2015/06/08 - 2015/06/15
66位(同エリア183件中)
ぽっぽさん
四川省の名所である九寨溝、黄龍、楽山、峨眉山、加えて三国志の有名な孔明を祭った武候祠にも立ち寄る、効率良しかつコンパクトなツアーに参加。
このツアーに参加した主な理由は、九寨溝の領内におけるチケット有効期限の変更と、中国人の観光客増大による混雑をいかに潜り抜けられるかということ。
諸手配費用と時間を計算したら、ツアーのほうが安かった。
雨が多く天気が不安定とされるこの時期、ツアー代金はグッと下がっているから。
自由時間は制限されるけれど混雑回避と手数料をかんがみると、今回は個人旅行ではなくツアーを選択して大正解。
ツアー参加の気楽旅の記録。
※文章がまとまらないので、日付を分けてUPです。
1日目:成田 → 成都
2日目:成都 → 松藩 → 九寨溝
3日目:九寨溝
4日目:九寨溝 → 黄龍
5日目:黄龍 → 都江堰 → 武候祠 → 成都
6日目:成都 → 楽山 → 峨眉山
7日目:峨眉山 → 成都
8日目:成都 → 成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
まずは現在地をおさらい。
この日は九寨溝を出発して、わずかに南下し黄龍に向かう。Qianhe International Hotel ホテル
-
途中つづら折りの坂道を登り、このツアー中でもっとも標高の高い4000mの峠越え。
富士山よりも高い高地のせいか、「なんかドキドキしてきた」という声もチラホラ。
高山病は自覚して対応するのが一番です。
知らずに無理して倒れると、楽しい旅行が一転してしまうから。 -
この後、黄龍の散策が待っているので、高地の影響で体に無理がある人はバスで待機。
自分はどうやら大丈夫そうなので、ゆっくりな呼吸を心がけて、写真を撮るためにバスから降りる。
ここもチベット仏教。 -
お天気がだんだん怪しくなってきたのも、山の天気だから。
短時間で晴れたり曇ったり。
6月なのに風は冷たい。 -
朝ごはんを食べたばかりだというのに、いい匂いに惹かれて足を進めると、ここでもヤクの肉を売っていた。
お姉さんの右にある黄色いバケツにはたっぷりの粉状の一味唐辛子。
それを「はーい、たくさん付けるからね」と真っ赤になるまで肉に振りかけて渡してくれる。
作業を止める間もなく塗されるので、普通の日本人には相当辛いらしい。
買う前にガイドさんが「食べますか?」と分けてくれた。
ガイドさんが何本か買っていて配ってくれたのかと思いきや、辛くて食べられないので、辛さが平気ならばどうぞ、とのこと。
辛いもの大好きな自分。
わーい、ありがとう!
風景と場所も相まって、とっても美味しかった!! -
本日の目的地の黄龍の目の前のホテルがこの日の昼食。
この後の約5kmの黄龍ハイキング準備に取り掛かるため、早めの昼食。
といっても、ご飯の後にトイレを済ませて軽くストレッチをするぐらいしかすることはないのだけれど。 -
腹ごしらえ終了、準備も終わり、いざ黄龍へ。
多いときはチケット売り場でずっと待たされるらしいが、この時期は天気が安定しないことと、この日が平日なこともありそんなに人がおらず、すんなり入場。
それでも、週末ともなれば随分入り口で待たされるらしい。
そのための整列道がきちんとできていた。
黄龍の人気の高さが伺える。黄龍の景観と歴史地域 滝・河川・湖
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各所にある全体図。
まだ見ぬ黄龍にテンションがどんどん上がる。 -
入場口に一列で並んで待ちます。
きちんと日よけがあるところが、気配りできてていいなぁと思う。
暑さの厳しいときだけじゃなく、高地だから雨も多いはずなので、この配慮はすばらしい。 -
入り口ゲートを通ったら、案内されたのはロープウェイ。
これで一気にハイキングルートの出発地点まで上がります。
昔はこのロープウェイがなかったので、麓から歩いていたらしい。
それはそれで面白そうだけれど、この日程では時間が足りないな。。
一気に3000mまで上がるため、降り口に到着したとたんに、急にクラクラする人もいるとの事。
無駄にはしゃいではいけないと自分に言い聞かせながらも、見える景色にどうしてもウキウキ感が止まらない。 -
