノホテルだったので
夫とカジノにも行ってみました。
リールで負け気味でしたが、ポーカーゲームで当たって
50ユーロほど増えたところで勝ち逃げ。
ツアーの初日から楽しめました。 -
ツアー2日めの朝です。
ホテルで朝食。料理の種類も多くて美味しかったです。 -
明るいレストランでいただいています。
夫もソーセージが気に入ったとのことでした。
(白いソーセージでなくて、スパイシーなもの) -
朝食後はザンクトガレン観光へ。
現地在住の方がガイドをしてくださいました。 -
素晴らしかったザンクトガレン修道院。
世界遺産です。
アイルランドの隠修士ガルス(聖ガルス)が西暦613年に
設立した僧坊が母体。
この聖ガルスがザンクトガレンという町の名前になった
とのこと。
僧坊は後に修道院になり、書物の複写が行われ、学校の
役割を担い、ナレッジセンター(知識の中心)に
なっていった。 -
大聖堂の美しい内装。
-
修道院の見学もできました。
-
最も印象的だったのは、修道院図書館。
修道院に併設された図書館で、1767年に建造、
世界最大級の中世期文献の蔵書数を誇るとのこと。
蔵書の配置は本の内容(天文、医学など)によって
並べられているとの説明でした。
館内は今でも建造当時のままで、エアコンや照明器具などの
設備はないそうです。
その気候風土が、ここに作られた理由でもあるとの話。
館内は撮影禁止なので、絵葉書を買いました。 -
旧市街の町並み。
建物が傾いでいるのが分かります。 -
出窓のある建物も多いです。
-
当時のお金持ちが周りと競い合って造った
とのこと。 -
面白い出窓のデザインがありました。
-
ザンクトガレン観光を終えて、次はマインフェルトへ
向かいました。
山間の景色を眺めながら、バスで移動です。 -
観光の前に昼食です。
テルミナレストラン。 -
ソーセージとスイス名物ロシュティ(ジャガイモ料理)
-
デザートにアーモンドプディングもありました。
-
昼食後は「ハイジの村」に向かいます。
-
ハイジの村・ハイジハウス
「アルプスの少女ハイジ」の世界を再現した
テーマパークです。 -
「ハイジの泉」
「ハイディ(ハイジ)」は女流作家ヨハンナ・シュピーリの
児童文学です。
作者を記念して1953年に造られたもの。
この作品はアニメ「アルプスの少女 ハイジ」で有名に
なり、世界中から観光客が訪れることに。
日本人が最も多いそうですが。 -
「ハイジの家」
ハイジが暮らした19世紀末の田舎の家と生活を
再現しています。
ここはハイジの「冬の家」で、冬の間、山から
降りてきたハイジとおじいさんが暮らした家。 -
中にも入れます。
昔の生活用品などが並んでいます。 -
こちらはペーターの家。
-
ハイジの家の裏手。
放牧された牛が集まっています。 -
お土産屋さんに並ぶのは日本のアニメグッズ。
何だか懐かしい。 -
予定ではハイキングとなっていましたが、
涼しいはずのスイスが、まさかの猛暑。
サハラ砂漠からの熱波とかで、汗をかきながら
歩いています。 -
暑いけど、山も空も美しいです。
-
ハイジの家観光の後はサンモリッツへ。
ユリア峠。
スイスを観光して感心するのは、どこまでも
続く道路、とどこまでも登って行く登山列車。 -
ユリア峠は、ローマからスイスを越え
中部ヨーロッパへとつながる古代からの
ローマ街道のひとつ。
ローマ皇帝ジュリアス・シーザーが開設したと
伝えられています。 -
最高地点は2284mで、北海へ注ぐライン川と
黒海に注ぐドナウ川の分水嶺でもあるとのこと。
風は強いけど、素晴らしい景色に感動。 -
サンモリッツにやってきました。
ここはサンモリッツ湖の湖畔に位置するスイス有数の
観光・保養地。
スキーを始めとするウィンタースポーツのメッカです。
1928年、1948年の2回、冬季オリンピックが開催されて
います。
これからは名前だけ知っている有名観光地を次々を
訪れることになります。何だかワクワクしてきます。 -
サンモリッツのホテルに到着しました。
「クリスタルホテル」です。
このホテルには2連泊です。 -
ホテルの玄関前にも花がいっぱい。
-
木がふんだんに使われたロビー。
-
部屋の内装もかわいいです。
-
家具や椅子のカバー、カーテンなどの
色合いも好きな感じです。 -
バスルームも使いやすそう。
-
木の香りがしそうなクローゼット。