結構立派で新しいゴンドラ。
止まらないので、サッと乗ってサッと降りないといけない。
中でのんきに喋ってると、急かされます。 -
ゴンドラの建物から出ると、すぐに見えるハイキングルートのスタート地点。
-
かわいらしいリスのお出迎えをうけて、いざ4時間のハイキングスタート。
体力も歩幅も歩くペースも、そして興味のある対象物も人様々、と言うことで、ここでは各自が自由行動。
下にある出口で再集合するまでは、各々が楽しんで歩きます。 -
着すぎたせいで、身軽に服を調えていると、全員が先に行ってしまっていた。
最後尾からの出発。
最初はゆるい下りから。
昨日の雨は残らなかったようで、ウッドデッキも乾いている。
滑る心配はないのが一安心。 -
ベビーカーでの参戦者。
つわものです。
というか、お父さんもお母さんも大変だね。。 -
整備された道を自分のペースで歩く。
森、風景、高山植物を楽しみながら進む。
説明書きや注意事項もあって、とても親切。
きちんと日本語もあります。 -
掲げられている看板が、景観と溶け込んでいてとてもいい感じ。
-
注意を促すものは万国共通、わかりやすい。
ここでもちゃんと、日本語対応。 -
黄龍名物(?)の酸素バー。
定期的に何件も設置されている。
ここは進んですぐのところだったので、誰も使ってなかった。 -
内部はベンチがあるだけ。
ここで1元で酸素の入ったクッションとストローを購入し、吸入する。
壁には方法と注意事項。
うーん、記念にやればよかったかな…。 -
きりのいいところで現れるお土産やさん。
スナック菓子からジュースから酸素缶まで、結構バライティに飛んで売っている。 -
現在地を表す地図。
ゆるい下りはここでおしまい。
ここからは五彩池に向けて、ただ上るのみ。
急な登りではなく、整備されたゆるい階段。
でも、忘れてはいけないのが3500mの高地だということ。
いつもと同じペースで登と、すぐに息切れが。 -
写真入りの説明はわかりやすくてありがたい。
言葉に壁がある分、余計に助かる配慮。
そしてここ辺りから増える、階段に座り込む人々。
中には頭抱えてグロッキーな人もチラホラ。
高地ですから、ゆっくり行動。
深呼吸も忘れずに、着実に先を目指す。 -
結構な「寄り道」をしつつ、五彩池に到着。
ここがこのルートの一番高い場所。
高山病の心配もなく、天気も今のところ雨はない。
むしろ曇りで、暑くなくて助かった感じ。 -
近くで見てもきれいだけれど、上から見るとその青さがよく分かる。
こうなると、曇っているのが少し残念。。
贅沢な悩みかな。
お天気はいま一つだったけれど、雨が降っていないだけ良しとする。 -
寄り道の原因。
道の脇に咲いている小さな花々に興味をひかれて、止まっては撮影し、数歩歩いてはまた止まるを繰り返し。
立ったりしゃがんだりの繰り返し。
結構、筋肉使ったよ…。
上を見て下を見て、人をよけて、、、と、この黄龍はとても忙しい。 -
この時期だからか、結構な数の花々が咲いていた。
うん、いい季節に来たと思う。
以下、しばらく寄り道の成果パート① -
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五彩池のてっぺんに来ると、あとはひたすら下るだけ。
その下る途中にあるお寺に、休憩を兼ねて足を運ぶ。黄龍寺 寺院・教会
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結構な大きさのお寺で、構えも立派。
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遠くから建物だけを見ると重厚な感じがするけれど、近くにきてみると、色々とカラフルに彩色されている。
小さな装飾もきちんと手の込んだもの。 -
途中の景観で。
地元のお子様。
着ている配色と格好が可愛い。
この後、手を振ってくれました。 -
九寨溝には劣るけれど、こちらも綺麗な青をした池が並ぶ。
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きちんと整備されている遊歩道。
手すりがないので、歩くのに自信のない人は杖があるといいと思う。
そして、この滑る注意の看板、いい位置にあるなぁとは思うのだけれど、向きが逆では…?
みんな下ってくるから、後ろ側しか見えないんだよ。。
残念。
この辺からポツリと小さな粒が降ったり止んだり。
雨が降ったら傘が開いて景色が見づらくなるので、小雨状態のままを祈りながら先を進む。 -
皿上の石灰岩に溜まった透明な水。
そこにひろがる雨の波紋。
雨もなかなか良いものです。
豪雨は困るけどね! -
途中で出会った、売店に物資を供給するおじさん。
そう。
車は当然通れない(遊歩道のほとんどはスロープではなく階段なので)のでこうして店の物資補充のために、歩き回ってます。
ご苦労様です。 -
お婆さんの夢が映る彩りの池。
日本語解釈にしてみたら、結構なネーミング。。
きっと現地訳は違うんだろうな。 -
途中、ぽつりと降った雨に見えた傘。
今までに数か所世界遺産に言ったけれど、傘にその文字が入っているのは見たことない。(意識したことないだけか?)
これ、確かにお土産にはなるよね。
日本も姫路城辺りで売ってたら、外人さんに人気になるかな?とふと考えてしまった。 -
さらっとパンダ服で前を歩くお兄さん。
さすが中国。
さすがは中国。
でも、小さい子は案外、着てないの! -
ジャストのタイミングで現れた滑り注意の看板。
雨がウッドデッキをぬらしていくおかげで、確かに何人か滑ってました。
下りは特に気をつけるべし。 -
下っている途中にも、さまざまな植物に出会う。
行きに出会わなかった花に食いついていると、どんどん追い抜かされる。
このままゆっくりしていたら、集合時間に間に合わない、ということはないけれど、あまりのんびりしている時間がないのが悔やまれる。
以下、しばらく寄り道の成果パート② -
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途中にはこうした植物の説明もあり。
ただ、残念なことに、植物関連のパネルは中国語と英語だけの説明。 -
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雨が降ったおかげで、いい具合に水滴が花びらに溜まってます。
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出口直前にあったプレート。
っていうか、これ、雑木に埋もれる直前ですけど。
ほとんどの人が気付かずに素通りしてます。 -
気が付いたら下りきっていて、出口直前。
説明プレートがいくつも建っている。
どうやら昔はこっちからも入場できて登れたのかな? -
なぜか出口にある全景図。
綺麗に整備された道を上って下って。
ここもやはり周りは中国人。
2人ほど欧米人を見掛けたけれど、そんなに有名ではないのだろうか?
勿体ないな。 -
出口。
エントランス、お洒落です。
出口まできっちり整備されていて、風景も、人が整備した場所もとても奇麗な場所だった。
ゴミ拾い専属のスタッフがいるためか、ごみが敷地内に全く落ちていないのが素晴らしい。
無事に全員と合流で、自由行動のハイキングは終了。
傘を差すほどの雨にもならず、ぬれることなく両手自由に身軽に散策が終了。
高山病も心配なく、自分的にはとっても満足。 -
この日は茂県にあるホテルまで移動。
ホテルまでの帰り道、途中でガソリンスタンドへ。
小腹がすいたので焼き芋を購入。
大きさで値段が変わるのは、日本と同じ。
紅はるかによく似た味でおいしかった。 -
動いたせいか、晩御飯はすぐになくなっていく。
出される中華に慣れてきたのか飽きてきたのか。
この頃ではほかの料理を足してみたりとアレンジしながら食べるようになっていた。
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