冬には温かい雰囲気になる気がしました。 -
部屋から見える景色。
高台までホテルや家が並んでいます。 -
ホテルのすぐ前に「coop」がありました。
スイスでは、この店が各地にありよく買い物を
しました。
ビールなど安いです。
500mlで1スイスフランくらい。 -
部屋に戻って、ビールで休憩。
窓から見える建物は学校でした。 -
夕食はホテル内のレストランで。
ほうれん草を練りこんだパスタ。
チーズも入っていました。 -
メインは2品から選べます。
夫と1品づつ選びました。
鱒料理。 -
もう1品はポーク料理。
2人でシェアしていただきました。 -
デザートはナッツのケーキ。
「エンガディナー・ヌストルテ」
この地方(エンガディン地方)のお菓子で、くるみを
キャラメルで煮て固めの生地で焼いてあります。
私はこのお菓子を食べた記憶があるなあ、と思いました。
日本のどこかのケーキ屋さんです。
かなり甘いのですが、ナッツとキャラメルは好きな味
でした。 -
夕食の後、7階のテラスに上がってみました。
夫はホテルに着くと探検に行くのですが、エレベーターの
表示が最上階は「テラス」になっていると言うのです。
それで上がってみると展望のできるテラスとのこと。
私を呼びに来てくれました。
サンモリッツの町を見渡せます。 -
町の夕景。
ツアーの皆さんにも教えて、何人かで眺めました。 -
翌朝にもテラスに上がりました。
朝の景色も美しいです。
サンモリッツ滞在の2日めは、ディアボレッツア観光と
ベルニナ特急乗車もあります。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- りりいさん 2015/09/13 16:56:04
- やっぱりヨーロッパはスイスに限る!
- いよいよスイス編が始まりましたね.期待していました。
私は、これまでスイスへは数回行きました。最初は、新婚旅行でレマン湖畔のジュネーブでした。
でも、冬でしたので、ずっと曇り空で、何を見学したのか、あまり記憶がありません(涙)。覚えているのは、ただ一つ、初めて食べたチーズフォンデュと生カキが美味しかったことぐらいです。
チューリッヒへ行ったのは、今から約20年前で、中学生の次男と二人でした。そのときは、ユングフラウに登るのが目的でした。登山列車が楽しかった〜。でも、頂上近くで高山病になってしまい、雪のテラス・氷河を十分味わえませんでした。
3回目は、さくらいろさんと同じで、サンモリッツ(近くの高い山にロープウエーで登りました)、ユリア峠、マイエンフェルト、ハイジの村、など。これは、まだ7〜8年前なので記憶はしっかり残っています。
リヒテンシュタイン公国にも寄りました。
マイエンフェルトの景色、ハイジの家など童心に返って楽しまれたことでしょう。
土産物屋さんで買い物をするとき、なんと言おうか英語で考えていたら、店員さんが日本語で、「これはどうですか?」と聞いてきたのでびっくりしたことを覚えています。日本のお客さんがとっても多いとのこと。
ハイジのお話が一番読まれているのは日本だそうです。アニメの人気もかなり売り上げに協力しているのではないかしら。
ユリア峠の雄大な景色も、もう一度見に行きたいぐらいです。私たちは、その後、オーストリアのインスブルックで2泊し、ベネチアへ進みました。
- さくらいろさん からの返信 2015/09/13 23:54:27
- RE: やっぱりヨーロッパはスイスに限る!
- りりいさんは、何度かスイスへ行かれているのですね。
私は初めてでしたから、本当に感動しました。
まずは夏にと思っていましたが、冬には生ガキも食べられるの
ですね。
スイスでは道路と登山鉄道で、かなりの標高の場所まで上がって行けます。
高山病も不思議ではありませんね。
ハイジの村では日本のアニメキャラクターのお土産がたくさんありました。
日本人の観光客も多いようでしたし、アニメが貢献していますね。
「フランダースの犬」も現地ではあまり知られていないそうですから
同じようなことかしら、と思いました。
1か所に滞在して山歩きなどするのも楽しいでしょうし、まわりにも
魅力的な国が多いので、周遊もいいですね。
ぜひ、また行きたいと思いました。
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